1. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
いやー、面白かった☆この映画の場合「面白かった」と単純に言い切るのがベストだと思う。やはりテレビシリーズや前作が基本にあってこそ成り立つ映画なので他の映画と同じ目線で比べることはできない。単純に湾岸署が好きで、楽しめたならそれで充分だ。冒頭はあまりにコメディ要素が強かったので、笑いつつも全体の出来栄えに不安感が垣間見えたけど、そんなものは事件の進展とともに吹き飛ばされた。迫力、ディテール、感情移入という点で見事にスケールアップされていて引きこまれっぱなしだった。今作1本だけのパワーじゃないにしても、ここまで「楽しませる」という点で秀でた日本映画は他にないと思う。もちろんウけるのは日本国内限定だろうけど、それでも一級のエンターテイメントとして誇っていい出来栄えだったと思う。何しろ細部の至るところまで細かい演出が施されているので、1回観ただけでは100%楽しみきれてないのが実状だと思う。ぜひもう一度観にいきたい☆☆☆劇中でも5年後という設定なので、それぞれのキャラクターが微妙に変化しているところも面白い。印象的だったのは、室井さんの落ち着いた様とすみれさんのたくましさと美しさ。 9点(2003-07-29 22:41:12) |
2. お葬式
この題材でこれだけの映画を作れるのは故・伊丹十三監督しかいないだろうと思う。誰もが体験する「お葬式」というものをブラックなユーモアでつづっている。 7点(2003-06-30 16:37:02) |
3. オーシャンズ11
11人の個性が描ききれてないなど確かにもっと頑張れた映画だとは思うけど、豪華キャストの競演には驚かされたしストーリー展開も娯楽映画として及第点は出せるものだったと思う。なんか世間的に豪華キャストを揃えることを安易に思っている人が多い気がする。キャスティングも映画を製作する上でとても大切な役割のひとつであり、あれだけのキャストを揃えることはかなりの労力である。決して「キャストが豪華なだけの映画」などと気安く言うべきではない。 7点(2003-06-07 15:02:23) |
4. オープン・ユア・アイズ
「バニラ・スカイ」を観た後に観て内容や展開はまったく同じだけど、オリジナルの味わい深さがあり一味違った面白さがあった。最近、近作やアルモドバル監督の「オール・アバウト・マイ・マザー」「ライブ・フレッシュ」などスペイン映画を観る機会が多いのだけれど、どれもなかなか味わい深くスペインならではの熱っぽさがあって秀作が多いと思った。 7点(2003-06-07 14:48:14) |
5. オー・ブラザー!
映画の雰囲気や台詞回しなどはとても愉快で楽しかったけど、ストーリー自体にそれほど魅力がなく盛り上がりに欠ける映画だった。ジョージ・クルーニーのダメ男ぶりはとてもユニークで巧かったと思う。 5点(2003-06-07 01:38:55) |
6. 溺れる魚
堤監督の映像世界はそれなりに楽しめるけど、脚本がヘボかったと思う。クドカンが書いてたらもっとハマる映画になっていたかも。 4点(2003-06-05 15:20:23) |
7. 王さまの剣
小さい頃に何度もビデオで観た映画。良質なファンタジーとユーモアに満ちた作品だ。魔法使いの頼りになるようで頼りにならないキャラクターが良い。 8点(2003-06-03 11:21:43) |
8. 踊る大捜査線 THE MOVIE
実はかなり「踊る~」は大好きでこの映画も最高だけど、やっぱテレビの延長であることは否めないので点数はこんなもん。面白いから何度でも観れる。映画なんて多かれ少なかれ全部パクリがなきゃ成立しないんだから面白ければ文句はない。 6点(2003-05-28 14:29:14) |
9. おもひでぽろぽろ
面白いし好きだけど、主人公と同世代の人たちはもっとピッタリと感じるものがあって面白いんだと思う。 7点(2003-05-28 01:42:23) |
10. 大いなる遺産(1998)
映像と音楽の美しさが話の切なさと交じり合ってとても叙情的で良かった。イーサン・ホークをはじめ配役が実にハマっていたと思う。 8点(2003-05-26 18:06:36) |
11. オール・アバウト・マイ・マザー
良かった。最高だった。特にあのゲイの友達のスピーチには心をうたれた。彼(彼女?)の演技は見事だったと思う。ペネロペもかわいかったし。男の俺が見て物凄い感動だったのだから、女性や母親やゲイの人が見た時の感動ははかり知れないと思う。 10点(2003-05-24 18:29:43) |