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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  おくりびと
先月、父を見送りました。 父の葬儀の丁度1週間後にBSプレミアムで放送していました。 その時は見る気になれなかったけど録画しておいて、今日ようやく見ることができました。 父の体を綺麗にしてもらって、父のお気に入りだった服を着せてもらって、棺に納めてもらった。 その心のこもった仕事に感謝しかなかった。 公開時、あるいは数年前とかに見ていたらどんな気持ちで本作を見たのだろう? そのタイミングで感じ方が全然違うんだろうなと改めて感じさせられる。 「死」の重さが感じられつつも、作品にはいい意味で重くなりすぎないユーモアや空気があり、 演出や演じる主要キャストの演技の、その匙加減もとても良かったと思います。 父の「儀式」を思い出しながら、落ち着いた静かな気持ちで見させてもらいました。 こういうタイミングで本作を見ることができたことに感謝です。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2022-12-03 15:13:26)
2.  オンディーヌ 海辺の恋人
うまくいかない人生、現実の厳しさをファンタジー的要素にうまく包み込む。 母国アイルランドを舞台に様々な人生を描いてきたニール・ジョーダンですが、これも彼の好きなパターンの作品です。 突如海から現れた美しい精霊と、アイルランドの田舎の海辺の町でさえない日々を過ごす漁師のロマンス。 彼女を精霊と信じる漁師の1人娘が可愛らしく、現代のおとぎ話的世界観に欠かせない重要なピースとなっています。 アコースティックギターを基調とした素朴な音楽も海辺の田舎町の日常に自然と溶け込む。 こういう世界観の作品は嫌いではないのですが、なぜ彼女は突如海から姿を現したのか? もちろん彼女が精霊であるはずがなく、訳アリであることは容易に想像がつくのですが、 その訳アリの事情がそれまでの世界観とかけ離れすぎているのが残念。 男のことでも何でもいいのですが、もう少し普通の事情の方が本作の世界観には似合っていたと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-01 21:08:11)
3.  お家をさがそう 《ネタバレ》 
これまでにも「アメリカン・ビューティー」「レボリューショナリー・ロード」で 崩壊の危機にあるアメリカの家族を描いてきたイギリス人監督サム・メンデス。 一方本作は、間もなく産まれくる子どもと一緒に安住できる場所を見つけるために、 全米各地で既に家庭を持っている人々を訪ねるという幸せ探しの旅のようなロードムービーとなっています。 しかし、各地で出会う家族や夫婦達の描写からは、やはり彼らしさが顔を覗かせます。 これから子どもと共に住む場所を探す旅というよりは、様々な夫婦、家族と会う機会を重ねながら、 主人公の2人が新たな家族のカタチを模索していく旅。 そして彼らが新たな家族のカタチを作り上げていく安住の地は、以外にも身近な所にありました。 安住の地を見つけた幸せな2人の姿で作品は終わりますが、これからも2人は結婚はしないという形をとり続けるのかな。 サム・メンデスにとって夫婦とは、家族とは何なのか。 彼のこのテーマの新たな作品をもう少し見てみたい気がしています。できれば、幸せになるストーリーで・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-30 00:27:00)
4.  おとうと(2009) 《ネタバレ》 
山田洋次監督といえば「男はつらいよ」。冒頭の結婚式で姪の結婚式をぶち壊す酔っ払った鶴瓶演じる弟。 思い起こすのは「男はつらいよ」の記念すべき第1作で、妹の見合いををぶち壊す酔っ払った寅さんの姿です。 姉と弟、兄と妹の違いはありますが、やはりこの設定には寅さんを思い出さずにはいられない作品です。 弟と娘の幸せを誰よりも願う優しい姉。これも兄と息子の幸せを誰よりも願う妹(さくら)と重なるのですが、 本作の吉永小百合さん、良かったですねえ・・・。しかし、弟が大阪に帰って以降は借金に病気に、次第に話が重くなる。 しかし、小日向文世、石田ゆり子らが演じる、大阪の施設の山田監督の映画らしい人間模様、 己の死を受け入れた鶴瓶の重いようで軽い、軽いようで重いような演技も良かった。焼酎を使ったユーモアの挿入も。 どんなに成功した人にも、社会的には弱者である人にも、必ず訪れるのが死。 終わりよければ全て良しという言葉がある。 弟の最期が安らかだったことが素直に嬉しかったし、山田監督の優しさが感じられる人生の最期のドラマでした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-12-05 22:50:38)(良:2票)
5.  オレンジカウンティ 《ネタバレ》 
鑑賞後、何が最も強烈に印象に残ったかと言えば、勢いだけは誰にも負けないバカ兄貴を演じたジャック・ブラック。 主人公は作家志望の弟ですが、オイシイところはジャックに持っていかれているような感じはあります。 でも主人公である弟のキャラクターにしっかり魅力がある。 故郷オレンジカウンティの人々もそれぞれに問題はあるけど許せる、愛すべきキャラクターに描かれています。 両親に、サーフィン仲間に、特に兄貴は無茶苦茶ですが、 何より弟思いであるところがしっかりと出ている点は重要なポイントです。 もう1人、弟の彼女の存在が効いていて、演じた女優さんのもつ雰囲気もとても良かった。 あれほど問題だらけだった彼の周りにあるものが、一瞬のうちに解決するラストも好きです。 兄貴の放火はお咎めなしなのか?と思いますが、まあいいんじゃないでしょうか。 悪友の「ざまあみろ!スタンフォード!」の台詞も良かったですね。 いい大学に入ることが全てではないし、人生、もっと大切なこともあるんじゃないかな。 ジャック・ブラックの濃い兄貴と比較すると地味なキャラクターですが、弟を演じたコリン・ハンクスも好演。 あのハリウッドの超大物を父に持つサラブレッドですが、 育ちの良さを感じさせる風貌と本作のキャラクターがとてもよく似合っていました。
[DVD(字幕)] 7点(2014-08-10 20:11:03)(良:1票)
6.  オーシャンズ
僕はBSやアニマルプラネットなどで、こういうドキュメンタリー番組を見るのが好きで、このジャンルも一度映画館で見てみたいですね。 テレビで見るとやっぱりドキュメンタリー番組と変わりが無くなってしまうので…。 これが映画館の大画面で見ると全然違うんだろうなあ…。 ただ本作の場合は、度々挿入されるちょっと抽象的な映像が不要だったと思います。 子ども達も見る映画だと思うので、余計にこういう映像、時間帯は退屈に感じてしまいます。 それでも子ども達が環境問題を考えるきっかけとなるであろう本作の分かりやすいメッセージは良かったと思います。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2014-05-01 16:12:55)
7.  俺たちニュースキャスター
ニュース番組を舞台にした賞には無縁の典型的アメリカン・バカコメディ。ちょっともたつく時間帯はありますが、僕の好きなノリの映画です。  サンディエゴの地方局の視聴率ナンバーワンニュース番組の4人の野郎どものヒゲ、長髪、カウボーイハット、メガネなど、顔の周辺にアクセントをつけたコメディ仕様の微妙な風貌もいいし、ライバル各局のアンカーマンをはじめ、豪華な顔触れのノンクレジット組といった遊び心も楽しいです。  終盤のピンチにも犬と熊の話し合いで解決、その犬と熊の会話に字幕を付けるとか、とことん無邪気な雰囲気もいいですね。  まだニュース番組が男の世界だった頃にアンカーウーマンを目指すヴェロニカの存在に、作品の舞台となる時代の空気を入れていますが、あくまでも無邪気でアホなノリがコメディ好きには嬉しい作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-25 16:21:36)(良:1票)
8.  おいしい生活
前半のアレンと強盗仲間達のやりとりはかなり笑えます。偽装のはずのクッキー屋さんが意に反し大繁盛してしまうくだりも可笑しい。しかしクッキーで大成功を収めて以降の後半が失速気味。  うわべだけの知識で取り繕い着飾るインテリもどきや、金だけが繋がりの人間関係を軽いタッチで皮肉るあたりはアレンらしいのですが、いつもよりかなり薄味。  前半の登場人物が後半に活きてこないのも残念。(秘密をすぐにばらしてしまう、店員に雇った親戚とか笑いドコロで使えそうないいキャラだったんですが、後半は普通のおばさんになっちゃいました)  それでもテンポの良さは健在だし、俳優アレンが出ているアレン映画はやはり楽しい。脚本家アレンの台詞を一番面白おかしく喋くってくれるのはやはり俳優アレンなのです。
[映画館(字幕)] 6点(2012-08-01 16:06:08)
9.  王妃の紋章
製作費はいかほど?というほどの、どのシーンを切り取っても金ピカで豪華絢爛の宮中のセット。一体何人が動員されたの?というほどのエキストラ。  キャストの方も国王チョウ・ユンファ、王妃コン・リーをはじめ、息子達にもジェイ・チョウ、リウ・イエといった中華圏の人気者を起用したキャストも、何もかもが豪華。特に、久々にチャン・イーモウと組んだコン・リーはその美しさもさることながら、貫禄を漂わせる存在感も流石です。リー・マンの可愛さも印象に残ります。  これだけの舞台設定の中、描かれるのはドロドロの関係の家族の愛憎ドラマ。かなり小ぢんまりとしたお話で何かアンバランス。チャン監督はこの頃、それまでとはガラリと作風を変えた時代劇を立て続けに撮りましたが、どの作品も見所はあるものの、それまでのチャン監督の作品群が好きな僕にとってはどうしてもチャン監督らしくない、という思いの方が強くなってしまうのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-03-03 21:38:45)
10.  オペレーション・ワルキューレ<TVM> 《ネタバレ》 
どうしてもブライアン・シンガー監督作「ワルキューレ」と比較しながらの鑑賞となりました。 ブライアン・シンガー版は原題も「ワルキューレ」で本作の原題は「シュタウフェンベルグ」となっています。「ワルキューレ」はシュタウフェンベルグ大佐を中心としたワルキューレ作戦を描き、本作はワルキューレ作戦の中心にいたシュタウフェンベルグ大佐に軸が置かれていたように思います。  TV用に作られ予算的制約もある本作とスーパースター、トム・クルーズを起用した大作「ワルキューレ」。どうしても一つ一つのシーンの迫力は「ワルキューレ」に軍配が上がる。しかし、「ワルキューレ」ではよく分からなかったシュタウフェンベルク大佐の上官であるフロム大将の微妙な立ち位置などは興味深い所でした。また、計画が破綻して以降、最期の時までの数時間の迫力ある人間模様の描写は本作に軍配が上がると感じました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-23 21:11:20)
11.  思い出の夏 《ネタバレ》 
中国の貧しい山村に住む、時折村の広場にやって来る巡回の映画が何よりも楽しみな映画好きの少年。ある日、その村にやって来た映画の撮影隊との交流を通して、この少年の目線で見つめた中国の山村に住む人々の思いが描かれます。  山村の風景は貧しさが目に付く。コンクリートでできた建物はなく、村の道は舗装もされていない。一旦村を出て町へ行った者は誰も戻ってこないという。その少年が映画に出る事になる。町へ出て行く姉に対し「僕は町になんて行かない」という台詞が言えず、「僕も町へ行く。こんな村は嫌だ」と台本に無い台詞を言ってしまう少年の姿は、中国の山村に暮らす人々の思いを代弁しているかのようでした。  監督は中国映画第6世代にあたるリー・チーシアン。第5世代のチャン・イーモウも本作と同じく現地の素人の子どもを使い、子どもの目線で中国の山村を見つめる映画を撮っています。冒頭に村の広場で上映されていた映画は、そのチャン・イーモウの「キープ・クール」。中国の地方を舞台にした映画を多く撮っていたチャン監督が都会に出て北京で撮った都会派コメディを使ったのが興味深いところです。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-20 22:33:16)
12.  女はみんな生きている
冒頭で見知らぬ娼婦が二人の男から半殺しになるほど殴られる所を主人公の女が夫と共に目撃する。翌日入院先の病院を訪れ、病院に寝泊りして看病するのですが・・・。すぐにこの件に深入りすると自分も危険に晒されると分かりながらも何故にここまで首を突っ込むのかが最初は唐突に感じられましたが、最後まで作品のテンポが素晴らしくいいしメッセージも分かりやすく、映像、音楽ともにとても洗練されています。サスペンスとコメディの配分も良く、ツッコミ所はあるのですが巧く作られている映画でした。 
[DVD(字幕)] 6点(2010-12-05 20:02:35)
13.  大阪ハムレット 《ネタバレ》 
公開時見に行こうか迷ったけど結局見に行かなかった作品。こんなにいい映画だったんですね。なんてことの無いシーンに何故か涙が出てくる。本作の原作も、「ハムレット」自体も読んだことは無いし、「ハムレット」の映画も実は見たことは無いけれど、「生きるべきか死ぬべきか」だったかな、ハムレットの有名な一節だけは知っている。この一節だけでは何も分からないですが、難しい事を考えたくない映画です。ただ、「頑張って生きていくんやで!」と素直にこの家族に感情移入できる映画でした。明るくて大らかなお母ちゃんを演じた松坂慶子、見るからに人の良さそうなおっちゃんを演じた岸部一徳の二人の演技が素晴らしく、それぞれに悩みを抱え、映画の中でそれぞれの存在感がしっかりと出ている3人の個性的な息子達も良かったです。この家族の関係がハッキリと描かれていない部分も多いのですが、互いに支え合って生きている姿にいい家族だな、と素直に思える映画でした。 
[CS・衛星(邦画)] 8点(2010-10-16 11:38:56)(良:1票)
14.  女教師グロリア<TVM>
1990年頃に好きだったペネロープ・アン・ミラー。最近お姿を見られなくなったなあ・・・なんて思っていたら思わぬ所での再会となりました。レンタル屋さんで借りるDVDを物色していたら妙に目につくパッケージ。しかし「あっ!ペネロープが出てる!」と借りることになったのですが、先にレビューされている方も書かれている通り、これはどう見てもパッケージのお姉さんがグロリアでしょう・・・。長いこと映画を見ているとたま~に邦題やパッケージのトラップにかかってしまうことがあるのですが、これはまさにそんな映画なのでありました・・・。
[DVD(字幕)] 3点(2010-08-30 20:47:27)
15.  オーケストラ!
予想に反してベタな笑いドコロがふんだんに盛り込まれており、よく笑わせてもらいました。全編を通して人情喜劇的な流れの中、今もロシアの人々の心やロシア国内に根深く残っているのであろうソ連の時代の負の影響や、人々のその時代への様々な思いが分かりやすく上手く描かれていました。最後に来て最高の盛り上がりを見せるコンサートのシーンは素晴らしかったし、メラニー・ロランの輝く存在感が際立っていました。更に、残念ながら他の作品を見る機会がなかなか無いロシアのベテラン俳優たちの人間味あふれるコミカルな演技も素晴らしかったです。
[映画館(字幕)] 8点(2010-06-25 20:48:57)(良:1票)
16.  大いなる休暇 《ネタバレ》 
小さな島に工場を誘致する。そのためには島に常駐している医者が必要。と言う訳で島ぐるみで一致団結して工場と医者を必死に騙す芝居を繰り広げるというほのぼのと心温まるコメディです。日本にも高齢化、過疎化、町には仕事は無く若者は町を離れ、医者も町を離れていく・・・といった話を見聞きすることが少なくないですが、こんな事情は万国共通なのでしょうか。最後の村長の本音の発言と共に考えさせられます。映画としては人情喜劇としてしっかりと良く作られた作品だと思います。笑いドコロも笑いのツボもしっかり押さえられており、騙され続けた医者と騙し続けた村長が最後の最後に本音で語り合い、実にいい笑顔を見せるラストに心が温かくなる。最後はかなり分かりやす過ぎるくらいの典型的ハッピーエンドなのですが、こんな映画にはそれがよく似合います。
[DVD(字幕)] 8点(2009-11-03 17:52:06)(良:1票)
17.  オータム・イン・ニューヨーク
映画の雰囲気は決して悪くは無かったんですが、ストーリーがあまりにもありがちで物足りなかったですね。リチャード・ギアさんもホント、いつも通りのリチャード・ギアさんでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-01-30 22:43:00)
18.  オールド・ルーキー 《ネタバレ》 
シーズンオフのこの時期MLBの話題の中心はスター選手が年俸15億円とか20億円とか僕たちには考えられない巨額の契約をモノにするスター選手の動向です。彼らは間違いなく富と成功を手にしたメジャーリーガー。そんなスター選手がいる一方でジム・モリスもこんなカネは手に出来なかったけど彼もまた間違いなく金には変えられない夢を実現し、成功を手にしたメジャーリーガーだと思います。教師という安定した人生よりも忘れかけていた夢に再トライする姿にはやはり感動しました。彼を支える家族の描写も良かったですね。
[DVD(字幕)] 6点(2008-12-29 12:46:43)
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