1. X-MEN:フューチャー&パスト
《ネタバレ》 あの怪物と戦うのかと思っていた。氷になったら、鋼鉄でなぐったり、連携すればなんとかなりそうだ。また、線路の鋼鉄をその怪物にからめればコントロールも出来るじゃないか。しかし、負けるという筋書きだ。また、どうせDNAを移植するなら、あの不死身男のものを移植した方がいい。それに、現在がどこなのかわかりずらい。ただし、テンポがよく、確かになんとか理解できる。全員が生き返るのはいかにもマンガらしい。ザ筋書きには限界を感じるが、面白いから許せます。 [映画館(字幕)] 7点(2014-06-01 19:04:19) |
2. 永遠の0
《ネタバレ》 宮崎さんのゼロ戦映画よりは良いだろうと思い、見てみた。なかなか良かったと思う。しかし、解せないことはいくつかある。なぜ、義理のお父さんは子供を作らなかったのか?また、なぜ子供たちに本当のお父さんのことを自分の口から話してあげないのか? また、ゼロ戦部隊はもっとひどい状態でもあったことを書いてほしかった。特攻隊に選ばれた人の中には自殺した人や逃げた人やいろんな人々が存在していた。それに何より、こんなひどい戦法を考えた人、もしくは責任者は誰なのか。もっと前に降伏していれば、原子爆弾にも会わず、多くの日本人が助かっていた事実もある。最近、戦前を美化する事が多く、危惧している。全然だめだった事をもっと共有しないといけない。なぜ日本は失敗したのかなどの本があるが、それらを読んでほしい。特に、報道機関が真実をかかない。(現在もその状況に似ている。)経済を立て直すと政府はいいながら、軍拡をすすめる。(ヒトラーもそうであったが、安倍首相も同じ手法に思える。)私は、憲法改正には賛成だが、自民党の憲法にはもっと反対だ。全然民主主義がわかっていない憲法だ。 [映画館(邦画)] 7点(2014-05-11 19:46:20) |
3. エンジェル ウォーズ
《ネタバレ》 この映画を見て最初思ったのは、「ロッキーホラーショー」を思い出した事だ。そして、彼女が冒頭でクイをやられそうになったような展開は、まさしく「未来世紀ブラジル」を思い出した。最初、エンジェルみたいな少女が魔物と戦う話だと思って入ったが、全然違った。心の中を描いたとても難しい話だった。こういう映画は、観客を選ぶと思う。私は嫌いではない。ただし、やっぱりセクシーダンスはちゃんと見たかったし、たぶん母親も殺したであろう継父(妹を殺し、その罪を主人公に負わせた)をなんとかしてほしかったと思う。ただ、監督は「世の中はこんな風に理不尽な事ばかりさ」と言いたかったのだろう。それよりも誰かの為に戦う勇気を持つことが重要だと思っているのだろう。僕なら、やっぱり「ロッキーホラーショー」くらいのエロさを演出するし、助かった彼女に女忍者ばりの活躍をさせて、継父を抹殺してほしかった。確かに、この映画の邦題は間違っていると思う。僕なら「未来世紀ジャパン」かな? [映画館(吹替)] 8点(2011-05-05 07:54:50) |
4. エアベンダー
《ネタバレ》 3Dの吹き替えで見ました。まず、私は映画を見て最初に判断するのは、「見終わった後、映画を長く感じたかどうか」です。長く感じる時は辛い評価になり、短く感じた時は甘い評価になります。この映画の結論は「短く感じた」でした。ただ、この映画の不思議な所は、アバター(エアベンダー)の生まれかわりである主人公が、なぜアバターの道をまっすぐ進まなかったのかという所です。しかも、そのせいで「気」の国の人々がほとんど殺されてしまうから深刻です。これが、ただ平凡な人生(妻子を持ち、友情を得るなど普通の生活がしたかった)という理由だけでは説明がつかないと思うのです。また、アバターはそれぞれの国に行って修行しないとその国のベンダーの力を得ることが出来ません。そこで思うのは、もしかするとアバターが出現するということは国々の秩序が乱れる時ではないかと思えるのです。だから、アバターが出現した国は必ず全滅させられる運命ではないかと、そしてそこからアバターの旅が始まるのではないかと思えるのです。そして、マスターする順番もあります。気→水→土→火です。昔、土の国からアバター(土ベンダー)が出現したと言っていました。この場合、土→火→気→水となり、この場合、悪人は水の国に出現したことになります。(エアベンダーのエアとは空気のことだから、気の国と訳していますが、実は「風」の国がぴったり来ると思えます。通常、「気」というと氣功の気であり、空気の気を指しません。私は誤訳だと思うのです。)この映画を評価したいのは、火の国にも善人がいることであり、土の国にも悪人が出てくることです。きっと、水の国にも気の国にも悪人はいたに違いありません。また、すべての力を持っているアバターが人々を殺すことが出来ないというハンデを持っているのも面白い事です。このハンデで全世界を統治していかないといけない訳です。なかなか難しいミッションと言えるでしょう。こういう寓話は何かを例えている場合が多いと思うのです。今回の火の国とは人間の文明ではないかと。精霊はなんでしょうか? とても弱々しく、しかし、重要な役割があります。地球の自然ではないでしょうか。この寓話は人間社会が自然を壊しに壊して、アバター(エアベンダー)を出現させる時代を迎えていると言っているのではないかと想えるのです。 [映画館(吹替)] 8点(2010-07-30 10:09:26)(良:1票) |
5. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
《ネタバレ》 シュワルツネッガーがプレデターと壮絶な戦いをし、エイリアンと戦ったシガニー・ウィーバー。こういった話は全部とばしていると思った。唯一、プレデターが人間に会うとどうしてもつるしてしまう習性はきちんと描いていた。そういうところは、いかにもB級映画らしい。また、大統領の承認なしに、核爆弾?を使うところも、最後になぞの日本人女性が出てくるところも、なんだかなあ。移り気な女性がすぱっと殺されたり、意地悪をする男がエイリアンの血液でとけていくあたりも、これもB級映画らしい。また、妊婦や子供を容赦なくエイリアンのターゲットになるのは、実はうなずける。動物の世界でも、オオカミやライオンなどは一番弱い動物から狙うからだ。しかし、これを映画にするのはちょっと抵抗があるように思うのだが。24に出ていた女性の活躍に期待したが、それほどでもなかった。しかし、最後まであっという間に見ることが出来た。5点以上はあげられると思う。 [映画館(字幕)] 6点(2007-12-30 04:21:42)(笑:1票) |