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1.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 
「羊~」の続編と思ってみると違和感を覚えた方が大勢いらっしゃるようですが、それもそのはず。この原作は「羊~」の映画でクラリス役を演じたジュディ・フォスターにすっかりノックアウトされた原作者がレクター博士を自分にみたてたクラリスとのラブストーリーなのですから…;それを知ったうえで鑑賞するといろいろ腑に落ちるものがありますね。クラリスの周りの男達の最低っぷりやレクター博士の超人っぷりなどなど(「羊~」でのクラリスが憧れていたのは上司だったのに)二人のラブラブは映画はマイルドになってますが原作を読むと納得です。原作のラストとか「どんだけ~」です;
[映画館(字幕)] 7点(2021-08-21 20:42:03)
2.  ハンニバル・ライジング
原作を読んでから観賞しました。なので小説を映像化しただけと感じてちょっと残念。映画ならではの演出や展開が欲しかった(脚本が原作者だったのか;)解説でレクター博士はキリスト教以外の宗教概念をもつ必要があったと論じていましたが、それが理由と考えれば「なんちゃって日本」も許容範囲かな;常々レクター博士の「食べる」行為は疑問でした。愛しい人の一体化を意味するなら分かるのですが、憎い者を食べる?って感じで。が、これで納得しました。「食べる」行為は自分への罰なのですね。傷を何度も引っ掻くように。自分は狂っている、しかし狂い続けなければいけない。その傷こそがレクター博士を怪物にした。まさに誕生秘話でした。
[DVD(字幕)] 5点(2010-10-26 11:01:40)(良:1票)
3.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 
グルヌイユにとって香りは神だったのかもしれない。香りの為には人殺しも辞さない、罪悪感も迷いもない彼はどこか狂信者っぽいです。求めて孤独に独りで突き進む。彼の身体に「匂いがない」のは「心がない」からかも。彼の誕生は母の死を招き、彼の通った後に次々と人が死んでいく様はまるで悪魔の子のようです(さながらダミアン?;)彼が求めたのは「愛」だったのかも。しかし、心のない者が作った香りによってもたらされるのは愛ではなく、欲望でした。悪魔は人間を誘惑し、堕落させるもの。そういう意味があの「乱交シーン」にあったのかもしれません。香りによって愛も救いも得られず孤独も癒されなかった彼は、最後、最もふさわしい場所に戻っていったのではないでしょうか?悪魔がふさわしい場所は「人間の中」だった…なんて、ちょっと宗教チックに考えてみました;香り(悪臭を含む)が感じられる映像は見ごたえがありましたが、内容は非常に残酷で怖い物語でした(そこらへんのホラーより怖かった;)誰も救われないし…;
[DVD(吹替)] 7点(2010-09-17 14:31:45)
4.  ハリー・ポッターと炎のゴブレット
私にとってこのシリーズが「底の浅い勧善懲悪な話」であるとほぼ決定つけた記念(?)すべき4作品目;何故「超能力」ではなく「魔法」なのか?「精神的な成長=(イコール)高度な魔法が使える」という意味があってこそである。ピノキオの鼻みたいに。だからデヴォルモートにも彼なりの信念と理由があるかもしれん、と思っていた。が、完全に「悪」と判明してがっくりきた;これでは「魔法」が単なる「上手に使いこなせばいい武器のような道具」になり下がってしまうではないか。超能力の方が「異端」という影を背負うだけ深いものがあるんじゃないか;?「私が正義だ!」と画面からわめいているだけの映画は嫌いなのだが、このシリーズはそんな映画になるようだ。何が成長物語なのかね?単に魔法が強くなって「敵を殲滅する力」を身につけとるだけでないの?精神的な成長が皆無なんである。まだ完結していないから、最後の方で盛りかえすかもしれないが、あまり期待は出来ない;これが「世界最大のファンタジー」とは…とほほのほ…レベル低すぎなのよ…;
[地上波(吹替)] 3点(2010-08-30 15:38:58)
5.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 
あんまり期待せずに観賞しました。全体的な雰囲気が良くて、かなり上手い脚本ではないでしょうか。画面から感じられる不安や虚無は「事故で自分だけ生き残ってしまった事への罪悪感」からきているのかと思いました。が「後悔」「もう愛する人に会えない悲しみ」「浮遊感」であると分かりました。途中、エリックだけ●なのかと思いました。一人個別だったし、そういう錯覚をもたせる方向はあったと思います。全員とは意外性がありました。この映画は「驚き」というより「いきなり未来を奪い取られた者の悲しみ」を感じるものではないでしょうか。命あるものの死亡率は100%だけど、誰もいつ死ぬか分からない。よくある「後悔しない生き方をしよう」ではなく「いつか死ぬとしても、それが訪れる瞬間まで生きてきた事が素晴らしい。決して無駄なことなどない」と訴えているような気がしました。そういう意味で「優しい視点」の映画であると思います。DVD特典になっていた予告を観たのですが、あれでは「サスペンス陰謀あばき映画」みたいですね~;期待した人はがっかりしたんじゃないでしょうか?まだ「事故により心に傷を負った人達の悲しみ」を扱った映画として宣伝した方が良かったのでは?違和感のある宣伝はしないで欲しいですね~;
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-28 10:48:20)(良:2票)
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