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TANTOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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21.  パニック・ルーム
見る前は怖い映画だろうなあと予想して見てたからちょっと期待はずれといえば期待はずれだったけどそれはそれで面白かったかな。サスペンスとしてだけではなく、親子愛も垣間見れるヒューマンドラマとしてもとても見ごたえはあります。
7点(2003-11-09 00:51:50)
22.  花束みたいな恋をした 《ネタバレ》 
どうしようもないくらい気があってどんなことでも共有できる…と思いきや劇場版『ガスタンク』やミイラ展は実はつまらなかったり内心引いていたり、それは好意を持っていた互いと互いの好きなものに気を遣ったに過ぎない。そういうことから回り始める恋愛関係。嫌いではないけど、あまりにも始まる時はうまくいきすぎてて、そしてダメになる時は典型的すぎて、なんだかいまいち感情移入はしにくい印象だった。  絹ちゃんはとても良い子だと思った。どれだけ蔑ろにされても麦のことを気遣い労ってあげて、でもどれだけ労ってもらってもどうしようもない距離感になってしまうということもわかる。自分だけのことではなく、相手も含めてのことだから。ただ、仕事を始めたことがきっかけであそこまで変わってしまうのかな。若いうちは、まああるのかもしれないけど少し腑に落ちなかった。 自分は、場所やタイミングにもよるがけっこう仕事は楽しむほうだと思っている。もちろんストレスを感じることもあるが、それ以上に仕事をしながら楽しめる時もきちんと存在する。仕事と家庭、家庭とそれ以外のプライベート、それ以外のプライベートと仕事、それぞれに使い分けや考えの切り替えは必要であろうが、若い彼にはなかなかそれは難しいか。ある意味じーさんのような達観を備えた自分のような人間ならなんとかやりくりできるのかもしれないが。 わかる部分もある。自分もあれだけ若いころ夢中になっていたゲームに全く没頭できなくなった。何がきっかけかはわからないが。でも、もし誰かが一緒にやってくれたらめっちゃ嬉しいけどなあ。絹ちゃんと楽しむ未来はなかったのだろうか。  そしてラスト、結局別れる二人。ファミレスで出てきた二人はまた展開が神がかり的に奇跡すぎてあり得なくてまた萎える。まあ、あんなことあれば嬉しいのは当然ですが。あそこまで一致したことは流石にない。 そして別れてさらっと次の彼氏、彼女が見つかる二人。そんなもんかなとも思ってしまう。  きっと、作った人のなんらかの思いはあったんだろうけど、いつもタイトルとのつながりを考えてしまいます。どこらへんが花束だったのかな、、?いくらでも会話に花が咲くからなのか、はじめは満開でも後々枯れていくからなのか。はてさて。。。誰か答え知ってたら教えてください。
[インターネット(吹替)] 6点(2022-11-16 01:03:51)
23.  バイオハザード: ザ・ファイナル 《ネタバレ》 
見始めてみるとなんだか見覚えがあり、おそらくリリース当初に鑑賞していました。でも結局どういうふうにシリーズが終わったのか記憶がなかったので改めて鑑賞することに。  ほぼ全ての人類を死に至らしめたTウィルスを根絶するため、始まりの地ハイブへ行くという展開。やはり一作目はとても好きで、あの場所でのバイオハザードがもう一度見れるとなると自然とワクワクしてきました。  ・・・のですが、崩壊寸前の施設という設定のせいか全体的に薄暗すぎて見えにくく、ロケ地効果も今ひとつでしたね。結局製作サイドはあのレーザー通路を使いたかっただけなのかな??さすがにここまでしつこく使ってくると食傷気味です。あれ、海外では評判いいんでしょうか。走るゾンビの標準化やワイバーンのようなゾンビなど、敵の形態も変わりすぎてなんだか別の映画のよう。  SFはもちろんフィクションなんですが、「現実にこんなことが起こったら世界はどうなるだろう、自分はどうするだろう」などと考えながら楽しむもので、その設定の部分を何でもありにしてしまうとどう楽しめばいいかわからなくなる。決められた設定をはみ出さない形にしてほしかったと思います。  まあもう完結なのでこれでおしまいなのですが。でも自分をSF映画好きにしてくれたりゾンビ映画を楽しませてくれたシリーズとして、このシリーズに感謝したいと思います。長い間ありがとうございました。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-12-01 12:37:08)
24.  半世界 《ネタバレ》 
作中、綺麗な湾内に囲まれた牡蠣の養殖場が出てきました。見たことあると思ったら、昔住んでいた町の景色でした。出てくるものや場所がところどころ自分の記憶にある場所で、話の本筋とは全然違うところで見入っていましました。  話の中身はというと、田舎のにいちゃんたちがどんな風に田舎のおっさんになっていくかという過程を描いたような作品。ある場面では父になり、ある場面では職人になり、ある場面ではガキになり、ある場面では友になる。見栄えという意味では全然栄えない映像ばかりですが、同じような立場の男性からは奇妙なノスタルジーが感じられる映画だったと思います。  子供の変な人間関係はいらなかったかな。でもあれがあったから奥さんの初乃そん(=池脇千鶴さん)とのストーリーも仕上がったのか。自分もあまり良い学生時代を送っていないので、ああいうの見るとなんか見るに耐えなくなり不快感が止まらなくなる。いじめてるやつの家に、しかも両親揃ってる時に行くってどういう感覚なんだろ。わけわからんわ。  個人的には、備長炭作りにとても魅力を感じた。面白半分で書くのではないが、もし体験できる機会があるのなら是非やらせてほしい。実際に木を伐採するのとかは体力的にもたないかもしれませんが。釜に火を入れ、木を入れ、その具合を眺めながら少しでも良い炭を作りたいという職人気質の一端を垣間見たいと強く思った。家での自分と全く切り離された、炭と共にある別世界の自分。私にはこれも一つの『半世界』と感じられました。そう言う世界が欲しくてたまらなくなりました。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-04-16 22:01:06)
25.  バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 
前作で痛い目に遭ったはずなのに・・・と思いながらもやはり観てしまった今作。予告編を見てもパターン化してきてるのでワクワクもしない、のに観てしまう。そう思うとこのシリーズの魔力ってほんとすごいなと改めて感心してしまった。  しかし内容についてはやはりかなりハードルを下げて鑑賞。それが理由かどうかはわかりませんが、予想よりはけっこう面白かったように思います。 今回はアリスではなくその他の人のクローンがたくさん登場。懐かしい顔ぶれもあって、シリーズ好きならテンション上がるのでは。これを見てやはりクローンは敵役を増やすのに使ったほうが面白いと感じましたね。前作のように主人公のアリスをクローンでぞろぞろ増やされると、なんかもう何でもアリ感ありすぎて(しかも超能力まで持ってるし)観てる方も散漫というか、どうでも良く感じてしまうので。  映画版には初登場のエイダ(=リー・ビンビンさん)。自分の中ではエイダってもっと大人な想像してたので、思ったより童顔の方で最初違和感ありました。でも見てる内にだんだん馴染んできましたね。容姿の違和感を帳消しにするくらい「エイダ」を演じきっているのでそう感じたんだと思います。かっこいい。 他にキャストの面では、ジル役のシエンナ・ギロリーさんの髪はどうにかならないんだろうか。あのコスチュームに合わせてあの髪なんでしょうけど、見た目変貌しすぎて『Ⅳ』のラストでも最初ジルだと分からなかった。やっぱりジルは『Ⅱ』の格好じゃないと。  色々と書きましたが、今回の『Ⅴ』は色んな面で原点回帰しているのが自分的には好印象でした。アリスは相変わらずですが、レオンやウェストなどの人間のみの部隊でアンブレラの施設に潜入というのが『Ⅰ』を彷彿とさせます。単純に面白かった。 上述したように「何でもアリ」という構成が少なくなったのはとてもとても良かったと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2012-09-18 10:25:44)(良:2票)
26.  パンドラム 《ネタバレ》 
超大作のSF映画を参考にしたのかなという感じの映画です。なので、アイデアも使い古された感じ。あと私にとって致命的だった点として、「見づらかった」というのは大きなマイナスでした。薄暗い船内で何がどうなってるのかわからない様子を見続けるのはけっこうストレスでした。あれをするならせめて船が難破する前の通常の状態の船体を見せてくれていればだいぶ話への入り方が違ってきたと思うのですが。ちょこちょこ出てくる非常用の蛍光灯も「どんだけ持ってんねん!」とツッコミを入れながら、しかしラストの大洋に飛び出すシーンには感動しました。前半見にくくしていたのも、前半の閉鎖的空間からラストの開けた大洋に飛び出すことでのギャップ狙い??これから1200数人の彼らが始める『LOST』的な展開も見てみたい気がします。  しかし全体的に説明足らずというか、船内に出てきたモンスターとかも、もっと正体などを知りたかったですね。暗くて一体一体をじっくりも見れなかったし、結局彼らが何だったのか全くわからなかった。 でもタニスだけはとても印象に残りました。あの絵には素直に心動きました。ラストシーンに賞賛をおくりたい!!
[DVD(字幕)] 6点(2011-05-16 20:58:20)(良:1票)
27.  ハプニング 《ネタバレ》 
観客に異変を気づかせるのがとても上手い映画だと感じました。樹木がざわついたら「あっ、(ウィルス)来てる」と思わせるし、人が逆方向に歩き出したら「あっ、あの人感染した」ってのが分かります。  シャマラン監督と言う時点で観客にわかってもらう映画ではなく、人それぞれに何かを思ってもらう映画なんだと、そういう若干ナナメ上からの視点でこの映画を見てました。徹底してみんな”自殺”ってのはインパクトありますね。感染者同士で殺しあうとかじゃなくて、みんな絶対に”自分で”やってます。集団で心中とかも見てる範囲では少なくとも無かったみたいだし。”感染者には襲われない”という点が『28日後…』や『バイオ・ハザード』シリーズとは違うところですね。そうなると怖いのはやはりウィルスで、「見えない敵」という設定や、感染には何らかの法則があるとにらみ、感染経路・方法を突き止めようとする主人公の焦燥感なども描かれていてそこは面白かったです。  この方の作る映画ではもう仕方ないんでしょうが、ここまでモヤモヤが残る映画というのは人によってやはり賛否分かれるんでしょうね。だからといってこの映画のような超自然現象を、根拠の無い取って付けたような理論で説明されてもそれはそれで突っ込みたくなるんでしょうけど。う~ん、難しいですね。
[DVD(字幕)] 6点(2011-01-11 16:09:27)(良:1票)
28.  ハリー・ポッターと賢者の石 《ネタバレ》 
このシリーズももうすぐ完結ということで、また第1作目から全部見直すことにしました。ほとんどのシーンは覚えていましたが、物に火をつけたり、浮かせたり、ホウキでの飛び方の授業とか、魔法学校という存在をとても丁寧に描いている映画だなと改めて思いました。そのあたりは原作の本の描写の手柄が大きいのだろうと思います。原作は挿絵つきの本ですし、映画にもしやすかったんだろうと想像されます。  そうなると映像としての評価をしたくなるんですが、まず子供たちが可愛い。今現在のダニエル・ラドクリフさんとかエマ・ワトソンさんとかはもうしっかりした青年男女ですが、それでも「この頃は可愛かったな~」というコメントがこの第1作目を見てるとどうしても出てきてしまいます。本当に可愛い。屈託がなくて一生懸命で。そう考えると、やはり第1作目と最新作とでは同じシリーズでもだいぶ視点の変わった作品として観てしまいますね。この『賢者の石』について言うなら、メルヘンで夢があり、アドベンチャー要素もある子供向けの映画と言う印象です。シリーズ進んでいくとどんどんドラマみたいになっていきますが・・・。 クィディッチも観ていて実際にやってみたいと単純に思うくらい楽しそうでした。あのスピード感も好きです。  あとは映画と言うよりそもそも原作の批判になるかもしれませんが(てゆーかこのシリーズでストーリー批判は全て原作批判になる)、ラストの年間優秀クラス決定のあのグリフィンドールの贔屓されっぷりには閉口しました。あんな評価するところはまず良い学校にはならんだろうな・・・。スリザリンもヤンキー多いし荒っぽいけど別に悪いことしてないやん。クィディッチでも一応ルールは守ってたっぽいし。 そこらへん、黒白はっきり色分けした世界観で語っていくのが子供向けだなあと再認識しました。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-09 12:54:37)
29.  バーン・アフター・リーディング 《ネタバレ》 
なるほど、"Burn After Reading"=「読んだら焼いてしまいましょう」的なストーリーですwww。たぶんそれはCIAの上司たちが見てたあのファイルに対して、"Burn After Reading"だったのでしょうけど。視聴者に対しては"Forget after watching"のような意味でこんなタイトルにしたのかな??とちょっと思ってしまった。まあそれくらい気を楽にして観てくれと。  さて映画のほうはというと、ものすごくテンポのいい映画でした。中だるみを感じることもなくどんどんどんどん話は進んでいって、気づいたら終わってると。そう思えるコメディ映画を観たのなんかいつ以来だろうか。そういう意味では観た後にとてもスッキリした気持ちになることができます。それは良い点。 悪い点として、まあこれは個人的な趣味嗜好の話になるんですが、コメディ映画で人死にがあるのは受け付けないです。映画なんだから肩ひじ張らずと言われればそうなんですが、自分は「人の生死とかそんなんを笑いとして提供するなよ」って思ってしまう性格なので。期待してた展開としては、あんだけ大騒ぎした割には「なんだそんなことだったのか、チャンチャン」って風になってほしかったので、そこらへんで変なしこりが残ってしまいました。  しかしブラッド・ピットさんはすごい。どんな映画でもしっかりキャラクターを確立している。若干バカすぎるけど、もうあのチャド君は今まで見た他のどんな映画のチャド君より記憶に残りました。オズボーンの家の前で車で張り込みながらちっちゃくipodにノッているチャド君は超かわいかったです♪♪♪いやぁ癒された。それだけに話の方は残念な展開でしたけど。。。 あとCIAの上司たちの会話がかなりリアルで笑えました。「もうどうでもいいからとりあえずとっとと処理してくんね??」って感じのあの空気、やりとりが妙にツボでした(笑)  しかしこの映画は子供には見せれんな。酒・女・不倫・殺人・不法侵入・出会い系・大人のおもちゃなどなどブラックネタのオンパレードやし。大人だけで楽しみましょう☆
[DVD(字幕)] 6点(2010-03-05 23:36:44)(良:1票)
30.  パウダー 《ネタバレ》 
 常人とは違う白い肌を持って生まれたジェレミー、通称パウダーが祖父の死をきっかけに人前に出ることになり、周囲の人と関わり合っていくという物語ですが、個人的にはヒューマンドラマ一本に絞ったストーリーを作って欲しかった。雷や電気の要素は本当にこの物語に必要だったのかなと・・・。言葉をしゃべれない人や動物とのコミュニケーションに使うというアイデアは興味深かったけど、それ以外のシーンには蛇足を感じました。  ジェシーのジェレミーに対する関わりも打算的なものを感じたので、最後にジェレミーに対して異様に親身になってる彼女に違和感を覚えたり、そんなに周囲の人がジェレミーを阻害する理由が分からなかったり。  はっきり言ってもし自分の周りにジェレミーみたいな人がいても、阻害するどころかとりあえず会ってみたいですけどね。。。ジェレミーと良い感じになってた女の子の親父みたいに理由も無しに遠ざけるようなことは絶対しません。一度会ってみて、その後嫌なやつなら距離おきますし、良いやつなら友人になりたいし。別に対応変わりませんよね。この話の中でそういう行動を取っていたのはリプリー教授だけだったので、彼には共感できました。  ストーリー自体は・・・どうでしょうね。パウダーを中心に作ってはあるんだけど、どこかパウダー視点じゃないみたいな。パウダー自身も、ほとんど外界との接触がなかったというわりには、いくら本から知識を得ていたと言っても、不自然にナチュラルに外界に対応しているようなシーンがあり、違和感でした。  結論として、2倍ほどじっくりとストーリーや周囲の人間の演技などを煮詰めれば、8倍くらい良い映画になったのではと思うような作品でした。素材は良かったのに、気がはやったかなという印象です。変に雷で消えるとか、そんな荒唐無稽なことをしたのもマイナス。鑑賞者を「?」にさせるだけで、良い効果は得られないと思います。 
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-12 01:07:25)
31.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
 『蝶の羽ばたき程度のちっぽけなことが影響して地球の裏側に台風が起きることもある』というカオス理論からタイトルが”The Butterfly Effect”なんでしょうが、時間を遡って別に枝分かれしてる平行世界に行こうとする行為は、カオス理論ではなくパラレルワールド的な考えにしか思えなかった。。。ドラ○もんじゃん。カオス理論をテーマにしたこの映画ですが、本質は真逆にあると思う。ケイリーを自分から遠ざけるためにひどいことを言ったりしていましたが、それこそカオス理論の観点から見れば、その幼いときから大人になるまでにいくらでも未来を変えることは起こり得たわけで、あんな思い通りに未来が変わるわけない。映画のテーマと真逆のことをやってるなとちょっと感じました。  単純にストーリーは嫌いではありません。と言うより、むしろ好きなほう。まあ言ってみれば映画の中の話しだしうまいこといって当然なんですが、未来っていくらでも変わる、または変えられるもんなんだなということが沁みました。そして同時に、作中いくつかの未来にそこからはもう這い上がりようのないようなシチュエーションのものを見て思ったことがあります。ムショの中とか、堕落しきったケイリーとか。それらを見て、道を誤ることの重さも痛感した。映画の話ではないですが、たとえば車の運転にしても安易な気持ちで乗ってると一瞬でこの映画の未来のようになり得るんだと、そう思いました。人に薦められて観た映画ですが、普段の生活の大切さを学んだ気がします。 
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-08 00:46:56)(良:1票)
32.  パッション(2004) 《ネタバレ》 
い・痛々しい・・・(> <) ←こんな風に思わず目をつぶりたくなったシーンが山ほどあります。なんかこういう映画を観てしまうと宗教ってなんのためにあるのかほんっとわからなくなりますね。人にとっての心の拠りどころや安息を見つけるために宗教って存在してるはずなのに、反対にそれぞれの宗教で異端とされるものは安息どころかこんなふうに扱われるのかと、すごく複雑な気分で観ていました。 「どうしても宗教なんてものが存在するなら全てまとめて一つの宗教にすればいいのに」と誰かが言っていたのを思い出しました。実際、そうすることで宗教戦争などが無くなり、無駄に命を散らす人などがいなくなるなら本当にそうなってほしいと思います。口では「命ほど尊いものは無い」とかいいながら宗教戦争とかあり得ないでしょう。自分勝手な解釈ながら、映画を観ながらずっとそんなことばかり考えていました。 話としては、ユダの裏切りからどういう経緯でゴルゴダの丘に磔にされるに至ったのかや荊の冠などが映像として見れて勉強でき、とても満足しています。でももうちょっとキリストについて勉強しとくべきだったかな・・・。 娯楽映画とは程遠いものですが、誰だって名前ぐらいは知ってるイエス・キリストについて深く知るいい機会ですし、一見の価値ありです☆ 
6点(2005-01-27 11:08:44)(良:1票)
33.  バッドボーイズ2バッド 《ネタバレ》 
前作と大して変わりませんでした。 相変わらず主役二人の毒舌トークにストーリーの大半は支配され、聞いているほうは時間が経つにつれうんざりしてきます。しかも今回はやけに長い2時間半の長丁場だったので、その疲労具合は計り知れません。 それでも前回より1点評価を上げたのは(前回5点)、ひとえにカメラワークとポーズの進歩ゆえでしょうか。というのも序盤いきなりのマーク(=ウィル・スミス)の二丁拳銃にうかつにも魅入られてしまいました。 あんないい役だけしっかり演じやがって、いやいやずるいやつだ。 まあ良かったのは大体それ系のアクションシーンばっかりで、あとは特に目の引く所はありませんでした。わざわざ続編を作るほどの価値は感じません。
6点(2004-10-30 19:50:24)
34.  バッファロー'66 《ネタバレ》 
もうビリー見てて前半は「なんだこいつは??」って感じでしたね。見る前に友人からおもしろいと聞いていたのでその時点でかなりの疑いを持ちました。せっかくレイラがやさしくしてくれてんのになんだその態度は、と。でもラストはうまく収まってくれてすごく安心しました。ちょっと現実離れしすぎてるとも思いましたが。だって普通誘拐されてついてかないだろう・・・。しかもえらくおとなしく。まあその点を差し引けば、けっこういい映画です。
6点(2003-11-26 22:05:18)
35.  パンとバスと2度目のハツコイ 《ネタバレ》 
個人的には主演の二人どちらも態度がはっきりしないことが好きになれない映画でした。好きなら好きと言えばいいのに。元嫁がまだ好きとか言いながら別の気になってる女性と二人で会う男。気になる魅力的な男性と思ってるくせに「好きにならないで」と言う女。どっちも曖昧なままゆるゆると進んでいってしまうのがなんだか嫌でした。  もちろん個人個人で違うんでしょうが、私には恋愛ってもっと本能的で激しいものっていう感覚があるので、あんなに自分を出さない恋愛ってあり得るのかな、って疑問に思ってしまいます。想いはやはり、面と向かって伝えたいものだが。  映画はずっと平和的にほのぼのと進んでいって、山場という山場は全くない。強いて言えば最初にフランスパンを振り回す女性が出てきたくらい。そこで主役のふみが「なんであんなに人のことを好きになれるんだろう」とひとりごちますが、結局その言葉通り、最後まで恋愛に熱くなるシーンはなく終わってしまいました。  そんなに恋愛に感情的になる人ばかりじゃない、こんな恋愛もあるってことを言いたかったのかな。もう少し年齢を重ねれば分かるのかもしれない。もう私は40近いのですが、作中で20代半ばの二人のほうが熟年カップルのようでなんだか不思議でした。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-06-10 20:10:14)
36.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
「B級だぁ・・・」一言でまとめるならこの言葉が一番しっくり来ます。 が具体的にレビューするなら、やっぱりB級の映画って日本語がテキトーなんですよね・・・。日本人を二人もキャストして、それなりに製作にも日本人が関わってるはずが何をどうしたら「よみがえました」とか「萌&健太ビデオ」とか明らかに間違った日本観にあふれた日本語が出てくるのか。日本人からしてみたらそういうのが出てくるだけで力が抜けるというか、真剣に見ていたのに肩透かしを喰らったような感触です。  マコ(=菊池凜子さん)も脈絡も無く日本語と英語を使い分けていて観るほうとしてはどっちでもいいのに余計な蛇足に感じる。もっと言えば、日本語がほとんど聞き取れない。劇場によっても違うのか、少なくとも私が鑑賞した劇場ではほとんど聞こえなかった。  なんだか最近流行のマンガを実写の映画に仕立てたやつを見てるようでした。で、そういうのは私の経験上総じて面白くないのですが。この作品も、人間対怪獣と言うコンセプトは「派手なものが見れそうだ」という視聴者の興味を引く内容ではありますが、最近はこんなのが多いので、二番煎じと言うか食傷気味という印象です。映像は綺麗なんですがね・・・。上記に書いたように、映像以外の粗はむしろ昔より多すぎる気がします。もっと内容が洗練されたものが見たい。
[映画館(字幕)] 5点(2013-08-11 01:30:05)(良:2票)
37.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 
『ダークナイト』 → 『~ライジング』 そして今回の『バットマンビギンズ』の順番で鑑賞。『ダークナイト』が、単品でも十分観れる作品になっていましたので、最後に観た『ビギンズ』は各キャラの背景とかバットマンになるまでのエピソードを確認する補完的な位置づけで鑑賞しました。 結論から言えばそれ以上でもそれ以下でもなかったです。  てかクリストファー・ノーラン監督って、意味不明な特訓シーン好きですね。『ビギンズ』では忍者。『~ライジング』では奈落からの脱出。なんか特訓して強くなる主人公に思い入れでもあるんだろうか。あそこだけ急に毛色の違うシーンで違和感を覚えた。他の映画ならどうかは知りませんが。 あとバットマンの構想が出来上がってからのウェインのウキウキっぷりが本当に子供みたいだった。コウモリのデザインのコスチュームを作り、空を滑空できるマントを作り、バギーを真っ黒に塗り、悪者をライトに拘束しコウモリの形を空に映し出す・・・。「子供かっ」って本当に突っ込んだ。しかしそれほどまでバットマンにのめりこむ主人公がために、色んな葛藤も面白くなるんですね。正しいことをしたい、でも警察に捕まるわけにはいかない、ヒーローでありたい、でも目立てない。というような葛藤が。  この作品はまだアメコミしてますね。『ダークナイト』というアメコミでありながら非アメコミというスタイルはとても良かったのだが。その『ダークナイト』の素地を作った映画ということで評価をしたい。 
[DVD(字幕)] 5点(2012-09-18 14:32:21)
38.  パラノーマル・アクティビティ 《ネタバレ》 
勧められて鑑賞。てか、DVDを借りて今夜見ようと思ってたら勧められました。それがちょっとした偶然の出会いのようにも感じられ、ちょっぴりワクワクしながら期待して鑑賞しました。が、、、正直期待ほどではなかったですね。 予備知識としてこれが『ブレア~』などと同じハンディカメラ映画だとは知ってたのですが、それでもやはりグラグラ動くカメラワークには慣れません。カメラが固定されるたびに少し落ち着いて鑑賞できました(←そこからが怖いシーンなのに) 寝室シーンは普通に楽しめました。徐々にエスカレートしていくのも緊張が高まって良かったですが、ちょっと物足りない気もしました。ベッドが浮くとかそれくらいのことがあっても良かったかな。前もってケイティが憑かれて記憶に無い行動を取るってシーンもあったので、ある意味予測できるラスト。 もう一つのエンディングも見ましたが、まあどっちもどっちかな。  あとはストーリー上そうしないと話が進まないのでしょうけど、彼氏役の人がどんなに追い込まれても絶対ビデオ撮影をやめないのは不自然極まりない。カメラ撮影を続ける理由としてもっともらしいものが無かったので、そこで作り物感を感じ、興ざめでした。本当に起こった出来事っぽく描く映画なら、そこは大事にしてほしかった。
[DVD(字幕)] 5点(2011-01-26 13:13:07)
39.  バンコック・デンジャラス 《ネタバレ》 
90分少々の尺の中でルールに忠実だった殺し屋が変わっていく様を見せるのは少し時間が足り無すぎたという印象。そういう作りにするならば、「ジョーが非常なまでにルールに徹する人間であるということ」と「それを覆すほどの衝撃的な出来事」の2点をもっと掘り下げないと、さも簡単に人間が変わったような印象を持たせてしまい、自然と話も薄っぺらく中途半端に感じてしまう。というとすごくダメな作品のように思わせますが、ここの評価基準に従えば可もなく不可もなく、5点ってところですかね。  キャストは色んな意味でインパクト大でした。まずはフォン役のCharlie Youngさん。かーなーり綺麗です!!やばい。香港出身の俳優ということでこの映画に出るまでは地元の映画ばかりに出演していたということですが、もったいない。久しぶりに見とれた♪ニコラス・ケイジさんも彼女目当てで出演を決めたんじゃないかと思うほど。まあ、タイ人にはあんな雰囲気の女性はいませんが。 あと面白いキャストは個人的に悪役ボスの側近の金髪お兄さん。彼がどう頑張っても私にはロンドンブーツの亮にしか見えず、彼が出るたびにどこか緊迫感の無い時間が続きました(笑)  とまあキャストには多々魅力のある本作。少しダレた感のある殺し屋映画と思って準備して観るぶんにはけっこう楽しめるかと。
[DVD(字幕)] 5点(2010-01-19 10:37:27)
40.  8人の女たち 《ネタバレ》 
よく男はさばさばしてて女はねちねちしてるといいますが、この映画はその女性の粘着性を突き詰めるとこまで突き詰めた映画でしたね。現実の女子高とかでも充分こんな暴露話ありそうです。キャストの中ではエマニュエル・ヴェアールが一番存在感がありました。8人の中ではまだ端役なほうなはずなんですがね。カトリーヌは実は25歳の役者が演じているというのをDVDのキャスト紹介で見て、たまげました。あれで25歳かよ・・・。映画自体は舞台を観てるような感じだったのですが、唯一違うのは家でDVDでは臨場感と言う点で全く劣ってしまうので、正直ミュージカル調なシーンはひきました。コメディ風にするにしても、もひとつサスペンスの味を出して欲しかったと思います。
5点(2004-12-24 20:43:34)
080.89%
1171.89%
2242.67%
3758.33%
49010.00%
511212.44%
617319.22%
717419.33%
811913.22%
9758.33%
10333.67%

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