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onomichiさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 404
性別 男性
ホームページ http://onomichi.exblog.jp/
年齢 55歳
自己紹介 作品を観ることは個人的な体験ですが、それをレビューし、文章にすることには普遍さを求めようと思っています。但し、作品を悪し様にすることはしません。作品に対しては、その恣意性の中から多様性を汲み取るようにし、常に中立であり、素直でありたいと思っています。

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41.  男はつらいよ 寅次郎夢枕 《ネタバレ》 
マドンナは八千草薫。  彼女が演じるお千代さん。いいね。寅さんの幼馴染ということで、いつものように寅さんがマドンナにのぼせ上がる代わりにインテリ助教授(米倉斉加年)にその役回りをさせるという。お千代さんと寅さんは、結構相性がよかったのではないかな。珍しく寅さんがマドンナを振ってしまうというパターンでした。
[DVD(邦画)] 9点(2012-04-28 23:03:54)
42.  男はつらいよ 柴又慕情 《ネタバレ》 
マドンナは吉永小百合。  清楚で可憐。そして美しい。寅さんでなくても惚れちゃうね。その結婚相手がひげ面のデブ男というのには少しがっかり。それなら寅さんの方がいいのになぁと思うのだけど、最初から寅さんはアウトオブ眼中なのね。吉永小百合と宮口精二の親子はこれといった大きな軋轢もないまま最後に仲違いしてしまう。その辺りの経緯は少々物足りないが、その後の展開も含めて、続編となる『恋やつれ』に期待かなという感じ。  それにしても、この頃のハツラツとした寅さんは最高に面白いね。おいちゃんが本作から松村達雄に代わるが、寅さんとの絡みはなかなか派手で(多少暴力的なのだが)息の合ったところを見せている。
[DVD(邦画)] 9点(2012-04-28 23:03:50)(良:1票)
43.  男はつらいよ 寅次郎恋歌 《ネタバレ》 
マドンナは池内淳子。  これは傑作。泣けたなぁ。最後の縁側のシーン。池内淳子親子を思いやる寅さん。自分では彼女を幸せにできないと自ら身を引くところはこれまでと違う落ち着いた味わい。再登場の志村喬が最後に博夫婦に会いに行くところも良かった。志村喬の寅さんへの説教「りんどうの花」。これを受け売りにする寅さんの口上が笑わせる。  本作で初代おいちゃん森川信が最後の出演となるのだが、まさか本当に死んでしまうとは思っていなかったのだろう。作品のいろんなところでおいちゃんの死を暗示させるセリフが多かったような気がする。「ばかだね~」「俺しらねぇよ」「まくら、さくら」など、最高です。寅さんの「きっちゃてんでこーしー」ってのも笑ったなぁ。寅さんと森川信の最後のドタバタ騒動。さくらの「母さん」の歌も泣けた。  寅さんの人柄をあらわす旅一座との交流もあって、見せ場てんこ盛りの一作。
[DVD(邦画)] 10点(2012-04-28 22:56:23)(良:2票)
44.  男はつらいよ 奮闘篇 《ネタバレ》 
マドンナは榊原るみ。  彼女が演じる知恵おくれの薄幸の少女は、チャップリンの『街の灯』を思い起こさせる。特に寅さんが榊原るみを沼津駅で見送る場面は涙なしに観られない。寅さんの心情の暖かさを感じる。もちろん最後は振られてしまうので、『街の灯』とは全く違うラストなのだけど。。。  ドタバタ劇の「おなら騒動」も最高に笑えたなぁ。森川信のおいちゃんのとぼけた味わいも最高。この時期の寅さんにハズレなし。
[DVD(邦画)] 10点(2012-04-28 22:56:13)
45.  男はつらいよ 純情篇 《ネタバレ》 
マドンナは若尾文子。  あいかわらず綺麗かつ妖艶である。艶めかしすぎて、とらやに全くマッチしていないw この違和感は致し方ないかな。とらやではハチャメチャな寅さんも、地方に出向くとすごくいい人。人情に篤く、気配りの効いた人徳者となる。宮本信子が若い。森繁じいとの絡みをもっと見たかったな。
[DVD(邦画)] 8点(2012-04-28 22:56:07)
46.  男はつらいよ 望郷篇 《ネタバレ》 
マドンナは長山藍子。  彼女はテレビシリーズでさくらを演じていた。その彼氏が同じくテレビシリーズで博役だった井川比佐志。寅さんが井川のことを博に似てると何度も言うのだけど、そりゃそうだ。同じ山田作品『家族』『故郷』でも井川比佐志と前田吟は兄弟だったな。その時は井川が倍賞千恵子の旦那だったというところも錯綜していて面白い。  真面目になろうとする寅さんが語る「額に汗して、油にまみれて働く、、、」というのがさくらの寅さんに対する説教の受け売りだというのが笑える。
[DVD(邦画)] 9点(2012-04-28 22:56:00)(良:1票)
47.  男はつらいよ フーテンの寅 《ネタバレ》 
マドンナは新珠三千代。  本作は森崎東監督作品である。シリーズで山田監督作品でない2作のうちのひとつ。寅さんに少し荒々しさがあり、山田流の人情ものとは違う色合いがあったかな。やっぱり寅さんは山田洋次監督作品でこそ一番魅力的。ルパン三世と同様でキャラクターが一緒でも製作者が違うと全然色合いが違ってくる。それでも芸者の香山美子の父親 花沢徳衛と絡むシーンは感動した。さくらの出番が少ないのも山田作品と違う点かな。
[DVD(邦画)] 7点(2012-04-28 22:49:52)
48.  男はつらいよ 《ネタバレ》 
いやー、泣いた。笑った。楽しんだ。  車寅次郎の20年ぶりの葛飾柴又への帰郷から始まる寅さんシリーズ(映画)『男はつらいよ』第1作目。渥美清の寅さんが若い! 登場早々、祭に飛び入り参加して纏(まとい)を手に威勢よく踊りまくるのだけど、これがなかなかカッコいいのだ。テキ屋の売の口上も最高にキマっている。倍賞千恵子のさくらちゃんはとても可憐だし、前田吟の博も精悍だ。 寅さんと博の船上での張り合いはなかなか緊張感のあるシーン。会話がすれ違いつつ、何故か噛み合うという絶妙さが楽しく、寅さんの純情な男気と気風の良さがよく分かるシーンでもある。博は、職工ながら大学教授の父親を持つ理知的な人物で、尚且つ腕っぷしの強さを秘めているという、若き前田吟がなかなか役に合っている。(最後の涙も感動的だった)  寅さんのおせっかいが逆に功を奏して、さくらちゃんと博がめでたく結婚し、その結婚式に博の父親、志村喬が現れる。家を飛び出した博とは8年ぶりの再会、そして披露宴の最後に挨拶。志村喬の朴訥としたスピーチに寅さんと博同様に僕も号泣;; ここはシリーズ屈指の名シーンだろう。この披露宴で、御前様の笠智衆と博の父親役の志村喬が同じ画面の中にいるのです。それだけで感動的なのだなぁ。  ちなみにシリーズ初のマドンナは光本幸子。寅さんがメロメロになる御前様のお嬢様で、少し地味だけど、品があってよかったよ。
[DVD(邦画)] 10点(2012-04-28 22:49:42)(良:1票)
49.  狼たちの午後 《ネタバレ》 
シドニー・ルメットは「正義」を希求した社会派監督であると共に、社会生活の中で打ちのめされた人々のカッコ悪い生き様や、反社会的な行為に引きずられながらもそのようにしか生きられなかった人々のヒーローでもアンチヒーローでもない有り様を執拗に描く監督です。『狼たちの午後』はその代表作と言えるでしょう。この作品のアル・パチーノは銀行強盗を犯し、マスコミから反社会的な象徴に祭り上げられるアンチヒーローでありながら、はっきり言ってあまりカッコよくない。銀行強盗を題材にした緊迫感溢れる心理劇か、バイオレンスアクションか、あるいは、アル・パチーノにゴッド・ファーザーばりの冷徹な役回りを期待すると完全に肩透かしを食います。邦題の過剰さがそのようなイメージを無駄に喚起させるのも罪作りと言えます。  シドニー・ルメットは、銀行強盗という非日常的光景の中にも人間的なためらいや怖れ、怯え、恥ずかしさなど、社会との関係性によってくるくると変わる犯人たちの達成感や挫折感を描きます。自分が社会の中でどう見られているのか、その視線を常に意識し、錯覚し、観念する。それは、ほとんどコメディのようです。役者としてはまさに「狼たち」とも言えるゴッドファーザーのコンビ、アル・パチーノとジョン・カザールがコミカルな犯人役を大仰に演じるという違和感にこそ、この映画の面白さがあるのだと僕は思います。
[ビデオ(字幕)] 10点(2011-06-01 19:13:39)(良:1票)
50.  おくりびと 《ネタバレ》 
死とは非日常である。『おくりびと』を語る時、僕らは必然的に「死」というものを手元に引き寄せて、その輪郭を凝視することを強いられる。 死とは穢れである。故に古より、死は死穢を伴うものであり、日常から隠されてきた。  映画は「死」を美化しているように捉えられる。実際はそんなことはないと思うが、事実として、この映画を観て納棺師を志す人が増えたというニュースを聞けば、この映画がある種のイメージを喚起していることは否めない。もちろん、死者は「隠されるが故に美化される」というのが本来正しいだろう。死を衣装することにより、日常の中で隠蔽する技術こそが納棺師の仕業というものなのだと思うから。但し、この映画の中で納棺師は「おくりびと」というイメージを以て僕らに伝えられる。  医者、葬儀人、屠者、皮革加工者、料理人、刑吏、警吏、狩猟者、清掃人、等、死に纏わる職能者は、その存在そのものが死を喚起する為に古来より忌み嫌われていたと言われる。その中には医者や料理人のように現在では全く差別の対象ではない職能も含まれる。それは新しい知識とその蓄積、資格の敷居の高さによって克服されてきた。果たして納棺師はどうであろうか。  ハレやケという考え方は、日本人の心情の由来として説明されることが多いが、それは今でも有効なのだろうか? ファストフードやリサイクルの考え方、幾多の映像や情報が席巻する現代の世の中で、それらは既に新しい物語に組み込まれることが必要なのかもしれない。古からの伝統と心情を現代の日本にマッチさせる為の新しいイメージ。そういうものが可能なら、『おくりびと』は、良くも悪くもその先駆けなのかなと思った。 
[映画館(邦画)] 8点(2009-03-29 20:44:21)
51.  男たちの大和 YAMATO
乗組員3,333人の内、生存者はたったの300余名。それが史実「戦艦大和の最期」における最も明白な事実であろう。 作家山本七平が戦闘というものを「何が起こったのかなんて全く分からないまま、気がつくと周りが死体だらけだった」という現実として捉えていたように、各戦闘員はそれぞれの持ち場での役割をこなすのに精一杯で、各人が戦闘そのものを総体として捉えるのは無理な話だと言われる。大和の戦闘員の多くがその断片を抱えたまま死んでしまった現在、そのジグソーパズルを完成するのは不可能であり、大和での戦闘の実体というのは結局のところよく分かっていないというのが実際のところなのだろう。大和での戦闘に限らず、戦場で生まれたであろう多くの物語は、死者と共に失われてしまったと考えるべきなのだ。僕らは小説『男たちの大和』や吉田満の本によっていくつかの大和の物語を知ることができるが、やはりそれは断片なのだ。大和がどのようにして撃沈されたか、それはもう永遠に知ることができないのかもしれないし、彼らがどのような思いで闘い、死んでいったのか、それも結局のところ、その僅かな断片を知りえるのみなのである。 ひとりの士官が書いたルポによって大和の最期が全て記録できるとはとても思えないし、ましてや大和とは何か、などというものを総括できるわけがない。大和とは乗組員3,333人に限らず、その他多くの関係者の様々な物語の総体としてあり、その多くはもはや失われてしまったのだ。そして残ったのは神話である。それは吉田満『戦艦大和ノ最期』によって作られたものもあるだろう、また、太平洋戦争を通して日本人が拠り所とせざるを得なかった幻想がいまだに語られ続けているものもあるであろう。しかし、それはあくまで神話である。僕らは戦争というもの考えるとき、そのことを肝に銘じる必要がある。 そんなわけで映画における大和での戦闘シーンにもはや期待すべきものはないと言えようか。この映画は戦闘シーンを無理に描写するよりも、兵員、特に年少兵達に焦点を当て、彼らの青春群像として大和の物語を再構築した点がとても清々しく、これは青春映画としても出色の出来であると僕は思う。(そう、この映画は紛れもなく青春映画である) ある意味で、そういった群像にこそ、ほんとうの大和の物語、その断片の輝きがあると思うのだ。
[映画館(字幕)] 8点(2006-12-02 13:55:52)
52.  OK牧場の決斗
そのスタイリッシュさ、躍動感、ドラマ性において、西部劇の頂点に立つ作品だと思います。時代を経ても色褪せない。それこそスタージェス作品の素晴らしさ。もちろん映画化された『OK牧場の決闘』の中で一番好きです。決闘シーンも最高でした。
10点(2003-10-13 08:58:39)
53.  狼男アメリカン
あの変身シーンは話題になりましたね。よく物真似もされました。公開からしばらくしてから、何回かテレビの洋画劇場で観ましたが、結構面白かったですよ。僕は今30代半ばだけど、この映画は僕にとってすご~く懐かしい~って感じがします。というのも、この映画の題名を目にしたのが20年ぶりぐらいだからでしょうか。。。確かにビデオ屋では見たことないなぁ。あれだけ話題になった映画もこうして忘れさられていくのかな。「ハウリング」や「キャットピープル」もしかり。
8点(2003-09-27 12:16:54)
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