1. 月に囚われた男
《ネタバレ》 ダンカン・ジョーンズ監督の長編デビュー作。ミッション8ミニッツの原点のような作品ですね。密室劇なので、小劇場の芝居っぽい話でありながら、映画でしかできない物語なのが魅力。月面の特撮描写もさることながら、特にサム・ロックウェルの一人芝居(と言っていいのか?)が大きな見所。SF映画だけど、あくまで見せ場はSFX(VFXとは別なのだ!)ではなく人間そのもの。かなり入念に、そして根気づよく計算して撮影しているんでしょうが、それを感じさせない自然な演技でした。BDの映像特典をみて、改めて脱帽です。まるでSF版「マルコビッチの穴」。部屋の奥の秘密の通路を抜けるとその先には・・・。うーむ怖い。 ガーディも対照的でいいです。本来感情を持たず、表情も単純なニコニコマークしか表示されないのに、彼がなかなか泣かせる演技を見せてくれます。 良い意味で「小品」な作品です。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-05-10 10:30:37) |
2. ツレがうつになりまして。
《ネタバレ》 映画の中盤で、余貴美子が「本を読んで色々勉強して思ったの。心って不思議だなあって」というようなことをセリフで言っていて驚いた。この映画の製作者はなぜその「思ったこと」を映画で表現しようとしなかったのか。こっちのほうがよっぽど不思議だ。同じ時期に「レナードの朝」を観てしまったのだけど、あちらはちゃーんと「心って不思議だなあ」と思わせられる映画だった (そもそも違う病気の映画と比較するのは微妙なとこかもしれないけれど) 。「情報」としてのうつは理解できましたが、それ以上のものは自分には伝わってきませんでした。 [DVD(邦画)] 5点(2013-01-03 23:37:24) |
3. 釣りバカ日誌5
《ネタバレ》 けど浜ちゃんのお母さん、ギックリ腰でアッサリ退場。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-09-19 10:04:05) |
4. 妻よ薔薇のやうに
メガネの男の子がいい。「あの女の人、お父さんの何なの?」と聞くたびに「大人になったらわかるわよ」としか教えてくれない大人たち。けどそういう大人たちも、大人になっても分からないことだらけですね。 [映画館(字幕)] 6点(2005-08-22 09:03:55) |
5. 椿三十郎(1962)
こんなに面白くていいのかね。 10点(2004-01-05 17:04:53) |
6. ツイスター
竜巻の調査をしてる人は本当にいるだろうけど、なんで音楽鳴らしまくって走ってんのかね。あの辺でウソ臭く感じた。それと、ドロシーが飛んだその後のクライマックス以外は良し。主人公たちはなんか(いろんな意味で)人生得して生きてるねえ。 7点(2002-02-02 00:51:50) |