1. ピース オブ ケイク
漫画原作の恋愛映画は毎年次々と作られていますが、本作はきっとその中でも自然っぽさが抜群に良いのだと思います。このような気持ちはしばらく忘れていたと気づかされました。恋愛は面倒だと思うようになり一途ではなくなったりしていましたがもっと素敵なものだと本当に忘れていたので改めたいです。繰り返し観たいです。 [インターネット(字幕)] 8点(2016-07-09 23:13:52) |
2. ヒーローマニア -生活-
《ネタバレ》 登場人物が社会の枠組みから外れた者ばかりで好みです。しかし街が変に荒廃していてボコる対象がしょうもない若者の不良ばかりなので微妙でした。「ヒーローマニア」ってキックアスみたいな奴の事を言うんですよね。ヒーローでありたいという矜持のようなものは主人公からは感じませんでした。船越は杉下右京っぽい演技だったのでもう右京さんのプルプルもやって欲しかったです。小松菜奈は何かエロイです。警備保障のロゴは実在の革命輸出企業の握りこぶしのロゴにそっくりで胡散臭くて良いと思います。物足りなかったので原作も読みましたが、何か重要な部分が映画にはない気がしました。映画の主人公が会社の金を横領して辞めたという設定は要らなかったと思います。 [試写会(邦画)] 6点(2016-04-22 23:49:13) |
3. 美女と野獣(2014)
「サイレントヒル」のクリストフ・ガンズらしく雰囲気作りや美術に強いこだわりを感じますが、映画じたいは面白くなかったです。城に迷い込むまでのくだりは要らなかったのではないでしょうか。野獣に変えられてしまった理由もあまり心に残るものではなかったです。二人が惹かれあうのもよくわからなかったです。 [インターネット(字幕)] 2点(2016-04-13 22:45:49) |
4. 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~
《ネタバレ》 1から3まで連続で観ましたが、2の方がキレがあったしテーマも好みでした。3は豪華になりましたが長くてダレましたし、大家のキャラもいい加減不快です。実際のアメリカ大統領は操り人形に過ぎないので大統領が黒幕というのはしっくり来ませんでした。レオナルド博士をフィーチャーしているのは良かったです。山崎貴は超要らないです。 [インターネット(字幕)] 5点(2016-01-11 01:59:59) |
5. 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~
《ネタバレ》 前作よりもキレがあり、テーマもハゲタカファンドによる企業買収や失業者の増大等の時事問題なので楽しむ事ができました。吉田君からもらい泣きしました。2016年現在はもっと酷い現実になっていますよ鷹の爪団! [インターネット(字幕)] 8点(2016-01-10 23:23:47) |
6. 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE ~総統は二度死ぬ~
《ネタバレ》 2015年頃のFROGMAN作品と比べると、まだこなれていない感じがビシビシと伝わってきました。大家が啖呵を切ったところは良かったです。 [インターネット(字幕)] 3点(2016-01-10 22:14:09) |
7. 百円の恋
《ネタバレ》 キレッキレの後半が良いのは勿論ですが、絶妙な"間"で笑わせてくれる前半がより面白かったです。主人公もボソボソ喋っているし、あまり仲良くしたくないような人間ばかり出てきますが、いい年した大人も別にこれで良いのだと安心させてくれます。第88回アカデミー外国語映画賞の日本代表として出品されたんですね。これからもきっとファンが増えていくであろう楽しい映画です。 [DVD(邦画)] 9点(2015-10-16 05:55:02)(良:1票) |
8. ピエロがお前を嘲笑う
《ネタバレ》 スピーディな展開とスタイリッシュな撮り方はなかなか良かったです。私も3秒毎にIPアドレスを変えて政府や大企業を攻撃して自由に生きたいです。ヒロインがもっと可愛い人だと良かったです。オチはしょうもない感じで、カイザー・ソゼに大きく劣ります。配給会社や映画サイトの「究極のマインドファック・ムービー」という宣伝文句にまんまと騙されてしまい、帰り道もしょんぼりしていました。 [映画館(字幕)] 3点(2015-09-25 23:03:56)(笑:1票) |
9. ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー
《ネタバレ》 驚きの連続で特に前半が素晴らしかったです。バレエ教室と労働者の場面の融合、主人公の葛藤に警官バリケードを使う所は震えました。労働者の団結の歌が「それなりにforever」に聴こえるのは有名みたいです。近年「ナショナルシアターライブ」をよく観る事もあり、後半は悲劇だろうと休憩中勝手に思いましたが、特に事件も無く普通にハッピーエンドで圧巻のダンスで終了したのは、まあアリだと思います。ゲイネタがやや多いかなと思います。少女の「私のあそこ見る?」という台詞も良かったです。ラストは歴代ビリーも集い、皆スタイルと姿勢が良すぎて圧倒されました。バレエ教室の先生の歌と踊りが一番印象に残っています。先生と主人公のお婆ちゃん(歌も踊りも凄い!)はどすの利いた、良く言えば張りのある強さに満ちた声で、女性の声は可愛いばかりが一番なのではないんだなと衝撃を受けました。凄かったので繰り返し観たい映画です。 [映画館(字幕)] 8点(2015-04-19 16:45:44) |
10. 百万円と苦虫女
《ネタバレ》 面白いですが、亮平がお金を盗った動機と行為そのものがずっと引っかかっています。 [DVD(邦画)] 5点(2014-12-03 02:49:46) |
11. ヒステリア
《ネタバレ》 バイブのまじめな話という着眼点は面白いが、少しもコメディしておらず、とても退屈な映画で残念です。面白みのない監督が作ったのでしょう、マイナー映画で終わったのも頷けます。どの人もあらすじを読んだ時がピークだと思います。作り手が違えば、例えばトム・ハンクスの「ビッグ」のようなノリを作る事もできたと思います。 [DVD(字幕)] 2点(2014-11-11 14:10:19) |
12. ヒューマン・トラフィック<TVM>(2005)
《ネタバレ》 大変な力作です。裸を見せないのが不自然でないのも巧いです。2007年頃、テレビ東京で前後編に分け深夜などに何度か放映しましたが、その度に観てファンになりました。社会派とエンターテインメントのバランスが絶妙で、5年振りに観てもやはり面白いです。 カルポヴィッチの「なぜ年増がいるんだ」という台詞がテレ東吹き替えだと「ババアじゃねえか」だったのが懐かしく、DVDに吹き替えも収録して欲しかったです。 [DVD(字幕)] 10点(2014-08-19 07:16:10) |
13. ヒミズ
《ネタバレ》 私の父親もアル中のクズでサイコパスなので、住田君が父親を殺害するという本作は彼は私の代理なのかと、心に突き刺さります。父殺しは通過儀礼であります。住田君がボコボコにされ「立派な大人になるんだ!」と叫ぶシーンは何度観ても涙が出ます。震災を背景にしているのも、ベタですが主人公の破壊と再生を重ね合わせてて良いです。戦争映画のような何とも言えない切ない音楽も印象に残ります。私にも茶沢さん現れないかな。 [DVD(邦画)] 6点(2014-08-15 05:25:59)(良:1票) |