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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  日本沈没(1973)
橋本忍にしてはやや物足りない脚本だが、やっぱり作り手の気合いが違うのか、去年見たリメイク版よりもこちらのほうが何倍も面白かった。田所博士や山本総理を中心に話が進むため、リメイク版とはだいぶ印象が異なるが、演じる小林桂樹や丹波哲郎の渋い演技もあってか(特に丹波哲郎演じる総理大臣がすごく良い。)とても重厚で見ごたえのある作品になっていたのがとても良かった。リメイク版でやや唐突に感じた小野寺と玲子の恋愛もこれなら一応納得がいく。渡老人を演じた島田正吾も印象的だった。中野照慶による特撮(とくに爆破シーン)が派手すぎるのはちょっと気になるけど、見たあとじゅうぶんに満足できる映画だった。
[DVD(邦画)] 7点(2007-04-30 11:41:49)
42.  二階の他人
山田洋次監督のデビュー作。同時期に松竹に所属していた新人監督だった大島渚監督や吉田喜重監督のデビュー作のような衝撃的な映画ではなく、新居のローン返済の為にその二階を貸間にしている若夫婦の話という庶民的なテーマなのが山田監督らしい。デビュー作ということもあってか山田監督らしさはそれ以外あまり感じられないが、上京した母親のことで兄弟が口論を始めるシーンは「男はつらいよ」シリーズでの諏訪三兄弟の口論シーンを彷彿とさせていた。その母親を演じる高橋とよがいい味を出している。
[DVD(邦画)] 6点(2006-12-06 02:34:20)
43.  担え銃
第一次大戦を背景にしたチャップリンの初期作。初期作とあってまだ「独裁者」のようなメッセージ性はなく、この頃のチャップリンのほかの作品同様単純に見ている者を楽しませようとしている作品。繰り出される数々のギャグにずっと笑いっぱなし。中でもチャップリンが木に化けて敵地に潜入するシーンは特に最高だった。ペーソスあふれる人間ドラマのチャップリン映画もいいけど、この映画のようにギャグ一直線のチャップリン映画もやっぱり好きだなあ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-07-25 23:37:51)
44.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 
群像劇や政治ドラマで面白く出来るはずなのに両方とも深くは描かれずただただすごい特撮をずっと見せられてしまったハリウッドかぶれの映画という印象。とくに「デイ・アフター・トゥモロー」を強く思い出した。ラストも「アルマゲドン」のようでなんだかなあという感じでつまらない。橋本忍脚本の73年版は前々から見たい見たいと思いながら未だ未見なのだが、このリメイク版がこのような出来だったのでなおさら期待が高まってしまった。本来なら3点というところだが、石坂浩二と豊川悦司という市川崑監督の金田一もので金田一耕助を演じた二人の俳優に加えて加藤武まで出ているのが市川ファンとしてはちょっと嬉しかったのでこれに免じて4点。
[映画館(邦画)] 4点(2006-07-16 20:41:19)
45.  ニッポン無責任野郎
このシリーズ初めて見たけど、植木等のキャラがなんとも強烈ですごく面白かった。今ではこのタイプの映画は松竹の「釣りバカ日誌」シリーズくらいしかないけど、それよりも面白いと思う。「ニッポン無責任時代」もいつか見てみよう。
[ビデオ(邦画)] 8点(2005-10-27 17:12:27)
46.  虹をつかむ男 南国奮斗篇
「虹をつかむ男」の続編だが、前作にあった映画への愛というのかそういうものが前作ほど描かれておらずに別の作品になってしまった感じで残念。前作は渥美清の死後に「男はつらいよ」の新作に代わって急遽作られたという事情があるのに対し、本作はじゅうぶんな時間と余裕があったと思うのだが、前作のほうが良かった。それに、どことなく取り合えず作ってみた続編という感じもする。
[地上波(邦画)] 4点(2005-10-20 13:48:27)
47.  ニック・オブ・タイム
監督がジョン・バダムということであまり期待せずに見たのが良かったのか面白かった。上映時間と劇中時間を一致させるのはこの映画の公開当時でもそんなに目新しい手法ではないが、やはりそうすることによってサスペンスの緊迫感が一層盛り上がる。ジョニー・デップはやはり「パイレーツ・オブ・カリビアン」のような大作よりも、このような小品のほうがよく似合っているように思う。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-09 02:11:21)
48.  肉弾(1968)
今まで見た日本の戦争映画でいちばん感動した作品。暗いストーリーでありながら、ところどころに笑えるシーンもあり、見終わってもあまり気が沈むようなことはなかった。つぶやくような仲代達矢のナレーションも印象的だった。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2005-05-28 16:29:17)(良:1票)
49.  虹をつかむ男(1996)
渥美清の死去により、「男はつらいよ」シリーズが突然打ち切られ、急遽代わりに作られた映画。主演はこの年も作られるはずだった新作「寅次郎花遍路」に出演予定だった西田敏行、ヒロイン役も同作でマドンナを演じる予定だった田中裕子。そのほかのキャスティングもかなり寅さんと被る。倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆の三人に至ってはこの映画でも親子役であり、製作決定から公開まで日がなかったことをうかがわせる。肝心の出来はというと、やはり急いで作られたが故にあまりよくない。が、ラストはちょっと感動した。しかしこういうのを見ると、巨匠と呼ばれながらも「男はつらいよ」という国民的映画シリーズを30年近くにわたって作り続け、それが終焉を迎えた後もこうやってお仕着せのプログラム・ピクチャーを作らされる山田監督がちょっと哀れに思えてくるのだ。
[地上波(邦画)] 5点(2005-05-11 23:34:12)(良:1票)
50.  人間の証明 《ネタバレ》 
20年ぶりくらいの再見。その昔にテレビで見た時も正直言ってあまりよくない印象を受けていたが、今見てもやっぱりという感じ。角川映画の2作目で、国内の豪華な俳優陣だけでなく、ニューヨークロケやのちに「復活の日」にも出演するジョージ・ケネディといったハリウッド俳優の起用など力の入った作品になっていて「とにかくすごい映画にしよう」とか「世界的にも売り出したい」という角川春樹の意気込みだけはじゅうぶんに伝わってきて、いかにも角川映画という感じなのだが、どこか空回りしていて滑稽に見えるし、初めて見た時も思ったのだが、ストーリーも「砂の器」のような感じでなんだかなあという気になる。脚本はオファーではなくオーディションで松山善三のものが選ばれたみたいなのだが、その脚本にも粗が目立っていて、本当に吟味してオーディションしたのかという気になるし、松山善三の脚本作品を何本か見た今になっては本当に松山善三が書いたのかと思えてくる。突っ込みどころは満載だが、中でもクライマックスの八杉恭子(岡田茉莉子)のスピーチのシーンは感動させようとしているのが見え見えなのだが、突っ込みどころだらけでリアリティが微塵もなく、思わず「なんだこれ」と声を出したあと笑ってしまった。このシーン、松山善三のような脚本家ならもうちょっとなんとか出来たのではと思うし、何より岡田茉莉子の無駄遣いにしか見えない。ラストの麦わら帽子が飛んでいくシーンは幻想的で印象に残ったが、見ていてなぜか「金田一耕助の冒険」のパロディの方を思い出してここでも笑ってしまった。脇をはじめとした豪華なキャストはそれなりに楽しめる映画ではある。ただ、主役の刑事を演じる松田優作は今見てもやっぱりイマイチな感じなのがちょっと残念。ストーリーの鍵となる「帽子」の詩が良く、まあ、それに免じて5点。(2022年1月16日更新)
[DVD(邦画)] 5点(2005-03-16 19:25:19)
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