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1.  嘆きのピエタ 《ネタバレ》 
男は、闇金業を営む社長の下で働く冷酷非道な取り立て屋。元金の10倍の金利を要求し、払えない債務者には重傷を負わせ、障害者にして保険金を受け取るという苛烈な取り立てをする。冷淡無情で、良心の呵責も感じない。元々捨て子で、両親の愛や慈しみを知らずに、30年を孤独に生きてきた。ある日、母と名乗る人物が現れる。最初は疑念を持ち拒絶したが、何度も現れ、捨てたことをひたすら謝罪する女の尋常ならざる情念により、徐々に受け入れ始め、半信半疑となり、遂には信じるまでに到り、二人は一緒に暮らし始めた。男は、生まれて初めて母の無償の愛を知り、人間らしさを取り戻していった。同時に取り立ても優しくなった。だが、母はどこか寂しげだ。男が甘えても拒絶することがあり、母が編んでいて、男が自分のものと思っていたセーターを誕生日にくれなかった。母には秘密があった。その正体は男の所為で自殺した犠牲者の母で、復讐のために男の母に成りすましていたのだ。自ら男の目の前で死んで、男の魂を破壊しようとする悲壮な復讐劇を企む。だが女にも心の変化があった。自分は死んでもよいから母を助けてくれと懇願する男の姿を見て、男に憐憫さを感じたのだ。結局、女の密計は成功し、男は自らを罰する壮絶な死に方を選ぶ。 実に惨憺たる話だが救いはある。男は母の愛を知って人間性を取り戻し、復讐の鬼と化していた女も男を憐れむ気持ちが持てた。型破りの復讐方法と奇異な展開に肝胆驚かされるものがあった。暴力場面が目立つが許容の範囲内。鶏、うなぎ、うさぎが犠牲者の比喩となって使われていた。子守唄の演出は効果的だった。映像処理は丁重で安心感がある。個性の際立った作品で感銘を受けた。引っかかる点もある。男の変貌が急すぎる点だ。無慈悲で冷酷極まりない男が、母がいなくなれば生きていけないとまで思うようになる、その変化が伺える逸話をいくつか用意し、時間をかけて丹念に描けば、名作になり得た。女の正体が知れるのは最後の最後にすべきだった。その方が衝撃が大きく、遥かに余韻が残った。廃ビルで、女を突き落そうとする老婆が現れるが、時機が合いすぎて不自然だ。又、老婆に突き落とされた方がよかった。その方が救いがあるし、偽装した復讐者が別の復讐者に勘違いされて殺されるという皮肉の運命となり、物語に深みがでた。女が簡単に社長を殺せたのは不自然だ。男のマザコンぶりが異常ぎみ。
[DVD(字幕)] 7点(2014-09-12 00:31:57)
2.  ナイロビの蜂 《ネタバレ》 
アフリカを舞台に、製薬会社と国家による国際的陰謀を暴いた社会派作品で、不正を追及した外交官夫妻の愛と死を鮮烈に描く。妻テッサは、製薬会社の非人道的な治験を調査するうち、利権のためそれに加担する官僚社会の裏側を知る。そこには国家や企業が利権に群がり、アフリカを食い物にする構図が浮かび上がる。そのため闇社会により抹殺された。夫ジャスティンは何も知らなかったが、妻の死に疑問を持ち、やがて妻の追及していた陰謀を嗅ぎ付け、妻の死の真相と陰謀の解明をすることを決心する。夫の行動は分り易い。妻の真実と自分への深い愛を知り、一人蚊帳の外にいた自分を恥じ、贖罪のために妻の後を継ぐ。死に場所に選んだのは妻が死んだ場所。これが涙を誘う。残念なのは、不正に関する情報が不正者側方からもたらされること。わざわざ教えてきてくれるので、謎解きの妙がない。一方、妻の行動は分りづらい。そのバックグランドが描かれないからだ。どうして外交問題に興味を持つのか、どうしてスラム街の住民に同情的なのか、どうして死を賭してまで不正を追及するのか。それぞれが度を超えているのだ。二人の成り染めも不自然。外交官ジャスティンの講演会で、テッサが国の外交姿勢のを追及する。講演後ジャスティンが声をかけお茶に誘うが、何故かテッサの家に赴き、そのままベッドイン。ありえない。次にテッサが事務所に押しかけて、逆プロポーズ、即結婚、アフリカへ。端折りすぎ。不衛生な病院で出産しようとするのも理解しかねるし、流産した原因が問題の薬のせいなのかも曖昧なまま。夫を守るためとはいえ、国の不正を外交官たる夫に相談しないことがあるだろうか。性急すぎる行動と青い正義感が徒となった印象を招き、同情しにくい。彼女の殺害場面が描かれていれば違ったろうに。不正治験だが、副作用で死者や死産が頻出するようでは、先進国で認定されず、発売されたとしてもすぐに発売禁止になるだろう。製薬会社がそんな薬に固執するとは思えない。クライマックスで、アフリカ局長の不正への関与が暴かれる場面だが、劇場的効果を狙ったのはわかるが、一介の自殺した外交官の葬儀に大勢のマスコミが詰めかけているのに違和感をもった。時間軸を交錯させた前半部分は初見では混乱するので感心しない。黒人医者も殺されたが、あっさりとしか描かれず、テッサの扱いとの温度差が気になった。この主題でヌード・サービスは不要。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-14 15:15:02)
3.  ナイル殺人事件(1978) 《ネタバレ》 
良かったのは、エジプト観光気分を満喫できた点。気になったのは、エジプト人に対するリスペクトが無い点。エジプトでは上映不可だろう。◆終始一貫のんびりムード。遊覧船の乗客ほぼ全員に犯行動機があるというのに。殺人が起きて誰も警戒しない、鍵もかけないし、部屋に閉じこもらない。その割に死体がゴロゴロ。アンバランスだね。◆捜査は至って楽。なにせ犯人が、わずか数名の乗客の中にいるのだから。とりあえず容疑者の手を観察し、匂いを嗅いで、硝煙反応を確認すれば良いね。◆この手の作品の良し悪しは、犯行計画が見事かどうか。サイモンは妻を殺したいのなら、事故にみせかけてピラミッドから突き落すとか、コブラ使うとか、いくらでも機会はあった。わざわざ元恋人ジャッキーと手の込んだ芝居をする必然性が無い。彼女がサイモンをフェイクで撃ったとき、目撃者一人の他に駆け付けたのが一人だけだったから成功したが、他の人も駆け付ければ計画は破綻。それが医者だったら負傷して無い事がばれるし、妻ルイーズが来ればどうするつもりだったのか。妻は寝ていて射殺されたけど、ついさっきまでカードしてたよね。起きて他へ行っていたらどうする?そもそも撃った弾が足元の床にめり込んでいるんだから、ばればれ。その場はごまかせても現場検証で確実に発見される。空砲を使いなさい!そして妻射殺の際の爆音に誰も気づかないのはどうして?このとき誰かが駆け付ければ計画は破綻。目撃されるだろうし、少なくともサイモンは自傷する機会を失う。◆拳銃だが、ジャッキーが床に捨てたのに、みんなが現場に戻って来たら無くなっていた。その拳銃が殺人に使用されたわけだが、現場に残っていたのはサイモンだけなのだから、彼が知らないはずが無い。第三者が持ち出せた可能性はあるが、誰も拳銃のことに言及しないのが不思議。凶器が床に落ちたのに、拾おうともしない。◆目撃した小間使いは犯人にお金を要求して刺殺。でも紙幣の破片が指に残ることは無い。死後硬直して無いのだから。◆目撃した女流小説家は2メートルくらいの距離で射殺されたんだから、逃げる姿くらいは目撃できたでしょ。◆即死なのにダイイング・メッセージ。肩掛けにハンカチと拳銃を包んで捨てればいいのに、わざわざ灰皿を重しに使用。真珠を盗んでも返したらおとがめ無し。母親を殺された翌日に婚約。睡眠薬を飲まされ、毒蛇を部屋に放たれる愚鈍な名探偵。
[DVD(字幕)] 6点(2011-01-08 17:14:05)(良:3票)
4.  ナイト&デイ 《ネタバレ》 
若くないも二人が出会って、どうなるのかと観ていたら、まさかの恋愛に発展。あの女優、実年齢いくつ?そりゃあ無いよな、と思っていたら、おバカ度は増々アップ。リアリティの無いハイパー・アクションの連続で全然楽しめない。コメディになりきれていないのが、失敗の原因と思う。「裸の銃を持つ男」のように徹底的なコメディにすればよかったのに。 911事件以降、ハリウッドのアクション映画はボーンシリーズに代表されるようにリアル志向へシフトしている。そこへ集客力の落ちている二人が共演して、恋愛+虚構アクション。二人は「バニラ・スカイ」でも共演しているし、いまさら恋愛でもないでしょ。スパイアクション恋愛ものの女優はフレッシュな人に限ります。 永久エネルギー機関のバッテリーを高卒のオタクが発明したという設定はギャグなのか。そもそも男が女を連れまわす理由が不明。出演者がみんなシリアスに演じるので笑えない。アクションだけおバカなのだ。最後は男と女の立場が逆転。女が男を救い出す。というか強引に連れ出す。無事にCIAに復帰できたところなのに。
[映画館(字幕)] 5点(2010-12-28 16:34:36)
5.  ナイト ミュージアム2 《ネタバレ》 
アクションとギャグ満載の映画のはずなのに、今回はキレがない。事件の発端は、猿のデクスターが黄金の石版を盗んだことによるのだが、その場面が無いのはどういうことか。登場人物は多いが、どれも個性が弱く、印象が薄い。大ボス、カームンラーがバカそうなので、危機感がない。最大の危機である、暗黒の世界の扉が開かれてからのぐだぐだの展開にはげんなり。リンカーンがやっつけて終り。ここは主人公とそのパートナー、アメリアが活躍すべき場面だ。主人公達が活躍し、悪をやっつけることで観客はカタルシスを得られるのだ。他力本願ではだめ。アメリアは女性として魅力的だが、出演時間が多いわりに、あまり物語りに絡まない。逆に、どうでもいい話題で、物語の流れを中断させている。話題が彼女の人生に関わり、彼女を理解するのに必要なことであればいいが、そうではないので冗長に感じる。主人公と彼女の恋愛物語も成立していないと思う。苦し紛れに彼女によく似た人物を登場させるが、所詮別人だ。手下のナポレオン、イワン皇帝、アル・カポネは単なるオバカキャラ。だから、彼らに追われても緊迫感がない。前作のTレックスに追いかけられるシーンでは息を呑んだものだが、今回の大ダコはぬいぐるみに等しい。意外な展開やドタバタ劇を楽しむはずなのに、あらゆることが予定調和になってしまっている。続編の悪しき例である。設定は受け継いでも、新しい緊張感を生み出す新鮮味を出さないと退屈な作品になってしまう。ラストで主人公は会社を売って、自然博物館の再建を図り、夜警の仕事に戻るが、彼の人間性が描かれていないので感動しない。前回は子供との関係がよく描かれていたので、彼の行動には説得力があったし、感情移入できた。彼の”必死さ”に共鳴できたのが前作の成功の要因だったが、今回はそれが失われてしまった。
[映画館(吹替)] 5点(2009-11-11 16:41:01)
6.  ナイト ミュージアム 《ネタバレ》 
インディアンの少女サカガウィアは開拓史上の人。子供の頃別の部族に襲われ家族は殺され奴隷の身に。やがてカナダ人商人の妻の一人に落ち着く。大統領の命令で探検をしていた西部遠征隊に見出され通訳として同行。途中16歳で出産。赤ん坊を背負ったまま遠征を続ける。自分の部族と再会する幸運に恵まれる。兄が酋長になっていた。熱病で倒れるも、無事太平洋にたどり着く。25歳で逝去。学芸員の女性が興味を持つのもわかりますね。夜の間ファラオの石版の魔法で博物館の展示物が蘇り、動き出す。CG技術の発達した現代だからこと可能となった映画。父子の関係の修復、憎めない泥棒、学芸員との恋、歴史への興味、人間は戦争するものだと主張して喧嘩ばかりしていたミニチュア二人の冒険と仲直り、大統領の捨て身と恋など盛りだくさんです。犬のように人なつこいTレックスやガムをかむモアイ像、機関車ネタなど笑いも満載。夢のある映画です。マニュアルがなくなっても、自分で歴史の勉強をするところがえらいと思いました。すべては子供のためですね。フン族?を父親のことを言って慰めていましたが、説得力がありました。これがあるから、大統領の締めの言葉「ニック、あなたのお父さんは偉大な人だ」が感動を与えます。最後は伏線のあった指パッチンで懐中電灯が消え、ニヤリ。うまいですね。詰め込み感がありますが、よく練られた脚本と思います。あまりにドタバタしすぎるので好みではない人もいるでしょう。ハリウッド流の乗りです。子供が活躍しないのが少し物足りない。ちなみにセオドア・ルーズベルト大統領はテディベアの生みの親ですね。熊の子がでてくるとおもったのですが、ざんねん。
[DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 06:30:07)(良:1票)
7.  ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 《ネタバレ》 
謎解きをメインにしてもっと丁寧に描いていればよい映画になったと思う。リンカーン暗殺者の日記の発見→日記の暗号コードを発見→キーワードDEATH発見→パリの自由の女神→双子の机→バッキンガム宮殿侵入→ホワイトハウス大統領執務室侵入→大統領誘拐→大統領の本の発見→ラシュモア山→黄金郷発見、と並べてみるとなかなかのものだ。だが、それらがぞんざいに扱われすぎている。バッキンガム宮殿のセキュリティをハッキングとか、大統領執務室にすぐに入れるとか、大統領を誘拐するとか、これらは不可能に近いことなので見せ場になるはず。観客はこういうところでアイデアに感嘆したり、手に汗を握ったりするのだ。簡単にいきすぎである。脚本家はこういうところに頭をひねるべきだろう。黄金の隠し場所が見つかってから、別映画のように冒険映画っぽくなるが、同じような映画がたくさんあるのですぐに飽きてしまう。ハラハラドキドキはぜんぜんしなかったですね。カーチェイスなどのアクションシーンも不要。敵役のミッチ(エド・ハリス)は、木片をベンたちから奪うために銃を乱射していた、人の命をなんとも思わない人物だったはずである。ところが、黄金の隠し場所に入った途端に人格が変わり、シーソーの場面では二人に手を貸した。最後はナイフを女に突きつけて、また悪者になったかと思いきや自己犠牲精神を発揮してベンを助けた。お金がすべてのタイプだった悪人が、急に名誉を重んじる人間になる。説明不足ですね。そういえば、アビーがバッキンガム宮殿に現れるのも唐突でしたね。一方で、ベン夫婦とベンの両親夫婦は仲が悪いのが元の鞘に戻るというサブ・ストーリーはよくできていて、十分楽しめました。キャラクターがよく描けていました。大統領は日記の47ページを気にしていたが、自分の日記なので自分で見れるはずである。あるいは、ベンに読んでただ共感してもらいたかったのか?次回作への伏線か?また、どうしてあんなところに日記があるのか不思議である。最後にあの木片は誰が作ったのかわからなかった。先住民が作ったのをリンカーン暗殺者たちが発見して二つに分割して、双子の机に隠したのだろうか?燃えてしまったページに暗号がかかれたいたということは、すでに黄金の隠し場所が分かっていたということではないだろうか?このあたりは、もう一度鑑賞してみないと分からないところです。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-02 20:30:19)(良:1票)
8.  7つの贈り物 《ネタバレ》 
終始愁いに満ちたムードに包まれている映画。主人公ベンはある計画を立てている。友人や弟を巻き込みながらそれを進めていくのだが、観客にはそれが何の計画なのかラストの場面になるまでわからない。これが観客に一貫した緊張感をもたらし、飽きさせない。導入部でラストの一部を見せるのもうまい演出だ。美しいハブクラゲを使った自殺方法も印象的だ。 一方ネタ割れしてから振り返ってみるとどうだろうか。ベンは不注意から自動車事故を起こし、最愛の妻を含めた7人を死亡に至らしめた。(本来なら交通刑務所のようなところに収監されているのだろうが、そこのところは無視しよう) 罪悪の観念から自殺願望に取り付かれてしまったが、お詫びのしるしに、自分の臓器を7人に提供しようと考える。弟に片肺、福祉児童課の女に肝臓、白血病らしき子供とアイスホッケーのコーチに骨盤移植をする。そして家を暴力夫におびえる母子にあげる。残るは検体。盲人に網膜を、心臓病患者に心臓をと考える。しかし誰に贈るかを決めるにはルールがあって、第一に性格のよい人、第二に困っていても自分から他人に助けを求めない人ということ。養護施設のオーナーはこのふるいに落とされ、殴られる始末。 心臓病患者のエミリー・ポーサとは打ち解け、恋仲になってゆく。だが、それで自殺の決意がゆるぐわけではなく、ポーサの延命時間が短いとわかると自殺を決行する。 迷惑をこうむったのは、後始末を頼まれた親友と、国税局のIDカードを無断使用された弟と、モーテルのオーナーだ。 一般に自殺志願者は他人のことなど考えない。ましてやストーカーまがいのことをしてまで、他人の身元調査などするエネルギーはない。そういう意味では特異のケースだ。 結論として自殺はよくない。検体のために自殺するなど愚の骨頂だろう。まねする人が出てきたら、誰が責任をとるのか。それに死んで奥さんに合わせる顔がないのでは?
[映画館(字幕)] 6点(2009-02-27 19:46:17)(良:1票)
9.  ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 《ネタバレ》 
第一章は凡作だった。 ただ人間というだけで英雄となり、戦いもつまらない白兵戦のみ。 が、第二章は大人の鑑賞に堪えれる内容になっている。 悪玉、善玉のキャラが立って、ストーリー性がぐんと増している。 戦いの複雑な展開だけでも見る価値がある。  
[映画館(字幕)] 7点(2008-06-11 22:29:48)
10.  ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 《ネタバレ》 
夢のある冒険物語と思っていたら、四人がぜんぜん活躍しませんな。 最初にであるフォーンも気弱で魅力なし。カットしてもいいくらいだ。 氷の女王も定型的でつまらん、一方の王はライオンですよ。くだらねー。 夢の国なのに登場人物が、ビーバー、キツネ、オオカミといった体たらく。 もっとあっと驚くようなキャラを出してください。 四人が王、王女になれたのはただ人間であったからだ。 予言にそう書かれていたそうで。 次男は裏切りもので、他の三人も重要なことはしていません。 サンタに無償で武器をプレゼントしてもらったんだよね。 クライマックスで、敵味方入り乱れて必死に戦っているときに、蘇生したライオンは 「もっと仲間をふやしたほうがいい」とかいってのんびりとしたもの。 つなぎが悪いですな。シーケンスに切れがない。 それで大量の味方を引き連れて、すぐに決着がついた。 結局は数の勝負。 少数が知恵と勇気で勝ちぬくのが冒険物語のはずなんだけどな。 ライオンもサンタも正体を告げずに都合よく去ってゆきますな。 子供の頃おもしろくても大人になってから読み返すとがっかりするものってやっぱりよくないと思います。 子供を馬鹿にしてはいけません。
[DVD(吹替)] 3点(2008-05-19 00:50:11)(良:1票)
11.  ナンバー23 《ネタバレ》 
天地創造は紀元前4004年10月23日。シーザーは23ヶ所を刺されて殺され、ラテン語は23の文字数で構成、古代マヤ人は12月23日に終末を迎えると予言。ヒロシマの原爆投下が8時15分。8+15=23。 設定上全世界的な話になると思いきや、小さな小さな話になっている。この世は悪意ある23という数字に支配されているという奇妙な発想に取り付かれた主人公に記憶喪失を加えて味付けをした作品。 ダークさをだそうとしているが、とにかく怖くない。 自分は誰だを探る謎はそこそこ見せるが、 謎解きが終わったあとで考えると、医者とか妻の行動もいまいち釈然としない。 
[映画館(字幕)] 3点(2008-05-09 07:45:11)
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