1. トゥモロー・ワールド
《ネタバレ》 敵も味方も関係なく、赤ちゃんはみんなの救世主!って感じで、誰もが銃を撃つのを止めるラストシーンが素晴らしい! あとジュリアン・ムーアが襲われて死ぬシーンは、リアルで息を呑む臨場感だった。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-11-04 15:57:32) |
2. 鈍獣
《ネタバレ》 全く期待していなかっただけに、意外に晴れやかなラストに大満足。 コメディは苦手なのに、途中だれることなく最後まで見られた自分が不思議。 エンディングソングも良い。 私がただの浅野忠信ファンだからかもしれないけどね。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-04-04 19:13:07) |
3. トーク・トゥ・ハー
《ネタバレ》 偏執的な一方通行の愛を描いた内容。 内容そのものは衝撃的ではあるが、究極の純愛を描いている。 それも一方的な恐ろしいまでの愛を。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-11-04 06:20:56) |
4. 東南角部屋二階の女
《ネタバレ》 奇をてらった内容ではなく、普通の人達の何てことない日常を淡々と描いた内容。 西島秀俊と加瀬亮という二人の俳優が出ていなかったら、もっと平凡な作品になっていただろう。 ある古びたアパートには、それなりの歴史があって、そこで何十年も前に存在した、青春なるエピソードが土台になっている。 それなりに生きていれば、どんな人にも忘れがたき思い出というものがあり、又、それなりに古いアパートには、そこに住んでいた人達の様々な人生劇場が存在する。 それを地味に描いた本作は、突出した面白さは無いが、日本映画特有の味わいを感じることができた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-10-15 01:15:37) |
5. ドリアン ドリアン
《ネタバレ》 大陸から香港に出てきて、売春婦としてお金を貯める。 田舎から都会に出てきて、都会になじみつつも、やはりなじみきれず、最終的には故郷に還る。 日本でも同じようなパターンがよくあるだろう。 地方から東京の大学に入って、そのまま東京で就職。 だが、やはり都会は仮の場所であって、本来の自分の姿は発見できない。 それで、田舎へ戻る。 その様な、どこの地域にでもありそうな事の顛末を、けだるくて、きらびやかな香港を舞台に、じっくり描いてみせる。 フルーツ・チャンの魅力は、それなりに感じられたが、東京で生まれ育った私には、等身大では観ることのできない部分があって、それが障壁となってしまった感がある。 一方で、香港映画としての魅力、香港の猥雑でいて、どこか寂しい夜の風景。 そういった、香港映画特有の雰囲気と映像の数々が、印象に残った。 [ビデオ(字幕)] 6点(2012-06-17 23:17:27) |
6. 遠くの空に消えた
よくぞここまで器用に「ヒット作っぽい失敗作」を創ったなぁ、という印象。 行定勲というヒットメーカーが、ヒットしそうな感じで時間たっぷりに創ってみたけど、実際は観客からすると、ただ時間を浪費するだけの薄っぺらい作品になっていた、というオチ。 それ以前に、主要キャストの面々が、個人的にあまり好きでないメンツで固められていたのが致命傷だった。 数少ない本作のプラスポイントは、ほんの少しだがノスタルジックな気分に浸れたのと、Coccoのエンディングソング「甘い香り」が良かったところかな。 器用な監督の失敗作って、こんな感じなのかな、と妙に納得してしまった次第。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2011-02-24 00:57:41) |
7. トゥルー・ヌーン
《ネタバレ》 初めて観るタジキスタン映画。 変に気取ったり捻りすぎたりするところがなく、真っ直ぐな映画作りの姿勢に感心させられた。 話としては、やや物足りなさも感じるが、婚礼という儀式の重要性を思わせる丁寧な描写が、とても印象的であった。 最後で、地雷の犠牲になるところは評価の分かれどころかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-13 22:51:09) |
8. tokyo.sora
東京で生活する女性たちの孤独を、リアルに描いており秀逸。 都内のコインランドリー、夜更けの電車、路地裏の猫。 全て何気ない描写だが、都内で孤独を感じたことがある人なら分かるであろう、極めてリアリティのある繊細な描写は見事。 出演者も粒揃いだが、個人的には好きな役者は出ておらず、そこは残念。 それと粒の粗い画像と聞き取りにくい音声は考え物。 狙ってそうしたのかもしれないが、逆効果と言わざるを得ない。 切り口は実に良いが、それを演出するセンスがいまいちなのが残念な作品。 ただし音楽は素晴らしい。 特にラストに流れる音楽のみずみずしさ。 良い部分といまいちな部分が共存する作品だが、どちらかと言えば好きな部類の日本映画。 派手な演出とスピード感ばかりを重視したメジャーな日本映画が氾濫する中で、本作のような作品はとても貴重。 2002年製作ということだが、2010年代に入った日本映画界でこのような作品を創ることができる環境はあるんだろうか。 興行収入と話題性がますます重視される現在の映画界で、このような作品が世に出るのは難しいかもしれないが、それだけにこういう作品に出会うと、嬉しい気持ちになる。 [DVD(邦画)] 7点(2010-09-22 22:50:05) |
9. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 原田知世版の『時をかける少女』に比べると、頻繁に時空を行き来するので、話が複雑で分かりづらい。 しかしその分、このアニメバージョンの方がストーリーが面白い。 そして絵風も爽やかで、個人的には好きなタイプ。 決して上手い絵とか、背景がリアルとかじゃないけど、ナチュラルな絵の感じがとても心地良かった。 一時の輝きであるはずの青春を、時をかけることによって何度となく体感できる。 実に羨ましい。 一度きりの青春じゃなくて、何度でも青春を体感できるという点において、まさに夢を実現した内容で、アニメならではの躍動感も手伝って、非常に後味の良い作品だった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-09-14 23:22:23) |
10. 東京ゴッドファーザーズ
東京の風景が実に細やかに、そして綺麗に描かれているのは見事。 偶然続きのストーリー展開は、創り手側のお遊びと取るべきか、手抜きと取るべきか、それともファンタジーと取るべきか。 名うての邦画アニメーションの中でも、一際良く出来た作品。 ただ、登場するキャラたちがウザイのがネック。 しかも女のコはかわいくないし、赤ちゃんさえかわいくない。 これはいかがなものだろうか。 [DVD(邦画)] 6点(2010-08-14 00:03:40) |
11. 遠い道のり
グイ・ルンメイの美しさが際立ったアジアの逸品。 『藍色夏恋』で初めて目にした時は、特別魅力的には感じなかったが、本作では透明感があり、どこか神秘的な美しさを持つ少女に見えた。 この時25歳。 25歳としての大人の魅力も見せながら、細い肢体を中心とした少女的な魅力も感じられる。 彼女が最高の美しさを持った頃に撮られた、まさに絶妙のタイミングの作品ではないだろうか。 話としては台湾映画らしいのんびりとしたもので、特別楽しくはないが、ゆっくりとした時の流れに、身を委ねる気持ち良さがある。 謎の多いストーリーで、何度か観ても鑑賞に耐え得る作品だ。 [DVD(字幕)] 8点(2010-06-30 00:36:22) |
12. トウキョウソナタ
細部にリアリティを欠き、更には突飛すぎるストーリー展開に難あり。 ただし、序盤は面白く、サラリーマンの悲哀を面白哀しく綴っているのは、まるで他人の不幸を覗き見しているようで楽しめた。 家族のエピソードを切り捨て、香川照之の失業物語的な内容に絞ってくれたら、もっと秀作になったに違いなく、そう考えるともったいない作品であった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-22 03:13:28) |
13. TOKYO!
3本からなるオムニバスだが、いずれの監督の作品も観たことがないので、入門的な感覚で鑑賞した。 1本目のミシェル・ゴンドリーのは、後半のファンタジーな展開に呆れてもうた。 2本目のレオス・カラックスのは、冒頭の部分しか面白いとは思えず、後半になるにつれ、刺激が減退していき、飽きがきた。 3本目のポン・ジュノのが一番良く、蒼井優の存在感は光るものがあった。 あんなピザ配達人が自分の部屋で気絶して寝転がったら、ボタンを押すだけじゃガマンできないかもしれない~(何を?) [DVD(邦画)] 6点(2009-12-08 22:32:33) |
14. 灯台守の恋
なんとなく観始めて、なんとくなく盛り上がって、最後はしょぼくおちた感のある内容。 [DVD(字幕)] 5点(2009-07-01 22:13:42) |
15. トロピカル・マラディ
6点。 カンヌ映画祭の監督賞受賞作品。 シネマート六本木にて鑑賞。 この日の4本目の鑑賞で疲れているせいもありましたが、後半は見事に観る気力が失せていきました。 このアピチャッポン・ウィーラセタクンという監督の作品は、とにかくラストが緩みすぎで苦手です。 前半はバンコク・ホモ・ストーリーで気分がダウン、中盤ではタイ式ホウ・シャオシェン作品の様な味わいでとても良かったのですが、後半でタイ式プレデターみたいになり、再度ダウン。 そして、ラストの間延びした緩みすぎフェイド・アウトにノックアウトされました。 お疲れさまでした・・・ [映画館(字幕)] 6点(2008-07-03 20:34:29) |
16. 独立少年合唱団
大林宣彦監督の『青春デンデケデケデケ』を好きな人なら楽しめるはず。 私は苦手なジャンルの作品だ。 [ビデオ(邦画)] 5点(2008-01-13 23:35:22) |
17. 永遠<とわ>の語らい
テオ・アンゲロプロスと似た感じなんですね、オリヴェイラって。 いや、テオがオリヴェイラ的なのかな? とにかく苦手な作風で、何を言っても批判じみたレビューになってしまいそうなので、短めにしておきます。 ただし、少女はとても可愛らしかった。 そして話題のラストも凄い。 とても悲しいラストだ。 [DVD(字幕)] 3点(2007-10-25 10:35:17) |
18. 東京攻略
トニー・レオンにケリー・チャン、セシリア・チャンと豪華キャストなのだが、内容は力の抜けたアクションものに仕上がっている。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-13 15:27:48) |
19. トニー滝谷
予想していたよりは良くなかったです。 女性から観ればいい映画にうつるかもしれませんが、男性の私からしたら辛い映画です。 [DVD(邦画)] 6点(2007-10-10 20:04:18) |
20. トーリ
DVDを購入してまで鑑賞した浅野忠信初の監督作!! 雪の映像がとても綺麗。 エンディングの読めない文字も素敵。 [DVD(邦画)] 6点(2007-10-10 20:02:53) |