21. 飛ぶ教室
原作は30年台に書かれたケストナーの自伝的児童文学なので、時代設定を現代に置き換えアレンジがされてます。舞台作品でラップというのは好みじゃないのですが、背景の宇宙シーンは美しく幻想的だった。(とても現実に上演するのは無理な感じだけど)誠実な先生と生徒達との師弟愛、先生と親友の再会など暖かいお話はそのまま。寄宿舎の生徒達のエピソードの色々は現実的には思えずまるでメルヘンの世界のようだったが、ドイツの寄宿学校が伺えて興味深かった。 5点(2004-03-18 17:52:13) |
22. 泥棒成金
《ネタバレ》 サスペンスというよりラブロマンス。リビエラなど素晴らしい南仏の景色を楽しみ、G・ケリーの美しさや仮装パーティでのクラシックコスチュームを楽しむという作品。話は「犯人は誰か」というだけでスリルに欠け、面白くもないのでキレも悪く眠くなります。ケリーが断崖をカーチェイスでスピード運転して、グラントが手に汗握るというシーンもしっかり合成画面と分かってまるで迫力がありません~ 5点(2004-01-22 17:24:17) |
23. ドクター・ドリトル(1998)
たくさんの動物を使うのは見るには楽しいけれど、作るほうは大変だと思う。奇想天外な話を面白く見せてくれるけど、あとであまり記憶に残っていない。 5点(2003-10-27 22:59:41) |
24. 虎の尾を踏む男達
歌舞伎は衣装からセリフまで全ておきまりがあるので、演じる役者を見るという楽しみ方をする。これは映画なのでそこまで定型ではないが、エノケンの表情や存在が際だって面白い。戦後で映画を作るにも検閲とかいろいろ制約があって、題材にも苦労したんでしょうか。伝統芸能というんで無難なところで作ったのだろうと思います。 5点(2003-08-29 14:55:29) |
25. どら平太
役所広司がかっこよかっただけ。浅野ゆう子はミスキャスト。期待してたのに残念。 5点(2003-07-09 13:36:23) |
26. ドン・サバティーニ
マーロン・ブランドがゴッドファーザーのドンそのままの役柄・いでたちで出てくるが、あんなシリアスなマフィアものではないし、話はややゲテモノっぽいので一応コメディなのか、、。(でも笑えるほど面白くはないし中途半端な感じ) 彼の存在感が際立つのでそれがまず印象に強く残る。巻き込まれる若い男の子も可愛くてなかなかいい感じ。 4点(2004-01-25 23:02:38) |
27. トーク・トゥ・ハー
はっきり言って好きな映画じゃない。見終わっても嫌悪感すらある。見てるときはベニグノの一生懸命さにけなげさを感じてたけれど、植物状態の彼女にした彼の行為はとても看過できない。奇麗事を並べても、結局独りよがりのストーカーじゃないか、、って。でもいつまでも尾を引いて心に残る。いい気分の残り方じゃないけれど、インパクト(というよりショック)が非常に大きかった。特に映画の中のサイレント映画、縮みゆく男のシーンはテーマを象徴してるみたいなんだけど、、、<変更追記>点をつけるのがホントに難しい映画。嫌なんだけど否定もしきれない。複雑なんで中間の5点から気分的にマイナス1点ということで、、 4点(2003-10-27 22:49:01)(良:3票) |
28. ドリヴン
劇場で見たからレースシーンの映像はなかなか迫力があったけど、お話自体はなんも残らなかった。美人のエステラは添え物みたいだし、だいたいF1自体に興味がないものだからつまらなかった。 4点(2003-07-09 13:42:49) |