21. デス・レース(2008)
囚人同士で殺し合いのレースをさせるというB級設定ながら、ド派手なカーアクションが堪能できました。無実の罪で投獄されながらも、邪魔ものは躊躇なくぶっ殺しまくるのはジェイソン・ステイサムの十八番ですな。おまけ程度なサスペンス以外は、ほとんどがレースシーンばかりで疲れますが、なんでもアリな勢いに好感が持てました。おいおい、と突っ込みながら楽しみましょう。 パネルを踏んだら武器が使えるっていうのは日本人ならマリオカートを思い浮かべるでしょうが、デストラクションダービーとかロックンロールレーシングというB級で大味な洋ゲーそっくりだな、と昔ハマったマイナーなテレビゲーム達を思い出したのでした。 女所長の顔怖かったなー。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-16 20:55:24) |
22. デッドゾーン
《ネタバレ》 事故による昏睡から目覚めると、人に触れただけでその人の過去や未来が見えてしまうという能力を持った男の話ですが、今観てみると取り立ててもの珍しい設定でもなく、意外な展開などもない地味なものでしかありませんでした。ウォーケンの哀愁に+1点。 [ビデオ(字幕)] 6点(2009-04-30 00:28:26) |
23. DEAD OR ALIVE 犯罪者
《ネタバレ》 香港映画のようなきなくさいマフィアと遠慮のないバイオレンス描写、じっとりした緊張感のある映像は邦画では余り観られないセンスを感じます。石橋蓮司、本田博太郎等キャラクターは特濃で好物だけど、内容はイマイチ退屈でのめりこめない。哀川翔に魅力を感じないタチとしてはキツイかなと。 ラストシーンでは、「これは実は本当にどうでもいい映画なんですよー」と、監督からのメッセージが伝わってきました。どかーん。 [DVD(邦画)] 6点(2009-02-20 12:18:32) |
24. 天使にラブ・ソングを2
2では子供に歌を教える教師になったウーピーですが、今回は歌そのものにスポットが当たっているという感じです。平凡なストーリーと、数が多いばかりで印象の薄い子どもたちには魅力がなく、前作のキャラクターが出ているところばかりが楽しい。 最後も、前作のクライマックスのようなめちゃくちゃさを考えると、どうにも小さくまとまりすぎてテンションが上がりませんでした。オープニングのメドレーは必聴なんですが。 [DVD(字幕)] 6点(2009-01-14 18:57:29) |
25. デルス・ウザーラ
ほとんどの作品を三船氏などのヒーローを主演で撮ってきた黒澤氏ですが、今作の主役はずんぐりむっくりのおっちゃん。しかもこの映画は、ソ連の大自然が主役かのように俯瞰で撮られる映像が多く、人物はほとんどアップになりません。シンプルなストーリーは決して面白くないし、ちょい長いし、言われなければ黒澤映画と気づかないような映画ですが、良い映像を撮るために懸ける熱意はバシバシ伝わってきました。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-12-07 02:06:06) |
26. 天使のくれた時間
《ネタバレ》 もう一つの人生を体験し、本当の幸せに気づくといったプチファンタジー。娘役の子はとてもキュートだし、とりたてて悪いところはないんですが、結局ジャックはどっちを選択してても幸せになったのだし、もともと幸せだと感じていた彼にもっと幸せなことがあるかもよって気付かせるってところがどうも釈然としない。天使さんは、そんなに暇があるならもっと不幸な人に時間をあげてくださいよ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-05 00:30:08)(良:2票) |
27. 天使にラブ・ソングを・・・
昨今でも新作コメディとかに「また、天使にラブソングを的な映画だな」と言えば大体どんな映画か想像ついてしまう程、コメディのフォーマットとして普遍的で、世代や観た回数をも超えて愛される超王道シンギングコメディ。 聖歌隊にソウルミュージックを歌わせるという原点を見据えた逆転の発想だけでも成功している感もありますが、ウーピーの迫力を始め、出てくるおちゃめな尼さん達が駆けずり回る姿はなんとも壮観で愛着がもてます。笑いあり涙ありでしっかりツボを抑えた気持のよい快作。メアリー・ロバートかわええ。 [DVD(字幕)] 9点(2008-08-17 18:02:38)(良:1票) |
28. デリカテッセン
セピア調の荒廃した工場のようなアパートで繰り広げられたのは、群像劇の人間ドラマだったのか、身の毛もよだつホラー、サスペンスだったのか、男女のアドベンチャー/ファンタジーだったのか、それともやはりただのコメディだったのか、見終わっても判然としません。 徹底的に凝り性の監督がやりたいことを全て丁寧に作り上げて、なんとも手間をかけて拘りの強い作品を作り上げてみたら、なんだかわけわかんなくなっちゃった、っていうような映画ですかね。きっと一回では見逃したこともきっと多いので、もう一回観たくなります。内容は薄く説明もしないけれど楽しみどころの多い、不親切な芸術的エンターテイメント。そんなに暗く感じなかったけどなぁ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-07-27 02:06:02)(良:1票) |
29. ディパーテッド
インファナル・アフェアはかなり好きです。さて、こちらはスコセッシらしいアレンジで、一部非常にダサくてダメダメな演出(過剰なスローモーションや、大袈裟すぎる音楽など)が惜しまれるオリジナルを随分とスタイリッシュに格好良く仕上げてくれました。ここまではいいんですが、ニコルソンはともかく主役の二人が悪いわけではないが、トニー・レオン&アンディ・ラウをはじめとした香港キャスト(脇役、ちょい役込み)のギトギト感や全体に張りつめた圧倒的な脚本のピリピリ感を見てしまった後だとやや分が悪いか。二人に面識があるシーンを削ってしまったのが、好きなシーンだっただけにちょっと不満。それにしてもアメリカの女は軽いな…。また、オリジナルが見たくなってしまったよ。決してこれも悪くはなかったですよ。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-16 00:18:11)(良:1票) |
30. 天井桟敷の人々
《ネタバレ》 映画通の人がやたらナンバー1映画にあげる3時間をこす大作とあらば身構えてしまいますが、想像以上に良かったです。白黒なのに派手さがあって、3時間という長丁場にも拘らずグっと魅せられてしまい、とにかく隙のない映画だと思いました。 愛するだけでも、愛されるだけでも幸せになれず、愛し合っていていても遠く離れてては幸せになれないんですね・・・。切ない。幸せになりたい。と乙女な気持ちになりました。 [DVD(字幕)] 9点(2008-06-18 18:38:55) |
31. 天国の口、終りの楽園。
タイトルにひかれて見てみましたが、結構エロくてドロドロで爽やかさはほとんどありません。キャラクターもイマイチ感情移入できません。でも、見終わったあとせつなくなりました。 [ビデオ(字幕)] 4点(2008-06-18 18:31:08) |
32. 天国と地獄
白黒の2時間半もの長編サスペンスですが、今見てもなんら物足りなさを感じません。最初から最後まで、同じテンションですが、ある程度の高さをキープしていて、キャラクターの描写もわかりやすいため、退屈さは一度も感じません。 それほどストーリーや演出としてここが凄いとかを感じるわけではないんですが、全体的な完成度の高さは流石です。渋い名作ですね。 [DVD(邦画)] 8点(2008-06-18 18:25:03) |
33. 天空の城ラピュタ
言わずと知れた壮大な冒険活劇。子供のうちに見ておくべきアニメの教科書。冒頭から前半部が最高に面白くて、今見ると中盤以降のだるいシーンが少々気になるのが減点部か。海賊のおばちゃんは何度見てもかっこええ。当時ためらうことなく満点をつけれたろう作品を見返して、評価が下がるのってなんかいやですね。 [DVD(邦画)] 8点(2008-06-18 18:21:41) |
34. テルマ&ルイーズ
平凡な女二人が事件を起こし、だんだんと開き直って解き放たれていく姿が爽快です。前 半、中盤はイマイチテンションが低くてあれなんですが、どんどん面白くなっていく展開なので、そこそこ楽しめました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-06-18 18:17:59) |
35. デーヴ
アメリカらしい大統領替え玉コメディ。エンターテインメントには仕上がっているが、コメディというより風刺色を絡めた人情ドラマといった感じ。ベタといえばベタだが、テンポも良く安心して楽しめる。何より愛嬌のあるキャラクター陣が素晴らしい。 オリバー・ストーン鋭いっ。 あのシークレットサービスになら抱かれてもいい。 [DVD(字幕)] 8点(2008-06-13 18:13:42) |
36. デトロイト・ロック・シティ
噂には聞いていたものの、ここまで面白いとは思っていなかった。 キッスはあんまし知らなかったけど十分熱くなりました。すばらしくくだらない青春コメディ。あーゆーPTAってどこにでもいるんだなー。最後のキッスのライブすんげーかっこよかったです。誰が見ても楽しめる映画でしょ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2008-06-13 18:11:17) |
37. デート・ウィズ・ドリュー
限られた予算と期間の間に、イケてない剛毛の男がドリューとデートをするために奮闘するという、なんともバカバカしいドキュメンタリー。映画としてどうこうというより、この熱意にほだされてしまいました。ちょっとした夢の叶えかたマニュアルですね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-06-13 18:08:40) |
38. デッドマン・ウォーキング
《ネタバレ》 とても重苦しい映画です。無実の罪ではない死んで当然だと思われる死刑囚が主人公という所にひかれます。多少、キリスト教がうっとうしく感じたが、それなくしてはこの映画が成立しないので許容範囲。後半での罪を犯したものの苦しみや、後悔の表現が素晴らしいです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2008-06-13 18:07:40) |
39. デッドマン(1995)
わけのわからん映画で、眠すぎです。もうちょっと短くても…。グニャっとした雰囲気をかもし出すニールヤングの音楽と、イギーの女装が印象的です。 [DVD(字幕)] 3点(2008-06-13 18:05:49) |
40. デスペラード
ギターケースに銃がはいってるってのがひたすらかっこいい。ケースから、マシンガンやバズーカがでる様は壮観です。そのシーンが撮りたかっただけだろ、これ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-06-13 18:04:11) |