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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  8年越しの花嫁 奇跡の実話 《ネタバレ》 
地元岡山での実話の映画化作品ということで、公開時に地元ですごく話題になり、自分の職場にも何人か見に行ったという人や中にはリピーターもいた本作を遅ればせながらようやく見た。確かに良い話ではあるし、感動的ではあるけれど、こういう話ならもっと主役の二人が出会ってから彼女が病気になるまでの話を詳細に描くべきで、そうしないと何がそこまで彼氏を突き動かしているのか理解できない。ほかにも彼女の両親が娘のことは忘れてくれと彼氏に言った後、再びこの両親が彼氏を受け入れるまでの過程があっさりしすぎているなど、ちゃんと描くべきところがおざなりになっているという印象。そのせいでドラマとしては非常に薄っぺらく、主役の二人にもあまり感情移入することができなかった。もっとこういう細かいところをしっかりしていれば良かったかも。毎年彼氏が同じ日に結婚式を同じ式場に予約し、式場が毎年それに対応していたというのも実話でありながらちょっとあり得ないと思ってしまった。(ちょっと違うかもしれないけど「一杯のかけそば」みたいな。)それでも駅前の商店街のアーケードや地元スーパーの外観など見慣れた風景が映画の中に出てくるのは楽しかったし、主演の佐藤健、土屋太鳳をはじめメインキャストに朝ドラ出演経験者が多く、(脚本家も去年朝ドラ書いてたし。)とくに彼女の両親役を杉本哲太と薬師丸ひろ子が演じているのはつい「あまちゃん」を思い出した。(「あまちゃん」では夫婦役ではなかったんだけど。)そういえば劇中のテレビでいきものがかりの「ありがとう」が流れているシーン(重要なシーンだ。)があるが、あの曲も朝ドラの主題歌だった。
[DVD(邦画)] 5点(2018-10-14 15:03:56)
42.  春を背負って
木村大作監督の前作「剱岳 点の記」よりも万人請けしやすい感じで見やすいのだが、山や自然の美しさだけが印象に残り、木村監督は本当に山が好きというのはよく伝わってくる。しかし、人間ドラマとしてのみどころが薄く、ありきたりな感じで深みも感じられず山好きが作った山の映画という、それ以上でもそれ以下でもない感じなのは前作と同じ印象でハッキリ言って凡作。ただ前作で感じた木村監督以下本作の関係者たちの自己満足感は感じなかったのでそこは良かったかなと。
[DVD(邦画)] 5点(2016-01-28 17:54:42)
43.  バカヤロー! 私、怒ってます 《ネタバレ》 
第1話は相楽晴子演じる主人公が恋人からダイエットを命じられる話だが、相楽晴子がそんなに太ってるふうには見えないからかちょっと話に無理があるように思うし、伊原剛志演じる恋人にも今から見ればこんな男、どこがいいんだと思わなくもないが、渡辺えり子が監督を手がけているというのがきいていて、それを思うと妙におかしい。でも、もし、主演まで渡辺えり子だったら自虐的すぎて見るに絶えない代物だったかもしれないのでやはりこのキャスティングで良かったのだろう。主人公とその家族が家で食卓を囲んでいるシーンがいかにも脚本を担当した森田芳光監督らしかったのが印象的だった。第2話は中島哲也監督の担当で、この話を目当てに本作を見たのだが、やはり「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」のような強烈さはないものの、歌を歌いながら帰宅する主人公にどことなく川尻松子の面影を見ることができるし、早くも中島監督の女優の魅せ方のうまさを感じることもできる。今まで気にも留めなかった主演の安田成美がとても魅力的で印象に残り、朝ドラ主役を途中降板した女優というイメージしかなかったのだが、なんか今までとイメージが少し変わりそう。(四半世紀以上前の映画なのに。)話自体はたいしたことないのだが、本作の中ではこの話がいちばん印象に残った。第3話はタクシー運転手にとっては切実な話で、今見るとこの話がいちばんリアリティーが感じられる話のように思う。タクシーの乗客のひとりとして成田三樹夫が出ていたのはちょっとサプライズだった。最後の話は堤幸彦監督の担当で、英語のできない会社員がシカゴに出向することになり、英語の勉強に悪戦苦闘する姿を描いているが、本作の中ではいちばん中途半端に感じる話であまり面白くない。でも、それも堤監督らしいと思えるのがこの監督のすごいところか。全体としては見る前にはもっと退屈するのではと思っていたが、4話とも時代を感じる部分がさすがに多いものの、そこまで退屈するほどでもなく最後まで見れたのは良かった。でも、当時これがシリーズ化されていたことにいちばん時代を感じる。こういうのがウケル時代だったのねと。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-11-02 23:11:49)
44.  春の雪
三島由紀夫原作の映画の主役が妻夫木聡と竹内結子(テレビ初放送時の「タイタニック」吹き替えコンビ)ってちょっとどうなんと思いながら全く期待せずに見たが、映像が美しく、いかにも大正時代の貴族社会という雰囲気がよく出ていたと思う。岩代太郎の音楽も良い。主演の妻夫木聡は「ウォーターボーイズ」とかで爽やかな印象が強いのだが、なかなか頑張っていて予想よりはよかったと思う。が、一方の竹内結子は頑張ってはいるのだが、なんか違うような気がして似合わない感じがする。映像の美しさは先ほど書いたとおりなのだが、ストーリーにあまり深みがなく、主人公二人に感情移入が出来ないのが難で、原作(未読)が4部作の1編ということもあってかただ出てきただけというような人物がいたり、輪廻転生について話すシーンなどの伏線が投げっぱなしの印象なのもちょっとなあ。それにこういう高尚な映画の主題歌が宇多田ヒカルというのも違和感がある。(普通にインストゥルメンタルが良かった。)それでも、大楠道代(安田道代)、岸田今日子、そして若尾文子という増村保造監督の映画で印象に残る演技を見せた三人が出ている(これは企画に藤井浩明が名を連ねているせいもあるかも。)のが自分にとって最大の見どころ(若尾文子、大楠道代(安田道代)に加えて山本圭も出ているので山本薩夫監督の「氷点」も思い出される。)で、中でもこれが久々の映画出演となった若尾文子はやっぱり年をとっていても品があって美しく、独特のオーラを放っていて存在感があり、いい年の取り方をしているなと感じさせてくれたのが嬉しい。ところで晩年の市川雷蔵が清顕を演じたがっていたそうだが、もしも、雷蔵と若尾文子のコンビで映画化されていたらどんな感じの映画になっただろうか。
[DVD(邦画)] 5点(2009-12-30 14:18:41)
45.  配達されない三通の手紙
野村芳太郎監督によるサスペンス映画。「危険な女たち」と同様に外国文学の映画化作品で、印象としてはそれほど深みもなく分かりやすい2時間ドラマ的な映画で、はっきり言って凡作なのだが、期待していなかったからか思ったよりは面白かったかな。(物足りなさもだいぶ感じるけど。)出演者も豪華でそれぞれの役者の演技を見ているだけで安心して見ていられる映画なのだが、中でも、終盤の栗原小巻の演技はかなりのインパクトで印象に残り、この女優のうまさを感じさせる。神崎愛がフルートを吹くシーンはなにかストーリーと絡むのかと思っていたが、たいして意味もなく、ただのサービスカットだったみたいで無くてもよさげに思う。彼女と一緒に手紙の謎を追う日系人のキャラクターもいかにもという感じだった。松坂慶子はうまいんだけど、今年既に何本か出演作を見てるせいかこういう役柄というのはちょっと違和感を感じる。その母親を演じる北林谷栄を見ていてつい「となりのトトロ」で声を演じていたカンタのばーちゃんを思い出してしまった。
[DVD(邦画)] 5点(2009-07-21 13:50:05)
46.  花のお江戸の釣りバカ日誌 《ネタバレ》 
舞台を幕末に移したシリーズ通算第12作。浪人である浜ちゃんと庄内藩主であるスーさんが出会うところからやっているので前半は1作目を江戸時代に舞台を移し変えたセルフリメーク作品みたい。でも浜ちゃんを独身男という設定にすることで完全にそうなるのを避けている脚本は長いシリーズにしては冒険だが、新鮮で面白かった。時代考証的におかしなところがあるのもこのシリーズならば許せる。しかし仕官が叶って庄内藩士となった浜ちゃんの上司が谷啓でなく、中村梅雀だったのはかなり違和感を感じた。ところで庄内といえばこのシリーズの脚本を書いている山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」の舞台となった場所で愛着でもあるのかなと思ってみたり。いつかその山田監督による演出の「釣りバカ」を見てみたいと思ってるのだけど無理だろうなあ。
[ビデオ(邦画)] 5点(2006-11-15 02:58:34)
47.  半落ち
言われているほど悪くはなかったけれど、演出や音楽が感傷的過ぎてちょっとあざとく感じた。それにこういう設定の映画は野村芳太郎監督(死んじゃったけど。)のほうがうまそう。樹木希林は評判どおり素晴らしかった。
[ビデオ(邦画)] 5点(2006-06-06 02:41:03)
48.  バケモノの子 《ネタバレ》 
細田守監督のオリジナル作品3作目で、初めて脚本も単独で担当している。主軸としては家出してバケモノの世界に迷い込んだ孤独な少年がそこで出会った孤独なバケモノの弟子になり、反発しあいながらもやがて親子のような関係になっていくというシンプルなものだが、脚本はそのほかにいろんなものを詰め込みすぎていて、前作である「おおかみこどもの雨と雪」でも連続テレビシリーズ向けの脚本に思えたのだが、本作はまるでテレビシリーズを再構成した総集編を見ているようで、どこに焦点を合わせて見ていいのか分からない映画になってしまっている。それ故にか、登場人物にドラマが起こっても傍観者状態のままで誰にも感情移入できなかった。「おおかみこどもの雨と雪」でも思ったが、本作もやはり2時間の映画よりは2クールほどのテレビシリーズでやったほうが良かったのではと思えてしまう。後半主要人物として登場する楓の存在などはもしこれがテレビシリーズであればとくに違和感は感じないかもしれないが、単発2時間の映画だとファンタジーなバケモノの世界からいきなり人間世界に戻って進学だの云々リアルな話になってしまい、ギャップが凄すぎて違和感が激しい。そして終盤30分は登場人物の一人がアナキンのようにダークサイドにとらわれていることが判明し、(一応、それまでに伏線らしきものはある。)そこから少年ジャンプに載っている漫画が原作の東映アニメーションのバトルアニメのような展開になってしまうのは支離滅裂な感じがしてメチャクチャな印象しかないし、このおかげで細田監督が本作で何がしたかったのかますます分からなくなってしまった。(細田監督は「ドラゴンボール」のようなものがやりたかったのだろうか。)決して苦手な監督というわけではないが、「おおかみこどもの雨と雪」や本作を見ると細田監督は無理に長編映画を作るよりも一度テレビアニメに戻った方が良いのではと思ってしまうのが正直なところ。
[DVD(邦画)] 4点(2017-02-09 00:48:55)(良:1票)
49.  バッテリー
少年野球を題材にした作品で、子役たちもいい(特に主人公の弟役の笑顔が最高。)のだが、もともと岡山に住んでいる設定の子をはじめとして方言がポジティブすぎで、中学生なのに一人称ワシだったり、なんか話し方が年寄り臭すぎでどうも若々しさというものが感じられず、また顧問の先生が生徒に話しかける際も方言であるなどということは絶対になくかなりの違和感を感じた。このおかげで(まあ、狙ったのかもしれないが。)相当に田舎臭い映画になってしまっているのが地元の人間としてひいてしまう。また、思ったとおりドラマが浅く、母親との関係などじっくりと描くべきところがあっさりとしていたり、その他いろんなエピソードを詰め込みすぎていて長い原作(未読)を無理矢理2時間におさめようとした感がある。終盤重体になった弟が瀕死の状態で兄に話しかけるシーンはいかにもここで泣けという感じで冷めてしまったし、ラストの母親の応援シーンは皆さん書かれているとおりやりすぎだと思う。見ていなかったが、これだと今年NHKで放送されていた連続ドラマの方がよさそうだ。
[DVD(邦画)] 3点(2008-09-27 12:56:19)(良:1票)
50.  ハウルの動く城
今までの宮崎アニメというのは駄作はあっても、手抜きで作ったやっつけ仕事のような作品はなく、つまらなくともそれなりの満足感があった。が、この映画はどう考えてもやっつけ仕事にしか思えないほどのつまらない作品だった。(宮崎駿監督作品というのも半ば信じられない。)他人の原作、当初は監督する予定ではなかった、ついでに言うと加藤治子が出ているなど、本作と共通点が多い「魔女の宅急便」のほうがよっぽどいいと思う。次に声優陣だが、キムタクは思ったほど違和感がなかった。しかし、倍賞千恵子は老婆のときはそんなに違和感なかったのだけど、少女の時にやはり相当な違和感を感じた。声優陣発表時にも思ったことだが、ソフィー役は二人一役のほうが良かったと思う。(英語吹き替えだとそうなってるらしい。)ともあれ、宮崎アニメでここまでつまらないと思った作品は初めて。当初予定の細田守(ちなみに僕は彼の作品はまだ一作も見ていない。)監督作品として見たかった。
[地上波(邦画)] 3点(2006-07-24 03:03:01)
51.  八月の狂詩曲
黒澤監督の昔の代表作をほとんど見た後で見たのでとてもつまらなかった。内容も俳優陣も地味なのにひとりハリウッド・スターのリチャード・ギアはかなり浮いている印象しかない。それでもラストシーンは印象的だった。
[ビデオ(邦画)] 3点(2005-05-09 17:13:59)★《更新》★
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