1. 男はつらいよ 噂の寅次郎
《ネタバレ》 アイドル出演と寅さんが結局振られるお約束の形を楽しむのが正しい寅さんの見方だと 勝手に思っています。思わせぶりに「好きよ」なんて言われたら誰でも天に昇る気持ちになってしまいます。「俺も言われてみたいよ」などと思いながら、ひょっとして寅さんはうまくいかないかと淡い期待をしながら見るのが楽しかったです。 [地上波(邦画)] 6点(2010-01-02 16:33:36) |
2. おくりびと
《ネタバレ》 極論を言うと葬儀という儀式は死者というよりは残された人のためにあるものだと思っています。 本作は残される人々を通じて生きることを描いています。生きることへの執着を見せるよりは淡々と死を見せることで残された人々がどのように受けとめるかということなんでしょうね。ある人の人生をたどるという作品はありますが、かなり新鮮な視点だと思いました。 序盤では納棺師が他人の死を外側から眺めている一方で、生の象徴として食べ物がしつこいぐらい登場します。次第に自分に身近なところに死が近づいてきて、最後には生き別れの父の死に向き合うことになります。傍観者に過ぎなかった大悟たちを当事者にするためには、どうしてもご都合主義にならざるを得なかったのですが必要な展開だったと思います。広末涼子の演技が気持ち悪かったことや土手でのチェロがややくどかったのですが、山形の美しい風景もあって爽やかな映画でした。 [地上波(邦画)] 8点(2009-10-03 21:55:12) |
3. 奥さまは魔女(2005)
《ネタバレ》 オリジナルが結構好きだったのでリメイクの本作は不安で見ていましたが、割とよかったと思います。劇中劇という形でひねった設定もあって楽しめました。 [地上波(吹替)] 5点(2008-11-16 14:30:29) |
4. ALWAYS 続・三丁目の夕日
《ネタバレ》 今回は人にスポットがあたっている。強引な展開も気になりますが前作でまいた種をうまく回収したところは感心しました。昭和レトロも前作のグッズ見せから本作では街や電車へとスケールがアップして逆に自然に見ることができました。 [DVD(邦画)] 5点(2008-05-25 01:01:37) |
5. 俺たちニュースキャスター
《ネタバレ》 くだらない。ひたすら話は薄く軽く漫画的である。しかしその軽さがとにかくツボにはまった。また、カメオ出演の俳優も豪華で見ごたえあり。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-05 23:02:35)(良:1票) |
6. 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
《ネタバレ》 それにしても吉永小百合は可愛い。 ストーリーはマドンナに対する恋心を自主規制して撤退するいつものパターンですが 歌子の父親役がよかった。 [地上波(邦画)] 6点(2008-03-16 21:23:36) |
7. 女はみんな生きている
《ネタバレ》 変なタイトルだなと思いつつ見始めたのですが、なかなか単純明快で分かりやすいストーリーです。多分ギャグの意味もあると思うが出る男が全てイヤなヤツかダメなヤツ。 それを主婦と娼婦がやっつけるというお話でした。男の私にとっては、男敵視感はちょっとやりすぎ感もあったりするんですが、度胸が据わってきたノエミとエリーヌの二人の活躍は痛快でした。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-17 22:23:23) |
8. ALWAYS 三丁目の夕日
昭和レトロ博物館のごとく懐かしいものを見せるのが目的になっています。 ストーリーはベタで子どもを使って泣かせようとしているのが見え見えで かえってドン引きしてしまいました。 演技は鈴木オートの家族が良かったです。 [DVD(邦画)] 2点(2007-09-27 22:37:05) |