1. デイ・アフター・トゥモロー
《ネタバレ》 「デイ・アフター・トゥモロー」=「あさって」。日本語に直すと簡単すぎる題名だがそんな事はない。重みのある内容に仕上がっていることは確かだ。いくつかのレビューにもあるとおり、この映画はストーリーを重視して見る映画と言うよも、最新のCG技術に関して見物する映画という意見には大賛成である。そこで、このようなSF系列作品である、「ザ・コア」とこの作品を比較したいと思う。ストーリー性からみて「ザ・コア」はSF映画。サイエンス・フィクションであるからして、実際には起こりえない事を大胆に描くべきだと思う。その点コアは人類の夢であった地底への突入劇を題材として、地球の危機を救うストーリーなのでそのことは評価できる。また、今までSF映画で焦点が当てられていた「宇宙」では無く、その逆の発想、「地中」に焦点があることも評価できる。「デイ・アフター」系では災害ものの映画はダンデスピーク、ボルケーノといった映画に根源となる発想がある。したがって「デイアフター~」には新鮮な印象や新しい発想といえるべきストーリーが見あたらないのである。この観点での結論はこれからのSF映画には今までにはない発想が求められると言うことだと思う。その面からみると「コア」のほうがこの項目では勝っていると思われる。俳優陣の比較をしてみると「ザ・コア」ではアカデミー賞主演女優賞のヒラリースワンクが主人公を見事に演じきっている。しかし、ストーリー的に人間の本質を表現できるような芝居が無かったのが残念である。「デイ・アフター」のデニス・クエイドがNYに取り残された息子を救出しに行く場面は、まさに人間の本質を表現するにはもってこいのシチュエーションであり、彼はこれを見事に表現しきったと思う。「俳優<主演>結論」:ストーリーのあおりを受けるところもあるが、極限状態における人間の心理を演じきったデニスクエイドを評価したい。ストーリー、CG、俳優の総合点で2-1コアの勝利。これが全ての結果でないことは言うまでもないが、僕はこの作品に6点をつける。 6点(2004-06-16 18:05:38) |
2. ティアーズ・オブ・ザ・サン
この映画は確かに「戦争」が意識されていますがもともとは「ダイハード4」というコンセプトで作られていた作品です。制作途中でダイハードでいくより戦争物にした方がいいのではと言うことでこのような映画になったとのことです。戦争ものの展開、アクション要素として全てを評価せず、あの大尉の誠意ある行動を真にうけとめこの点数です。 8点(2004-04-28 20:54:57) |
3. D.N.A.
えっ!? 何年製? Where did make this movie? who did make this movie? 3点(2004-01-10 23:38:22) |
4. 天空の城ラピュタ
宮崎作品には毎回様々な発想がまんべんなくちりばめられていて最高ですね。生物、植物に機械からキャラクターまで。 8点(2004-01-10 23:33:56) |
5. デビル(1997)
非常に重圧のある映画です。心情の変化こそ一番恐ろしいものはありませんね。ぼくは結構好きです。 8点(2004-01-10 18:24:07) |
6. デッドフォール
いたって普通なサスペンスかな。シルベスター・スタローンの出演で6点までランクアップ。なんか、スタローンぽくないところがいい。 6点(2004-01-10 18:23:47) |
7. ディープ・ブルー(1999)
A級の鮫映画です。ただたんに、鮫に襲われるのではなく、海底にある研究施設からの脱出という目的も描かれています。 8点(2004-01-10 18:22:44) |
8. D-TOX
設定にこの作品の良さがあります。本来正義であるはずの人が、と思いつつ、最後にはなるほどという展開。 5点(2004-01-10 17:51:26) |
9. ディープ・インパクト(1998)
僕はこういう現実では絶対不可能な任務を、いとも簡単にクリアするようなSFも結構好きなんですね。このディープ・インパクトはアルマゲドンの「一部の人間」で繰り広げられるわけでなく、「ニュースキャスター、一般人、宇宙飛行士」といった様々な人間で繰り広げられ、その都度、登場人物に合わせて場面が変わる。さらに、その登場人物達に一切のつながりや、関係はなく、全く異なる視点で描かれているところに魅力がある。 9点(2004-01-06 10:16:37) |