1. ドールズ(1986)
これ小学生の時に観た・・のだが、ホラーの中ではかなりお気に入りだった。何故か・・?と聞かれると上手く言えないのだが、静かな不気味さというか・・。内容はうろ覚えなのだが、人形が動くシーンはよく覚えている。スプラッタホラーよりはこういうホラーの方が好きだと言うのもある。CG使わなくても怖い映画は作れるという見本のような映画では。 8点(2004-02-10 17:42:31) |
2. トレマーズ
これまた父に観させられた作品の一つ。最初はなんちゅーしょーもない映画やと思っていたが、結構楽しめてしまった(笑)。最近久々に観て、ケビン・ベーコン出ている事に初めて気が付いた。ケビン若いけどあんまり変わってないな~。父ってどうして、こう言うB級映画ばかり子供の私に観せたのだか。子供の意向は全く無視なわけだが、こういう映画は多分自ら進んで観ることはなかなか無いだろうと思うので、ある意味では父に感謝。 7点(2004-02-08 18:55:28) |
3. トータル・リコール(1990)
数々のホラーと共に、父が面白いからと観せてくれた映画の一つ。スターシップ・トゥルーパーズもそうだったが、父って良い趣味してるなと今更ながら思う(笑)。そんな父は学校の先生で、しかも生徒に人気だって言うから、宇宙の真理はわからない。でもこれは当時小学生の私にも、面白いと感じた。変なシーン盛りだくさんだけど、あの悪趣味さがいい。でもこれバーホーベンの映画だとは知らなかった。バーホーベン苦手だったはずなのになあ・・(笑) 8点(2004-02-08 18:44:00) |
4. ドン松五郎の生活
《ネタバレ》 人は自分の飼っているペットが、自分の言葉がわかればいいのに・・と思う。だけど実際にわかると知ったら、素直に喜ぶのだろうか。この作品中では、犬は人間の言葉が実はわかっている、と言う設定なのだが、その事が人間にわかった途端、人は犬を捨て始める。自分の知られたくない部分を見られてるから、聞かれてるから・・。この皮肉さ。かわいいと家族の様にかわいがっている犬を、人間の言葉がわかると知った途端、捨てる人間達。人間の言葉を理解しているとなれば、犬はペットではなく、他人になってしまうのだ。この映画のテーマは、ペットブームの今だからこそ、必要なものだ。人間のエゴとペットの存在意義を、風刺したなかなかの良作だと思う。 7点(2004-01-18 02:12:01) |
5. 同居人/背中の微かな笑い声
《ネタバレ》 一言で言うと、つまらない。展開が単調で全く緊迫感を感じなかった。幼い頃虐待を受けて、異常な性癖を持った人間へと育ったジェレミーのサイコ感も、中途半端で観ていて「??」と言う印象。どうせならもっと壊れた性格していたほうが面白かったのでは・・と思う。ラストもなんじゃあれは。結局ジェレミーの思いは何ら昇華されないまま、死んでしまった。結局何が言いたかったのか意味不明。視点が分散しすぎて、誰にも同情も共感もできない映画。 2点(2004-01-17 00:20:46) |
6. ドラえもん のび太と鉄人兵団
《ネタバレ》 何と言っても、リルルの心情の変化が見物。最後のシーンには泣いた泣いた・・。ただ、当時小学生だった私にも突っ込まざるを得ないほどの、ドラえもんの道具を使えば簡単に突破できる部分があり、それがまた重要なシーンだったのが痛かった。まあどの作品にも少なからずそう言う部分はあるのだが・・。それさえ無ければ満点。「気付よドラえもん!!」とテレビに向かってひたすら叫んでいたほど、子供心ながらに許せなかったのだ(笑)。 9点(2004-01-15 20:21:22) |
7. ドラえもん のび太と竜の騎士
恐竜が人間的に進化した地底世界。竜の騎士バンホーが何だか格好いい。なぜ竜人達が地上侵攻を決意するに至ったのか。民族(ではないが)紛争や環境問題、この映画のテーマは結構深い。子供心ながらに、自分が竜人の立場だったならば、この人達を言うこともわからなくはないな・・と思ったのをよく覚えている。 8点(2004-01-15 20:12:13) |
8. ドラえもん のび太とふしぎ風使い
長編シリーズは初期の頃に思い入れが深いのと、これは大人になってから観たせいもあるのだろうが、何だか物足りなさが残った。昔のドラえもん映画にあった、緊迫感が無かった様に思う。長編シリーズは銀河超特急から観てなかったため、久々に観たら映像がすごく綺麗になっていてびっくり。しずかちゃん変わりすぎ(^^;;デジタルアニメは綺麗で良いのだが、セルアニメ独特のノイズが無いと物足りないな~と感じてしまうのは、わがままだろうか。フー子の最後のシーンにはホロリ。 5点(2004-01-15 19:52:50) |
9. ドラえもん のび太の海底鬼岩城
《ネタバレ》 ドラえもんシリーズの中では一番泣いた。魔界大冒険と並んで子供の頃何度も観た、大好きな作品。例のバギーちゃんのシーンは今でも涙無しには観られない。宮崎アニメももちろん大好きだが、子供だった頃の自分には、こちらの方がわかりやすいし、素直に心に来た。大人が観ると、そうでも無いのかもしれない。しかし、これらのアニメは子供のために作ってあるのだから、子供だった頃の自分の評価では、文句無しの10点満点なのだ。 10点(2004-01-15 19:38:18)(良:1票) |
10. ドラえもん のび太の魔界大冒険
《ネタバレ》 ドラえもんシリーズでは1,2位を争う出来だと思う。原作者である藤子不二雄の、惜しみない才能を感じる作品。子供向けアニメだからと言って、決して侮る無かれ。砂漠でのシーンやクライマックスの緊迫感などは本当に見事。途中のなんちゃってラストにも笑った。傑作と呼ぶにふさわしい出来。 10点(2004-01-15 19:24:51) |
11. となりのトトロ
幼い頃観て、本当に真っ黒黒すけがいると思いこんで探した。トトロもいると思っていた。猫バスにどうやったら乗れるのか本気で悩んだ。本当に夢を与えてもらった大好きな映画。こんなに子供の瞳を輝かせるアニメはそうそう無い。ストーリーとか、そういう次元でなく、子供だった私に夢を与えてくれたことに10点をあげたいと思う。 10点(2004-01-12 00:57:23) |
12. 時計じかけのオレンジ
何とも評価の難しい作品。正直あれのどこがいいのか、全く持って解らなかった。名作と名高いが、暴力も知らない平和で和やかな生活をしている私に、この作品の良さを理解しろと言うのは、不可能に近く、(努力はしたけどね)この映画に陶酔できるほどの若さも無いらしい。とは言え、全くこの作品を評価しない訳ではなく、これほどまでに暴力を描ききったキューブリックの鬼才ぶりは、認めざるを得ない。観る人の精神状態が色濃く評価に現れる作品なのではないだろうか(^^;; 5点(2004-01-09 20:55:56) |