1. パール・ハーバー
日本人の視点で見ると史実を歪曲したり偏見が感じられる部分が少なくないので0点。でもこの映画ってブラッカイマーが製作なのを見ても分かるように「トップガン」とかと同系列で単に大衆受けのする娯楽映画を作ろうっていう動機でつくられたんだろうなぁ。そういう目で見れば迫力ある戦闘シーンや単純なストーリーでそれなりに楽しめました。あまりにもアメリカを美化しすぎだけど。まあ真面目な戦争映画としてこれを作ったのならちょっと許せないけど単なる商業主義の娯楽映画として作ったのならしょうがないかなという感じです。 [DVD(字幕)] 7点(2006-10-04 22:06:12) |
2. パットン大戦車軍団
邦題からてっきりドイツ軍との一大戦車戦が繰り広げられる大娯楽作かと思いきや意外や失言で転落していくパットンを描いた真面目な物語でした。作中の彼にはとても共感できませんが、それでも主演のジョージ・C・スコットの熱演は一見の価値ありです。 [DVD(字幕)] 8点(2006-10-01 19:03:08) |
3. バルジ大作戦
ロバート・ショウ、あんだけかっこよかったのに最後ショッカーの戦闘員のような死に方で涙。まあ総じて一昔前の熱血マンガ+特撮もののノリなんだけどどこか憎めない戦車野郎映画。その昔戦隊ものなんかに胸をときめかせた人ならきっと琴線に触れるんではないでしょうか。戦車野郎の話なのに戦車の考証がいい加減なのもいとおかし。好きか嫌いかで言えば嫌いじゃないです、こーいうの。 [DVD(字幕)] 6点(2006-10-01 01:37:12) |
4. 遥かなる大地へ
《ネタバレ》 やばい、トム・クルーズ嫌いなのに、近作の「宇宙戦争」や彼の昔の青春映画とかもどこか鼻についてもう一つ好きになれなかったのに、この作品のトム・クルーズはちょっとカッコいいと思ってしまいました。シャロンの幸せのために自らは身を引き、そして何も当てのない新天地で自分の夢をかなえるためにクライマックスで草原を駆ける姿は今まで見た彼の作品の中で一番カッコよかったです!ニコールも好奇心旺盛で向こう見ずなお嬢様役を好演していて彼女の出演した大作映画としては後年の「コールド・マウンテン」よりも個人的には断然こっちの方が好きです。まあ最後○き返るのがちょっとアレですけど序盤に伏線もあるしロン・ハワードだからまあいいかな。でもこの頃の二人は本当に素敵なカップルだったんですね。ああいう形で破局してしまった事が本当に惜しまれます。 [DVD(字幕)] 8点(2006-06-13 09:47:03) |
5. バリー・リンドン
決して全面的に主人公に共感出来たわけじゃないのですが長尺を飽きずに最後まで見れたのは語り口の上手さとじっくりと画面を見せつつも意思を持ったように動くカメラワークの巧みさによるものだったと思います。繰り返し奏でられるテーマ曲も独特な哀感が強調され印象に残りました。晩年の「アイズワイドシャット」はラストがあまり評判がよくないようですがこの「バリー・リンドン」でのラストの皮肉たっぷりの口上を見てキューブリックの反骨心がこの当時からずっと変わってなかったんだとわかり少し嬉しくなりました。 [DVD(字幕)] 8点(2006-05-24 19:41:18) |
6. バニラ・スカイ
《ネタバレ》 ラストで主人公の言う台詞「彼女の車にさえ乗らなければ…」ってそれじゃ全部キャメロン・ディアスが悪いみたいじゃん!それを言うなら「親友に彼女がセッ○スフレンドなんて言わなければ…」或いは「もう少し友人を見る目があれば…」と言うべきか。いやでも親友の恋人を奪おうとしてたんだからやっぱりこの主人公が一番悪いと思います。最近この手の話が増えてますがこの作品は少し冗長で2時間はちょっと長かったかも。でもペネロペ・クルスがとても可愛かったので+1点。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-19 02:51:07)(良:1票) |
7. バースデイ・ガール
《ネタバレ》 これは惜しい。ほのぼのしててマジメな主人公にどこか憎みきれない悪人達、ネットで花嫁募集という斬新な切り口なのにそれぞれが描ききれていない。例えば彼がなぜ彼女を選んだのかという部分の描写がなくいきなり空港での出会いのシーンに。ここで出会って実は英語がしゃべれない花嫁に主人公が驚くけどそんな最低限の事をどうして予め確認しなかったのか?更にその後実は彼女は英語を(ネイティブ並に)喋れる事が発覚するがこんなに何日もずっと一緒にいて果たして完璧にだまし続けられるものなのか?他にも彼が職場から大金を盗んだ後全く追っ手が迫っているように見えず逃避行する二人がまるでピクニックしているように見えるとか、警察に手配書すら回っていないのかとかシティホテルの一階に客室があるってどうなの?等ヶ随所に詰めの甘さが見られる。ラストも悪人が空港に向かってきてさあこれから一波乱あるぞと思ってたらそのまま何も起こらず終わってしまうし…。こうした点がきちんと消化できてればちょっとした佳作になっていただけに残念。ロシア人役の人達のロシア語は日本人の自分には本物のように聞こえました(笑)。関係ないけどニコールって不幸な役が多いですよね。それも彼女の美しさ故なのかもしれないけどたまには幸せそうな役も見てみたいなー。 [DVD(字幕)] 6点(2006-04-29 22:11:23) |
8. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
もっと子供向けの作品かと思ってたんだけどこんなに楽しめるとは。この手の娯楽作品ってどうしても一般に安っぽくなりがちなんだけどこの作品は細かいところまでしっかり作られていてとても好感が持てます。特に音楽の重厚感が映画の奥行きを出すのにとても貢献していたと思います。主演のジョニー・デップや脇役の海賊達も好演していて大人でも十分楽しめる冒険活劇ではないでしょうか。ただちょっと長過ぎかも。 [DVD(字幕)] 9点(2006-04-25 06:34:47) |
9. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
あちこちで評判がいいので見てみたんですが途中までは物語の展開に「なんだよ、こりゃー」「ああデッドコースターの脚本家なのね、だからなんか脚本に穴が多いのか~」「これちょっと評価高すぎるんじゃない?どう見てもデッドコースター程度だよなぁ、ぶつぶつ…」等とつぶやきつつ、ラストで「そう来るか!」と不覚にもぐっときてしまいました。と同時になんでこんなに高評価なのかにも納得。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-17 00:34:27) |
10. 8mm
刺激的な題材を扱ってる割に描写が薄っぺらな印象。ストーリーもありきたりで今一乗れませんでした。 [DVD(字幕)] 3点(2006-04-11 19:39:54) |
11. π(パイ)
何かを語っているようで何も語っていない映画。理解できなかったのは自分が馬鹿なだけ!?テーマ自体は嫌いじゃないんだけど。 [DVD(字幕)] 3点(2005-11-26 03:52:44) |