1. 白夜(1957)
色の使い方、入念なセット、カメラワークが素晴らしい。特に白と黒のコントラストには美しいの一言しかない。そして、最後のマルチェロ・マストロヤンニの後姿はビスコンティ初期の作品とはいえ、ドイツ三部作やイノセントのラストにみられる後姿とかぶるとこがあるように感じた。 9点(2004-02-03 18:18:11) |
2. ひまわり(1970)
なんとも悲しく切ない映画なんでしょうか。戦争に翻弄された男女の悲しすぎる物語を、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの最強コンビが熱演している。また、音楽もまたこの映画の切なさを助長しており、実に素晴らしい。映画を観ていくとどうしてもソフィア・ローレンに感情移入してしまうが、ロシアでマルチェロ・マストロヤンニを介抱した女性も人間的に素晴らしい。しかし、マルチェロ・マストロヤンニのことでどちらかが不幸にならなければならないわけで、観てる側としては二人の女性どちらも幸せになってほしいと思う分、それだけ戦争がもたらす不幸が浮き彫りになり、怒り、悲しみを覚えさせてしまうこの作品は傑作だ。感動をハリウッド的ないやらしさがないので素晴らしい。 10点(2004-01-07 20:03:31) |
3. ひかりのまち
淡々と進んでいくからこそ話に真実味があるとこがよい。黒人がいい味出していてよかった。洒落過ぎず退屈過ぎず作られていてバランスがいいと思う。 7点(2003-12-17 00:28:27) |
4. 昼下りの情事
ビリー・ワイルダーの上品なユーモアとしゃれっ気が利いた作品ですね。ラストの展開はお見事です。 楽隊の演奏など演出も粋です。 8点(2003-12-12 13:01:19) |
5. ピアノ・レッスン
官能的な美すら感じてしまう、この映画が醸し出す雰囲気にやられてしまった。 8点(2003-11-27 23:23:39) |
6. ビルとテッドの地獄旅行
昔、12チャンでみた。馬鹿すぎてひどい映画ですがこれがいいんですよ。私としてマトリックスのキアヌよかいいぜ。 6点(2003-11-26 23:47:30) |
7. 光る女
ナチュラルボーンマスターの演技だけが印象に残った。 2点(2003-10-30 21:28:37) |
8. ビルとテッドの大冒険
クダラネーけど、観てしまうんだよな。最高に馬鹿だよ、死神は! 6点(2003-10-26 22:47:32) |
9. 羊たちの沈黙
すばらしいっすね。ただ、最後がすこし、微妙だったような気がする。それでも人間の深い心理が描かれていていいっす。 8点(2003-10-21 22:11:05) |
10. ピンク・フラミンゴ
気持ち悪すぎる。芸術性のかけらもない、醜い、ばか映画を追求している。 5点(2003-10-19 22:28:40) |
11. ピンポン
クソつまらん。みてて腹が立ってきたよ。シュールさだし過ぎがだめですよ。 1点(2003-10-19 21:36:59) |
12. ヒート
銃撃戦は迫力がありよかったと思うがそれまでがタラタラ長い。飽きてしまった。 6点(2003-10-15 21:30:14) |
13. 秘密と嘘
役者陣の質の高い演技が映画を引き締めているなー。難しいテーマだが観た後、納得することができた気がする。 9点(2003-10-13 21:30:57) |