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1.  瞳の中の訪問者
片平なぎさと志穂美悦子の(ましてや映画での)取り合わせとは実に貴重な、と思いながら見始めたのですが、それ以外に見るべきところはありませんでした。冒頭でブラックジャックのアニメーションをもっともらしく出していながらどう見ても脇役以下だし、本来ならドラマの中核たるべき片平と峰岸のやりとりも、何とも陳腐で中途半端です。悦ちゃんも「綺麗なお姉さん」という以上の存在ではなく、持ち味を発揮する場面なし。
[DVD(邦画)] 2点(2023-07-22 00:33:13)
2.  ピラニア(1978)
どこをどう切ってもB級なのは、もともと予想どおりだからいいのですが・・・それでもやはり、肝心のピラニアがほとんど「見えない」のは、モンスター・パニックとしてはいかにも不十分ではないか。せめて、どこか途中で一匹だけでも回収し、生態の観察とか何とかいう口実で、そのディテールを見せる、ということはできなかったのかな。みんなが都合よく騒いでいるだけに見えます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-02-23 00:10:16)
3.  緋牡丹博徒 仁義通します 《ネタバレ》 
第1作の後半の舞台にして、堂万一家の本拠地である大阪に回帰しての最終作。中盤までは派手な衝突はそれほどないし、シリーズ見所の博打の場面もちょっとだけ。代わって、おたかさんの跡目を誰が継ぐのか問題が中心となっているし、お竜さんの動きも「説得による調整」ばかりになっているのが特徴的。それはいいとしても、登場人物の動きはかなりチグハグで、松方と長門さんの死ぬ順番はどう考えても逆だろと思うし、文太さんの動かし方も、ほかの人とバランスをとろうとしてかえって不自然になっている。熊虎親分が念願叶って(?)遂に殴り込み参戦!というのも、ある種のご褒美なのかもしれないが、やっぱり似合ってない(笑)。ラストもシリーズ大団円としては何とも中途半端で、実はまだ続編作るつもりだったのでは?と勘ぐってしまう。まあ、中盤の重要な場面で一瞬で場を引き締める千恵蔵さんの迫力は、さすがでしたけどね。
[DVD(邦画)] 5点(2021-11-13 01:18:53)
4.  緋牡丹博徒 お竜参上 《ネタバレ》 
何かこう、あれこれ放り込んだ割には、全体がごちゃごちゃして未整理なままラストまで行ってしまった感じ。せっかくの文太さんも、こういう堅気ベースの役ではどうも消化不良気味。山城新伍は冒頭のスリ演技はなかなかだが、その後に持って行きようがなくなっている。それにラストは、権利証を取り戻した時点でその場で成敗して終わり、で何の問題もないでしょ。その後にくっつけてしまったのがかえって蛇足になっています。●あと、浅草というある種紳士淑女の街も、このシリーズの作品世界に合ってない気もします。●などと言いながらも、3作目のお君ちゃんとの再会というビッグなネタとか(成長早すぎだろという突っ込みはなしで)、その再会では7分間定点長回しをしれっと放り込んできたりとか、そしてやっぱりぞくぞくする花札対決シーンとか、とにかくやっぱり、このお竜ワールドにはうっとりしてしまうのです。
[DVD(邦画)] 6点(2021-10-20 01:28:19)
5.  病院坂の首縊りの家
美術陣と照明陣の驚異的な頑張りでそれっぽい感じにはなっていますが、中身は完全なハリボテです。登場人物のやりとりにしても、ネタの設定や割り方にしても、テレビの2時間ドラマでもこれより上のものはいくらでもあります。見所は導入部の写真撮影部分のみ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-06-26 00:41:01)
6.  ヒッチハイク(1976) 《ネタバレ》 
あらすじからは「善良な夫婦がたまたま出会った暴力ヒッチハイカーに制圧されさんざん理不尽な目に遭わされる」みたいな展開を期待(?)していたのですが、まあ何というか、随分呑気というか、のんびりしてるというか。まず、そもそも元の段階で夫が十分に妻に対して理不尽であるため、むしろその関係性を揺さぶるヒッチハイカー、もとい強盗犯が、ある種の正義の味方ででもあるかのように見えてしまいます。また、夫と強盗犯が途中で執筆をめぐって半ば意気投合みたいな雰囲気になるのですが、これも、ストックホルム症候群ならではの哀しさというよりも、むしろもともとこの2人に波長の共鳴性があったようにしか見えません。まあ、途中でいきなり割って入って、しかも返す刀で退場させられる共犯2人組など、流れを単調にしない工夫はされているので、緊張を続けながら見ることはできます。ただそれでも、脱出後はかなりダラダラしていたような・・・あの爺さんとか不良4人組とか、いる?
[DVD(字幕)] 6点(2020-05-30 00:04:22)
7.  100万ドルの血斗 《ネタバレ》 
まず敵そのものが、巧妙な作戦を立てるでも自分の身を危険にさらすでもなく、やってることが単なる子供の誘拐という卑劣な行動である時点でダメ。一方で主人公側も、無策にばんばん出ていって返り討ちにあってばかりだし、バイクやらなんやらの設定も何も生かされていない。その上で、親子の確執と和解がどうのこうのというのをやりたかったっぽいんですが、これも見事なほど機能していない。ここまで褒めるべきところが見つからないシナリオも珍しいです。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2020-02-24 00:53:13)
8.  ビッグケーヒル
保安官のジョン・ウェインが、きちんと育っていない2人の息子を何とかする・・・のがテーマっぽいんですが、これが見事に機能していない。だって、結局最後まで、ウェインは特に父親として何かしたってわけではないからなあ。大体、長男があの「おもいでの夏」の変態欲情少年ゲイリー・グライムスという時点で、違和感ありありです。また、敵の悪ボスのジョージ・ケネディも、ところどころでいい人っぽい側面を見せつけており、それがちょっと捻ったつもりなのかもしれませんが、結局それだけで終わっており、どこにも着地していません。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-10-26 19:28:34)
9.  ヒンデンブルグ 《ネタバレ》 
これだけの近代史を代表する大事件を採り上げ、しかもいろんな乗客も描写対象とするグランド・ホテル形式なのであれば、いくらでも盛り上げられそうなものなのに・・・結局は最後の方まで、各登場人物がそわそわごそごそしているだけであって、スリルもドラマもあったものではない。爆発以降の迫力の映像は、それまでとのギャップも相まって、思わず見入らせる力がありますが、要はここが撮りたかっただけなんじゃないの?という気がしてなりません。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-12-26 01:12:12)
10.  ビリー・ザ・キッド/21才の生涯
タイトルはこうなっていますが、主役はあくまでギャレットの方だったのですね。しかし、ビリーが派手な活躍をする作品ではない、という意図はいいにしても、それではそれぞれにどういう背景があって、その結果2人の関係はどうなっていて、というところまで丁寧に作り込まれているわけではないので、つまり、ただ単に2人がああだこうだうだうだしているだけのようにも見えてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-07-11 21:48:28)
11.  ヒッチコックの ファミリー・プロット
やっぱりヒッチコックって、変態とかオタクとか天然とか、つまりあまり格好良くない人たちを描いている方が、断然光っているし、演出が楽しそうなんだよなあ。こんなまともなサスペンスだと、逆に凡庸な出来になってしまっています。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-05-12 23:01:23)
12.  悲愁物語
いろんな人が好き勝手にいろんなことをしていながら、誰が何をしたいのかはさっぱり分からないという、恐るべき作品。役者陣は、自分が何をしているのか分かっていたのだろうか。そんな哲学的な問いすら浮かんでしまう、困った作品。大体、何でこのタイトルなんだ。
[DVD(邦画)] 3点(2015-02-03 21:12:43)
13.  必殺仕掛人 春雪仕掛針 《ネタバレ》 
悪党トリオが夏八木勲・竜崎勝・地井武男という素晴らしすぎるキャスティングですでにOK。仕掛人側の見せ場のシェアの巧さもなかなか。ただし、梅安と千代の過去の経緯が云々というのは、全部いらなかったと思う。せっかく岩下志麻という存在感ありすぎ役者を引っ張ってきたんだから、ラスボスにふさわしい冷酷大悪党でいてくれた方がどれほどよかったことか。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-10-28 01:53:57)
14.  必殺仕掛人 《ネタバレ》 
何であまり面白くないのかと思ったら、仕掛人側の造形がまっとうすぎるんですね。闇の世界でしか生きられない人間ならではの、常人から逸脱した何かという要素が感じられない。なので、ひたすら地味で単調な作りになっています。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2014-05-28 03:14:19)
15.  必殺仕掛人 梅安蟻地獄 《ネタバレ》 
緒形拳は、こういう適当でええ加減な役も意外にいいですね。佐藤慶は、やっぱり悪役のときの方が楽しそうである。梅安の針の駆使をもう少し見たかったのと、全般に殺陣の迫力が今ひとつなのが難点。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-02-09 13:36:34)
16.  ビッグ・ウェンズデー
サーフィンとベトナム戦争に寄りかかって、肝心の青春描写ができていなかったような気がします。各人のたどる軌跡が浅すぎます。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-28 00:19:07)
17.  ひとごろし
主人公が武士のくせして陰湿で卑怯な方法を延々と繰り返すというのは新鮮味があったが、結局はそれの繰り返しというか、アイディア一発で終わってしまった気がする。そういうアホな設定だからこそ、周辺人物の背景はきちんと作り込んでほしかったと思うのだが。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-10-16 03:48:50)
18.  ビッグ・ガン 《ネタバレ》 
出る人出る人がみんなその辺のサラリーマンっぽくて、ギャングやマフィアの怖さを感じさせないのが難点。なので、復讐を重ねる場面でも、ラストへ向けての展開も、説得力がありません。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-06-17 03:15:31)
19.  ピクニックatハンギング・ロック 《ネタバレ》 
風に揺れる木々、そこから反射して漏れ落ちる陽の光、それと対照的に不気味にそびえる岩山。寝そべったり座ったりしている少女たちを、ローラーを引くようにじっくりと撮るカット。ボッティチェリの天使という表現が少しも誇張でない、そのまま神の国に消えても何ら不思議でない、ミランダの神々しい美しさ。謎に満ちた失踪事件の舞台を、映像で見事につくりあげてしまっています。何かに吸い寄せられるように上へ上へと登っていく少女たちは、まさに神に導かれたに違いありません。そう信じさせるほどの凄まじい映画としての迫力があります。後半は一転して、暗い屋内でのシーンを中心に、残された者たちの静かなる崩壊を描き、前半の失踪事件のインパクトを倍増してくれます。結局、謎の解決は何も示していないのですが、それが作品の奥行きを深め、台詞の一つ一つやちょっとした描写にまでいろいろと考えさせてくれる内容となっています。それと、音楽も効果的に機能していますね(メロトロンまで使っちゃってます)。
[映画館(字幕)] 9点(2008-02-09 00:38:38)
20.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
やっぱり一番凄すぎるのは、このタイトルでしょう。別にひまわり畑が出てこなくたって、このストーリーの成立には何ら影響しません。それを、冒頭・中間・エンディングの3か所で登場させ、なおかつタイトルにも使用したというだけで、一瞬にしてすべてを凝縮・象徴させ、また作り手としてのある種の祈りをも封じ込めています。で、もう一つは、最後に主人公たちがきっぱりと自ら結論を出しているところ。それも、その直前まではどうなるか分からなかった(逆に転んでいたかもしれなかった)。そのようなあやふやで不安定な中で、それでも下される人間の「意志」は、何よりも尊いのです。それをきちんと描いてくれているのが嬉しい。
[映画館(字幕)] 9点(2007-12-07 04:38:12)(良:1票)
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