21. ブロークン・アロー
《ネタバレ》 ○ストーリー展開はそれほどのものではない。核の扱いも適当。○充分とまではいかないまでもジョン・ウーらしさが随所に見られる。娯楽アクションのとしては及第点。○トラヴォルタは次回作の前哨戦という感じで楽しそうに演じている。○ハンス・ジマーの音楽がなかなか渋い。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-16 10:00:37) |
22. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 ○極左の映画。クレジットカードの会社(のビル)を潰していくんだからそりゃもう凄い。その他の細かいエピソードも魅力的で面白い。○話の中に多重人格の要素を入れたのも、話に深みが出る要因となっている。○エドワード・ノートンというのは本当に凄い俳優。どの映画に出ても、どんなに難しい役を演じても自分が出せる稀有な存在。彼なくして本作の成功(興行的には大失敗だが)はない。ブラッド・ピットもやはり脇なら際立つ。今作では持ち前のカリスマ性を発揮。ヘレナ・ボナム=カーターもらしさを出した。○観る度に発見があり、何度も観たいと思わせてくれる傑作。 [DVD(字幕)] 10点(2009-06-13 22:46:21) |
23. ブレイブハート
《ネタバレ》 ○メル・ギブソンの自己陶酔映画ではあるが、歴史スペクタクルとしての完成度はかなり高い。○スケール、臨場感共に素晴らしいアクションシーンがやはり一番評価できる。肉弾戦の迫力を感じたのは今作が初めて。○多少は曲げられているだろうが、メル・ギブソンという俳優がこの役を演じたことに意味があると思う。○スケールを大きく感じさせる撮影の仕事は素晴らしい。○スコットランド伝統のバグパイプを活かしたジェームズ・ホーナーらしいスコアもなかなか。 [DVD(字幕)] 9点(2009-06-13 17:41:16) |
24. フェイク
《ネタバレ》 アル・パチーノの役どころが新鮮。いつもならトップに居座ってるのに、今作は中途半端な位置でボスにへコヘコしてるのが新鮮だった。ストーリーはぼちぼち。 [DVD(字幕)] 6点(2009-05-10 23:29:08) |
25. WHO AM I?
前半はこれでもかというほどアクションがなく、とてもジャッキー監督の映画とは思えませんでした。アフリカの部族の下りは全くと言っていいほど蛇足。優しいジャッキーのことだからこの人たちも映画に出させてあげようなんて感じだったんだろうか。中盤以降は徐々にアクション、コメディともにジャッキー映画になってくるが、時すでに遅しって感じだった。確かにビルのスタントなどはジャッキーだからこそできたんだろうが、前半の短いアクションを観ると、悪い意味でハリウッド色に染まってしまったなぁと感じた。 [DVD(字幕)] 4点(2009-01-05 13:36:34) |
26. ファーゴ
《ネタバレ》 凄い映画だと言われればそんな気もするのだが、実話だと信じて淡々と進むストーリーを観たからか僕自身表面的にしか観なかった。面白いかどうかより不思議な感覚を覚えた。また観直してみたい。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-15 08:53:55) |
27. ブラス!
《ネタバレ》 印象的なシーンはあるものの、心理描写など物足りないものがある。しっかり描いていれば、ラストに演説などいらなかったはず。内容としては、労働者の居場所がなくなり、娯楽さえも奪われていくと言う話。当時のイギリスの悲惨さを表すのに全編通して乾いた雰囲気なのだが、迫りくる重圧感がなかった。嫌いではないが、テーマ性の割りにあっさりしすぎているのでこの点数。 [DVD(字幕)] 5点(2008-05-20 22:32:09) |
28. フィラデルフィア
《ネタバレ》 こういう題材を真摯に映画化したことは評価できるものの、映画としてバランスが悪い。まず、途中からのデンゼルの活躍に少々トムが消され気味。かといって、頭がおかしくなっているのを表すかのようなわざとらしいオペラのシーンはさすがにやり過ぎ。更に、法廷のシーンも中途半端なところでぶつぶつ切り過ぎ。話としても少々飛びすぎではないか。トムもアカデミー賞主演男優賞受賞と言うのは、やはり病人を演じたからと言う感じしかせず、納得のいくものではない。最終的に家族と言う原点で話がまとまっているのは良いが、作り方次第ではもっと良い作品になったのではないか。 [DVD(字幕)] 4点(2008-01-27 17:00:46) |
29. フライド・グリーン・トマト
《ネタバレ》 人から人への影響っていうものをすごく感じられた作品です。自分勝手なイジーに心優しいルースが影響を受け、その話をする老人に影響を受けるエブリン、そしてその夫、などなど…その影響も時が経てばまた変わっていくもので、汽車が廃線になって町が廃れたり、ルースの死に際にイジーが話したかもの話などがそうである。いわゆる「運命」と言うものではないかなぁと思った。そして老人の話も少しミステリー調になっているので、この映画を面白くする要素にもなっていると思います。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-01-27 15:59:08) |
30. フェノミナン
《ネタバレ》 ジョン・トラボルタ良いねぇ。悪役から素朴な人間と、彼の演技の幅には感服です。脳腫瘍だとか話の結びつけは強引だが、ファンタジーと割り切れば普通に観れると思う。人との関わりから得られる温かみって必要だなぁと感じられた。登場人物もそれほど多くないので、それぞれの人物のエピソードも深みのあるものであったと思う。そして、エンディングの「チェンジ・ザ・ワールド」は反則級。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-27 15:58:14) |
31. プリティ・リーグ
悪い映画ではないがあんまり印象に残らない。時代背景もきっちり描いるのは良いが、主演の3人以外の描写は結構適当。やはりスポーツものは個人それぞれを描くのが難しいのだろう。そして、センスのない邦題は何とかならなかったのか。 [DVD(字幕)] 4点(2008-01-03 09:36:02) |
32. ブレイド(1998)
《ネタバレ》 娯楽映画としてはまあ良い出来だと思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-10 10:00:54) |
33. 不法侵入
《ネタバレ》 レイ・リオッタでもった映画。ふと気が付けば現れ、怖い目をするかと思えば時折笑顔を見せ、余計に怖く見える。しかし、それだけの映画。ストーリーは王道からそれることなく進み終了。登場人物が少ない分、話自体がこじんまりしてしまい、面白いといえる要素がほとんどなかった。レイ・リオッタがいなければただの二時間ドラマ程度の内容だった。 [DVD(字幕)] 4点(2007-08-15 14:47:28) |