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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  ALWAYS 続・三丁目の夕日 《ネタバレ》 
シリーズ第2作。先に3作目を見てしまったので、2作目も取りあえずという感じで見たのだが、なんというか1作目の後始末という感じで流れは1作目とそんなに変わらないように思い、先に見た3作目のほうが面白かったと思う。そもそもが大ヒット作の2作目なのでどうやっても1作目の後日談的内容になってしまうのは致し方ないところか。今回は社長が戦友と再会するエピソードや、社長の奥さんが昔の恋人とバッタリ再会するシーンとか原作で読んだことがあるエピソードがいくつか盛り込まれているのに気づけたのが嬉しかったが、やはり原作のほうが良かったかな。主題歌はけっこう好きだったりするけど。それにしても冒頭のゴジラが三丁目を襲うシーンはかなりよく出来ていて、既に何人かの方が書かれているとおり、このクオリティーで新作のゴジラ映画が見てみたい。はっきり言って本作はこのシーンさえ見ればあとの本編はおまけみたいなもの。またいつかゴジラ映画が復活する際には東宝は是非に山崎貴監督に依頼するべきだろう。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-11-08 14:45:02)
2.  踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2 《ネタバレ》 
「踊る大捜査線2」の海外公開を意識して作られた再編集版とのことだが、あまり印象は以前見たものと変わらない。確かに再編集のおかげでストーリーは追いやすくなっているが、その分、コメディーリリーフとして登場するスリーアミーゴスの出番の極端な減少など、シリーズ独特の笑いの部分がオリジナル版よりも少なく、そこが物足りないといえば物足りない。ラストの和久のセリフも吉田副総監の出番がカットされてしまったため、セリフに唐突感があり、オリジナルではけっこう印象に残るシーンだったのに、ここだけ少し印象が変わってしまった。そもそもこのシリーズはもともと海外に出して売れるとは全く思わないので、わざわざインターナショナル版を製作する意図もよく分からない。この映画自体を久々に見たが、脚本がかなり適当になっている気がして、面白くないうえに、最後の事件解決もあっさりしすぎている。ところで、真矢みきという女優がどうも苦手なのだが、最初に見たのがこの映画の沖田役だったからかもしれない。
[地上波(邦画)] 3点(2012-09-17 01:17:08)
3.  男たちの大和 YAMATO 《ネタバレ》 
出所した角川春樹の復帰第一作で、「北京原人」のあと、映画の仕事から干されていた佐藤純弥監督にとっても久々の新作となった大作戦争映画。公開当時は佐藤監督の映画を見るのに抵抗があったのと、角川春樹というのにも今さら感があったのだが、「新幹線大爆破」を見たあとなんとなく佐藤監督の映画を見るのに抵抗がなくなったことで、とりあえず見てみた。当初、脚本としてクレジットされていた野上龍雄がトラブルで降板し、脚本も佐藤監督一人によるものだが、脚本に関してトラブルがあったことをあまり感じることはなく、思ったよりはまともな(少なくとも「ローレライ」よりは)映画だった。しかし、レイテ沖海戦のシーンは描写があっさりしすぎており、戦闘シーンも大和乗組員たちの悲壮感があまり感じられず、実物大の大和のセットの迫力ともあいまっていかにも角川春樹らしいなあという思いのほうが先に立ってしまうし、最近の美術さんは「汚し」を知らないのかと思うほどいつまで経ってもセットがキレイなのは違和感がある。(そりゃ、撮影終わったあと、展示するのを考慮してるのかもしれないけど、リアリティーなさ過ぎ。)沈没シーンも東宝の「連合艦隊」のようなドラマチックさはない。生き残った神尾(仲代達矢)の回想形式で進んでいくが、合間合間に入る現代のシーンはけっこうくどく、とくに神尾が心臓発作を起こして倒れている間に若き日の神尾(松山ケンイチ)が戦死した戦友(内野謙太)の母(余貴美子)に会いにいく回想が流れるのは、意図としては分かるのだが、なんだか強引な気がするし、倒れた神尾を真貴子(鈴木京香)が介抱するのも、鈴木京香の見せ場をとりあえず作っておいたという感じしかしない。はっきり言って現代のシーンは最初と最後だけでよかったのではないかと思う。全体的に見て、さっきも書いたようにまともな反戦映画であることは感じられるが、やっぱりそれよりも先に角川春樹の映画だなというのが来てしまい、見終わってあまり残るものはないように感じるし、同じテーマの映画なら「連合艦隊」のほうが好きだな。白石加代子が神尾の母役で出演しているが、この人には金田一シリーズなどで怖いイメージがあり、出ている間もずっとそのイメージが抜けなかった。先週まで「緋牡丹博徒」シリーズを見ていたせいかどうかわからないが、寺島しのぶがお母さんの富司純子にちょっとだけ似て見えた。(富司純子のほうが好きだけど。)
[DVD(邦画)] 5点(2011-08-16 14:05:07)(良:2票)
4.  おとうと(2009) 《ネタバレ》 
山田洋次監督の「十五才 学校Ⅳ」以来の現代劇。市川崑監督の「おとうと」をモチーフにしたオリジナル脚本とのことだが、冒頭の小春(蒼井優)の結婚式で哲郎(笑福亭鶴瓶)が式を台無しにしてしまうシーンは「男はつらいよ」の一作目でのさくら(倍賞千恵子)の見合いのシーンを思い起こさせられるし、哲郎と吟子(吉永小百合)の関係はどこかさくらと寅さん(渥美清)の関係と似ているところがあり、「おとうと」というよりは「男はつらいよ」の新作を見ているような気分になり、ひょっとしたら山田監督は「男はつらいよ」の完結篇のつもりでこの映画を作ったのではないかと思う。それに山田監督は時代劇より現代劇のほうがやっぱり安心して見ていられる。吉永小百合に関しては相変わらずの演技でそれほどうまくはないし、いつもどおりの印象しかないが、「母べえ」に比べるとそれほど違和感は感じなかった。ただ、映画が「男はつらいよ」を思わせているためか、この役は倍賞千恵子のほうがよかったのではないかという気が少しする。山田監督が構想していた「男はつらいよ」完結篇のラストは、幼稚園かどこかで働き始めた寅さんが子供と遊んでいて心臓麻痺を起こすというものだったそうだが、この映画ではそうはなっておらず、モチーフとした「おとうと」をなぞっている。(リボンで二人手を結んで寝るシーンはデジャブを起こした。)これはこれでいいのだが、ここまで「男はつらいよ」っぽい話だと山田監督の頭の中にある「男はつらいよ」完結篇のラストそのままでもよかったのではという気もしないでもないが、(でも、もし「男はつらいよ」シリーズでそれが実現していたら、そのラストは悲しすぎる。)それだと「おとうと」をモチーフにする意味が無くなってしまうのかも。あと、エンドロールの最後に市川監督に対する謝辞が出てるけど、個人的には渥美清の名前も出してほしかった。
[DVD(邦画)] 6点(2011-02-05 15:56:31)(良:1票)
5.  おくりびと 《ネタバレ》 
去年のアカデミー賞で稲垣浩監督の「宮本武蔵」以来、約半世紀ぶりに日本映画として4回目の外国語映画賞を受賞したことで突如注目を集めた本作。タブー視されがちなテーマだが、ちょっと伊丹十三監督の映画にも通ずるようなところがあり、導入部をはじめコミカルなシーンも多く、それがこの映画のテーマの重さを和らげているので、そう硬くなることなくすんなりと入っていけるのが良い。本木雅弘は「ファンシイダンス」や「シコふんじゃった。」の頃とは違う味のある演技をしているのだが、最初にこのテーマで映画を作ろうと企画を自ら持ち込んだだけあってその演技からこの映画に対する思いというものも感じられ、特に素晴らしかった。NKエージェントの社長を演じる山崎努(彼の起用も伊丹監督の「お葬式」を意識しているんだろうなあ。)、事務員役の余貴美子の演技も素晴らしく、思わず、自分が死んでしまったらこういう人たちの手で棺に納めてもらいたいなあという思いに駆られる。ただ、既に何人かの人が言われているように妻役の広末涼子の「汚らわしい」というセリフだけはまあ気持ちは分からないでもないがやはりちょっとどうかと思う(このシーンが予告編に使われているのにビックリ。)し、演技も同じくアイドル出身の本木雅弘と比べるとまだアイドル臭が抜けていない感じでなぜこの役に彼女を選択してしまったのかが大いに疑問に感じる。また脚本に関しても家出した妻が帰ってきたその日に銭湯の女将さん(吉行和子、好演。)が急死するとかご都合主義と思える展開や余計なセリフがあるのが気になるのが少々残念ではあるが、それでも本作はそういう欠点と思われる部分を感じさせながらも、同じ滝田洋二郎監督の「壬生義士伝」ほどのくどさは感じられず、むしろアカデミー賞受賞という色眼鏡を捨てて見てもじゅうぶんに温かく感動的で、これぞ日本映画らしい日本映画の傑作だと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2010-04-15 15:01:53)
6.  ALWAYS 三丁目の夕日
そんなに期待してなかったんでまあそこそこって感じ。でも、原作のマンガを何冊か読んだことがあるのでそれと比べるとやっぱり物足りない感じがする。吉岡秀隆はわりと好きなんだけど、「男はつらいよ」や「北の国から」のイメージが強すぎてまわりに渥美清や田中邦衛のような名優がいないとちょっと違和感を感じてしまう。
[地上波(邦画)] 5点(2006-12-14 03:21:33)(良:1票)
7.  おばあちゃんの思い出 《ネタバレ》 
感動短編シリーズ第3作。これも「ドラえもん」の有名なエピソードの一つで「STANDBYEME ドラえもん2」でも話の発端となるエピソードとして使われていたのだが、改めてこちらの映画も久しぶりに見てみることに。のび太がおばあちゃんに会うためにドラえもんと一緒にタイムマシンで向かった過去で幼い自分がおばあちゃんにわがままを言って困らせるのを見てショックを受けるところは妙なリアルさがあり、故人との思い出は美化されがちだけど、そうじゃない部分もあるよなぁということを思わずにはいられないし、そう思わせてくれるのはやっぱり「ドラえもん」ならではの良いところだ。それに「のび太の結婚前夜」を見て間を置かずに見ると小学生ののび太から熊のぬいぐるみを取り返そうとする幼いジャイアンとスネ夫にのび太への思いも感じることができて、こんな幼い頃から大人になるまで変わらず友情が続いていることに感動してしまう。そして何よりもおばあちゃんの優しさ。意を決してランドセルを背負っておばあちゃんの前に現れた小学生ののび太が正体を告白しても優しく受け入れるおばあちゃんにやっぱり泣かされるし、初めて見たのは父方の祖母が健在だった二十歳前後の頃で、もちろんその時も感動したのだが、祖父母がみんな亡くなってしまった現在になって見ると、もうたまらない。本作ではラストのオチを変えてあるのだが、このオチの部分もあたたかみがあって良かった。とにかく、全体に渡って優しさとあたたかさを感じられる作品で、やはり名作だと思う一品だ。(2023年3月12日更新)
[DVD(邦画)] 9点(2005-10-25 14:03:26)
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