1. 探偵[スルース](1972)
よくもまああそこまで陰湿で屈辱的なイジメ方を思いつきますね。その屈辱を一晩寝ただけで復讐の力に変えるマイロのバイタリティもすごいけど。ふかふかのソファーでブランデーでも傾けながら観たい極上のミステリーでした。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-01-31 09:23:05) |
2. タイムライン
600年前に行くんだから、もうちょっと準備してからの方がいいんじゃね? [地上波(字幕)] 6点(2012-01-19 17:18:44) |
3. タイム・オブ・ザ・ウルフ
予備知識ゼロで観たため、かなり理解に苦しむ映画でした。ミヒャエル・ハネケの特徴の一つに「極力説明をせず、解釈を観ている者に委ねる」というのがあります。この作品も、一切背景の説明なしに物語は進行します。「一体なんなんだ?」と不安気に画面を見つめるこちら側の状況は、秩序のない社会にいきなり放り込まれ、右往左往する家族の様と同じ。そのために不安が一層掻き立てられます。そういう意味では、計算されて作られている映画です。ただ、なかなか物語の方向性が見えず、散漫な印象を受けました。 [DVD(吹替)] 7点(2011-11-12 23:57:24) |
4. 誰も知らない(2004)
自然な演技、自然な台詞、その「自然に見せよう」という意図があからさまで、逆に不自然に見えた。特に子供が落書きする紙が支払い用紙だったりとか、あざとい。 [DVD(邦画)] 5点(2011-10-21 10:54:07) |
5. 大空港
《ネタバレ》 おかしいなあ。飛行機がある高度以下になると爆発するパニックムービーのはずなのに…これからか?もう一展開あるのか?と思っているウチに飛行機が無事着陸して終わりました。そうです、ずっと『夜空の大空港』と間違って観ていました。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2008-09-14 23:47:12) |
6. 大誘拐 RAINBOW KIDS
前半の犯人3人のグダグダっぷりがあまりに酷いので観るのをやめようかと思ったが、おばあちゃんが誘拐される辺りからようやく面白くなった。ああ、これはおばあちゃんと井狩警部の頭脳戦なんだなと。細かいことはよく分からないが、ミステリーとして単純に面白かった。 それにしてもせっかくの大団円のあとの、ラストに流れるエンディングテーマのトホホぶりはなんだ。誰だ。サイコヒステリックスって。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-09-09 23:29:41) |
7. 太平洋ひとりぼっち
あまりにも主人公がチャラチャラしていてふてぶてしく、応援する気にならない。どうしても横断したいという熱意もあまり伝わってこないのは、石原裕次郎の大根振りにあるのかもしれない。あの子供の棒読みのようなナレーションはどうだ。実話とはいえ、主人公は何か背負っている物がないと、ドラマにならない。サンフランシスコへ辿り着いても感動は無い。はい、そうですかという感想しかない。あと、あれだけ荷物を持っていきながら、洗濯バサミはないのかよ! [地上波(邦画)] 5点(2008-03-14 13:10:07) |
8. 箪笥
ホラー映画のいろんなとこをつぎはぎしたような印象。 もう一回見たくなるのは単に見せ方が下手で、よく解らないから。 そこを評価することは監督を甘やかすことだと思う。 [DVD(吹替)] 4点(2006-06-03 13:03:53) |
9. 大脱走
結構後半は救いのない展開なのだが、それでいてどこかに爽快感を覚えるのは、捕虜達の中で嫌なヤツが一人もいないというところかもしれない。 特にヘンドリーがカッコイイ。 9点(2004-10-09 22:11:23) |
10. ダウン・バイ・ロー
《ネタバレ》 単なる退屈きわまりないロードムービーとは一線を画したエンターテインメントな傑作。啀み合うジャックとザックを中和させるロベルト。3人のキャラがよく際立っていていいバランスだと思う。 互いの上着を交換するラストはあざとさが見えずに、さりげなくカッコイイ。 映画史上に残る名シーンなのではないだろうか。 8点(2004-10-09 21:50:41) |