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anemoneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

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21.  エイリアン
「スター・ウォーズ」を皮切りに、空前のスペースオペラブームに沸いた70年代末期。アメリカはベトナム戦争とJFK暗殺の暗い時代からようやく脱却し、人々が未来への夢と希望に溢れていたこの時代、「宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない」という名コピーと共に、突如夢と希望の空間を隔絶された恐怖の密室へ転換させてしまったのがこの作品である。いきなり人々の憧れに「NO」をつきつけたのも新しければ、それまで難関をくぐり抜けた一握りのエリートたちばかりだったはずの宇宙船の乗組員が、貨物船に乗り組む肉体労働者たちという宇宙を労働の場とするブルーカラーに設定したのも新しい。これってアレですよね、現代ならさしずめマグロの遠洋漁船に乗り組んでる人たちみたいなやつですよね。元々がそういう連中だから、宇宙で発見した異質な生命体に科学者ほどの危機感を持たない。「なんだこれ~」と軽いノリで、ちょっと調べてみちゃったりする。この安直さがやがては宇宙船ノストロモ号を壊滅の危機に追い込んで行くワケだが、ジョン・ハートやイアン・ホルム、ハリー・ディーン・スタントンやベロニカ・カートライトなど、渋めのバイプレイヤーを集めながらも、始まった時点では誰が助かりそうなキャラで誰が真っ先に死にそうなのか全然読めないところもミソ。集団ホラーにありがちな「主人公は絶対死なないの法則」を適用させないようにしたことで、オチが皆目予想できなくなった。H.G.ギーガーのグロテスクな世界観の中で、絶対に殺すことのできない超完全生物エイリアンと丸腰のブルーカラーたちの壮絶な戦いは、他をの追随を許さない圧倒的な存在感で映画史上に燦然と輝き続ける。
10点(2003-12-08 23:03:19)(良:2票)
22.  エイリアン2
安易に二匹目のドジョウを狙わず、大ヒットした前作のジャンルを完全に変えてしまうという凶悪な手法で、見事に前作とは全く異なる評価を勝ち得たという点で、映画史に是非残すべき作品。閉ざされた空間、姿を見せない敵、一人、また一人と消えて行く乗組員たち、という1作目の独特の世界観とギーガーの創出した奇怪な異星人の姿を思いっきり逆手に取り、わらわらと湧いて出るエイリアンに立ち向かうのは訓練を受けた職業軍人たち。「今度は戦争だ!」のコピーに恥じず、大派手にやってくれた心意気は大したもの。もちろん前作の独特のムードをブチ壊しにされたとリドリー・スコットが鼻血を出して激怒したのも無理はないが、敢えて大ブーイングを覚悟の上でこれをやったジェームス・キャメロンの度胸と自信には頭の下がる物がある。前作で、丸腰とは言えあれほど大勢の乗組員たちをひとたまりもなくやっつけたのがたった1匹であったことを考えると、いかに武装部隊とは言えずいぶんエイリアンが弱くなった気はしないでもないが、前作を完全にネタとして利用し尽くしたという点で、「二匹目のドジョウの正しい狙い方」に新たな境地を開拓したことの意義は大きい。前作の、かなり真剣なファンである私でさえ、これには参りましたと言うほかなかった。ヘタな猿真似に終わるよりは、はるかに有意義な「続編」だったのではないかと思う。ご立派。
9点(2003-12-08 22:44:44)(良:2票)
23.  L.A.大捜査線/狼たちの街
単に主人公が薄かったせいもあるだろうが、デフォーファンの間ではなかなか評価の高い作品。ウィリアム・フリードキンは「フレンチ・コネクション」や「エクソシスト」で大御所の仲間入りを果たしたかのように見えたが、結局普通の映画監督でしかないことをこの作品で決定的にさらけ出した。観る人の期待度にもよるだろうが、あまり期待せず、普通よりややレベルの低い刑事ドラマと思って見ればそれほど大きく裏切られることもないと思う。正直、デフォーのファンでもない限り、わざわざお金を出して観るほどの映画ではないと思うが。
5点(2003-11-29 18:06:26)
24.  L.A.コンフィデンシャル
ごめんなさい。登場人物がみんな似たようなスーツで登場し、名前もバドとかバズとかエドとか似たような名前ばっかりだったので、キム・ベイシンガーとそれ以外、という区別しかつきませんでした。よって途中で寝てしまい、気がついたら事件が解決していました。筋金入りのハードボイルドファンの私を眠らせたスゴい作品として、逆の意味では評価できます。でも熱狂している人が多いので、たぶん優れた作品なんだと思います。
3点(2003-11-22 20:31:34)
25.  エリザベス
まったく新しい時代劇!というフレコミだったのでどんなにスゴいものを見せてもらえるんだろうとワクワクしすぎてしまったらしくコケました。普通の時代劇です、と宣伝してもらっていたらもっと良い点がつけられたかも知れないのに。でも普通の時代劇としては極めて良く出来ていたということは言えます。別に飽きるということもなく、ちゃんと最後まで楽しく観られましたが、何度でも言いますがこれのいったいどこがどう新しかったんでしょうか?順番的に「恋に落ちたシェイクスピア」の方を先に観ていたので、ジョセフ・ファインズがどこを切っても同じ顔の金太郎飴に見えてしまって興ざめでした。そういうウリなんだと言われればそれまでですが、非常に魅力的な役者さんだけにもうちょっと違う展開も考えてもらいたいと思います。
5点(2003-11-22 20:18:41)
26.  A.I.
セオリーから何から、もう全然ダメダメなんだけど、ジュード・ロウのジゴロ・ジョーに敬意を表して6点。ハーレイ・ジョエル・オスメントの卑屈な個性は観る人を辛い気持ちにさせるが、役柄にはちゃんとマッチしていたので良い。普通に訴えるものはあるんだけど、訴えているものが普通すぎて特に新しい驚きはない。ただひたすら、ジゴロ・ジョーが素晴らしい、それだけ。
6点(2003-11-22 17:46:06)
27.  エリン・ブロコビッチ 《ネタバレ》 
美人でスタイルが良く基本的にライトなコメディを得意とするジュリア・ロバーツのような女優がアカデミー賞を獲れるとしたらこの役しかなかっただろう。多くの役者が賞獲りレースに参加するために意に沿わない路線変えを余儀なくされる中、絶妙なタイミングでこの役にめぐり合えたジュリア・ロバーツは最高に運の良い女優だと感心した。ストーリーは貧乏のどん底で3人の幼児を抱えるシングルマザーの痛快サクセスストーリー。どう見てもただ生きてるだけで周りの反感を買いそうなほど美人でスタイルの良いジュリアが、カラダの線を思いっきり強調したド派手ファッションで颯爽と歩き、ちょっとダイエットの必要のあるサエない同僚に強烈な啖呵を切るシーンは観る人の勇気をそそる。人間がむしゃらに突っ走れば報われることもあるという、いかにもアメリカ人の好みそうなストーリー。これが実話でなかったら、主役がジュリア・ロバーツでなかったら、猛バッシングは免れないところだろう。観終わった後で気分が良くなるのでマル。
9点(2003-11-22 17:01:57)
0121.86%
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2172.63%
3264.02%
4304.64%
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108613.31%

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