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1.  男たちの挽歌II 《ネタバレ》 
キットの殉職シーン、とても胸が痛かった。でも何か感動してしまった。 前作より成長し、大人っぽくなったキット。凄く真面目で、妻であるジャッキーも心から大切に想っている。けれど、今回の仕事に関しては口を噤む。「今扱っている仕事は、誰にも言えない。君にもね。―でも、心配しないで」 そう言って、ジャッキーにキスするシーンは、とても印象的でした。 でも、流れ星を見ると不吉な事が起こると言うキットが、「今回の事件が片付く前に、自分は死ぬだろう・・」と言う言葉が、本当にぐさっと胸に刺さって、それが現実になっちゃって・・。 ケンに支えられながら、出産直後のジャッキーに電話するキット。赤ちゃんの名前を言ったあと、がっくりとうなだれて息を引き取るあのシーン。 息を引き取ったキットを、ケンが抱きかかえ、それを見て愕然とするホー。車にひかれそうになり、それを教えてくれた警官(警備員?)に、キットの姿を重ねるホーは、すごく印象に残りました。 そして、あの銃撃戦もすごく迫力があってよかったです。あのシーンにキットがいなかったのは、ちょっと寂しかったですが・・・。でもよかったです。 
9点(2004-08-27 16:21:50)
2.  狼たちの絆 《ネタバレ》 
「様々な角度」からのレスリーが楽しめた作品だった。キュートさ・華麗な身のこなし・敵と相対している時のきりっとしたカッコよさなど、何度心の中で「素敵!」と叫んだことだろうか。 チョウ・ユンファのキャラも面白くて、笑わせて貰いました。  
[DVD(字幕)] 8点(2004-06-23 20:59:56)
3.  男はつらいよ 寅次郎の縁談 《ネタバレ》 
満男くん、かわいそうだったなあ・・。あんなに就職試験落ちまくっちゃって・・。ストレスが溜まって不満が爆発しちゃうのも分かります。でも、中盤ではのんびりほのぼのしたストーリーで、海仕事や畑仕事をする満男くんが、すごくたくましく見えちゃいました。もちろん、寅さんとの絡みもよかったです。
8点(2004-02-29 20:50:16)
4.  男はつらいよ 寅次郎紅の花 《ネタバレ》 
満男くんと泉ちゃん、無事に結ばれてよかったよかった!と思いましたよ。あの砂浜のシーンを見て。寅さんとリリーさんも、何だかんだいいながら、すごくお似合いですね。満男くんの側にはいつも、心の支えとなってくれる寅さんがいる。満男くんが悩んでいるといつもアドバイスしてくれる。それによって満男くんが少しずつ・確実に大人になり、成長していく。そんな寅さんと満男くんの関係が、すごく好きでした。 
8点(2004-02-22 22:31:52)
5.  男たちの挽歌 《ネタバレ》 
私は「男」を描く作品(ドラマも含め)が大好きです。でも未だかつて、こんなにもカッコよく・「男」を感じた作品は、これが初めてかもしれません。 大物ギャングのホー、ホーの弟で警官のキット、ホーと共に組織を仕切るマーク。この三人の男たちを描く中で、やはり私が心に染みたのは、ホーとキットの兄弟の物語です。キットのホーに対する憎しみが故に、幾らホーが歩み寄っても、その一瞬のスキさえも与えないキット。 「あんたのせいで、俺は昇進できないんだ―!」スキどころか、表現しようのない憎しみを、ホーにぶつける。 でも最終的には、ホーとマークと共に、シン一味を攻撃するキット。その時まだ、ホーに対する憎しみは燻っていたのかもしれない。けれど同じ「目標」に向かって立ち向かう姿は、まだどこか幼さの残るキットが、とても逞しく・頼もしく見えた。 そしてふたりの兄弟が、長い道程を経て、やっとすべてを受け入れ、キットも憎しみから開放され、再び兄弟の「絆」を取り戻すことができた。 レスリーの主題歌と共に、お互いの背中が、それを物語っていたように思えました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2004-02-18 20:04:37)
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