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六本木ソルジャーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 823
性別 男性

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21.  ドアをノックするのは誰?
二人の男女や数人の仲間が繰り広げるストーリーやレイプや結婚云々のオチはさておいて、なかなか面白い会話のやり取りやミュージックビデオのような美しく、斬新な映像など、なかなか見応えがあった。 ラヴシーンのねっとりした感じも見事だったし、特に会話も何もないけど仲間同士で銃でふさげ合うシーンは素直に凄いなと感心した。 「言葉」よりも「映像」で語る術は、なかなかのものではなかったか。 山登りはどういう意味があったのか分からないけど印象的なシーン。 仲間とクルマで地方に繰り出して、ああいう無謀かつ訳の分からない馬鹿げた行動をしたことがある人なら少しは気持ちが理解できるのではないか。 この映画に本格的なストーリーを付けるべきかどうかは議論があるだろう。 本格的なストーリーを押し出せば、映像で語るということが曖昧になってくるし、ストーリーをなくせば、映画とはいえず、90分をもたせることは困難になるのかもしれない。 この映画に限れば、ストーリーと映像の調和は取れている気がするが、個人的にはあと数パーセント、微妙にストーリーの方にチカラをいれても良かったかなという気がする。
7点(2005-03-06 16:26:27)
22.  ドアーズ
ドアーズというバンドを描いた作品とは知っていたが、ドアーズの存在も知らなきゃ、ジムモリソンも名前以外何も知らない上に、「ハートに火をつけても」も聴いたことがないという者がこの映画を観るということはかなりの苦痛でした。 酒やドラッグで身を滅ぼして、破滅への道をひたすら進むというような単純かつ陳腐な映画ではないので、なかなか捉えどころが難しい映画に仕上がっている。 モリソンの苦悩のようなものをはっきり言って常人には理解しがたく、初見では何も見えてこない、何も感じるものがなかった。 モリソンとストーンが見つめた人生の意味や真実がよく分からないというのが正直な感想。 インディアンの曹長はちょっと引っ張りすぎのような気がしないだろうか。 あの幼少期に目撃した事故が彼の人生にそれほど影響を与えるものだったのだろうか。 点数は付けづらいが、キルマーの演技とストーンのかすかに感じられる才能を評価したい。 
2点(2005-01-10 19:59:50)
23.  泥棒野郎
30年以上も前の作品なのに笑いはまだまだ新しくかつ斬新ですね。 とにかく小技が冴えまくっていて、笑いのバランスが良い。 特にビデオ版はちゃんと字幕が「gun」と「gub」になっていてこのシーンは大いに笑わせてもらった。 奥さんとのやり取りにも引き続き活かされている点も良いね。 さらに独房に保険セールスマンは素晴らしい発想だった。 ラビはアレンがよく使う手だけどこれはさすがにイマイチ笑えない。 映画初監督で既にインタヴュー形式を取り入れていたのも驚きだった。 
6点(2005-01-03 22:44:02)
24.  トラフィック(2000)
誰かが「この映画の演出は良いよ」と言えば確かに良いと思うかもしれないが、誰も何も言わないで全くの先入観ない状態で見れば、たぶん面白くない映画と感じるだろう。 しかし様々なストーリーをごちゃまぜにしつつも、観客にあまり混乱を与えずに一つにまとめあげた点は確かに評価は出来る。 この映画に何かが足りないと感じるのは「感情」じゃないかと思う。 恐らく大抵の人が麻薬に対して「怒り」を持っていると思われるが、この映画には「怒り」が静かすぎて伝わってこないのである。 その見つめる眼が静かで冷静すぎるのではないか、もう少し感情的になっても良かった気がする。 麻薬戦争の巻きぞいになりチードル、デルトロは相棒を失い、ダグラスは娘を失いかけているのだから。 確かにあの感情は人を失った哀しさというより虚しさなのかもしれない。それがこの映画の狙いなのかもしれないが。 この麻薬戦争に終わりはないのかもしれない。そして勝者も敗者もいない。 解決する方法はあるのか、ないのかよく分からないが、ダグラス家族は娘の自主性に任せるよりも、家族が一つにまとまりこの問題に向き合うことで、デルトロは社会全体で野球や公園といった安全に明るく遊べる空間を創ることで、この問題に立ち向かおうとしていた。 高校生も言っていたが、「毎日誰かがやって来てクスリがあるか?」と言われ続ければ誰もが売人になろうとする。そういう社会や黒人に対する接し方に問題があるとも提言していたような気がする。 麻薬という社会問題が身近でない分、自分の捉え方が甘いとは思うがなんとも評価が難しい映画だ。
6点(2005-01-03 02:20:49)(良:2票)
25.  ドリームキャッチャー
この監督は実は「笑い」というモノを理解しているんじゃないかという気がする。 笑いの基本である「やるなと言われたことを必ずする」という姿勢が特によろしい。 自分の命がかかっているのに、あそこまで必死に楊枝を取ろうとする姿にはマジで心打たれた。 この世の中には自分の命よりも守るべき大切なモノがあるんだなあと。 その他にも宇宙人の全貌が映ったときのあの衝撃はモノ凄かったよ。 あのデザインは常人には描けんよ。 銃をイキナリ電話代わりに使用するといった小技も使いながら、運転席に座っている人が何も突っ込まないのもクール。 そして映画史上に残るであろう名言「アイ、ダディッツ!」を産むことになるのである。 あまりにも斬新な映画ため、ちょっとこの時代には高尚すぎたのかもしれない。 欲を言えば、最後幼虫みたいなのがマンホールに落ちようとするのを何も知らずに踏んで終わりの方が面白かったと思う。 知らないうちになんとなく世界が救われてるという方がこの映画らしいだろう。 それにしてもあのウナギはどうやったらグレイタイプの宇宙人になるのだろうか。 グレイタイプが赤い粉末をばらまく、それが人間等の体内に入り成長して、お尻からウナギが出てくる。 そしてウナギは何故か一人で卵を産む。その後はどうなるんだ。 卵からかえった幼虫は結局ウナギになるだろうから、ウナギと幼虫のエンドレスだろう。 ウナギがしばらくして大きくなればグレイになるとしても、やっぱあの段階でいきなり卵はやりすぎじゃないのか。
2点(2004-10-19 23:32:36)(笑:6票)
26.  ドリーマーズ 《ネタバレ》 
ベルトルッチはラストエンペラー以外見たことないのであまり上手く理解はできなかったけど、三人の絶妙なバランスがとても良かった。 テオの「自分たちは一卵性双子だから」と少しあきらめがちに語るセリフとイザベルの狂おしく扉を叩く仕草、「私達は永遠よね」とテオに語るセリフに、離れたくても離れられない双子の関係とそれに振りまわされるマシューの姿が印象的だった。 二人を現実に引き戻したくても上手く出来ないマシューが痛々しい。 そして徴兵が逃れてきた平和主義者のマシューと活動したくても何をやっていいのか分からないテオとこのまま夢を見たままで終わりたかったイザベルの三人のドリーマー達に襲い掛かる革命という別の現実が否応なく夢から現実に引き戻す。
6点(2004-08-29 16:34:08)(良:1票)
27.  トレーニング デイ
全編を通して息を抜けないそして張詰める緊張感が素晴らしい。 デンゼルの演技も、アカデミー賞に値する演技だった。 容赦や躊躇もない非情さや、強がったり、情けない部分も出しながらも、イーサンを見つめる表情が何とも言えず良い。 「ヤツの眼はイイ」と語ったようにイーサンのような正義感が溢れた若者を見て、過去の自分と重ねていたような視線が色々なことを物語っていた。 狼を狩るために狼になるしかなかった男…ちょっと切ない。 イーサンも悪党になるかどうかのトレーニングデイを乗り切り、苦悩しながらも腐ることはなかった正義感と精神の強さと熱い男を上手く演じていた。 アカデミーにノミネートされるのは確かに誇りあることだけれどもさすがにこれで助演はないだろう。 正義とは何かという倫理的な問題を含みながらも、テンションが高くテンポ良く全編主役2人だけでストーリーを描ききった創りは見応えがあった。
9点(2004-07-19 21:15:44)
28.  10日間で男を上手にフル方法
かなり笑えます。 自分が観た劇場内も相当盛りあがっていた様子。楽しめるのは間違いないけど、ラストのあたりが多少失速したかなあという印象。しかし、設定も意外と無茶苦茶な設定でもないし、下品な感じも全くしなかったし、笑顔がキュートなハドソンだからかもしれないがキャラも嫌なオンナにならない点は良かった。
7点(2004-06-25 15:41:39)
29.  ドッグヴィル
やはりトリアーのモノは面白いと感じた、言い切れるほどこの監督のモノは観てないけど。 確かに残酷で眼を背けたくなるような世界が繰り広げられ、その世界に耐えられることはできないかもしれないけど、他では観ることが出来ない世界が展開され、人間の深いテーマを扱っているだけに一見の価値はあるんではと思います。 「やつの映画はこりごりなんだよ」と思っている人やどうしようか迷っている人にも観てほしいけど。 ただメチャクチャ長いんだよね、観ていて苦痛の世界だからなおさら長く感じかもしれない。 欠点は長いことの他に、カメラは相変わらずで、ラストが多少唐突なような気がしないわけでもない、後は二コールの演技、心身ともにボロボロというようには見えないし、ラストに苦悩・葛藤があまり感じられない気がした。 閉鎖的な世界で人を受け入れることの難しさ、グループ内にいる社会的弱者に対する人間の振る舞い、人間の本能と欲望の限りなさ、自己保身といったように人間の性質として避けられない弱さは相変わらず胸に刺さる。 罪と罰、責任と結果というか、人間の行為には責任が付きまとうんだなあというダンサーインザダークにも通じる因果応報的なものも感じた。これらをテーマにして、真の意味での「傲慢さ」とは何かを実例を踏まえてトリアーは説明したくれたと言えようか。でもエンディングの音楽は何故か心地良かった。
9点(2004-06-25 15:03:16)
30.  トロイ(2004)
異常に評価低いですね。 パリスのヘタレの甘ちゃんっぷりには、前半は逆に面白いと感じたんですが、ラストが最悪ですね。  神話ベースですが「神」等の超自然的な感じには描かずに、登場人物を人間的に描いているのは良かったと思われます。  アキレスの鬼神のような強さとジャンピング斬り、ヘクトルの人間として男としての魅力的な生き方、死に方にはしびれました。 この二人の死闘には本当に息を呑みます。  神話はよく知らないので勝手を書きますが個人的に不満としては、 アキレスとアガメムノンとの確執や、 アキレスがトロイ戦に参加すれば、歴史に名は残るが、必ず死ぬと言われていたはずなのでその辺の心の葛藤がもっと欲しかった。  ラストのせいで、パレスのヘタレっぷりが悪い方向に出てしまいますね。 あれじゃあ、自分のせいで戦争が始まり、兄貴の仇とはいえ無防備の相手に矢を打ちまくってた自分勝手な人物にしかならないからなあ。  プリセイスがアガメムノンに殺されそうになるところをアキレスが救い、パレスの矢がその際に誤ってプリセイスに当たる所をかばってアキレスが死んだほうが英雄的な感じで死んで感動的で愛のための戦いだったことになったのではと思います。 個人的にはちょっと反戦的な匂いも感じられました。
8点(2004-06-25 14:23:01)
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