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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  オー!
本作は青春モノという感じの映画ではないですが、 ロベール・アンリコの「冒険者たち」のようなホロ苦さと、 ジョゼ・ジョバンニの暗黒街の世界観がいい具合に混じり合った作品となっています。 どちらのベルモンドもいい。 音楽も含め、少しコミカルに感じる部分にもベルモンドの飄々とした味が出ています。 フランソワの元レーサーという設定もいかにもベルモンド。 サーキットでそのテクニックを披露するくだりも含めて、新聞記者と心を通わす時間帯も良かったですね。 そしてアンリコ、「冒険者たち」と言えばジョアンナ・シムカス。 あっという間に引退してしまった人なので、彼女の出演作はごくわずかしか見ていませんが、 本作でもその美しさは鮮烈に見る者の印象に残ります。
[DVD(字幕)] 7点(2021-08-22 13:51:00)(良:2票)
2.  男と女(1966)
クロード・ルルーシュの出世作にして、代表作の1つである作品。 本作で最も印象的なのは、ルルーシュの作品と言えばこの人、フランシス・レイの音楽。 本作を知らない人も、作品を印象的に彩ったこのスキャットを聞いたことが無い人はいないのではないでしょうか。 かなりの低予算を余儀なくされ、その結果モノクロパートが挿入されたということですが、 それも人生のパートナーを亡くした男と女、それぞれの淋しさ、孤独感、そんな感情がうまく表れていたのではないかと思います。 フランシス・レイの甘美なるスコア、独特の気だるさのある雰囲気の中にいる男と女。2人が語らう滑らかで美しいフランス語の響き。 その一方でダバダバダ♪のスキャットやシャンソンの歌声を前面に出し、敢えて台詞を入れていないシーンの2人の姿もまたいい。 ストーリーよりもその場の雰囲気に酔う、という典型的な作品だと思いますが、その表現方法は今に見直しても古さを感じさせません。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-07-07 17:10:05)(良:1票)
3.  おかしなおかしなおかしな世界
1963年作、アメリカン・ドタバタコメディ超大作。結構なバカ映画です。 ある大物犯罪者が35万ドルもの大金を隠した場所を言い残し交通事故死。 その事故現場に居合わせたごくごく普通の連中に、珍道中の最中に出会った、ごくごく普通の一般市民の皆様に、 最後はお偉い警部様までもが、あぶく銭に目がくらんで35万ドル争奪戦を繰り広げる。本当にくだらない作品です。 大御所ミルトン・バールをはじめとするベテランコメディアン達に加え、 名優スペンサー・トレイシーやエセル・マーマンといったスター達の体を張ったバカコントがこれでもかと挿入されます。 監督があのスタンリー・クレイマーというのが一番の驚きですが、 普通の人たちが大金を目の前に豹変していく様にはちょっとだけ皮肉が込められているようにも思えます。 我先にカネの隠し場所にたどり着こうとカーチェイスも頻繁に挿入されますが、演出やスタントにキャリー・ロフティンの名が。 この人、スピルバーグの「激突!」の殺人トレーラーのドライバーの人ですよね。ちょっと納得です。 終盤にはチョイ役でピーター・フォークが登場。 本作の2年後、似たテイストのある公道爆走コメディ大作「グレートレース」ではしっかりいい役を貰っていました。 このようにスターが出世していく一過程が見られるのも映画好きには嬉しいところです。 途中は中だるみもあるし、160分はさすがに長い。今に見ると笑えるような笑えないような微妙なギャグもあり。 しかしこれが60年代前半の作品であることを考えると当時としてはなかなかのコメディ大作ではなかったかと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2018-10-28 20:10:19)(良:1票)
4.  黄金の眼
B級なんだけど、結構ゴージャス感のある怪盗ディアボリックの活躍を描くアクション活劇。 イタリア映画でこの邦題、どうしても「黄金の七人」を思い浮かべるのですが、 「黄金の七人」よりもコメディ色は薄く、アクションとサスペンスに軸足が置かれています。 怪盗ディアボリックはどう見てもルパンを連想します。 声があまり可愛くないのだけが残念だけど、衣装もスタイルも素敵な相棒のお姉さんはどう見ても不二子ちゃんですね。 意外に真面目にサスペンスしていますが、もうちょっとコメディ色が強くてもよかったんじゃないかな。 それにしてもあのディアボリックの超豪華な地下要塞は何なんだ?どんだけ金持ちなんだ?ディアボリック。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-12-08 20:10:35)
5.  黄金の七人 《ネタバレ》 
これ、昔はよくテレビでやってましたよね。細部はすっかり忘れていましたが子どもの頃見た記憶がありますよ。まあ、くだらない映画なんですが、こういうノリ大好きです。  前半は適度にアクシデントを挿入しながらの強奪モノ、後半は金塊はいずこへ?最後に笑うのは誰だ?という構成も作品のテンポもいいし、結局誰も笑えなかったというオチも楽しかった。  そんな作品の雰囲気を演出するイタリア映画音楽の巨匠トロヴァヨーリの軽快で洒落ていて楽しい音楽がまた素晴らしい。ハイテク機器?の数々も今に見るとかなりショボいのですが、それもまたいい味。  主な登場人物は主犯の教授(一体何の教授なんでしょ?)に、美女が一人。そして実行部隊の6人。実行部隊の6人のキャラが全く立っておらず名前の区別もつきませんが、本作は教授・美女・思いは1つの6人衆と、思惑の数を絞り話を単純にしたことで、あれやこれやと考える必要無く楽しめる作品になっているのだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-01-10 20:50:20)
6.  鬼火(1963)
「君達は僕を愛さず、僕も君達を愛することが出来なかった」主人公の男の本作の最後の言葉。君達とは、数年ぶりに再会したパリに住む友人達を指していながらも、彼の周りにあった社会全体を指していたのでしょう。療養所の人間模様も、パリの街の描写も、ひたすら主人公の男の孤独感が全編を支配する映画でした。そんな男を演じたモーリス・ロネの静かなる名演技を堪能しながらも、生への執着や熱さのようなものも感じられず、その結末に鑑賞後は気が滅入りそうになる作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-06 23:05:43)
7.  おかしな二人
ジャック・レモン&ウォルター・マッソー。説明不要の名コンビがアパートの一室で延々とコントを繰り広げる。ストーリー的にはほんと、大した話じゃないけれど、面白い。何故にこんなに面白いのか。この2人だから、としか言いようがない世界ですね。綺麗好きで神経質なレモンと無精者で大雑把なマッソーの2人の可笑しな共同生活。マッソーはそんなレモンのやる事なす事全てが気に入らない。他の二人の共演作でもそうなのですが、このおかしな2人が絶妙の間を作り出し、仲良く喧嘩している姿をたっぷり楽しませてくれます。ポーカー仲間のおっさん連中もいい味で、彼らが加わるタイミングも絶妙でした。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-17 22:21:09)
8.  俺たちに明日はない
実はあまり好きな映画ではないのですが、何度も見ている映画です。本作でスターに駆け上がったフェイ・ダナウェイがあまりにも魅力的だし、ボニーとクライドを演じたフェイとウォーレンの二人は勿論のこと脇を固めたジーン・ハックマンの存在も効いています。この新人女優をアーサー・ペン監督がいかに惚れ込んだかは冒頭のフェイ・ダナウェイを見ればよ~く分かりますね。やはりあまりにも有名なラストシーン(蜂の巣にされる直前に二人の顔を一瞬アップで捉えるのですが、この一瞬で見せる二人の表情が印象的です。)は初めて観た時は衝撃だったし、リアルタイムで本作を見た人達にとってはもっと衝撃的だったことでしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2010-06-23 22:20:21)
9.  おしゃれ泥棒 《ネタバレ》 
オードリーのラブコメ・サスペンスでは「シャレード」の方が好きなのですが、「おしゃれ泥棒」もとても楽しくて大好きな映画です。いくつになってもやっぱりキュートなオードリーが魅力的で、楽しい脚本に、楽しい音楽に、巨匠ワイラーが軽妙にテンポよく見せてくれるストーリーもやっぱり楽しい。これらの要素に、見逃せないのがピーター・オトゥール!オードリーの魅力と、ちょっととぼけた泥棒さんをコミカルに演じたオトゥールのいい味があったからこそ、ここまで楽しさあふれるいい映画になったのだと思います。盗みに入った美術館で警報機が鳴るシーンやオードリーが掃除のパートさんに変装して盗みが発覚するシーンの楽しい事!そしてオチも楽しく、やっぱりこんなに楽しい映画のラストはめでたし、めでたし、これでいいんですよね。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-05-10 21:48:18)(良:1票)
10.  男はつらいよ 《ネタバレ》 
第1作にして「男はつらいよ」シリーズの面白さの全てが既に完璧に備わっていて、寅さんと、おいちゃん、おばちゃん、さくら、社長、御前様、博・・・愛すべき柴又の人々のキャラクターが既に完璧に確立されていて、全てはこの第1作から始まったこの記念すべき作品に付ける点数は10点以外に考えられません!私のレビューの中で男はつらいよシリーズの10点を付ける率が飛び抜けて高くなっていますが、これはもう好きなんだから仕方がありません。寅さんとさくらの2人の兄妹がとても素敵で温かい第1作。寅とさくらが再会した場面(寅さんのうれし涙をこらえての「小便してくらァ」がいいですねえ!)、寅とおいちゃんが大喧嘩をした後、地べたに座り込む寅にそっと寄り添い笑うさくら。さくらが博との結婚を告げるシーン、寅さんファンならみんな大好きなさくらの名台詞「お兄ちゃん!」・・・。心が疲れた時、辛い時何度寅さんと柴又の人々に元気を貰ったか分からない。このシリーズを観る度に日本人に生まれて良かったなあとしみじみ思えるのです。
[地上波(邦画)] 10点(2009-02-16 21:46:01)(良:1票)
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