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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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1.  ビヨンド the シー/夢見るように歌えば
作品はケビンによるボビー・ダーリンショーというくらい、20曲以上もの歌を吹き替え無しで歌ってます。上手いとは聞いてましたがこれはもう想像以上に歌声が素晴らしくてびっくりしました。群舞シーンのダンスも上手でこれはもう立派なエンターテーナーです。その上製作、監督までしてこれだけの作品を作ったなんてのがさらにびっくり。 歌も容姿も親しい人たちが驚くほど本人によく似ているそうですが、形から入って魂を入れたというようにケビンがボビーに成りきって大活躍。(↓ホント、レイのJ・フォックスに遜色なし。ケビンには10点を)歌意外にもカラフルなミュージカルシーンも躍動的で楽しいし、映画の撮影シーンやアカデミーのエピソードなども興味深いところです。ボビー・ダーリンは知りませんでしたが聞いたようなメロディもあり、知らなくてもどれも親しみやすい曲ばかりでした(フォーク調の曲なんか特に好み)。 少年のボビーと大人のボビーの対話という形で進む伝記部分もボビーを知らなくても理解できる作りになってて、ことにドラマはエンディングにかけて感動が盛り上がってきてホロリとします。妻のサンドラ・ディ役のケイト・ボスワースは可愛くて雰囲気がピッタリだし、ブレンダ・ブレッシンやジョン・グッドマンなど演技派で固めた脇役も良いです。 これはケビンのボビーへの「愛」を感じる心地よいミュージカル作品でした。        
8点(2005-03-07 21:04:45)
2.  ピエロの赤い鼻 《ネタバレ》 
悲しい話だけれどセリフにユーモアがあって笑える。ホロリとしながら暖かい気持ちになるといったヒューマンドラマ。 とても笑う気分じゃない最悪の状況の時なのに、ドイツ兵がおどけて見せると可笑しくて笑ってしまう。同情しても助けることはできない、せめて自分に出来る限りの励ましを、という敵味方を越えた彼の優しさ。こっそり食べ物を差し入れ「生きている限り希望がある」と4人を励ます。この優しいドイツ兵と彼らを救うことになる夫婦の話が悲しくも胸を打つのだけれど、この自己犠牲はちょっとウツクシすぎるかな、という気がしないでもない。 でもどんな時でも笑いと希望を持って、という作り手の思いはストレートに届きます。     
7点(2004-11-16 21:29:14)
3.  桃色(ピンク)の店
リメイクはクララとクラリクの恋愛部分をうまく現代の話にしてたんですね。 こちらはそれだけじゃなく、むしろマトゥチェクという主人と店員達のやりとりなどにほのぼのしたムードがあるのが いいです。彦馬さんも言われてるように、クリスマスの夜誰も一緒に過ごす人がいなくなってしまった主人は店員達に誘いの声をかけるがみな断られ、最後に入ったばかりの少年を誘うことができた。双方共に嬉しそう、、などさりげなく暖かい。セリフもセンスがよくて味わい深いものがあります。クリスマスにぴったりのお話ですね。 
8点(2004-08-02 18:26:42)
4.  ビルマの竪琴(1985)
56年版よりこちらを先に見ましたが脚本は多少の手直しがある程度でほとんど同じですから悪くはないです。 水島が三角山で負傷し僧になったいきさつなどむしろこちらのほうが順を追って分かり易くなったりしてます。 違うのはカラーであることと北林谷栄以外の出演者くらい。 あと歌う唱歌の曲目変更とか数も増えてたでしょうか、、、  監督まで同じでリメイクというのは珍しいですがよほどビルマの赤い大地にこだわりがあったんでしょう。戦死者の魂の象徴の赤いルビーの色も鮮やかです。 北林さんはようやく年相応の役ですが話しっぷりは変わらず、年季が入った分堂に入ってます。 出演者で言えば優しい石坂隊長はともかく、他の兵隊達の印象は今ひとつ薄い気がしました。 56年版でも同様ですが船上で水島の長い手紙を読み上げるシーンで、海と聞き入っている兵士達ばかり延々と見せられるのが気になります。
6点(2004-05-31 19:12:38)
5.  ビルマの竪琴(1956)
皆さんが言われてるようにリメイクのカラー版よりいいのは役者だと思います。戦争を直接体験している俳優さんたちですからまず顔つきが違います。手直しされた部分で言えばリメイクのほうが良くなってるところもあると思います。最も感動的な水島が無言で戦友に別れを告げに来て竪琴を弾く場面はこちらのほうがぐっときました。  こういうジャンルには弱くて大抵ボロ泣きするんですがこれが意外に泣けない。 どうしてかと考えたら話自体にちょっと作り物臭さを感じてしまうから、かと、、現実にビルマのジャングルで悲惨な最期を遂げた大勢の兵士たちを思えば、合唱する部隊が元気に生き延びている、また船上のナレーションの兵士の「水島の家族はこれを聞いてどう思うだろうか?」というのには同感で、野ざらしの戦死者を見捨てられずに、、というのもあまりにも美談仕立てに見えてしまう。いっそ↓のオオカミさんの言われてるように「童話」として見れば良かったのかもしれません。
7点(2004-05-31 18:53:20)
6.  ビッグ・フィッシュ
父親の語る奇想天外な話の数々がファンタジックで面白いが、それを映像で見られるのがとっても楽しい。誕生秘話、魔女の目、サーカスの団長の秘密、大男、大魚、変わった双子、理想郷、一番笑ったのは戦地へ乗り込んだ時の敵のカンフーアクション、そして一面の黄色い水仙のシーンの美しさ。空へ描いたラブレターといいこんな夢のような求愛は素敵。あくまでファンタジーだから、息子と父の断絶に母親が悩んだり仲介しようとするなどの現実的展開は不要だろうし、彼女は優しくて夫の良き理解者というのも男性の理想かもしれない。本当の話を聞きたがった息子が父からは聞いていなかったおとぎ話をするくだりは泣けた。嘘のような話にもなんらかの根拠があったらしいと分かるが、夢のある面白い話で皆を楽しませようとした父の気持ちを最後に息子は理解して受け入れたのだろう。ユアンが「どこでもみんなに好かれた」という若い時の父を魅力的に見せてくれる。アリソンは美しくて物語のミューズにぴったり、今回出番が少ないが今後もジョニーのようにバートン作品の常連になってほしい。(贔屓目)   
8点(2004-05-22 19:38:58)
7.  引き裂かれたカーテン 《ネタバレ》 
ニューマンがスパイとして動き出すあたりからそこそこスリルある場面でつなげてあるが、全体にワクワク感が乏しく印象は弱い感じ。場面的には普通の人である2人が必死に殺しをする所が秀逸で、大学構内、バス、郵便局、劇場、船などでどうやって逃げるのかというのがスリルのポイント。特に囲まれた劇場は絶体絶命状態なのでどうするのか想像がつかなかった。うーん、、いずれも逃げ方がやや甘いというかイージーな感じがする。見たばかりのマダム・グルニエのリラ・ケドロヴァが出てたのが嬉しい驚きだった。なんか存在感がある人なのね。作品のせいかぱっとはしないけど、ニューマンも、特にジュリーがとても綺麗に撮れている、ということで6点評そのまんま。  
6点(2004-05-16 16:24:31)
8.  ビッグ
トム・ハンクスが若い、かわいい! 文字通り子供になりきってやってるように見える。これが後のフォレストガンプの純粋な心にも通じる気がする。突然大人になってしまって、一人心細くて安ホテルのベッドで泣くところなんぞはほんとにうまい。親友の援助もあって大人としての生活を始めると、これがトントン拍子にうまくいくなんてありえないけど夢がある。仕事がおもちゃ会社で遊んでればいいなんて、子供が見たらどんなにうらやましいことだろう。まぁでも一気に大人になるのも大人がもう一度子供になるのもどだい無理なわけで、楽しい仕事よりもママが恋しいと無事家に戻っていくラストはちょっぴり切なさを漂わせながらもホッとする。     
7点(2004-04-14 00:03:51)(良:2票)
9.  ひめゆりの塔(1953)
第二次大戦で唯一日本でアメリカ軍との戦闘があったのが沖縄。戦争末期で日本の敗戦が色濃かったのにも関わらず、沖縄では住民も巻き込んで悲惨な戦闘が繰り広げられた。まだ10代の学生たちも動員され、特にこの女学生のひめゆり部隊の悲劇は有名な話である。昭和27年にようやく独立国家として認められ、こうした戦争映画も作れるようになった。この作品はそうした中の1本。軍人ではなく野戦病院での働きだから、戦闘ではなくただただ爆撃に襲われて逃げるシーンなのだが、その爆撃の映像がすさまじい迫力がある。演じる者の至近で爆弾が破裂し、大地が揺れるほどの衝撃がある。いったいどうやって撮ったのかと思うほどだ。そんな地獄のような日々の中でも少女たちはけなげに力を尽くし、つかの間の平和な時には太陽を喜び、キャベツをボールにしてバレーをしたりする。そんな彼女たちを守り、支えたのは日本軍ではなく教師たちだった。この師弟愛にも心を打たれる。どんなときにも最後まで生きよう、生徒を守ろうとするが、次々と死んでいく。敗戦の2ヶ月ほど前のことである。本土決戦が免れたのもこの沖縄での時間稼ぎがあったからと思えば、沖縄が払った犠牲の大きさにもっと心を寄せ、死んでいった多くの沖縄の人たちを忘れてはいけないと思う。監督の思いもまたそうであったのだろう。当時の今井監督の名声は、俳優たちにノーギャラでもいいから出して欲しいと殺到したことでも分かる。脚本の水木洋子や監督、そしてこういった俳優たちの強い思いが画面からひしひしと伝わってくる。唯一残念に思うのは、学生たちも一般の沖縄人も沖縄言葉で話してないことで、分かりやすくしたとは思うが沖縄の言葉であったなら、これが沖縄の悲劇なのだともっと実感できたことだろう。
9点(2004-01-13 15:00:50)(良:2票)
10.  彼岸花
適齢期の娘がいる父親(佐分利信)はよその娘には物分りがいいが、突然娘(有馬稲子)を欲しいと婚約者(佐田啓二)が現れると怒りと戸惑いで断固反対する。結婚して欲しいと思っていたのに、いざ現実に相手が現れると寂しくもあり戸惑ってしまうという父親心理をユーモア交えて描く。娘の友人で京都の旅館の親子(浪速千栄子・山本富士子)がチャキチャキしていて面白い。この二人が頑固な父親に対して軽やかで楽しい。母親の田中絹代は控えめでありながらしっかり者という、日本の母親の理想のようなキャラクター。他にも豪華メンバーが楽しめる。
7点(2003-11-26 14:10:47)
11.  ビューティフル(2000)
ミニー・ドライバーがミスコン優勝なんてうそ臭い。自己チューのやな女だし感動どころか、ちっとも共感できなかった。子役の女の子が良かったのでまぁこのあたり・・・
4点(2003-10-30 14:20:12)
12.  一人息子
昭和18年だから無理もないけど、音声や映像の状態が悪くてセリフが聞き取りにくい。半分くらいしかわからなかったので点数ははばかられるんだけど・・・信州の田舎の母親が一人息子を東京へ勉学に出し、久方ぶりに上京してみると息子は結婚し子供までいる。出世を励みに仕送りし、貧乏にも耐えていたのに夜学の教師と聞いて内心がっかりする。でもこの息子は借金してまで母親を毎日もてなし、妻も協力する。隣近所との人情味ある交流など、今見ればすっかり失ってしまったような美しい心が描かれている。さすがに時代を感じるし古いなぁと思うが、貧しいからこそこんな人間関係があったのだと思う。今のイランや中国の映画を見るとこれと同じような雰囲気があり、懐かしい気がする。飯田蝶子や笠さんが若い!みんないい顔をしています。
6点(2003-10-28 14:08:50)
13.  美術館の隣の動物園
とりたてて映画にして見るほどのものとは思わない。テレビドラマでもいい感じ。日本もだけど、韓国ってこういうのが多いねぇ・・
5点(2003-10-16 16:10:22)
14.  HERO(2002)
私はこれを一言で「芸術的アクションファンタジー」と勝手に呼ばせて頂きます。いえ、感想はとても一言では言えません。美しい映像、衣装、壮大なロケシーン、秦軍の膨大なスケールのシーンそして全編ワイヤーアクションの剣術シーンなど目を見張る素晴らしいものがあります。俳優さん達はさぞ大変だったことでしょうね。イーモウ監督の力の入れようがひしひしと伝わってくるようです。最初の騎馬シーン、膨大な矢の飛ぶ矢ぶすまシーンなどに黒澤監督の気配を感じました。暗殺者が究極の剣の心を会得して、それが天下統一=平和だったという持っていきかたもいいです。単なる娯楽アクションものではなくちゃんとしたメッセージを持っているんですね。以前あった「始皇帝暗殺」という作品と比べると明らかに違いが分かります。暗殺者も始皇帝もそれぞれりっぱな人間であることが描かれています。ひとつ言えばワイヤーアクションは半分にして、あとは俳優自身の生の実力で見せて欲しかったと思います。彼らならきっとそれでもできただろうと思うので・・・
8点(2003-09-05 21:38:52)
15.  氷点
原作では人の憎しみと許し、罪と償いなど人間の心を問うような重いテーマで、登場人物それぞれの苦悩を巧みに描いているが、この作品からはどうもそういうものが心に響いてこなかった。
4点(2003-08-17 22:58:40)
16.  ヒマラヤ杉に降る雪
モノクロのような色彩で、陰鬱とも言えるような重い感じ。アメリカでの日系人問題をからめながらサスペンスタッチの展開だが、地味な作品。工藤夕貴の英語のがんばりに感心。
5点(2003-07-15 11:44:03)
17.  昼下りの情事
これは大好きな作品です。なんと言っても大好きなオードリーとクーパーで監督がB・ワイルダーとくれば、おしゃれでウィットに富んだセリフにときめくラブストーリー。無理に大人の女の振りをして背のびするオードリーがとっても可愛い。クーパーが年寄りすぎると言ってもまだまだ魅力的なナイスミドル。たとえばB・ピットあたりを想像しても全く似合わない。ラストの列車が走り出しながらも、泣きながらまだ強がりを言ってるシーンはいつも泣ける。いまだに感動で胸キュンです。
10点(2003-05-22 18:13:33)
18.  ビューティフル・マインド
ナッシュ博士の幻覚の世界が現実ではないので、あたかもミステリー映画を見ているようである。統合失調という病気を知らないと、本当にはこの映画は理解できないかもしれないが、もし自分が現実と幻覚を区別できないとしたら、なんと恐ろしいことだろう。本当の現実は何なのか?自分は何者なのか?そんな世界を想像したら、その恐怖の中で天才数学者としての才能を発揮して、ノーベル賞まで受賞したのはすごいことだったんだと思う。R・クロウはそのイメージとは全く違う繊細な演技で、実話の主人公の狂気の世界を見せてくれた。
8点(2003-05-22 17:46:25)
19.  秘密と嘘
脚本、俳優たち、演出と地味ながらうまい。特に母親役のブレンダは過去の秘密の娘が現れて驚き、うろたえる様がまこと、真に迫っていてうまかった。そして秘密が秘密でなくなり、家族と共に笑顔で終わるラストも後味が良かった。
8点(2003-05-21 22:45:43)
20.  秘密(1999)
東野圭吾の原作は奇想天外だがおもしろかった。この入れ替わりの一人二役は難しいと思ったがやはり広末では力不足。娘役はいいとして娘の姿の妻(中年)が全く感じられない。ここが一番のポイントなのでこれだけで面白くなくなってしまう。北村薫で同じような入れ替わりの話があって、こちらは反対に娘が母になってしまう。これをTVで松坂慶子がやってかわいくおもしろかった。年代の違う別人格を一人で演じて納得させるのには、相当の演技力を要すると思う。
4点(2003-05-21 22:35:02)
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