1. 第9地区
《ネタバレ》 これは、面白かったなー。最初は嘘くさく感じていたニュース映像なんかも、どんどん説得力を増していくし。新しいSF映画の形ですな。似たようなやつは、いらないけど。所々に、作った人間のセンスの良さを感じた。このセンスだけでも日本映画も見習ってほしい。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-07 02:49:56) |
2. タイタンの戦い(2010)
最近、CGを使った映像はどっか嘘くさくてイマイチだなと思っていたのだが、この映画を見てここまで来ると不可能な映像なんてないなと見直した。ただ、ユーカラさんが言ってたけど、圧巻のゼウス像なんだから、人間から見たアングルも欲しかったです。感想なんだが、他の皆さんが言ってる通りに少し早すぎる展開にもったいなさを感じてしまった。特にドラコがシブくてかっこ良かったので、もう少しじっくり描いて欲しかった。まー、サクサク見れて良かったけど。しかし、この映画の人間たちの勇敢なこと。明らかに戦闘力が違いすぎるのによく神々に喧嘩を売るよな。オリジナル版もいいけど、これはこれで楽しめた。 [映画館(字幕)] 7点(2010-05-10 01:49:04) |
3. タイタンの戦い(1981)
《ネタバレ》 やっぱり一番印象に残るのは、アンドロメダ姫の美しさだな。ジュディ・バウカーは、日本で言えば「隠し砦の三悪人」の上原美佐ってとこだ。どちらももっといろんな映画に出てほしかったな。久しぶりに見て一つ残念だったのは、アンドロメダ姫のヌードが、吹き替えだったことだ。DVD買ってちょっと後悔した。特撮もいい味出しており、今見ても十分楽しめる一作だ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-04-30 21:43:08) |
4. ダーティハリー
渋いな、クリントイーストウッド。激シブだ。立ち姿や振る舞いなど全てにおいてシブすぎる。現代のアクション映画に比べればおとなしい気もするが、ここから始まったのだから仕方ないか。ちょっと悪党だが、最後は痺れてしまった。 [DVD(字幕)] 8点(2010-03-03 23:34:30) |
5. 丹下左膳(1952)
《ネタバレ》 あまり期待しないでみたのだが、サクサクとした展開や魅力的な登場人物など昔の日本映画の魅力を再確認した。もう50年以上昔の映画だが、庶民の強さも弱さもよく描いており人間は変わらないものだとついついニヤニヤしてしまう。貧乏ながらも助け合っていた長屋の住民が大金が手に入る夢を見て大騒ぎするところや、世の中を変えると正義感に燃える若者などいつの世も人は変わらないのだろう。あと主演の坂東も悪くないのだが、それ以上に妻役の淡島千景がよかった。口は悪いが、人情味あふれるおかみさんを生き生きと演じている。「リボンの騎士」のモデルになったというのも頷ける美貌だ。今まで老婆のイメージしかなかったっす。 [DVD(邦画)] 8点(2009-09-23 02:48:31) |
6. 007/ロシアより愛をこめて
007シリーズ史上最高傑作といわれる作品だが、今回初めてじっくり見た。前半の展開はちとぬるいけど、後半の列車に乗ってからの手に汗握る展開はドキドキした。若き日のショーンコネリーの魅力が満載の映画だ。スマートさには欠けるが、野性味たっぷりの初代ジェームスボンド。アクション映画の古典に属するんだろうが、いま見ても敵役との死闘など現代のアクション映画に負けてないと思う。あと、ボンドガールが綺麗だな。冷たい感じが特にいい。 [DVD(字幕)] 8点(2009-09-23 02:24:42) |
7. たそがれ清兵衛
《ネタバレ》 意外と面白かったです。冴えないサラリーマン侍が凄腕剣士というのも面白いですが、昔の侍の慎ましい生活ぶりも良かったですね。最後の決闘に向かうシーンは、なかなかいいですね。宮沢りえも吹っ切れた感じ。欲を言えばもう少し盛り上がっても良かったかな。 [DVD(邦画)] 8点(2007-08-21 00:12:40) |