3. 時計じかけのオレンジ
忘れもしない小5の冬。 それまであまり映画を見てこなかった自分にとって、この映画の衝撃・衝撃・衝撃といったらもう言葉にできるようなものではなかった。 色彩感覚、セット、演出、カメラワーク、台詞、M・マクドウェルの怪演…全てに圧倒され、その後しばらく放心状態。 皮肉だとかブラック・ユーモアみたいなものはその時全く理解できなかったが、とにかくこの映画が傑作であることは子供ながらに分かった。 自分を映画という世界に引き込んだ犯罪者であり、永遠に好きであろう大切な一本です。 [DVD(字幕)] 10点(2010-12-11 17:39:38)(良:1票) |