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コメント数 2394
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1.  憎しみ
パリ郊外に住むユダヤ系、アラブ系、アフリカ系という3人の若者の、出口のない鬱屈した日常生活を淡々と、しかし緊張感たっぷりに描き出す。一般的にイメージされる文化の香り高い「フランス映画」には余り出てこない、「移民国家」としてのフランスの姿。いつ引き金が引かれてもおかしくない状況の中で、一丁の銃が街を彷徨い、そして悲劇を生む。ラスト・シーンは結構衝撃的でした。そして私も、フランスでの暴動のニュースを見て真っ先に連想したのが1995年の本作です。つまり最低でもこの10年の間、フランスではいつ今回の様な暴動が発生してもおかしくない状況がずっと続いてたってことですよね。暮らしへの不満は、いつしか他者への憎しみになる。マチュー・カソヴィッツの先見性と問題提起に+1点、7点献上。
[地上波(字幕)] 7点(2005-11-26 00:03:49)
2.  日本誕生
総天然色、シネマスコープ、オールスター・キャストに加え、大規模オープンセットと渾身の特撮技術で神話時代の日本を再現した、東宝製作1,000本記念、3時間超の超大作映画。日本武尊の物語と伊弉諾尊と伊弉冉尊が遣わされた所から始まる「日本誕生」の物語が壮大なスケールで展開する。私的な見所は、何故か少し喜劇寄りに人選されたオールスターが演じる八百万の神々と香川京子演ずる美夜受姫の美しさ、そして何と言ってもクライマックス。押し寄せる溶岩と津波、そして地割れの描写は大迫力(溶岩に一人一人「燃えながら」呑まれる芸の細かい表現は圧巻)。「十戒」に影響されたと言うより、かなり対抗意識を燃やして作られてる様に感じましたが、面白さで言えばこっちの方が断然上でした、7点献上。
7点(2005-02-26 00:06:11)
3.  ニューオーリンズ・トライアル
裁判員制度に関する法案が着々と推進されている現在の日本に於いては、他人事とは思えない内容です。十分な論議もされないまま(ま、これまでの国会で十分な論議がなされた例など知りませんが…)裁判員制度が施行され、真実を巡る裁判から逸脱し、本作の様な裁判員に選ばれた一般市民一人一人への個人的アプローチが罷り通る様になると思うと怖い感じもします。「またアメリカの裁判モノか…」程度の期待しかなかったこともあって、陪審員制度の盲点を突いた(これまでの米法廷モノと一線を画す)内容と、弁護士が主役じゃない(なのに、何故ダスティン・ホフマン?)ということもあり、個人的にはかなり面白く観る事ができました。ただ、ジーン・ハックマンのこーゆー役にはいい加減飽きてきてるんですけど…。7点献上。
7点(2004-05-05 00:06:05)
4.  ニキータ
当時友人が「こりゃエグい」を連発してて、やけに気に入ってるようなので観てみた記憶があります。全編独特の色味がスタイリッシュ、しかし中で展開されるストーリーは確かに「エグい」。まだアメリカ以外のアクションに慣れていなかったことと、アンヌ・パリローの個性のせいでものすごく新鮮に感じたことを憶えています。でも、この設定ってフランスのB級映画って感じじゃなかったですか? ま、そこが良かったんですけど。もちろん「アサシン」よりも好きなので7点献上。
7点(2001-12-08 21:12:57)
5.  NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE 《ネタバレ》 
新味の欠けらも無いベタベタなエピソードの羅列ではござったが、拙者が想像してたよりも遥かに良く出来た映画で、子供向けとしては充分な仕上がりだと思うでござる。ハットリくんが「忠義」と「規律」、ケンイチ氏は「努力」と「友情」をちゃんと教えてくれるでござるよ。ハットリくんを助けようとするケンイチ氏に飛びかかられて、黒影が動けなくなってしまうクライマックスは、拙者、不覚にも泣きそうになったでござる。ケムマキも中々良い味を出していたでござるよ。また、「忍者ハットリくん」と聞けば、拙者の印象は原作でもアニメでもなく、「お面」を被ったハットリくんの登場する実写版でござるので、それに比べれば香取慎吾にもそれほど違和感は覚えなかったでござる。そーゆー訳で、6点献上でござる。ニンニン!
[地上波(邦画)] 6点(2006-02-18 00:03:41)
6.  200本のたばこ
身勝手でありながら愛すべき大勢のキャラクター達が、1981年の大晦日の晩から翌元日にかけて繰り広げる、他愛ないすったもんだを描いた恋愛群像劇。ありがちな設定ですけど、巧みにまとめられた脚本と個性的な登場人物達によって、私は最後まで楽しく鑑賞できました。ラストは、ほぼ乱交に近い形で無理矢理カップルを成立させますけど、これも収まる所に収まった感じがして納得です。それにしても、「小さい」とか「早い」とか「下手」とかいうのではなく、理由は判らないが「とにかく良くない」ってのはキツイ。これじゃ自分で改善できないもんね…。そんなことで、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-23 00:08:50)(笑:1票)
7.  ニンゲン合格
不可逆的な現代家庭の崩壊を、黒沢清らしい冷徹な視線で描いた残酷なファンタジー映画。血が水より濃かったのは昔の話、今では水蒸気よりも儚い存在です。一瞬は心地良い家族ごっこも、ずっと続けていく程の魅力には欠ける。主人公の言う「いたければいればいいし、出て行きたければ出て行けばいい」緩やかな連帯が現在の家庭の姿であり、決して最後の拠り所ではない。ここまで「あからさまに」現代家庭の本質を突いた映画は無いと思う、面白いかどうかは別にして。本作は玉手箱を開けた浦島太郎が断末魔に見た夢、それも叶わぬ夢なのです。という訳で、6点献上。
6点(2004-08-16 13:34:09)
8.  2010年
2001年とは全くの別物。9年未来なのにある意味退化している世界がある。それに、モノリスは英語でメッセージなど送ってきちゃいかん! でも映画的にはSF映画としてしっかりと作り込んでいると思います。太陽系の進化を告げるラストは圧巻、でも6点献上。
6点(2001-07-30 12:19:40)
9.  ニュー・シネマ・パラダイス
この映画のストーリーって、小さな町の映画館に子供の頃から出入りしてた少年が、映写技師の人と仲良くなって、更に大人になってから映画監督になりましたって話でいいんですよね。これってそんなに感動する話かなぁ? この映画に涙が出るのは、映画に感動したからじゃなくて、ラスト・シーンが映画好きのツボを突いているだけじゃないかなぁ。確かに見え見えでもあのラストを見せられるとジーンときます。そのこととトトの笑顔に6点献上。
6点(2001-07-17 12:49:33)
10.  ニュースの天才
確かに「何故スティーブン・グラスは記事を捏造するようになったのか」という部分の深い所が描かれてはいませんが、推測するに、これは彼の主体性の無さから来てると思う。真実に対する異様な執着やスクープを求める虚栄心等、ジャーナリストには我を強く持つ人間が多い様な気がしますが、本作のグラスは正反対。彼は常に周りを気にして、仲間の世話に奔走し、上司の顔色を伺い、秘書にまでおべっかを使う。況してや自分が志した一流誌の記者という職業に就いてるにも関わらず、親のご機嫌を取る為にわざわざロー・スクールにまで通う。彼こそ究極の八方美人。グラスにとっては「真実」よりも「好かれること」こそが一大事。だから読者に好かれる為に、「退屈な真実」より「面白い嘘」を選択したのでしょう、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-29 00:04:32)
11.  ニュー・ワールド
全く想像した通りの作品。美しい大自然の映像と、登場人物達のボソボソとした台詞とモノローグ。しかし本作は淡々としつつも、やけにサクサク進んでいく。有名なエピソードだけを盛り込み、その他には特別な肉付けや新しい解釈は見当たらない。話の流れとして「文明の衝突」的方向に持っていくのかと思いきや、映画は単純なメロドラマとして終わってしまう(ラスト・カットの木に注目)。それに、演出や編集にチグハグさも感じた。全体的には文芸調の雰囲気なのに、戦闘シーンはハリウッド風の演出、場面転換の唐突さやコマ落とし、そしてモノローグはまるでゴダール。例によって良い悪いの判断はつきかねますが、面白い映画でないことだけは確かです。楽しみたい人には私も「ポカホンタス」の方をお薦めします(本作の美しきポカホンタス、クオリアンカ・キルヒャー嬢は、絶対にディズニー・アニメ版をイメージして抜擢されたんだと思います)。そんなことで、5点献上。
[映画館(字幕)] 5点(2006-05-03 00:04:30)
12.  日本の黒い夏 冤罪
使命感に燃えるジャーナリストか、権力へ怒りの声を上げる市民としては一流かもしれませんが、熊井啓という人は昔っから脚本家や映画監督としては二流だと思う。オリンピックでさえも「参加するだけじゃ意義が無い」と考えられてる時勢に、映画なんか作っただけじゃ当然の如く意義など見出せる筈もない。流石に昔の作品とは違って、再現部分の臨場感は思った以上の出来でしたけど、全てをスポイルしてしまうのが芝居部分。台詞や演出が酷すぎるから、芝居だってこうならざるを得ない。また、教育ビデオのBGMみたいな音楽も安すぎる。DNA鑑定の時代にお粗末な捜査しか出来ない所轄警察同様、本作の製作サイドも負けず劣らず時代遅れだと思う。そういうことで、告発を続ける心意気に+1点して、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-03 00:06:50)
13.  28日後...
新機軸を期待させながら、結局はありきたりの着地点に向かってしまうので、個人的にはかなりがっかり。人間は本質に於いて「感染者」と変わらない…なんてこと、もう言われなくても百も承知してます。同じテーマでも、もう少し話の作り様はあった筈。本当にこれじゃ「ゾンビ」のまま。クライマックスに軍人の狂気を持ってくるのも陳腐だし、感染者の襲撃も少な過ぎて恐怖感やバイオレンス感も薄い。特に気に食わないのが、感染者同士が殺し合わないこと。感染者同士が殺し合ってる横で、非感染者同士が殺し合う。この方がずっと絶望感に溢れてると思うけどなぁ…、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-06-02 00:07:05)(良:1票)
14.  二重スパイ
今となっては懐かしい感じさえする、東西ドイツ国境での亡命劇で幕を開ける本作は、タイトルで既に主人公が二重スパイであることを明確にしてしまってるので、サスペンスにはなり得ない。スパイの鮮やかな手口や狡猾さを描きたいにしては展開が地味すぎ。二つの祖国に引き裂かれる心情を描く人間ドラマにしては、主役男女の深みが足りない。興味を引いたのは、当時の韓国軍事政権の実情が少し垣間見える部分くらい。今現在、脱北して南に亡命する者の中にも相当数のスパイが紛れ込んでるそうですが、どうせならその辺を映画にした方が良かったと思う、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-09 00:39:36)
15.  日蓮と蒙古大襲来
突然自らの宗派の創始を思い立った日蓮が、数々の迫害を受けながらも鉄の信念で日蓮宗を広めていくという話。宗教家と言うよりは聞き分けの無い武道家といった風情の長谷川一夫演ずる日蓮が、気張って説法を説くだけの中盤までは結構退屈ですけど、大映が社運を賭けたという蒙古襲来シーンの、水平線を埋め尽くす蒙古の艦船と上陸した軍勢は「トロイ」に勝るとも劣らないスペクタクル(これは言い過ぎか…)。現在では当たり前のお題目「南無妙法蓮華経」が、邪教の呪文の様に扱われるのも新鮮でした。欧米では聖書ものや聖人ものが比較的ポピュラーなジャンルとなってますが、名目上仏教国である我が国では宗教絡みの映画は珍しい。偶にはこんな珍品に触れてみるのも良いかもしれませんヨ、5点献上。
5点(2005-02-26 00:05:48)(良:1票)
16.  ニューヨークの恋人(2001)
爺さん俳優に若手美人女優というハリウッドの流れの向こう張ったのか、ヒュー・ジャックマン(当時33歳)にメグ・ライアン(当時40歳)の相手をさせた王道ロマンティック・コメディ。盛りを過ぎた大女優に今が盛りのハンサム俳優をカップリングするというのは、大昔から試みられた方法ですけど、これまた大昔から成功した試しは無かった気がします。本作も「恋する遺伝子」に引き続いてジャックマンの男前振りが目立っただけで、メグは完全に引き立て役。二人の恋愛にタイム・スリップがほとんど絡まないのに、何の為にこの設定が必要だったのかも全く解らない。結末の決まった他愛ない話に過ぎないロマコメは、その個々のエピソードがいかに楽しいか、または主演カップルがいかに魅力的かで評価が決します、5点献上。
5点(2005-01-05 13:35:32)
17.  ニコラ
スキー教室の近隣で発生した少年の失踪事件から、更に妄想を逞しくする空想癖のある12歳の主人公。しかし本当に残酷な運命は空想の中にではなく、彼を取り巻く現実にこそやってくる…。「雪の教室」という原題通り、全編寒々しい映像で綴られる思春期少年の心の闇。雰囲気は悪くありませんし、空想(妄想?)のヴィジュアルもダークで中々いい感じ。しかし映画を観終わっても、その主題が何だったのかは良く判りませんでした。過保護への戒めか、逆に愛ある子育ての喚起か、若しくは少年期の孤独か、はたまた統合失調症発症の過程を描きたかったのか…? 5点献上。
5点(2004-12-24 00:12:03)
18.  21グラム
「アモーレス・ペロス」同様、運命に翻弄され、それに抗うことさえしない人間の弱さを徹底的に描く人間ドラマ。一つの交通事故に交錯する三つの人生が…って、あれれっ? これ「アモーレス~」と全く同じモチーフじゃないですか?! それに、新鮮味の無いスティーブン・ソダーバーグにクリソツの映像と演出。時間軸を無視した編集構成も単純な話を複雑に見せたいだけで、そこにニコラス・ローグの「ジェラシー」の様な知的面白さを見ることは出来ない。知った役者ばかりが出ていて、その全員が熱演だった分「アモーレス~」より観応えはありましたけど(ベニチオ・デル・トロのこの貫禄は凄い)、映画、そして物語自体からは胸に迫ってくるものがありませんでした。特に、移植を受けてまで生きようとしながら、生を授かった途端に生に執着しなくなるショーン・ペンのキャラクターの描き方が弱いと思います。という訳で、ちょっと長くなりましたが5点献上。
5点(2004-06-11 16:12:23)
19.  25年目のキス
一体いつまで「プロム」がクライマックスの映画が作られるんだろう? ま、その手の映画の中では、自身のイケてない学生時代を思い出させてくれたことと、「キャリーだったらここで皆殺しだ」って台詞に笑ったからいい方ですけど…。感想は【チャーリー】さんに同じ。…しかし、リリー・ソビエスキーちゃんがイケてないって設定は無理ありすぎ。出てた女優陣の中でも別格の超美少女じゃん。実は噂に聞く彼女の「レオタード」姿のダンス・シーンが目当てで観たんですけど、ありゃ「全身タイツ」じゃねーかよっ! これが頭に来たので-1点の5点献上(こうなったら「アイズ・ワイド・シャット」をもう一度観よう!)。
5点(2001-12-20 21:16:10)
20.  ニック・オブ・タイム
「ウォー・ゲーム」や「ブルーサンダー」のイメージが強かったジョン・バダムのジョニー・デップ主演作ってことで、当時は結構期待していたんですよ。でも、余りにもライトな仕上がりに唖然とした記憶があります。で、よくよく調べてみると、「ブルーサンダー」以降のバダムの作品って軽い映画ばっかじゃん(しかも自身、結構観てるよ。←気がつけよ!)。やけに軽い演出にデップの軽さも加わって、頭の中に留まらない程の軽い仕上がり。因みに説明しておくと、子供を誘拐されたデップが身代金代わりに議員の暗殺を命じられるというサスペンス映画です(このストーリーで軽くていいのか?)。ということで、5点献上。
5点(2001-12-14 20:53:37)
040.17%
1351.46%
2793.30%
326911.24%
438015.87%
553122.18%
664126.78%
733814.12%
8823.43%
9241.00%
10110.46%

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