1. チャンプ(1979)
当時劇場鑑賞しているのですが主役3人以外は全て忘れてしまっています。 レースでの落馬事故シーンにウルウルしそうになりましたが、以降はリッキー・シュローダーの熱演にも涙腺は緩まず。 いくらフェイ・ダナウェイが美しくても一言の詫びも無しに母親ヅラするのに白けまくり、名優アーサー・ヒルの中途半端なキャラが歯痒く、やさぐれ模様が板についていたジョン・ヴォイトがリングにカムバックしようとして試合から結末まで唖然としっぱなしでありました。 リッキー・シュローダーの泣きの演技は素晴らしいので、無理過ぎやり過ぎな脚本がとても残念です。 [DVD(字幕)] 4点(2023-08-09 01:16:55) |
2. 血の魔術師(1972)
ハーシェル・ゴードン・ルイス作品鑑賞第三弾 本作もグチャグチャドロドロ 妙に凝った結末に加点 [DVD(字幕)] 3点(2022-08-30 16:35:32) |
3. チャンス(1979)
《ネタバレ》 屋敷から出た事が無くテレビ番組からのみ外の世界を知る知的障がい者。彼の言動に感化される大統領顧問と大統領、に感化されるマスコミ、果ては次期大統領候補に。コメディと言うよりお伽噺でした。ピーター・セラーズの実はこの男性は天から舞い降りた神なのかという佇まいは流石の天才役者ぶりではありますが、話の無理筋感にのめり込めない作品でした。 テレビから聞こえる「犯罪王リコ」のエドワード・G・ロビンソンの声(映像無し)が ナイスチョイス! ちょっぴり嬉しかったところです。+1点 [DVD(字幕)] 7点(2022-07-23 22:53:45) |
4. 地底王国
地底探査機操縦室にそぐわない服装の2人にいや~な予感が漂い、最初の着ぐるみ怪獣登場に「これは、アカンわ」その後も似た様なヤツが定期的にお出ましに。これを怖がるのは今時は2歳児までと思われます。突っ込みどころしかない中での極めつけが英語を喋る人間達が生活している事。名優ピーター・カッシングは「私も一度はこのような人物を演じてみたかったのだよ」いわんばかりのおとぼけキャラ。その希少価値のみに3点。メイキング映像での真面目な仕事ぶりに、フクザツな心境になります。 [DVD(字幕)] 3点(2019-09-29 00:45:04) |
5. チャイナ・シンドローム
要点を早く喋れ、早く! 手に汗握りました。技術者・経営者・テレビ局 三者のせめぎ合いが見応え満点でした。 [DVD(字幕)] 8点(2016-12-04 17:34:49) |
6. チャイナタウン
完全にニコルソンの虜になり、ポランスキーに興味を抱くきっかけとなった思い出の作品です。30年ぶりの鑑賞となりました。ゲティスは、はしたないジョークをとばし、のされてヨレヨレの姿を晒す完全無欠でない人物ですが鼻に絆創膏を貼り付けようともビシッと決めたいでたちに、当時わけもなく色気を感じました。その色気は仕事で笑われたくないという信念からくる打たれ強さであり、悲しい思いに押し潰される事なく背負って生きていこうとする芯の強さからくるものなのだと今は思えます。人間外見ではなく中身であるとは小さい時から聞いてきましたが、外見が中身を造り中身を語る事を気づかされました。そして、とてつもない辛苦を背負いながらこのような作品を作り上げたポランスキーがゲティスとだぶって見えました。死体の描写と依頼人の父親の欲望の生々しさにポランスキーの怨念のようなものを見た気がしました。 [DVD(字幕)] 8点(2007-11-19 22:10:10)(良:2票) |