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ザ・チャンバラさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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1.  裸の銃を持つ男
地獄のように面白い映画です。これに出演してる人たちは、もれなくみんないい人だと思います。とくにO・J・シンプソンの笑顔はあまりに素敵で、彼の無実を100%信じられます。
10点(2004-08-06 12:46:36)
2.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
この映画のすばらしいところは、SFとしてのアイデアがぜんぜん凝縮されていないことにあります。タイムトラベルを題材にする場合、どうしても過去や未来にまたがった壮大な話を思いつくもんです。その際には誰もが知ってる大事件に巻き込まれたり、歴史上の人物に遭遇することでタイムトラベルの興を高めるものですが、本作においてタイムトラベルはあくまで手段にすぎず、「うちの親は若い頃何やってたんだ?」という人類普遍のテーマこそが本質なのです。これはコロンブスの卵というか、「その手があったか!」って感じですね。自分と同じ年頃の親だなんて、誰だって気になるでしょ。「うちの父親はケンカが強くて勉強もできたって言うけど、そんなの信じられる?」「母親は若い頃は美人だったって言うけど、それは本当なのか?」。親の方が自分より優れててもイヤだし、かと言って若い頃の親が惨めでもイヤだし。それにそれに、若い頃の親が自分を見るとどう思うのか?気になりますよ。やっぱり俺のこと気に入ってくれるのか?って。もう想像が止まりません。私なんて、これを見終わると必ず昔の親と自分が出会ったらどうなるんだって考えてしまいますね。人類はこれまで多くの物語を生み出してきましたけど、そんな楽しみを与えてくれるお話は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」以外にはありません。「2」「3」ではよりSF的な方向へと話が広がっていくので、私はダンゼン「1」を支持します。これほどの大ヒット作であるにも関わらず現在に至るまで類似作すら存在しないことからも、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がオンリーワンな傑作であることがわかります。
8点(2004-09-24 01:51:01)(良:3票)
3.  背徳の囁き 《ネタバレ》 
劇場公開当初からさほど高い評価を受けた形跡がなく、今では映画史に完全に埋もれた感のある作品ですが、汚職警官ものとしてはなかなかよくできた作品だと思います。制作された時期がかなり前なので現在の目で見ると展開の鈍重さ等が多少気になるものの、そうした欠点には目をつむれるほど主題部分は良くできていました。 リチャード・ギアにとって初の悪役ということですが、当て書きかと思うほどギアとデニス・ペックの相性が良く、ギアが本来持つ清廉なイメージとうまく混ざり合うことでペックの多面性がうまく表現されています。「子供を持てばすべてが変わる」という彼のセリフが象徴的なのですが、本来面倒見の良いペックが低い年収で生活苦にある仲間や後輩たちに割の良いアルバイト先を紹介しているうちに、闇の仕事の総元締めみたいになっていったという経緯が推測されます。出発点に悪意はないが、仲間や家族の生活を丸ごと背負うようになったことで、悪の道から外れることが許されなくなった同情すべき背景を持つ悪党として描かれているのです。 他方、アンディ・ガルシア演じるレイモンド・アヴィラは一応正義の側に立っているものの、背負うものを持たない者ゆえの薄っぺらさのある人物として描かれています。こちらもまた、若手の有望株として絵に描いたような正義漢を多く演じていた当時のアンディ・ガルシアのパブリックイメージをうまくひっくり返したキャラクターとなっており、演者とキャラクターとの間での化学反応が起こっています。 アヴィラはキャリアウーマン(死後)の奥さんとのダブルインカムである上に子供も持っておらず、経済的には満たされた生活を送っています。また仲間たちとの交流も少ないためノンキャリアの警察官たちの切実な現状が見えていません。そんなアヴィラですが、ペックからの心理的な揺さぶりを受けると醜態をさらしたことからも伺える通り、彼は根っからの正義漢ではなく、清濁併せ呑まねばならない場面に遭遇したことがない人物が教科書的な正義を唱えているだけという描き方となっています。 結局、ペックもアヴィラも何かしらが欠けた人物であり、どちらが正しいのかについて、監督は答えを出していません。勝ったのはアヴィラだったが、ペックの悪事が暴かれたことで彼の家族や世話していた警察官たちの人生は大きく狂ってしまったはずで、果たしてそのことが正義の執行と言えるのかは疑問です。ペックは尻尾を掴まれかけたために逸脱した行動をとったものの、それ以前の彼は堅気に迷惑をかけない範囲内でうまくやっており、彼が生み出していた均衡を許しておくこともひとつの正義だったのではないかと思います。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-06-18 18:41:09)
4.  バットマン(1989)
10数年ぶりの鑑賞でしたが、ヒーローを現実世界に引きずり出そうとする最近のアメコミ映画にすっかり慣れてしまっていたので、コミックの世界の完全再現にこだわった本作にはかえって新鮮さを感じさせられました。この映画がすごいのは、わざわざ説明をしなくてもすべてが自然に成り立っているということ。ジョーカーが毒入り化粧品や毒ガス散布でゴッサム市民を虐殺しようとするトンデモない話なのですが、その動機や目的は一切語られません。悪人であるジョーカーと舞台となるゴッサムシティが完璧に作り込まれているので、もはや悪事の理由を説明する必要すらないのです。背景や理由をくどくどと説明するブライアン・シンガーやクリストファー・ノーランの映画とはまるで違い、画だけで観客を納得させる構造になっている点には感心しました。。。 だからといってこの脚本が頭空っぽというわけではなく、目に見えない設定部分は徹底的に理詰めで考えられています。例えばバットマンの設定。仮面をかぶって犯罪者をこらしめて回る大富豪などマトモな人間であるはずがないので、常人を装いつつも激しい凶暴性を内包した狂人という設定としています。この映画のブルース・ウェインはノーラン版と違って社会正義を一言も口にせず、己の暴力衝動を充たすために犯罪者をターゲットにしていることが明確化されています。恋人ヴィッキーに正体を明かす場面は象徴的で、彼はバットマンであることを誇ることはなく、「やめようにもやめられないんだ」とあたかも悪い中毒のようにヒーローとしての自分を語ります。バットマンの働きに感謝したり、その活躍を応援したりするゴッサム市民が一人も登場しないのも意図的な演出でしょう。。。 以上、本作が図抜けた映画であることは認めるのですが、娯楽作としてはそれほど楽しめないことが難点。バットマン・ヴィッキー・ジョーカーの三角関係が物語の核となるのですが、生粋のオタクで恋愛に不慣れなティム・バートンがこの部分をまったく扱えていません。さらにはアクション演出ももたついており、スリルや迫力をまったく感じさせない見せ場が連続します。もうちょっと引き締まっていれば見違えるような傑作になったかもしれないだけに、本作製作時点のバートンの未熟さを残念に思います。
[DVD(字幕)] 7点(2012-07-20 01:10:31)
5.  パニッシャー(1989)
私が初投稿ですか。「レッド・スコルピオン」や「ユニバーサル・ソルジャー」に比べてテレビ放送が少ないので、知名度がほとんどないようです。でもドル兄貴の作品の中ではおもしろい方でした。兄貴も適度にかっこよく、実は兄貴のよさが一番よく出た映画かもしれません。作品のスケール感も兄貴にピッタリだったし。妻子を殺された兄貴が組織に復讐する話ですが、ストーリーもアクションもそれなりにまとまってます。とくに冒頭の仕置き場面は、完全に「レオン」でパクられてましたね。もしかしたら違うのかもしれませんが、私の中ではベッソンがパクったってことになってます。いや、ベッソンは絶対パクったはずです。兄貴が暴れる場面では、必ず「ジャンジャン、ジャンジャ、ジャン」って同じバトルテーマが流れるんですが、あの曲のクドさ加減もいいですね。「ブラックレイン」を意識してか、日本ヤクザを敵にするあたりの山っ気も頼もしい限りです。オーレン石井みたいな女組長も出てくるし。ですが、下水道に勝手に作ったパニッシャー基地で、フルチンの兄貴が正座して「神よ、正義とは何ですか?」とお伺いを立てる場面は完全にやりすぎでしたね。どう見てもイっちゃってる人でした。
6点(2004-07-05 01:41:52)
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