1. パガニーニ
《ネタバレ》 超絶技巧バイオリニストとして知られるパガニーニの伝記...と思いきや、怪優クラウス・キンスキーが監督・主演となるとただではすまない。巨匠パガニーニが単なるエロ親父と成り下がり、あっちでホイホイ、こっちでホイホイの繰り返しで、並のAVなんかメじゃないほどの際どい映像が流れまくる怪作と相成りました。もし間違って素性の良いご家庭の方が、題名から判断してこの映画を家族で観たりすれば、気まずいを通り越して険悪な雰囲気になること間違いないと思われる。今から十数年前TVの深夜枠でお目にかかったきりで、再放送もレンタルもDVDも無いような状態だから今観ようとするとなかなか難しかろうが、観る機会があるならぜひどうぞ。ただし独りでね。 7点(2004-02-16 01:04:33) |
2. 張り込み(1987)
《ネタバレ》 ドレイファスが電話を切るシーンで、吹き替えの広川太一郎氏お得意の駄洒落が炸裂。「でんわまた」....この人は本当に尊敬に値する人物だと思う。 6点(2004-02-06 15:05:00) |
3. バック・トゥ・ザ・フューチャー
まるで遊園地のような映画。子供の頃のキラキラしてて楽しい思い出みたいなのがいっぱいある。とにかく良く出来た脚本と演出,そして出演者の好演がとっても印象的だった。「深みや考えるところがない」という人もいるけれど,私はそうは思わない。仮にそんなものがなくたって志があれば観客に伝わるものがあると思うし,そもそもそういう人は喜怒哀楽の怒や哀の部分だけが「深み」に通ずると考え,喜楽を軽んじているのではないだろうか?。喜や楽だって高みに上ったところからみりゃ十分「深い」と私は思うし,2時間「考えさせない」で「面白い」と言わせるのは並大抵の努力じゃ出来ないとも思う。楽しい,哀しい,恐ろしい....どんな感情であれ,人の心を揺さぶる映画であれば素直に素晴らしいと私なら認める。さすがに今となってはやや古い部分もあるが,映画はディズニーランドのようにリニューアルできないからそれはしょーがない。とはいってもそんな割引なしに十分楽しめるのが,この映画の魅力の幅広さ・底力といえる。 10点(2004-01-14 10:16:24)(良:5票) |
4. 薔薇の名前
中世ヨーロッパの修道院に漂う陰鬱さと、知的ミステリがうまくマッチしたダークで怪しい雰囲気のある好作だと思う。こういう世界観は大好き。「バスカビルのウィリアム」というネーミングもセンスがいいし。ショーン・コネリーは役にピッタリでよかったと思うが、それよりあの変態役の人がなんか凄いことになってたのが印象に残る。 8点(2004-01-13 20:59:17) |
5. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
8点(2004-01-08 16:03:48) |
6. パリ、テキサス
8点(2004-01-08 15:16:57) |