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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1408
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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1.  オーディナリー・デイズ 失踪した娘 《ネタバレ》 
物語を登場人物による異なる視点で描いていくという手法自体は特に目新しいものではありませんが、オムニバス作品でもないのに各パートの監督が異なるというのは珍しい手法ではないかと思えます。が、パートごとに視点が異なると言うよりシンプルに中心人物が異なっているだけとも言え、基本は3人称で語られているように思えます。  しかしながら、観ていて一番感じてしまったのは、本作の特徴であるその部分よりも兎に角世界が狭いという点。冒頭シーンでいきなりカーラとブライトビルが出会っていることはまだしも、捜索活動中のブライトビルが投げたマグボトルがカーラのクルマの屋根に落ち、しかも中身を飲み干したカーラが命拾いとか。どんだけ狭い世界で生活してるの?てか都合良過ぎでしょ?みたいに感じました。  台詞なしで語られる後日談も結構お気楽感が出てまして、両親も刑事夫妻もハッピーハッピーって感じですし、一生に関わる大事になってしまったカーラも、また走れてハッピーみたいにニッコリしたりして。物語としては決して軽くも薄くもないと思えるのに、出来上がった作品としては相当ライトな雰囲気になっているのでは?  決して面白くないとは言いませんが、少しばかり肩透かしを食った感が否めず5点献上に留めます。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-06-26 14:12:59)★《新規》★
2.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
見応え十分のSF大作。エイリアンの襲撃に人類が打ち勝ったものの、核兵器の使用によって地球環境は壊滅的なダメージを受け、人類は宇宙に逃れざるを得なくなってしまったという設定には、今の時代背景にあっては決して絵空事ではないのではという恐ろしさを感じます。  ところがその設定はエイリアンによって創作された虚構。そして、その虚構を信じ込まされて操られているのは一組の男女のクローン。このあたりのサプライズは良く練り込まれていると思います。  ただ、人類の生き残りの活動を監視するために何故クローンが必要なのかという基本的な部分については、今ひとつ説明不十分に思えました。たまたま捕獲した一組の男女。確かに人類の中でも極めて優れた能力を持つ個体なのかも知れませんが、そもそも人類に人類を監視させる必要性があるのかどうか?単にエイリアン側の人手不足を奴隷的労働力で充足している?今までも侵略行為の中で培ってきたノウハウ?本作の胆の部分だけに少々残念です。  トム・クルーズさんの矢鱈カッコいい立ち回りやヒロイン2人の美しさ、そしてある時は愛くるしく、ある時は頼もしく、そしてある時は恐ろしくと、大活躍するドローンたち等々、エンタテイメント作品として申し分のない魅力に溢れた作品とは思いますが、基本的な設定に少しばかり雑な感じを受けてしまいました。  そして一番気になったのはエンディング。クローン人間は記憶や感情を共有出来るかと問題については相当ハードルが高いような。記憶とか感情とか、所謂精神や心というものは一体どこにあるのか?科学的、或いは哲学的なこの問題を本作ではクローンであれば元になった人間と精神を共有出来るものとしているように思えます。物語をハッピーエンドで完結させるためには避けて通れなかったのかも知れませんが、この締め方は本作が万人受けするエンタメ作品である限りにおいて少しばかり強引だったように思えます。  そこが消化できず1点減点しました。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-02-25 23:58:40)(良:1票)
3.  オキュラス/怨霊鏡 《ネタバレ》 
呪われたアンティークの鏡。それは手にした者の心を歪ませやがて死へと追い込んで行く。というストーリー自体には特に目新しさを感じませんが、過去と現在を同じタッチで描きつつ交錯、或いは混同させるという演出は面白いと感じました。  子どもの頃に両親を死に追いやられ、しかも母は父に、父は弟に殺させるという惨い仕打ちを受けたケイリーが、必ずいつか「鏡」の秘密を暴きこの世から葬り去ることを決意して生きていくという設定は十分に理解できます。  医療施設で長期にわたるカウンセリングを受けたティムが忌まわしい事件を合理的に解釈しようとする姿と、全ては鏡のせいだと断定し、異様なまでに執着するケイリーの姿を対比すると、実はカウンセリングが必要だったのは姉の方で、鏡は彼女の心を捉えたまま敢えて自由に生かしておき、復讐のために帰ってきたところを改めて死に追いやり、ティムには改めて汚名を着せ苦しみを与え続けるという「鏡」の意志を感じてしまいます。  なんだか作品解説みたいになってしまいましたが、要するにストーリー自体は非常に解り易く、意外性やどんでん返しは無いと言って良い内容であり、時間軸が交錯して行く中で観客が混乱していくという演出上の試みが中心になっている作品のように思えました。  ちなみに題名はラテン語の「眼」あるいは「丸窓」ですね。鏡に憑りついている悪霊(鏡の犠牲者であり死して後も魂を捉えられている者たち?)の「眼」がまさにそのように表現されていますが、そのことの意味するところは全く語られていないのは何故なのでしょうか?解らず仕舞いでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-21 11:38:05)
4.  お嬢さん(2016) 《ネタバレ》 
第一部と第二部で一人称を替えることで、ひとつの作品の中にスピンオフが入り込んでいるような構成。そして、その転換によって早々にどんでん返しを持ち込み、この物語はこの後どうひっくり返るのか?まだまだ気が抜けない!と期待させてくれる作品でした。 物語を大きく動かしていくダブルヒロインの同性愛的関係性は原作同様ですが、その場面を独特の色彩で美しく、かつ、躊躇うことなく過激に表現しているところや、舞台を戦前の朝鮮半島に替え、朝鮮語と日本語(「敢えて」かも知れませんが相当不自然で聴き取りにくいのが難点)を巧みに使い分けた演出(朝鮮語のセリフなのに放送禁止用語だけ何故か日本語?)、更には原作を大きくアレンジした第3部の展開とエンディング、そして性描写や拷問シーンも全体を通してさり気なく散りばめられたコミカルな演出で、映し出されている程には過激さを感じないところ等々、流石パク・チャヌク監督!といった出来栄えです。 とは言え、エロティックシーンが独り歩きして、サスペンススリラー作品なのか官能映画なのか不明瞭になりかねないような気もして、そのあたりをもう少し抑えて、更なるどんでん返しを用意しても良いのでは?との思いが残り7点献上です。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-09-22 00:26:08)
5.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
原作未読、未見なので純粋にこの作品についてです。 いかにもハリウッドのSFアクション大作というこの作品、はっきり言って面白い。キャスティングも演出も文句なし、ちょっぴりコミカルな小ネタを交えたスピーディな展開は全く飽きさせることはありません。丁寧な作り込みです。みんなでワイワイ観るも良し、ひとりでじっくり観るも良し。かなりハイレベルなエンターテインメントですね。 ただ、冷静にストーリーを考えてみると今ひとつ釈然としないものが…それは本作の中心を成している時間のループ。あたかもゲームのように、幾度もリセットしては少しずつ先に進むストーリー(現実的に考えれば、ひとりループを体感している主人公は、超人的な忍耐力の持ち主としか言いようがありません。)が展開しているところは良いのですが、最後の最後になんでそこに戻るんだろうか…?過去を変えてしまうことによる現在への影響を描いたタイムパラドックスものとは真逆な結末。未来を変えて過去が変わるというのはどうも腑に落ちない…まっ、いっか楽しいんだから。 あっ、それともひとつ。邦題は原作の題名みたいですが、本作の原題の方が作品内容を映していてカッコいいかな?
[DVD(字幕)] 8点(2015-07-21 23:40:22)
6.  オーガストウォーズ 《ネタバレ》 
的確なレビューが並んでいて吃驚。皆さん基本的には評価が割れてないって作品は珍しいですね。 私も概ね皆さんに賛同です。ただ、少しばかりダラダラし過ぎたかな?正直、欲張りすぎ感は否めません。少年のファンタジー(家庭崩壊によるトラウマに起因する現実逃避)を中心に据えるのか、はたまたあくまでも母の愛を中心に据えるのか、それとも戦争の現実こそがテーマなのか…そのあたりの中途半端感が無駄に尺が長いかの如き印象に繋がります。羽毛が舞うシーンとか、少年のファンタジー以外の部分にも、いくつかカットした方が?というような表現が目につきました。母親に手を差し伸べる軍人や非戦闘員についても、たとえ戦時であっても人には優しさや愛があるのだという表現を挟みたい気持ちは解るのですが、無理矢理感が否めない。特に軍人は冷静に考えれば軍法会議モノの行為を平然とやってのけてる。ご都合主義にもほどがあるって場面が無きにしも非ず…。あと、これは仕方ないのですけれど、ロシア人にしか通用しないようなギャグが入ってたりもします。 国内だけではなくて、もっと海外での公開を意識した編集をしていれば、相当に高評価が得られる迫真の戦争映画(もしかして実弾射撃?みたいなシーンも多々ありますね。)だけに、ちょっと残念。
[DVD(字幕)] 6点(2014-10-12 02:56:49)
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