1. ナポレオン・ダイナマイト
笑いのツボが滑りやすいオフビートの映画です。 最初のうちBGMのほのぼの感とキャラのミスマッチが面白くて期待していたのですが、話はありがちなものでした。 主役の二人の会話がビーバス&バットヘッドみたいだなと思って、お下品系でクールなのがあるのかと思っていたけど、なんとも上品なおばかさ。 違和感を感じて調べたら監督も主要キャストもモルモン教だからカースワードを使わないのだそうです。 ここがビーバス&バットヘッドとは大きな違いです。 自分とは合わない映画でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-08-04 03:17:18) |
2. ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛
《ネタバレ》 ラストの水が襲ってくるシーンは「ロードオブザリング3」のゴースト軍団には及びませんが面白かったです。ネズミ騎士も「シュレック2」の長靴猫には及びませんがかわいかったです。全編そんな感じなので5点。スティーブンキングの言う「危機一髪で鳥に救われたら読者は納得しない」というのをところどころで思い出しましたが、夢物語だからぎりぎりOKでした。前作の方が好きでした。 [映画館(字幕)] 5点(2008-05-29 05:09:32) |
3. ナイト ミュージアム
ベン・スティーラーも好きだし、懐かしいディックヴァンダイクやミッキールーニーが出ているので興味深く見ましたが映画は少しも面白くなかったです。夜に展示物が動きだすというのは、「おもちゃのチャチャチャ」のようで大好きなシチュエーションなのですが、ただ動かしただけという感じでワクワク感がありませんでした。映画を見たあとに自然史博物館に行きたいとも思わなかったのでキツメの3点。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2008-05-07 00:09:53) |
4. 夏の夜は三たび微笑む
《ネタバレ》 ベルイマンらしからぬ映画ですが、笑いの中に出てくる辛辣な台詞はベルイマンならではです。いろいろなカップルが、それぞれ収まるところに収まりますが「夏の夜は三たび微笑む」の逸話を話す従僕と、男経験の豊富なメイドのカップルが一番楽しそうで幸せそうだなと思いました。頭でどうのこうのと考える恋愛よりも、本能に身をまかせた方が幸せかもと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-03-07 14:57:05) |
5. ナイロビの蜂
《ネタバレ》 先進国の後進国にたいする悪事を暴くためのサスペンスと思っていたけど、予想に反して大ラブストーリーを見た感覚でした。ラストで自分が殺されてしまうのが分かっているときのリアム・ニーソン、抵抗もせずに、これで妻と一緒になれると思って撃たれたんだろうなあと・・・。本筋とは違うところでうなりました。そこで本筋ですが、主人公たちがあれだけ危険な目にあいながら情報を発表しようと苦労していたのに、ラストで他の人があっけなく、その情報で悪事をあばくのはなんとも拍子抜けです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-21 06:56:12) |
6. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
《ネタバレ》 楽しかったです。ストーリーにはいって遊べました。ひねくれているせいか泣かせよう、感動させようとするのが見え見えな映画は苦手で白けてしまうので、このくらいの映画が気楽に楽しめて好きです。子供達もいかにもディズニーみんなかわいいです。BLの王子さま系を好きな人は別の楽しみ方があるのかも?末娘めちゃくちゃいい感じでした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-18 03:06:45) |
7. 長い灰色の線
《ネタバレ》 ジョン・フォードが実在する男の半生を描いた作品です。士官学校を引退するように言われた場面から、回想シーンに場面が移っていきます。子供の死、父の死、自分が育てた若者達の死、妻の死、戦争シーンはありませんが、時代背景に戦争が色濃くただよっているので死が多いですが何故か余り悲壮感は感じません。戦争もしかたないという思想が全編に流れているからかも知れない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-12-03 03:26:02) |
8. NANA
《ネタバレ》 漫画はうだうだと不幸臭が続くので途中で飽きてしまったので、映画で見ようと思ってました。宮崎あおいは演技も語りも上手なだけど、Nana役はダメでした。フラニーズフィートのフラニーの声のイメージが強すぎて、そのキャラとダブってしまうために、しゃべる度に苦笑せざるをえません。中島美嘉は育ちがいいのか、こういう役にも上品さがのぞいてしまいました。こちらも笑ってしまう場所が多かったです。男性陣はほとんどキャラがありません。ストーリーは王道を行くものなので初めて、この手の作品に触れたとしたら感動しかたもしれないです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-07-24 00:57:38) |
9. 渚のシンドバッド
橋本治の「桃尻娘」と大島弓子の漫画のパーツをうまく組み合わせた感じで面白かった。あゆも岡田もいいなあと思う。言葉がもう少し少ない方がいい気がしました。「ハッシュ」に比べて痛みがリアルに伝わりました。 6点(2004-11-14 00:10:24)(良:1票) |
10. ナッシュビル
日本でカントリーが不人気のピーク時に上映された映画です。この映画からアルトマンにはまりました。アルトマン得意の群像劇ですがカントリー音楽の裏側と政治の裏側をうまくタペストリーにしています。片っ端から女に手を出すキース・キャラダインもあきれながらかっこいいし(なんたって「I'm Easy」歌われた日には大方の女性は落ちるしかないでしょう)、実力がいまいちなのにカントリーの女王になっているカレン・ブラック、障害を持つ子供の母親リリー・トムリン、ほかにも魅力的な登場人物がいっぱいです。裸になれば舞台に立たせてやるといわれて泣きながら服を脱ぎ出す蓮っ葉役のグエン・ウエルズが特に印象的。いまの日本のアイドルなら喜んで脱ぐのにねぇ。 9点(2004-09-25 07:01:12) |
11. 長靴をはいた猫(1969)
面白い東映アニメなんですが、なんとなくひっかかってしまい素直に楽しめない部分があります。ピエール(だったけ花婿候補の青年)のキャラが弱いせいか、ペロが勝手に思えてしまうせいか・・・。 5点(2003-09-15 12:02:18) |
12. 楢山節考(1983)
トン平のセックスシーンが現実っぽくてすごいなあと思いました。こんな時代と場所があったんだろうなと思いながら見ていました。 5点(2003-08-04 02:58:18) |
13. 渚にて
だいぶ昔に小説を読んで、しばらくして映画を観ましたが、印象がとっても薄くて、こんなものなのかなあと思ってしまいました。 4点(2003-08-04 02:56:12) |
14. ナイト・オン・ザ・プラネット
好きな日比谷のシャンテシネ2の一番前の席で見ました。映画館の中の自分のいる空間と時間が映画と一緒に流れていました。ジャームッシュの独特の世界観が好きです。 [映画館(字幕)] 7点(2003-08-04 02:53:37) |
15. ナイアガラ
内容よりも映像が好きです。こういう雰囲気の映画は意外と貴重だと思います。深夜のTVでこっそり見るのがいい感じです。 5点(2003-08-04 02:52:14) |
16. 眺めのいい部屋
ジェイムズ・アイボリーの描く英国は、酔えるくらいに雰囲気があります(英国だけじゃないですが)。映像と音楽で優雅な気持ちを分けてもらった気がします。 7点(2003-07-28 03:12:03) |
17. 茄子 アンダルシアの夏
黒田硫黄の原作を読んで期待しながら、ジブリだし、とも思って観ました。良くも悪くもジブリでした。原作にあった自転車の面白さがぜんぜん伝わってこない。子供向けです。 4点(2003-07-28 03:09:47) |
18. ナチュラル
こういう映画は、どうしてもしらけてしまいます。4点を献上したのは、ラストの花火のような映像の美しさにたいしてです。 4点(2003-07-27 03:37:18) |
19. ナインハーフ
91/2といえばミッキー・ローク+キム・ベイシンガー=氷ですね。目隠しをしないまでも、どれくらいの人たちがこのシーンをまねたことでしょう。 刹那的ですが恋愛がもっとも恋愛らしくあるのは9週間半というのは言えていると思います。寂しいことですが。映画を観た当時を鮮やかに思い出させる映画なので、やや甘い得点です。 7点(2003-07-27 03:34:49) |
20. 夏の嵐(1954)
リビアのジェラシーに苦悩する気持ちが痛いほど伝わってくる情念の映画だと思う。それは見ていて苦しいほど。 7点(2003-07-23 23:21:49) |