1. 名も無き世界のエンドロール
ストーリー展開はそんなに悪くないと思うけど、キャラが立ってない。 彼らがやろうとしてることが単なる犯罪にしか思えなくて、感情が動かされることは無かった。 もう少し好感度の高いキャラ設定だったら、違った感想になってたかも知れないだけに残念な作品でした。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-11-12 15:51:36) |
2. 夏へのトンネル、さよならの出口
《ネタバレ》 もしかしたら、この作品はホラーじゃないか? もしホラーだとしたら、僕が望まない絶望が待ち受けてそうで怖かった。 死んだ人を蘇らせようとしたら、とんでもない代償を支払うことになるのはこの世の摂理。 どうかラブストーリーであって欲しいと願いながら見ていたので、終盤の展開にはホッとした。 塔野が花城ではなく妹を選んだということは失恋なんだろうけど、8年間ずっと想い続けてたのが切ない。 メールを送る度に悲しい想い出が蘇ってたはずで、そんなに気軽に送信できなかったのかも知れない。 そして、届かないはずのメールが届いたのは、あのメールが塔野にとって失ったものだったからだろう。 塔野が自ら戻ってメールしたことでやっと成就したわけだけど、花城目線で8年分の感動があったように思う。 あと、キスシーンは感動的だったけど、イチャイチャする前にトンネルを出た方がいいんじゃないかと心配になった。 10秒で6時間半なのに延長料金5年分も支払って何をしてたのか、とても気になります。 失った青春を取り戻していたんでしょうか。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-09-06 18:12:39) |
3. ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
《ネタバレ》 こんなトリックをよく思い付いたなと感心するばかり。 解毒剤を抜き取ったのが真犯人なのは明らかだったけど、どうやって薬を間違えさせたのかがさっぱりわからない。 ラベルを貼り換えたのかと思ったけど、それなら間違えたことに気付くはずもない。 そもそも彼女が真犯人で、回想シーンが偽証なのかと疑って見てました。 まさか間違えずに正しい選択をしていたとは思いもしませんでした。 その正しい選択が悲劇を招いたというのがなんとも切ない。 命懸けでアリバイを作ってあげようとするほどの善人なのになんで家族がこんなことになっちゃったんだろうね。 死人が出ているのでハッピーエンドとは言えないけど、この家族にとっては良い結末だったのかも知れない。 [インターネット(吹替)] 8点(2022-12-27 09:19:32) |
4. ナミヤ雑貨店の奇蹟
《ネタバレ》 前半はいい話だと思ったけど、後半はモヤモヤする。 未来を教えることが悩み相談の答えとして相応しいのだろうか? 火事が起こることは教えなかったのに未来の出来事を教えて金儲けさせるのは如何なものか。 儲けたお金で施設を救うということのようだけど、不正を正すことで施設は救われるはず。 というか、セリもそこそこ稼いでそうなので、セリがなんとかしてあげればいいんじゃないかと思う。 路面電車にどんな意味があったのかとか、突然幽霊が現れた理由とか、よくわからないことも多い。 あと、癌の告知をするべきかどうかを相談してみれば良かったんじゃないだろうか? [インターネット(邦画)] 5点(2022-12-06 14:46:07) |
5. ナイトメア・アリー
《ネタバレ》 面白いという方向性の作品ではないけど、不思議と惹き込まれる魅力がある。 人を騙すテクニックの習得から丁寧に描かれているので説得力があった。 前半の見世物小屋の雰囲気が不気味で、ほんとに霊が現れたりするのかと思ったけど、そんな作品ではなかった。 超常現象なんかより、人の心の方がよっぽど怖いと思い知らされた。 最終的には自分が騙されてたというのは皮肉だけど、自業自得なので受け入れるしかないような気がした。 なんだか人生の教訓を学んだような気がします。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-09-30 17:56:44) |
6. ナイル殺人事件(2020)
想像と違う戦争映画が始まったので、間違えて別の作品を見始めてしまったのかと驚いた。 髭のエピソードの為に作った映像のようだけど、その必要性があったとは思えない。 前作は余計なアクションシーンとか盛り込まれて、俺の知ってるポワロじゃなかったけど、本作は落ち着いた作風で違和感はなかった。 キャストは超豪華だけど、映像的には地味。 でも、その地味さが良かったようにも思う。 この方向性で続編を期待したい。 [インターネット(吹替)] 6点(2022-09-27 15:30:56) |
7. 泣き虫しょったんの奇跡
松田龍平は名優だと思うけど、対局の所作に関してはプロ棋士の先生方に一日の長があった。 棋士ってカッコイイなぁって改めて思いました。 物語としては、前半は鬱になりそうな暗い展開だったけど、後半は前向きで清々しい雰囲気で良かった。 古い体質の将棋界が新たな一歩を踏み出した歴史的な出来事なので、こうやって映像化されたことは意義のあることだと思う。 最後は勝つことはわかってたけど、やっぱりちょっと感動的で泣きそうになりました。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-09-28 17:17:51) |
8. 長い散歩
登場人物が異常者だらけで、どこに感情移入すればいいのかさっぱりわからない。 虐待をテーマにするなら、犯罪以外の方法での解決策を提示して欲しかった。 これでは虐待をネタにしたファンタジーに過ぎないし、そもそも問題の解決にもなってない。 その後、幸せに暮らしてるとも思えないし、もっと違った方法があったんじゃないかと思う。 せめて児相に通報したけど対応してくれなかったとか、どうしようもない状況だったという設定じゃないと共感は出来ない。 警察に文句言う前にまず自分がやるべき手続きを踏むべきだったと思うよ。 [DVD(邦画)] 4点(2017-02-15 11:59:13) |
9. 夏の終り
いい役者を揃えて、映画としての体裁もきちんと整っているんだけど、僕にはこの作品の良さがさっぱり理解できなかった。 登場人物には共感出来ないし、ストーリーらしき起伏も無い。 よくこんなの映画化しようと思ったなと企画者の正気を疑いたくなるような作品。 たぶん最大の敗因は満島ひかりの演技力なんだろうな。 もう少し下手な女優なら可愛げもあったのかも知れないけど、辛気臭い女を完璧に演じちゃったね。 [DVD(邦画)] 3点(2015-12-05 13:05:05) |
10. ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛
行きと帰りの演出があっさりしてるので盛り上がりに欠けたけど、内容は濃かったと思う。 ナルニアの多様な種族の特徴を活かした攻城戦は見応えがあったし、一騎討ちの途中で休憩のあるルールは斬新で面白かった。 最終的にはアスラン頼りという他力本願な戦略も子供が考えそうな浅はかさでリアリティがある。 そのアスランも吠えるだけで何もせず、木と水に仕事を丸投げというのがこの作品らしくて良かった。 今回はいろいろな種族が登場したけど、特にミノタウロスの献身的な活躍には感涙した。 ネズミもキャラ立ってて魅力的でした。 あと、花火を打ち上げるだけの技術力があるのに飛び道具が弓矢と投石というのがアホ過ぎる。 火薬の軍事利用に取り組んでおけば、もっと派手な戦闘シーンになったと思うよ。 [DVD(字幕)] 7点(2015-09-18 10:37:11) |
11. ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島
前作と違って行きと帰りの演出が凝ってたので、結構盛り上がった。 ストーリー全体としては大したことないけど、最初と最後がちゃんとしてると好印象が残るね。 ブサイクな姉ちゃんがクビになって、妹が主人公っぽく活躍するのかと思わせておいて、従兄弟の方が活躍するという展開は斬新。 動物系のクオリティは相変わらず高いけど、今回はやや少な目。 配給が変わって経費節減の為に登場するバリエーションが減らされたんだろうか。 まあ、今作はネズミとドラゴンの友情物語なんだと思えば、悪くない出来だけどね。 あと、どうでもいいことだけど、剣がトントン拍子に集まり過ぎて有難味が無いね。 3本の剣くらいの設定にしておけば良かったのに。 [地上波(吹替)] 7点(2015-09-13 18:17:37) |
12. ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密
1は見たけど、2は見てない。 それでも、特に支障が無いくらいにストーリー性が無い。 舞台を大英博物館に移しただけで、やってることは同じだった。 これで2を見る必要も無くなったので、時間の節約になったと思う。 内容的には感動は無かったけど、ロビン・ウィリアムスに捧ぐのテロップでなんだかしんみりしちゃった。 [DVD(吹替)] 5点(2015-09-07 07:35:54) |
13. ナナとカオル 第2章
《ネタバレ》 ナナのキャストが変更になったのはプラスに作用したように思う。 ビジュアル的にかなりアップしてる。 但し、エロ度は多少減ったように感じる。 前作でかなり調教が進んでしまってるので、ナナが意外と簡単に何でも受け入れてしまうのが残念。 羞恥心と欲求の間で揺れ動く葛藤のような描写がもっとあった方が興奮度は増すのかも知れない。 まあ、ストーリー的な整合性で言うと、素直に受け入れるのが正解なんだろうけどね。 あと、スパンキングに関する豆知識が盛り込まれてたのは良かった。 肌を傷付けないように事前の準備をしたり、お尻より掌の皮の方が薄いから叩く方も痛いとか、事後に炎症を抑えるクリームを塗るとか、知らない世界の常識みたいな描写は興味深かった。 相変わらずストーリー性とかは皆無なので、映画作品として高い評価を与えるのは難しいように感じるけど、損はしてないと思います。 [DVD(邦画)] 6点(2014-05-20 16:36:45) |
14. 長ぐつをはいたネコ(2011)
本家シュレックよりコメディ色が弱まって、きちんとした物語に仕上がってますね。 映像も相変わらずの高クオリティで感心させられます。 長靴を履いて、二足歩行して、喋り捲るけど、やっぱり猫という演出が好きです。 ラストがちょっといい話で締め括られるのは本家に通じるポリシーのようなものなんでしょうね。 あと、DVD特典の三銃士が凶悪なほど可愛かったです。 [DVD(吹替)] 7点(2013-01-21 17:35:29) |
15. ナナとカオル
《ネタバレ》 とりあえず着るシーンと脱ぐシーンを丸ごとカットとかアホかと。 どうやって着て、どうやって脱いだか、そこが肝心なのに。 でも、夜の競技場のシーンは秀逸だった。 M側の意思と行動が一致しなくて苦しむ描写とか、S側がそれに気付いて導くという構成は素晴らしかった。 この手の作品でMが成長していくのはよくあるパターンだけど、Sも一緒に成長していくのは微笑ましくて良い。 ほとんどストーリーらしきものもなく、ただエロいだけで終わってしまったけど、続編も見ることになるだろう。 どう考えても糞映画なのに悔しいくらいに興奮させられる。 役者のやらされてる感アリアリの演技が逆に作風に合ってるのかも知れない。 [DVD(邦画)] 6点(2012-12-21 18:46:43) |
16. 長靴をはいた猫(1969)
子どもの頃に映画館に連れて行ってもらって見た作品。 記憶にある限りでは、初めて映画館で見た作品のはず。 当時は魔王とか怖かった印象があるんだけど、今見ると怖いどころかコミカルで面白いくらいだった。 長靴をはいた猫の面白味は如何に騙すかというペテン具合にあると思うんだけど、嘘は吐きたくないと言ってペロの企みを全否定するピエールの純真さの方に共感した。 そして、やっぱり魔王との対決はワクワクするくらいに面白い。 登場するキャラクターをフル回転させたドタバタアクションは見事としか言い様がない。 あと、びっくりしたニャもいいけど、びっくりしたチュウも好き。 [映画館(邦画)] 8点(2012-06-06 09:58:07)(良:1票) |
17. 長靴をはいた猫 80日間世界一周
元ネタのような客船や鉄道を使った旅ではなくて、自力で突き進む冒険に変更されているけど、命を狙う三人組や妨害を企む博士との追いかけっこが楽しくて、これはこれで良かった。 それぞれのキャラクターが活き活きしていて楽しい気分にさせてくれます。 前作の長靴をはいた猫は子どもの頃に映画館に連れて行ってもらって、少し怖かった印象が残ってたのだけど、今作はとても楽しい雰囲気に仕上がってますね。 [DVD(邦画)] 7点(2012-04-29 11:08:03) |
18. ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ
ナニー・マクフィーのどんな魔法よりもお父さんの作った自動ブラシ機の方が素敵だった。 一日中ゴシゴシしていたいくらい。 話自体は子ども向けといった感じで、特筆するほどの捻りはなかったけど、登場するキャラクターにそれぞれ味があって良かったと思います。 ラストのオチというか、この家族にとって本当に必要なものが何なのか、とても綺麗に纏まっていて心地好かったです。 シリルとセリアの問題が解決してないような気もしたけど、まあ、なんとなく幸せになれそうな気がしたので良しとしましょうか。 [DVD(吹替)] 7点(2011-12-18 12:43:32) |
19. 七瀬ふたたび
この設定は素材的には鉄板級の面白さのはずなのにどうしてこうなった? 映像は陳腐だし、役者の演技は辛気臭いし、ラストのオチは見え見え。 本筋のストーリーがよく出来ているだけにもう少しまともな映像に仕上がっていれば良作になってただろうと残念な気持ちになりました。 たぶんそういった粗をすべて許して、広い心でこの作品を受け入れられたら、評価は反転するんだろうとは思う。 僕にはちょっと無理だったけど。 [DVD(邦画)] 4点(2011-09-26 18:13:34)(良:1票) |
20. 9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~
映像的には素晴らしいんだけど、ストーリーが残念な感じ。 何かもっと驚くような謎が解き明かされたり、数字に何らかの意味があったりするのかと期待したけど、特に何もないまま昇天してしまいました。 キャラクター的には7が魅力的でした。 [DVD(吹替)] 6点(2011-01-04 09:01:28) |