41. ブラジルから来た少年
巷に溢れかえるユダヤの悲劇映画が大嫌いな私にとって、この映画のようにヒネリの効いたものこそ、収容所を見せられるより、よほど恐怖感や二度と起こしてはいけない気持ちを強く持ちます。 9点(2004-02-02 17:32:52)(良:2票) |
42. 冬の日
芭蕉の連句「冬の日」を連句同様、内外のアニメーター達によって描いた連句アニメーション。それぞれ独自の解釈、独自の世界観が出ており、引き込まれました。後半は各人による解説的な部分もあるので、より深い意味を知る事が出来る。 7点(2004-01-29 22:02:30) |
43. 古畑任三郎スペシャル すべて閣下の仕業 <TVM>
かなりの出来の悪さ、大河に追われ、締め切り迫って適当に書いたとしか思えない。西村やアリもスケジュール合わなかったのか?いやアリは合わせられるだろう?八嶋重用はフジの意向か?古畑にまともなサスペンスなど期待してはいないが、お約束コメディなんだからお約束が何も無くては楽しめない。 1点(2004-01-11 20:08:45) |
44. 15ミニッツ
何を云いたいのか、全然焦点が定まってません。ラスト30分くらいデニーロ死ぬまでかなり面白くないです。初っ端に殺してそこからの映画にした方が面白かったのでは?消防署の人も私怨に駆られてピストル撃ちすぎ、ありゃ逮捕だな。 1点(2004-01-10 09:49:57) |
45. プラトーン
人を殺しあう戦争という極限状況、既に人格を破壊された兵士達、大麻やヘロイン等で精神まで蝕まれた人間達。善悪とはなんであろうか。そもそも戦争に善はあるのか。監督自身の実体験から来る戦争感をダイレクトに伝えてくれる作品。 7点(2004-01-05 23:19:35) |
46. フランケンシュタイン(1994)
怪物映画として有名なフランケンシュタインだが本来のイメージはこんな感じなのでは?そこに現代的なアレンジやスピード感、切ないラブストーリーとして面白かった。 7点(2004-01-01 19:05:09) |
47. フェリックスとローラ
昔からだけどシャルロットは陰のある陰気臭い役が似合います。しかし愛のために死ねるのかと激しい愛をぶつけながら、平凡な女よってなんやねん!女性の心理は解りません。解んないからオンナが好きになるんでしょうなあ。どんなローラであっても受け止めるそれがオトコの器量でしょうか。 7点(2003-12-24 23:55:38) |
48. フットルース
ケビンベーコン、近頃は怪優というべきポジションになってる気がする。80年代は間違いなく2枚目トップスターでした。だけどフットルース好きじゃなかった。 4点(2003-12-23 21:37:34) |
49. BU・SU
富田靖子は良かったです。BUSUだと思ってる女の子は観て下さい。 5点(2003-12-23 12:02:05) |
50. ブラッド・ワーク
犯人が出てきた瞬間からバレてる。猟奇犯にしてはバカっぽくてカリスマ性がない。イーストウッドおじいちゃん過ぎる。おじいちゃんと恋に堕ちちゃうし、犯人捕まえたって今後、貰った命によって生きていくってのに重みのないラスト。犯人がナゼ、イーストウッドとつながりを持ちたがったのか判らない。全てに説得力が感じられない。心臓移植したおじいちゃんの体に一番悪いのはHのような気がするんだが・・・ 0点(2003-12-20 10:42:29)(笑:1票) |
51. フォーン・ブース
ほぼ全篇電話ボックス内で姿の見えない電話相手に向かって、一人芝居をしているコリンファレルに脱帽。ちょっとセブンのようなテイストを感じる、キリスト教的公開懺悔室映画。本来懺悔とは、懺悔する側が姿を隠し懺悔された側も秘密を他言しないのでしょうが、ガラス張りの個室でTVカメラで中継みなが注目する中、ただ一人愛する女性に向けて懺悔する。真犯人が神になり代わり、罪深き人間に悔い改めなければ罰を与え、世界のどこにいようとも見続ける、少々説教臭さを感じるものの、よくまとまって面白かった。ただあの場にいた人間の中で恋人だけは「死んじまえ!」と思ったでしょう。ちなみに劇場内の観客私1人、フォーンブース状態、面白いのになあ。 9点(2003-11-25 23:33:08)(良:1票) |
52. 不夜城 SLEEPLESS TOWN
原作は結構面白く好きでしたが、原作のあやしい無国籍感、スピード感が出ていない。金城武を使っても活かし切れていない。これじゃあ金城はかっこいい演技ヘタの俳優でしかない。 4点(2003-11-25 16:10:45) |
53. ファイナル・カット(1998年/ドミニク・アンシアーノ監督作)
アイディア勝ち、自分の葬儀にあつまる人々の本音を洗いざらい吐き出させる。身内的な仲間であっても、ウソや隠し事があり本当の本音で語り合ってるわけでなく、所詮、繕いながら築いている人間関係。すごいね、面白い。 7点(2003-11-23 16:22:02) |
54. FRIED DRAGON FISH THOMAS EARWING'S AROWANA<TVM>
生き生きとしたミッチョンと陽炎のようなテロリストの浅野、生餌の金魚とそれを食わなきゃ生きられないアロワナ、アロワナの体色を輝かせるためには、生きのよい真っ赤な金魚が必要です。陰陽のメリハリの利いたドラマです。 6点(2003-11-22 13:51:16)(良:1票) |
55. フィアレス
生と死の二つを分ける違い、死を超えたマックスは死に取憑かれながら活きてゆく。死ねない中で生きる意味を模索する。死を迎えるマックスは初めて生きる意味を自覚して幸せそうに死んでゆく。 6点(2003-11-22 13:38:57) |
56. ファザー・ファッカー
この手のイタイのは苦手です。内田春菊や柳美里とか自分の身を切り売りして同情を引きたいのか、悲劇ヒロインになりたいのか知らないが理解できない。ツライ過去があったにせよ別にアンタだけじゃないって思うし、だらしなさすぎで好きになれないです。 2点(2003-11-21 16:22:03) |
57. ファンシイダンス
お寺のお坊さんという一般人からすると異次元な世界を周防監督らしいコメディとして笑わせてくれる。 5点(2003-11-19 23:35:41) |
58. プライベート・ライアン
オープニングの戦闘シーン迫力あるんでしょうけど私には何が起きてるのか、誰が生きてて誰が死んだのかも分からないし、物語のつかみでしかないシーンで意味を感じさせないシーン。その後はライアン探しのムチャクチャな作戦指令(現実が今でもパクッてる)。最後の市街戦はスピルバーグ流「七人の侍」結局これがやりたかったんだって感じです。勝ったのは米国だ、でしょうか。 1点(2003-11-19 23:32:32) |
59. プロジェクトA
オールドジャッキーのファンなのでこのあたりニュージャッキーから楽しめなくなった。永遠のマンネリカンフーの方が好きでした。 4点(2003-11-19 23:29:16) |
60. BROTHER
ニグロ、ヤクザ、親族、様々なブラザーのドラマ、相変わらず世捨て人のような人生を達観しているビートのアニキ。死を恐れているから殺すのか、死が怖くないから殺せるのか。人生の幕の引き方って難しいですね。 6点(2003-11-19 22:48:06) |