1. ドッグ・ショウ!
「私が美しくなった100の理由」の犬バージョン。でもそっちほど残虐さもなく、ゆるい感じがしましたが、まあ、「私が・・・」のようにたとえシャレでも犬を殺すわけにもいかないでしょうから(逆に一部の人から殺されてしまうでしょうから)アメリカではこれくらいがぎりぎりなんでしょうね。まあ、犬好きな人を固定客にしてこれからも順調なビデオレンタル成績を残す作品とは言えるでしょう。 6点(2002-01-24 23:16:45) |
2. トレインスポッティング
汚い映画でしたねーー。同じ言葉を「ラスベガスをやっつけろ」でも使ったような気がしますが、まあ、同じようなものです。どうせ汚いのなら、「ピンクフラメンゴ」ぐらい記念碑的に汚くやってほしいですね。 3点(2001-10-16 00:52:24) |
3. ドアをノックするのは誰?
マーティンスコセッシ監督、脚本。アメリカ映画ですが、筋があってないような、フランス映画的なアートな映画だと思います。でも、映像がきれいとか芸術的とかっていうのが映画にとって果たして誉め言葉なのかどうか疑問はのこるところですけれど…。アート的な映画を「しゃらくせえ!!」と思っちゃう方はやめたほうがいいかもしれません。でも、とても68年の作品とは思えない洗練された世界がここには確実にあると思います。 7点(2001-10-13 00:39:34) |
4. 多桑/父さん
富士山と皇居を見てから死にたいと、じん肺にむしばまれた体を押してでかけようとする父さん。この父さんは働かず文句ばかり言い、かあさんに暴力をふるう最悪な父親だが、最期に、苦しむ姿を皆に見せるよりはと病院の窓からとびおりてしまうあたりに彼なりの美学というかダンディズムがあるのだなあ、と思った。この脚本の呉念眞は大好きな脚本家のひとりです。 9点(2001-09-09 00:32:59) |