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anemoneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

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1.  ビッグ・ダディ
アダム・サンドラーの映画なのにブシェミ一発で笑いを取るというやり口に爽快なヤラレタ感がありました。一応ジャンルとしてはファミリー映画なんでしょうが、どちらかというと「オトナの事情」の方にシフトしているあたり、やっぱりアダム・サンドラーなのかなと。いつものメンバーでいつものようにやってるところにたまたま小道具としての子役が放り込まれたようなものなので、彼らのノリを理解してない人には中途半端に見えると思います。そういう意味では、決して高い評価をあげて良いものではないと思いますが、アダム・サンドラーをはじめ常連メンバーのキャラクター設定が一番ツボってるなーと思えたので、彼のこれまでの作品の中では正直一番好きかも。もう少しサンドラー自身で笑いを取っても良いんじゃないのかなーという食い足りなさは残りますが、実はブシェミの使い道を一番良く心得てるのって不思議にアダム・サンドラーとジェリー・ブラッカイマーだったりするんですよね。さりげなくトイレのホモネタとかけっこう笑えました。子役はなかなか達者な上に必要以上に可愛いです。気楽に見るにはなかなか楽しい作品だったと思います。 (追記)クリスティ・スワンソン全くわかりませんでした。歳月ってムゴいですね^^;
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-14 02:36:31)
2.  ヒッチャー(1985)
公開当時、周りの友達が全員口を揃えて面白いと言っていた。ビデオが発売になった時も、たしか回り中がこぞって面白かったと言っていた。主演がC.トーマス・ハウエルだと聞いて、彼が凶悪ヒッチハイカーとして暴れ回る映画なのだと思い込み、そんなものが恐いワケないと思ってスルーしていた。たぶん誰もルトガー・ハウアーとか、ジェニファー・ジェイソン・リーとか言い出さなかったんだろうと思うけど、最近になってこの2人も出ていることを知り、うっかり20年も経ってしまったが勇気を出して手にしてみたらやっぱりみんなが口を揃えて褒めるだけのことはあった。亜流が出尽くしてしまった今頃になってもまだ面白いんだから、20年前にこれを見た人はびっくりしただろうなあ。一般的なシナリオ作法をかなり無視した無謀な組み立てになっているが、無視したことにきちんと計算が感じられる極めて美しい作りになっている。ナッシュがどう絡んで来るのか、読めない展開はヒッチコックですね。「激突!」のオマージュかな、とも思えるけど、ショートスケールのロードムービーとしては非常に良く出来た秀作と言えるのではないでしょうか。前半のいかにもな泥沼感は、C.トーマス・ハウエルの微妙な年齢も加わって大変痛々しく、観ていて辛いものがありました。
8点(2004-10-03 04:37:19)
3.  ビッグ・フィッシュ
人生をいかに楽しむか、というのも一つの才能なんだと思うけど、この映画はその才能にとてつもなく恵まれた一人の男の物語。それは地味で平凡でぱっとしない、お金持ちでもなければどん底の貧乏でもない、しがない1人のセールスマンの生涯にすぎないのだけれど、彼はその唯一にして最高の才能のおかげでその人生をきらびやかに彩り、愛に満たされた最良の生涯に変えることに成功した。ストーリーの軸に父と子を据えたおかげで従来のバートン作品らしいウソっぽさは明らかに陰をひそめたが、自らの「好き」を臆面もなく画面の中央に掲げる素直さはやはり彼ならではのもの。これはティム・バートンの大好きな「サーカス」を人の人生にまで例えてしまったひとつのおとぎ話、だから美しい。記憶と現実、想像と実際、境界線を曖昧にぼかしたまま物語はストレートに「人生を楽しむ方法」を観客の心にぶつけて来る。詩的なストーリー、幻想的な映像、その中に生き続ける人々の息づかいの確かさに、滅多にないほど純粋な涙を溢れさせてくれて媚びない最高の映画。実生活でも子を持つ父親として大きな変化を見たバートンだが、過去の作品には見られない作品としての完結度の高さに、初めて生じたに違いない彼自身と作品との過去にない正確な距離感が感じられる。いささか飛躍しすぎのケはあるが、おそらくこれは常に人生への模索を作品を通して語って来たティム・バートンから、生まれたばかりの息子に宛てた、これは遺言なのでしょう。「息子よ、オレが最期を迎える時にはでっかい魚になって川に帰るぞ」そんな決意が伺われましたね。円熟期に入った彼の作品から、持ち前のおとぎ話感覚、ブリキのオモチャ感覚が失われていないことに安堵、そして涙。ブシェミ怪演。意外にもバートン作品に出るのはたぶんこれが初めてですね。かなり物語に占めるウェイト高いです。古くからのバートンファンとしては、「猿の惑星/PLANET OF THE APES」を最後にバートンと公私に渡るパートナーであり、これまでの作品の常連中の常連だったリサ・マリーが姿を消したことがとてつもなく寂しい。ヘレナ・ボナム・カーターも好きな女優だけに思いは複雑ですが。思いっきり泣かされてしまったがあざとさはみじんも感じられなかったので10点献上。今年は大判振る舞いだ。
[映画館(字幕)] 10点(2004-05-30 23:53:27)
4.  ビリー・バスゲイト
全体的にまとめ切れてない散漫なイメージが。D.ホフマンはキレまくってて大物の威厳のカケラもないし、あれじゃ末端のチンピラですよ。どう考えてもチンピラ役のブシェミに食われちゃってるようじゃダメでしょう。ニコールの悪女ぶりも中途半端な感じだし、やけに脱ぎっぷりがいいわりには濡れ場もナシ。トゥッチのああいう役って初めて見たんですが彼は怖いですね。どうでもいいけどこの作品のD.ホフマンって、ちょび髭を剃り落としたアドルフ・ヒトラーにそっくりですね。唯一、ブシェミが珍しくシリアスに徹しているのと、同じく珍しく(初めて見る)正面からのアップがあるので3点。完全に空振りました。
3点(2004-01-12 10:56:13)
5.  ビッグ
個人的には、この頃までのコメディ捨ててなかったトム・ハンクスは大好きでした。12歳の少年が大人の肉体を手に入れたらどうなる?という素朴かつシンプルなアイデアを、彼の体当たりの演技が上手く広げたと思います。ラストはしんみりと胸キュンできます。しかしまあ、周りの同年代のオトコたちを見ると、実はこの作品のトム・ハンクスなんじゃないのか?と思うヤツらが後を絶たない。
9点(2004-01-11 12:26:51)
6.  ヒマラヤ杉に降る雪
ストーリーは陰鬱だし、いかにもな内容なので特に凄い感動とかはありませんでしたが、アメリカに移民した日本人たちの足跡を描いているという意味では日本人にとって非常に興味深い内容ではあります。実際の彼らの暮らしにどこまで忠実に描かれているのかはわかりませんが、当時の日系移民にスポットを当てた映画というのもそれほど多くありませんし、現在のアメリカには後になって移民した人たちや新しい世代が増えて来て有象無象の状態になっているので、アメリカからも日本からも忘れられがちなこの人たちに脚光を当てたという点で非常に珍しいし、特に日本人にとっては一見の価値はあります。工藤夕貴は非常に良く英語を勉強したなあ、という感動もあります。元々耳の良い彼女ですが、ここまで英語が上達する人もなかなかいないと思うので、そういう意味でも観てみる価値はあるのではないでしょうか。こういう背景を取り払って考えると、決してわざわざ観るほどの映画ではないのですが・・・。よって点数辛めです。あくまでも興味が一致した場合には観る価値が発生する映画ということで。
5点(2003-12-29 12:51:33)
7.  ビューティフル(2000)
ある意味使い古されたネタなんだけど、ミニー・ドライバーの個性が際立っていて良かったですね。あらゆる悪条件の下、それでも「美」で認められたい!と突っ走る主人公の満たされない心も上手く描写されていたと思います。愛されなかった子供が、愛されたいと願い続ける物語ですが、ミスコンというある意味シンボリックな題材でさりげなくACの癒しを扱ったところにタイミングの良さを感じました。ライトコメディとして観る分にもまったく問題なくさらっと終わってますし、見方によってはかなりヘヴィな見方もできる。こういう一見、軽くてバカバカしいんだけど微妙に奥に何か隠されているようなのって映画として私はある意味理想的だと思っているので、完成度がどうこうと言えるほどの映画ではないけど個人的には評価高いです。おもしろかったです。
8点(2003-12-28 13:18:00)
8.  評決のとき
サミュエル・L・ジャクソンにサンドラ・ブロック、キーファー・サザーランド、アシュレイ・ジャッド、このキャスティングをさらっと眺めた感じではちょっとあり得ないほどの重厚感が出たのがものすごく不思議だ。さりげなく熱血野郎なマシュー・マコノヒーと、1人がっちり脇を固めたオリバー・プラットの存在感だけでここまでどうにかなるものか。個人的にはアクションヒーローをやってるより、こういう役のサミュエル・L・ジャクソンの方が好き。人種差別をかなりシビアに見つめるのかと思ったらポロッと軽く登場したサンドラ・ブロックの法学生には、これで話がバラけるものと著しく警戒したが、これをまとめ上げたジョエル・シューマカーの力量には神業めいたものを感じる。「依頼人」より登場人物は多いけどキチンとまとめたセンスはさすがです。マシュー・マコノヒーなんかに泣かされてたまるか、と身構えてたわりにあっさり泣かされてしまった私も弱い。南部の閉塞感がひしひしと迫って来る予想外の重厚感は、「ミシシッピー・バーニング」と並べて遜色のないものと思えました。傑作の域に入れてあげたいと思います。
10点(2003-12-21 16:03:11)
9.  ヒドゥン(1987) 《ネタバレ》 
これって隠れた大傑作ですよね。B級に徹した潔さと、掴みの展開の極端なテンポの良さが最高。全体的に、有無を言わせない強引さというか、余計なことを考えさせないスピード感があって良く出来ている。物語の主旨に関係ないことをゴチャゴチャ詰め込まなかったのも大正解だし、どういうジャンルでもいいから何かに突出してて欲しい、突き抜けて欲しい、徹底してて欲しいと願う私には最高に嬉しい映画でした。オチも実に気が利いてるし。なんでカイル・マクラクランなんだ?ってすごく不思議な映画だったんですけど、彼が主演してること自体が一つのオチでしょ。これは笑いました。最高です。一見地味な作品ですが、一部で根強い人気があるのも非常にうなずけます。
10点(2003-12-14 17:32:06)
10.  羊たちの沈黙
おそらく原作を愛しすぎたのであろうが、特にクライマックスの間中、目まぐるしく変わるカット割りの速さに、原作を読んでいない人が果たして本当について来られるのであろうか、といらぬ心配をしてしまった。傑作として世の評価は定着したようなので、おそらく原作無しでもちゃんと理解できたのであろう。個人的にレクター博士のイメージがもうちょっと狂人じみていたため、あの恰幅の良い紳士然とした博士像に立ち遅れた。ジョディ・フォスターのクラリス役には、公開前には非常に不安を覚えたが、心配するほど悪くはなかった。それにしても世間のこの映画に対する評価は、ちょっと尋常でないほど高すぎるように思う。普通に面白い映画、程度の認識しか私にはないのだが。
6点(2003-11-29 02:49:47)
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