1. X-ファイル:真実を求めて
TVシリーズは第2シーズンの途中まで(※本作の予習として)鑑賞済。いや~まいったなぁ。コレ、Xファイルじゃなかったら確実にシカトされてた作品ですわ。Xファイルって「モルダーとスカリーが二人で事件を捜査する」のがデフォだったんじゃないんでしょうか。この映画ではモルダーはともかく、スカリー何もしてないじゃん。ただ事件の現場にたまに顔を出しては、モルダーやサイキック神父に文句たれて帰るだけ。あとは白衣を着て医者をやっている。ハッキリ言ってスカリーいらないですよね?あとね、いくら何でも、脚本に波が無さすぎる。見せ場はどこだ?ここかな?いや違う、ここかな?とか思ってる間に終わっちゃった感じ。かなり前に見た劇場版第1作は、TVシリーズを見てなくてもそれなりに楽しめたのになぁ。期待が大きかっただけに残念でした。【追伸】どうやら劇場版第3作が検討されている(!)みたいです。次回はエイリアン入植モノになるんだとか。 [映画館(字幕)] 4点(2009-01-07 13:09:09) |
2. エディット・ピアフ~愛の讃歌~
映画全体としての印象を一言で表すならば「バラバラのまま組み込まれたパズルのピース」。少し駆け足な感じはあったにせよ、個々のエピソードに関してはしっかり描かれていたと思います。だけどあまりにも時系列をいじくりすぎてそれらのエピソードが一つの物語として成り立っておらず、映画としての全体的なまとまりは悪かった印象です。それでも、見終わった後に確かな満足感が残るのは、音楽の素晴らしさと、マリオン・コティヤールのまるでピアフが乗り移ったような・・・・・という表現さえも陳腐に思わせる素晴らしい熱演のおかげに他なりません。若かりし少女時代から、死が目前に迫った晩年まで、エディット・ピアフという人物をまさに怪演とも言える全身全霊の演技で演じきる姿には、まさに「『女優魂』を見せて貰った!」という感じです。最後にマリオン・コティヤール。アカデミー賞主演女優賞、おめでとうございます。m(_ _)m [DVD(字幕)] 8点(2008-04-29 13:45:08) |
3. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
平均点低ッ!!(笑)俺は楽しめた方ですけどね。今回はSFアクション風味だった前作と違い、血がドバー!音がグワァァン!てな完全ホラーテイストにしたのが良かったと思います。「やりすぎ」てな声も聞こえてきますけど、もし実際にエイリアンが街に現れた場合(←あんま想像できない人はスルーして下さい)妊婦だからとか子供だからとかいう理由で殺さないでおくなんてのはありえないと思いますしね。それにしてもエイリアンファンの俺が、まさかプレデターを本気でカッコイイと思うようになるとは。(笑)ただキャストのせいか?どこかB級テイストなのは否めませんね。 [映画館(字幕)] 7点(2008-03-19 17:30:23) |
4. エターナル・サンシャイン
見終わった後、ある一つの出来事を思い出した。それは数ヶ月前、ずっと前から気になっていた子に、やっとの思いで自分の思いを伝えたときのこと。帰り道で「バイバイ」と優しく挨拶された時から、ずっと気になっていた女の子・・・・。しかし、勇気を振り絞って告白したにも関わらず、彼女の返事は「NO」だった・・。今までは、もうそれで終わりなのだと思っていた。一つの片思いを失ってしまった自分は、「見つかるかどうかも分からない」新たな出会いがあるまで、友人たちにどんどん恋人が出来ていくのをただ一人孤独で見つめているしかないのだと。でも、それは違う。この映画が教えてくれた。そう、恋愛において最も大事なのは「恋愛の結末」ではなく「一緒に過ごした思い出」なのだ。そうなんだ。僕にも、彼女との思い出は数多くある。体育祭での遠距離走で一緒になりあきらめかけていた僕を彼女が励まし応援してくれた事、文化祭でお互いにリーダーとなりパートナーの関係として一緒に頑張った事、テストの点を教え合った事、初めて自分から彼女に挨拶した時の事、そして初めて彼女をデートに誘ったときの事、彼女とのデート・・・・。それらの数々の「思い出」が色褪せない限り、お互いの胸の中にはいつまでも”Etarnal Sunshine(永遠の輝き)”が降り注いでいるのだと・・・。そんな恋の思い出を蘇らせてくれた本作は【まるで恋をしている時のような】喜び、悲しみ、楽しさ、残酷さを味わうことが出来た、最高に幸せな一本でした。 [映画館(字幕)] 10点(2005-03-19 23:07:51)(良:6票) |
5. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 やっと実現した、SF映画界の2大モンスターの対決企画。この2匹の対決を見届けるために、そしてスクリーンでエイリアンとプレデターの姿を見ておくために、劇場まで足を運びました。しかしこのサイトでの平均点はイマイチで評判もあまり良くなく正直な所、見るまで不安でした。けれど実際に見てみたら、すごく良かった。”ついに実現した2大モンスター夢の対決!!”という名に相応しい娯楽作に仕上がっているな、と素直に満足です。とにかく2匹の対決シーンが本当に凄まじい。「フレディVSジェイソン」と同じく2匹とも人間は殺りたい放題、相手のモンスターにはやりたい放題なので大規模なバトルが展開されすごく迫力がありました。また、エイリアンとプレデターの両方の世界観を決して壊す事なく丁寧に描いている点ももちろん高評価です。ただキャスト兼キャラクターでは全然パッとする人がいないと思ったんですが(ヒロインのサナ・レイサンでさえ存在感がない)まあ人間が主役の映画じゃないですし何よりそれ位2匹の存在感が凄かったからだろうなあと思います。ただ、2匹の最初のバトルシーンではカメラ近づきすぎ、動かしすぎで何やってるか分からなかった。深い印象を残すバトルシーンなんだから、そこら辺はもう少し考えて欲しかったな。あと自分はエイリアンファンだから、本作の中でエイリアンがあまりに弱すぎるのも少し頂けないかと。しかし、全体的な出来としては娯楽作として十分に満足出来ましたし、個人的には今まで待った甲斐があったなあと思いましたので8点にします。あ・・・果たして次に製作される「夢の対決シリーズ」は何なんですかね?俺は「ターミネーターVSドラえもん」を希望(笑) 8点(2004-12-26 23:26:33) |
6. エイリアン/ディレクターズ・カット
何回も見てて、もう話の内容だって丸分かりなのに、何か新しい映画を見てしまった気分ですね、俺は。今こそ何回も見て飽きてたけど、劇場公開版を初めて見たときは、とにかくハラハラドキドキしたのを覚えています。なんつーかその気分を、もう一回味わった気分。映画が名作だからなのか、挿入されていた未公開シーンのおかげで新鮮な気分を味わえたからなのか。本当の理由が何であれ、俺は出来れば、前者の理由であると思いたいですね。劇場公開版を見た人でもこのディレクターズ・カット版を見る価値は多分あると思います。エイリアン最高!ちょっとアルティメット・エディションが欲しくなりました。 8点(2004-08-17 20:49:38) |
7. エース・ベンチュラ
「ライアーライアー」という名のケツ作を生み出したシャドヤック監督&ジム・キャリーのコンビ作にしては、可も不可もなくって感じの映画でどちらかと言えばつまんなかったです。脚本は面白いと思うけども、どう考えてもジム・キャリー主演のコメディ映画で使うような脚本ではないな。何かと調査のシーンが多いのも難だし・・・・。あとジム・キャリーの顔芸はあったものの、「ライアー~」のようにインパクトのある顔芸が無かったのも鼻につきました。点数・・・・駄作ではないですね。6点です。 6点(2004-01-19 20:39:13) |
8. エリン・ブロコビッチ
《ネタバレ》 前半は「オイオイこれってイマイチの映画なんじゃないの~?」と思って見ていましたが、後半からは話の筋も分かってきて結構熱中して見ていました。とは言え「史上最高の和解金を手にした女」っていうキャッチコピーは結局ラストで手に入れるんかい!と突っ込みたくなりました(笑)あとジュリア・ロバーツの説得力がある&力強い演技はいいですね。点数は7点でもいいですが、前半がイマイチなので6点が個人的に最も妥当です。 6点(2003-12-14 21:28:04) |
9. エイリアン2/完全版
《ネタバレ》 やっぱり「エイリアン2」が大好きだという思いと、どんな未公開シーンがあるのかなという期待で、完全版を見比べてみる事にしました。(私が最初に見たのは劇場公開版だったので)同じジェームス・キャメロン監督の「ターミネーター2/完全版」は、別になくてもいいんじゃないかなと思うような未公開シーンが追加されてたりするんですが、この「エイリアン2/完全版」は、その様な事も無くかなり貴重な未公開シーンが追加されていたと思いました。それでは未公開シーンの一部を、貴重な順にここに書いていきたいと思います。①リプリーの娘 正直これを見るまで、リプリーに娘がいたなんて知りもしませんでした。(名前はアマンダ・リプリー)前作で無事冷凍睡眠についたリプリーですが、57年間宇宙を漂流してしまいます。やがて拾われ助かるリプリー。ですが娘はリプリーが拾われる2年前にすでに亡くなっていたのでした。リプリーに娘がいたというエピソードはシリーズのどの作品でも明かされないエピソードなので、これは「エイリアン」というシリーズを見る上でもかなり貴重なシーンだと思います。②ニュートのファミリー これは個人的に貴重なだけです(笑)ニュートは劇場公開版では全篇ボロ服で登場するので、デニム生地のジャケットを着た”普通の女の子”なニュートは私にはたまりませんでした。③リプリーとニュートの会話 リプリーが娘を失ったシーンが削除されていたので、ここもカットされました。カットされたのは、ニュートがリプリーの娘について聞くシーンです。④リプリーとヒックスの心の交流 ニュートを助けに行こうとするリプリーに、初めてファースト・ネームを言ったヒックス。いらないと思ったのでしょうか?どうして削除されたのか分かりません。 この他にもちょくちょく未公開シーンがあったりするんですが、後は見比べてみて確かめてください。(笑)結果的に、【この映画をまだ見てない人】や、【劇場公開版か完全版、どちらかしか見てない人】は、是非両方を見比べてみて下さい。きっと新しい発見があります。それから、やっぱり「エイリアン2」は”最高”です!本当に、何度見ても面白いです!点数は劇場公開版と変わらず10点。本当は貴重だった未公開シーンに+8点で、18点あげたい位です!! 10点(2003-10-13 19:23:16)(良:3票) |
10. エイリアン3
ここでの酷評ぶりと、皆さんのレビューを読んだ限りではご存知の方はあまりいないみたいですが、前作「2」のエンドロールの後、「カチャカチャ、ベチベチッ」という、フェイス・ハガーの歩く音が密かに聞こえます。意味深な字幕が表示されているところから、ただの飾りだとも考えにくく、この「3」のオープニングでリプリー以外全員死ぬというシナリオはフィンチャー監督がこの映画の為に考えたシナリオではなく、「2」の時点でジェームズ・キャメロン監督が考えていたものと思われます。皆様フィンチャー監督をかなり酷評されていますが、決して彼に非はないでしょう。監督はあくまでエンドロール後の「音」を利用して自分なりに物語を作った、それまでなんですから。むしろ、オープニングを「1」と同じような雰囲気を漂わせた映像にしたり、「音」を利用したりT2オチを使ったりと、彼は前作前々作の監督へのオマージュを入れており、かなり熱心に本作に取り組んでおります。いろいろ書きましたが、この映画自体は「2」のウォルター・ヒルが脚本を担当しただけあり、2よりは戦闘の仕方が派手ではないにしても興奮のバトルシーンが繰り広げられ、見た後には爽快感溢れ、かなりボリュームのある作品に仕上がったなと思いました。個人的には結構好きですよ、この映画。 8点(2003-09-21 11:54:31)(良:2票) |
11. エイリアン2
やっぱり「エイリアン」シリーズは面白い!いや、それどころか、今までこのシリーズのBest1は「4」だと思っていた私の心を、いい意味で裏切ってくれました。そう、実は私、ここまで評価が高い作品をまだ見た事が無く、シリーズの中で見ているのは「1」「3」「4」だけだったんですよ。それが今回「2」を見て、シリーズのBest1は「2」だという事に、今さらではありますが気付きました。何と言っても前作とは違って、倍にも増した爆発シーン、弾丸の雨あられなどアクション描写が非常に多く、娯楽映画として文句のつけようがありません!ついでに白状しますが、ニュートに惚れました(爆)本作の中で何回も「キャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」だとか「リプリィィィィ!!!!」など、喉から血が出る位絶叫していた彼女ですが、そうやって叫ぶシーンがある度に、自分はしびれていたクチなのです。(笑)あと、これを見た後はもう3を見たくないし、正直な話フィンチャー監督が少し嫌いになりました。あんな綺麗な少女を、(映画の中ではありますが)簡単に殺してしまうなんて・・・・・。それから、てもさんへ。てもさんは「3」を見ることをお薦めします。リプリーとニュートの絆の強さは本作でも3でも充分に生かされていると思います。まず、3ではニュートは死んでしまいます(言いたくない)。3の中の、ニュートの死体を見ながら嘆き悲しむリプリーの姿に、二人の絆の強さが生きていたのでは、と思います。あと本作の医務室のシーンでも、てもさんの言う「二人の絆の強さ」は充分に生かされていたのではないでしょうか?それは別として、気になる事や気に入らない事はあるものの、これは傑作中の傑作であり、私のマイベストのひとつに認定です!期待以上だったので、これは10点です! 10点(2003-09-20 20:24:03)(良:1票) |
12. X-MEN2
前作はそんなに好きではありませんでしたが、2はなかなか面白かったです。普通の映画の続編だと、どうしても前作からの飛躍を求めようとして、逆にいらない要素をプラスしてたりするんですが、この映画はそういう失敗を犯す事もなく、見事な出来になっていたと思います。マグニートーやミスティークは前作では嫌いでしたが、2では敵ではなく味方になっていて、ちょっと好きになりました。あとナイトクロウラーもちょっと純な感じでいい味を出していました。そしてこれは前作にも言える事ですがウルヴァリンがカッコいい!特殊部隊を次から次へと倒していくシーン、しびれました!それからラストでは、衝撃的な結末で信じたくないと思いましたが、今ではあれでも良かったと思います。1を見てないと何のこっちゃ?な映画だと思いますけど、私は面白かったので、この点です。 7点(2003-09-17 20:31:59) |
13. X-メン
面白い映画なんですが、前半の1時間はいらないと思います。(大統領誘拐・・・・とかね。)ただ後半のバトルシーンはすごいので、6点かな。 6点(2003-09-17 20:22:47) |
14. エイリアン4
このシリーズでは4が三番目に好きです。初め見たときはそうも思いませんでしたが、改めて見たときそう思いました。ジャン・ピエール・ジュネ独特の映像美はこのシリーズに合ってないとは思いますがそれでも5~6人?で脱出しようとするストーリーはかなりスリリングだと思いますし、今までのリプリーのイメージを覆すような冷静さもまた格好いいなと思いました。また『クロウ/飛翔伝説』で悪役やってたマイケル・ウィンコットが出演してたのにはちょっと驚きましたし、初め見たときウィノナがアンドロイドだというオチに驚きました。いろいろありますが、この映画は全体的になかなかいい出来なので8点です! 8点(2003-09-15 19:49:54) |
15. エイリアン
一番最初に見たときはハラハラドキドキしましたが、何回も見るうちに何か飽きて来ていました。しかし、ディレクターズ・カットで、この劇場公開版を最初に見たときの気分に引き戻され、やっぱりエイリアンシリーズは「1」「2」「3」「4」共に名作であると実感しましたね。ということでディレカトに便乗して8点で。 8点(2003-09-15 19:32:51) |
16. エクソシスト
本当に、怖かった。劇場公開当時、あまりの恐怖に失神した観客がいたって言うのも、納得できる。おそらく劇場の大画面で見てたら、きっと僕も失神してる、って堂々と言える位の怖さ。話題になった首がグルッと回る前のシーンの、十字架で何回も自分の下半身を刺して血みどろになるシーンは、本当に、本当に怖くて、こうやってカタカタとコメントを打ち込みながら思い出しているだけで、胸焼けがしてくる。「リング」でも「キャリー」でも、おそらくこの恐怖は味わえない。もう、二度と見たくない。 2点(2003-06-01 20:48:56) |