1. ひまわり(1970)
視点が・・・どうしても主人公に入り込むことが出来ない客観的に見ていくしかない。男の俺から見れば大人な作品で難しいと言うより自分が男だから無理って感じが最後まで抜けなかった。だけど、客観的に見たとしても最後まで飽きる事無く楽しめたので良質な映画であることは確かだろう。 8点(2004-06-16 20:57:32) |
2. ビッグ・フィッシュ
感動映画の鉄則としてラストのオチまでの積み立ては絶対ではあるがこの積み立てに問題がある。親父の作り話がその積み立てであるが途中飽きてしまった。それも当然のはずだ、なぜならこの作り話は主人公が子供の頃に聞かされていた童話みたいなものだからだ。無論、俺は桃太郎とかシンデレラの様な話を聞かされて喜ぶ年では無い。だから途中の話は俺にとっては眠いだけの話に過ぎなかった。が、ラストが素晴らしい(ま、予想は出来た)のでそこは評価すべきである。 7点(2004-05-21 19:20:03) |
3. 評決のとき
結論から言えば当然のことを遂行したに過ぎない。しかし、その当然のことが出来無いことがこの映画の最大のテーマだと思う。白だから黒だからと争い傷つけあう。白はKKKとして過激に、黒は人権団体などを盾にし戦争開始。うちら日本人からして見れば「無駄な」とか「愚かだ」と思うのが当然で、実際ほとんどのアメリカ人だって血を流すことが正義だとは思ってはいない。しかし、そうでは無いのだ、日本人だって中国人や韓国人が悪さしたら「外人は・・・」と言って敬遠するではないか、ましてや中国人や韓国人は白でも黒でもなくて同じ色にも関わらずだ。やっぱり、日本人だって例えお互い全くの他人で知らない人同士だって日本人が外人に被害を受けたら勝手に仲間意識を持つのでは無いか。それなのに「無駄だ」「愚かな」何て思うのは実際のところ井の中の蛙だってことに過ぎない。だけど・・・そう思うことは本当はとても大事だってこともこの映画でのテーマなのだと思う。お互い結局は人間なんだ、痛みだって一緒だし分かり合えるはずだ。そして仲良くだって出来るさと。ただし、俺としては無罪ってのは無しだと思う。確かに残された家族が心配なのはわかるが極端でしか判断出来ないのが最終的な問題点だと思う。一つ一つの台詞の重さが印象的な映画でした。 9点(2004-02-20 23:36:55) |
4. HERO(2002)
ぶりっ子チャン・ツィイー毒を食ら続けている俺にとっては赤だろうが青だろうがどの色が真実だろうが関係無い。俺にとって問題はチャン・ツィイーが何色でも泣いているってことなんだよ~。泣かすなよ!!それに脇役とは悲しすぎる~・・・てか、マギー・チャンの役がぴったしだろ~役代われよ~。ニーズに答えてない映画だな、全く・・・ああ、なんて独りよがりなレビュー、毒が抜けたらレビューも直さなきゃ。一応、内容などについても書くと、ぶっちゃけこの話には英雄なんて出てきません。あるのはクルクル回り続けることと飛ぶこと・・・何でそんなに回るのか、しかも人間魚雷の回り方で、あれはくにお君にしか出ないと思ってた。ワイヤーアクションって自分も出来るんじゃないかな~って錯覚を起こさせるところが好き。 6点(2004-02-17 22:05:27) |
5. ビッグ
面白い。この作品のトム・ハンクス伸び伸びやってって凄く良かったよ。 10点(2004-01-23 21:11:12) |
6. ピースメーカー
いきなり一個使っちゃうんだもんなぁ・・・ま、その後のアクションもそれなりに楽しめたし、ニコール・キッドマンも好きだし、それなりかな。これと言ってずば抜けたと言うのは無かった。 6点(2003-11-09 22:42:49) |
7. 羊たちの沈黙
見入ってしまいました。確かにこれ以上のものはなかなか無いでしょう。 9点(2003-11-09 11:45:54) |
8. ピンポン
卓球のくだらなさが伝わってくる。元卓球部としては全くもって愉快だし卓球に人生ささげるなんて、もっての他。だけど・・・だけど熱くなっちゃうんだよね(笑)それに名言(迷言?)の多いこと。思わず「反応反射音速光速もっと早くもっと・・・」ってつぶやく時がある。ガリガリ君とかも懐かしいし。機会があったら何回も見るつもり。 10点(2003-11-09 10:55:47)(良:1票) |
9. ビューティフル・マインド
《ネタバレ》 序盤で主人公がどのような人物かを描いているのだが、ここではまだ何とか最後の一線は超えてないと見ている人に訴えている作りになっていている。しかし精神病院に運ばれてから話は一転する。ここでパニックを起こし途中誰が本当で誰が嘘なのかなど謎解きになり面白くなってくる。が、決定的証拠などを妻が持ってきたりし、自分が異常だと気づく主人公。治そうと努力と挫折の連続。そして家族の助けなどにより彼は克服することが出来る。今までの努力が報われ尊敬に値する万年筆を。が、最後まで幻覚が見え続けていた。ここがものすごく良く出来てるところ(と言うより実話だってこと)だと思う。普通映画なら完治して見えなくなるだろうと、それにより長くに渡り彼の苦悩が自然と想像することが出来る。それと共にそれを超える家族の助けや本人の努力が勝ったことを彼や家族の表情から出てて治らなくてもハッピーエンドになれるんだってそう言ってるみたいだった。 9点(2003-11-06 22:30:47) |