101. デーヴ
設定はありがちといえばありがちなのですが、脚本に一切の無駄がなく、押しと引きの呼吸、テンポ配分も絶妙です。また、この種の「ありえない話」では、最後にどう着地するのかで大きく作品の価値が変わってくるのですが、その落とし前のつけ方も見事でした。しかも、単に話として面白いだけではなくて、人間ドラマとしても優れています(例えば、エレン夫人の心の変わり方など)。 [DVD(字幕)] 8点(2004-07-19 00:56:28) |
102. ディボース・ショウ
ストーリーはまあまあだったのですが、肝心の2人の内心描写がほとんどなくて、駒のように動かされているだけという感じなので、見終わった後の残留感に欠けます。クルーニーの人格設定が前半と後半で全然違うのも気になります。 5点(2004-04-11 23:40:08) |
103. ディープ・インパクト(1998)
絡んでそうで絡んでいない3本柱を軸に進めるという発想はなかなかよい。しかし、肝心のその柱の中身が、どれも何とも薄くて、イライジャのパートに至ってはほとんど陳腐レベルです。結果、一番ドラマチックだったのは、最初の彗星発見のくだりだったということになってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2004-02-27 23:57:55) |
104. 天国の約束
老人と子供の交流を対象とした映画は多数ありますが、これはつまらない部類に属します。金のことばかり考えているガキにもいらいらしました。 2点(2004-02-08 14:33:29) |
105. ティアーズ・オブ・ザ・サン
《ネタバレ》 中盤までの展開は実に感動的で、「この後は、命令違反のブルース・ウィリスは軍からも見捨てられて、ジャングルの過酷な環境と迫り来る敵軍の攻撃の中、部下を次々に失いつつも、瀕死の状態でモニカ・ベルッチを安全地帯まで送り届け、それを確認したところでひっそりと絶命するんだろうなー」と妄想に浸ってそれだけで泣きそうになっていたら、あのラストには少々拍子抜け。結局は軍隊様々なのか?と突っ込みたくなりました。大体、「彼はなぜ命令に違反したのか」が最大のテーマなのに、結局は所属する組織に助けてもらうのだったら、テーマの意味がないではないか。 [映画館(字幕)] 5点(2003-10-26 21:42:28) |
106. ティファニーで朝食を
こんなに暗い話だったとは・・・。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2003-08-17 19:02:19) |
107. ディープ・ブルー(1999)
とりあえず最低限の面白さはありますが、それだけという感じです。サメが高度知能化したというのがウリなのですから、もっと頭脳的な攻撃を期待していたのですが、そこまで表現するのは無理なのでしょうね。あと、サメと人間の直接対峙の場面が少ないので、話が進んでも全然怖くありません。というか、単なる浸水・水没ものに見えてしまいます。音楽がトレヴァー・ラビンなのはちょっと嬉しい。 4点(2003-07-12 02:26:21) |