1. 大いなる休暇
田舎独特の連帯感と医者とのやりとりがコミカルに、そしてシビアに描かれていた。ただ単に全編が笑いに包まれたコメディーも良いが、本作のように暗いバックグラウンドを抱えたコメディー(とヒューマンドラマの中間くらいの)作品にはより現実味が感じられ、その分面白く感じられた。 [DVD(字幕)] 7点(2008-06-07 18:55:32) |
2. オアシス
社会不適応者同士の恋愛。確かに一本の映画として客観的に見るには非常に面白い作品だったと思うが、あの作品のワンシーンに自分がいたら、、、ひどい言い方だが、恐らくこの主人公二人が電車の中で隣の席に座り、自分勝手に騒ぎまわっている状態とは少し距離をおきたい。。。この作品を観ながら、ずっとそんな事を考えてしまった。もう少しファンタジーに寄って二人の恋愛を深く描く事も可能だろうし、もう少しドキュメント寄りに世間(家族以外)との摩擦を描く事も可能だったのではないかと。中途半端にドキュメントタッチになっているので、どうしても割り切って観る事が出来ない作品だった。 5点(2005-02-18 23:21:42) |
3. 女はみんな生きている
ストーリー自体は良い作品。面白いです。まぁ男の自分としては肩身の狭い1時間半でしたが(笑)。 重くも軽くも描けそうな脚本なだけに、もう少し「本格派復讐劇」みたいにしても面白かったかもしれないと思いました。 7点(2004-11-21 14:54:36) |
4. オールド・ボーイ(2003)
《ネタバレ》 この作品にはパワーが漲っています。スクリーンから目を離すことを許してくれません。そしてあの救いようの無いエンディング。結構早い段階で人物関係に潜む復讐の意図は気付きましたが、それでもあの「鋭いナイフでサクッと刺された」というより「錆びたナイフでグニャリと刺された」ような感覚は何とも言えず、、、 観ている側の心に傷跡が残って、なかなか消えてくれそうにありません。今年一番印象に残った作品という事で9点つけたい所ですが、自分はどうしても映画に「救い」や「希望」を求めてしまうので、1点引いて8点で。 8点(2004-11-12 18:22:53) |
5. おばあちゃんの家
アメリカ人が「愛」の一言で表現したがる感情が、この作品には(愛なんて台詞は全く無くても)隅から隅まで描かれていて、一つ一つのシーンを思い出す度に目頭が熱くなります。また、既に触れている方がいますが、DVDのメイキングはぜひ観て下さい。映画の中とは一味違った、役を離れた優しさに出会えると思います。 9点(2004-05-30 11:32:30) |
6. オールド・ルーキー
相変わらず「実話モノ=起伏がない」定説は覆してもらえなかったですが、「このJ・モリスの人生を描く事で、観ている人にこういう事を伝えていこう」という製作者の意図は十分に伝わりました。「親子」「夢と現実」「努力」等々のポイントが、ディズニーだけに分かりやすく、しかし的確に描かれていた良作ではないかと思います。 8点(2004-05-29 21:44:56) |
7. オープン・ユア・アイズ
結局夢オチかぁ~。 前に書かれてる方がいましたが、ラスト30分、死体の冷凍保存会社が出てくるあたりから急速に面白くなくなっていってしまう。「尻すぼみ」はタブーですね。1時間30分までの展開は9点、残り30分で-2点で7点ってことで。 7点(2003-04-30 12:43:39) |
8. 踊れトスカーナ!
「癇癪持ち」かよ!!(笑) 最初は唯一真面目な存在に見えていた主人公までもが猛アタックするようになり、イタリア男ってほんとにみんなああいうふうなのかなと思えてしまった; 声だけ登場するおじいさんはいいアクセントでしたが、、、 5点(2003-02-16 13:38:42) |
9. 鬼が来た!
‘中国版マーティン・ローレンス’とでも言えそうな、主人公の人間味溢れる表情が印象的な前半、香川照之(『七人の侍』の三船敏郎さんを思い起こさせるような、鬼気迫る演技でした)はじめ日本軍と村民との距離が縮まったかに思われた中盤、そして唯一のカラーのシーンが深く心に刺さったラストまで、ほんとに印象に残る、強烈な作品でした。 9点(2002-11-23 22:51:08) |
10. オーシャンズ11
楽しめました。私は観た事無いけど、シナトラファミリーの作品を好きだった役者達が集まって作ったのかなって感じで、ジュリア・ロバーツやマット・デイモンの役不足も、楽しんで演じてる姿で帳消しになってた気がします。 ジョージ・クルーニーは合成ではなく、他のスターとちゃんと共演してました(笑) 8点(2002-02-16 11:24:00) |
11. 俺たちに明日はない
ボニーの詩が書かれた紙が風に乗って飛んでいくシーンが、忘れられません。 8点(2001-10-06 14:51:47) |
12. 踊る大捜査線 THE MOVIE
テレビの2時間バージョンと大差ないと思うけど、やっぱ「踊る」ファンとしては8点つけちゃいます。 「いびき」は、笑うよりもホッとしました。 8点(2001-08-24 23:27:09) |
13. オーロラの彼方へ
間違いなく、僕の中で今年ナンバー1の作品です。久々に10点を考えた。 お涙頂戴に走らず、さまざまな要素を入れて楽しませてくれたとこがGOOD! 邦題を見て、「感動系か?」って思ったけど、いい意味で裏切ってくれました。その点でもGOOD!!! 9点(2001-07-29 22:09:59) |
14. 大いなる遺産(1998)
もう少し時間かけてほしいとこもあったし、時間かけなくていいとこもあったと思います。でも脚本はよかったです。 7点(2001-03-29 15:53:02) |
15. 俺たちは天使じゃない(1989)
そんなに面白いとも・・・かといってまったく面白くないとも・・・。 7点(2001-03-27 15:51:28) |