141. フラッシュ・ゴードン
《ネタバレ》 アメコミ映画という前知識だけで見ました。てっきり「フラッシュ・ゴードン」というヒーローが、特別な力で悪をなぎ倒していくようなものを想像していたのですが、あまりに普通の人すぎて驚きました。 どこかで、何か特別な力を得るのでは・・・と思いながら見ていたのですが、ああ、 最後まで普通の人で終わります。 映画そのものは、チープな設定、子供向けストーリーの割りに楽しめます。皆さんが真剣に演技されているからでしょうね。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-16 12:15:19) |
142. ファースト・ミッション
《ネタバレ》 ヒューマンドラマとしてもアクション映画としても悪くはないのですが、なぜかどちらも中途半端な印象を受けます。なんとなく消化不良気味です。特に次から次に子供たちから利用されてしまう兄シュンタクには終始イライラさせられます。 ですが好きなシーンも多いです。特に家庭教師に弟シュンヤンがきれるシーンはかなり良い。それから最後にシュンヤン達が捕まってからの8分間。最初は彼女が兄の面倒を見てあげて、そしてシュンヤンより先に仲間たちが一人、また一人と釈放されるので、順番に兄の面倒を見ていく。そして最後にシュンヤンが兄と手をつないでいる。最後のシーンだけでも良かったと思うくらい、好きなシーンです。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-18 13:44:27) |
143. ファイヤーフォックス
《ネタバレ》 ファイヤーフォックスに乗り込んで終われば良かったのに・・・重くさせられた気分を、その後むりやり軽くさせられたような気分です。ウォーレンクラーク演じるウペンスコイが最高に良かった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-10-27 03:38:40) |
144. フィールド・オブ・ドリームス
面白かったのですが、もう一声・・・!続きを見せてほしかった。あそこで終わられると消化不良を起こしてしまって・・・ [DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 18:07:41) |
145. ブロークンシティ
《ネタバレ》 ミステリー仕立てになっているので興味は引かれるのですが、いかんせん退屈。リアルや重厚さを重視した結果、スピード感やテンポが犠牲になっている印象。俳優陣はそうそうたる顔ぶれ。にもかかわらず、この退屈さ加減はいかんともしがたい。 人物の印象付けが弱いので、顔と名前を一致させるのに集中力がいります。そんな努力を必要としちゃう時点で、映画としてはいまいち。会話の中だけでも、人物名や企業名が次から次へと出てくるので、置いていかれないように必死です。 『・・・ここはきっと驚くシーンなんだろうなぁ・・』ってのがわかるところでも、見せ方が上手くないので驚けない。 そこそこの尺にも関わらず、片付いていない問題がそのまま放置ってのもよくない。 結局恋人のナタリーとはあのまま別れてしまったのか。主人公のタガートは分別のある人物のようだが、なぜ黒人の若者を容疑が固まらないうちに射殺してしまったのか。警察署長は『射殺された黒人は犯人ではなかった』みたいなことをオープニングで言っていたが、そんなことを言われたらその事件の真相が気になって仕方が無い。にも関わらず、その事件の真相を全然教えてくれないのはなぜなのか。 そーいった気になるところがすべて放置。市長を失脚させてめでたしめでたしって空気出されても、全然すっきりしないんですけど。 助手役のケイティが魅力的だったのが、今作唯一の見どころかもしれないです。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2023-11-08 02:08:37)(良:1票) |
146. ブルックリン
《ネタバレ》 ああ、もう言いたいことは「かたゆき」さんが全部言ってくれています。そーです。主人公の女性エイリシュ。この人に中盤以降全く共感できないのです。 エイリシュがブルックリンで出会ったイタリア人のトニー。そしてその家族。みんなとても良い人。エイリシュにとても親切で本当によくしてくれます。エイリシュはトニーと恋仲になり、その家族にも公認されます。籍を入れ、未来を誓い合う二人。それなのに、こんなによくしてくれたトニーとその家族を裏切ろうとします。 結局近くにいる人から好意を寄せられたらそっちにいっちゃう人なんです。居心地が良ければ簡単に流されちゃう人なんです。いや、こーゆー人は結構います。でも映画でそんなとこ見せられちゃあがっかりです。 逆なら良かったです。最初がそんな人だったんだけど、そこから成長していくという物語なら文句はありません。 こいつがもしトニーと結婚していなかったら、ブルックリン在中の人の密告がなかったら、きっとエイリシュはトニーを裏切って故郷に身を落ち着けたことでしょう。 つまり、エイリシュは最初から最後まで自分のことしか考えていない超自己チュー女。 結婚していたことがばれると、あろうことか故郷のことを悪く言い、ブルックリンに逃げ帰り、何事もなかったかのように何も知らないトニーとハグします。クソ女です。後味が良くないハッピーエンドはもはやハッピーじゃねーよ。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2021-12-12 16:00:24)(良:1票) |
147. フェア・ゲーム(2010)
《ネタバレ》 実話もので政治もの。ちょっと私には難しい映画です。 特に前半がわかりづらい。誰が誰やら。今何をしているのやら。いったい何の話をしているのやら。結構ちんぷんかんぷんなまま頑張って見続けると、中盤あたりから次第にストーリーがわかり始めるといった具合です。 イラクの大量破壊兵器なんて実はなかった。開戦を強行したいアメリカの捏造みたいな暴露ドラマって思ったよりたくさん作られているんですね。 恥ずかしながら、このお堅い話に、前半はひたすら睡魔との闘いでした。話がわからなくなったら巻き戻して確認したりして結構大変。仕事でクタクタの日に見る映画ではなかったかもしれません。 CIAの工作員をしている妻ヴァレリー・プレイムの素性を政府関係者が世の中にばらしてしまう。その結果、身動きのとれなくなったヴァレリー。危険を冒して情報収集に協力してくれたイラクの家族は見殺しに。それに対するフォローは一切ないまま、ストーリーはヴァレリー、ジョー、国家の三つ巴の戦いへとシフトしていく。 なんというか、胸糞の悪くなる映画でした。見終わったあとの満足感なんて望むべくもありません。 40連勤で、しかもちょっと辛いことが多かったこの1カ月強、心身共に疲れ切っているときにこの映画を見てなんだかとどめを刺されました。 クソヤロー共全員に正義の鉄槌がくだされたことがわかれば溜飲も下がるというものですが、実話ではそれもできないのがツラいところです。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2021-11-07 02:56:10)(良:1票) |
148. フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い
《ネタバレ》 『育ての親を殺されたワルの4人が復讐する。』予備知識としてあったのはこれだけ。 なんかワクワクします。『アンチヒーローもの?』って期待しちゃうじゃないですか。4人と昔なじみのグリーン刑事が気の利いた人物紹介を冒頭でしてくれます。『ボビーは最強』『ジャックは見た目で判断しないほうが良い。』などなど。そしてエンジェルにいたっては、時間差での登場がもったいつけています。『まったく、こいつらどんだけワルかったんだ』って、否が応にも高まる期待。 そして、4人とエブリンの最後の晩餐が終わり、いよいよ動き出すストーリー。お約束でもいい。スカッとさせてほしい。それだけの心の準備ができるくらい、前半のつかみはパーフェクト。 で、実際は、思っていたより大分大人しい印象です。なんかもったりしています。テンポが悪いとは思わないのですが、妙にスピード感がない。メリハリも感じません。また、4人の個性がいまいち弱い。4人それぞれに用意してほしい見せ場らしきものがほとんどないのが痛い。更には目立った活躍もないまま、ジャックの途中退場って、それはないんじゃないの。悲劇は母親、百歩譲ってグリーン刑事までにしておいて欲しかったです。 ストーリーも、思っていたよりごちゃごちゃしています。黒幕のビクター・スウィートと議員がつながっているとか。そのせいでジュリーが事業をつぶされて借金抱えたとか。原因を調べていたからエヴリンは殺されたとか。あと汚職刑事ね。そういった『実は・・・』っていう真相が、どれもこれも驚きへと昇華されていないのです。 極めつけは、『復讐もの』には必要不可欠な『復讐の過程におけるカタルシス』『復讐完了時のカタルシス』これがどちらも足りないのです。まさに大風呂敷映画。期待しちゃった自分が悪いのか、期待させた映画が悪いのか。それはわかりませんが、率直に言って、期待はずれです。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-06-19 05:29:23) |
149. ブラック・ナイト(2001)
《ネタバレ》 吹き替えで観たのが良くなかったのか、演技がわざとらしすぎてしょぼい。コメディを見るとき多少のことは気にせず見るようにしているのだが、その肝心のコメディが面白くないです。コメディもアクションもはっきり言って中途半端。平均点以下の出来。 その一方で、反乱軍の人が首をはねられるようなやたら血生臭いシーンもあり、バランスが悪い。 それに、敵も味方もしょぼすぎるので、こーゆー作品ではぜひ味わいたいラストのカタルシスも全然味わうことができないのが痛いです。 マーティンがブラックナイトに扮するようなアイデアを出しておきながら、なんの役にも立たないまますぐに正体がばれたりして、全然アイデアが役に立っていないのが面白くありません。そこはコメディにする必要はないと思います。 アメフトやバスケ、プロレス、ゴルフや野球といった現代のスポーツをバトルに取り入れるアイデアだけが面白かったです。 ただそれ以外は見所もないし、バランスも悪いし、ひさしぶりにダメな映画を見ました。 [DVD(吹替)] 4点(2015-11-19 14:04:05) |
150. ブラス!
《ネタバレ》 全くの予備知識無しで見てしまったために、ダニー(ピート・ポスルスウェイト)が自分勝手に見えて仕方が無かったです。 息子のフィルとその家族が経済的に生活もままならないくらいまで苦境に立たされているにも関わらず、ブラスバンドの話ばかり。自分の要望ばかりを主張するその姿に我慢なりません。あまりにも自己中心的な父親に、まるで感情移入できないのです。もちろん、この映画の見方そのものが間違っていたのには後から気付きましたが、それが見ていたときの正直な感想です。 また、タイトルの「ブラス!」からもっとエンターテイメント性に富んだ青春ものを勝手にイメージしていたのも間違いでした。ですが、そういった爽やかなイメージを連想させてしまうパッケージのほうにだって問題があると思うんです。 大事な問題が何一つ解決しないまま、素晴らしい演奏と力強い演説で無理矢理話を締めくくられてしまったので、見終わったあと何となく消化不良気味になります。「実話」だからと言ってしまえばそれまでですが、実話だってことを知らずに見ちゃったのです。ですので、本当に映画としての感想を述べさせていただくなら、娯楽性にしろドラマ性にしろ、どっちつかずの作品だとしか言えません。 [DVD(字幕)] 4点(2014-04-12 04:57:14) |
151. ブラザー・フロム・アナザー・プラネット
《ネタバレ》 地球にたどりついた、罪人の宇宙人(ブラザー)。 話すことはできないが、相手の話を聞いて理解することはできる。 不思議な力で機械を修理したり、怪我を治癒することができる。 この面白くなりそうな素晴らしい設定が、残念ながら生かしきれていない気がします。 ブラザーと、それをとりまく人達の心の交流を、もう少し丁寧に描いてほしかった。 ブラザーを追っかけてきた2人組の宇宙人も、必要なかったと思います。 [DVD(字幕)] 4点(2012-11-18 19:56:58) |
152. フロム・ザ・ダークサイド/三つの闇の物語
《ネタバレ》 1話目の「ミイラの話」は、ストーリーはとてもつまらないですけど、殺し方がとてもエクセレントです。 (スティーブ・ブシェミとジェフリー・コムズってなんか似てないですか?) 点数は4点。 2話目の「黒猫の話」は、とてもとてもつまらない。最初から最後までひたすらつまらない。つまらないのでネタばらししますと、ラスト近くに、猫が体内に入っていくのだけは良かったです。 ですがわざわざ時間を割いてまで見る必要はないと思うので0点。 3話目の「怪物との約束の話」は、一番面白かったです。 これが一番ストーリーがしっかりしていますね。最後のオチも使い古されていますが、わかっていても楽しめるオチでしょう。 ということで、これは8点。 平均して4点です。 あ、おばさんのオーブン行きも、絵的に良かったですよ。 [DVD(字幕)] 4点(2012-05-07 02:50:31) |
153. プルシアンブルーの肖像
《ネタバレ》 中盤くらいまですごく面白かったのに、あろうことか途中でこの映画のノリに飽きてしまいました。 ってゆうか、この学校で働いている人、問題あるなぁ。 玉置浩二の演技だけ良かったです。 ただ、結局わかんないこといっぱいで、もやもや・・・ なぜ青い鳥はにぎりつぶされなければならなかったのか・・・ 行方不明になった人達はまさかの女の子の幽霊のただのいたずら? さすが1980年代の邦画は違いますね・・・ [DVD(字幕)] 4点(2012-04-19 05:06:36) |
154. プリンス/パープル・レイン
まったく予備知識無しに、プリンスが誰かも知らずに見ました。レビューを見て納得。プロモーションビデオの一種みたいなものなんですね。ですが音楽ものの映画として見ても、それほど悪いとは思いませんでした。ただ面白いかと言われると・・・曲が全然好みじゃなかったのが致命的ですね。 [DVD(字幕)] 4点(2011-12-13 14:57:15) |
155. 普通じゃない
最後の15分が意味わからん。結局どうなったのですか?全体的に雑な映画。最後の15分は特に雑。もしかして途中で映画撮るのに疲れた? [DVD(字幕)] 4点(2011-07-07 19:47:21) |
156. ブルース・ブラザース
ノリと勢いだけの映画。無心で観ると楽しめる。感情移入しようとするとやけどする。 [DVD(字幕)] 4点(2011-07-05 17:47:42) |
157. フライト
《ネタバレ》 別の映画の予告に入っていて気になっていた映画。 機体トラブルで墜落不可避。その状態から神業で飛行機を不時着させたパイロット。 世の中で英雄視されるのも束の間。彼には飲酒・ドラッグの疑惑が持ち上がる。 主演はデンゼル・ワシントン。 もう固定観念ができちゃうんですよ。これは面白そうな航空機事故の法廷サスペンスだって。 法廷サスペンス?航空機サスペンス? いやいや、アル中が立ち直るまでのヒューマンドラマじゃないですか。 これは広告詐欺ですよ。タイトル詐欺ですよ。 アル中が立ち直るまでにどんな努力をするのか。それを描いてくれたらまだ感情移入もしやすかったのですが。主人公のウィップがとにかくクズで救いようがない。 事故自体は確かにウィップのせいではありません。ですが飲酒・ドラッグをしていたのは事実。 そんなウィップを救おうと、周りの人たちは皆救いの手を差し伸べます。 でもその手を払いのけ、口から出るのは暴言の数々。そして皆の信頼を悉く裏切っていきます。 自堕落かつ傍若無人。そんな様子を2時間延々と見せられる。はっきり言って見ていて気持ちが良いものではなかったです。 弁護士が超優秀な人物だったのに、クズな主人公のせいでかたっぱしから台無しにされて不憫で仕方が無かったです。 ウィップが最後、死んだ恋人を悪者にしたくなかったにせよ、突然の自白に呆気にとられてしまいます。 急に息子が父を尊敬しているのもなぜ? 余計な枝葉をそぎ落とし、そーゆーところこそ描くべきなんじゃないでしょうか。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2023-11-22 03:12:49)(良:2票) |
158. フローズン・リバー
《ネタバレ》 『ザ・玄人向け映画』といった感じ。 こーゆータイプの映画、『良い』『悪い』は別にして、正直あまり楽しめないです。日本での出来事なら共感もできそうですが、それもありません。あまりに違う世界、違う文化すぎるんですよね。 とにかくスタートから気が滅入ります。底辺の世界で生きるにっちもさっちもいかない人たちの日常。見ていて気持ちは落ち込んでゆくばかり。この閉塞感がいや。 それにこの親、好きになれないです。仕事柄、こーゆー親に会うことがあります。だからでしょうか。レイを見ているとうんざりするのです。 こちらでのレビューを拝見すると、『なるほどねえ』という意見ばかり。確かに良い映画っぽい気がしてきます。 とは言え、『ドラマには心に響く何かを』『サスペンスには刺激を』。そーゆーものを求めている私にとってこの作品はちっとも面白くないのです。この映画が好きなみなさん、ごめんなさい。 だけど劇中2回もおばさんの下着姿見せられて、そんなところももううんざりなんです。ってゆーかあのシーンいる? [DVD(字幕)] 3点(2020-03-21 07:18:02) |
159. ブレイン・デッド 死霊の晩餐
《ネタバレ》 しょっぼ。まじでクソみたいな映画。B級にしても程がある。 ストーリーはもちろんだめだけど、キャラクターもだめ。グロ描写もだめ。チープすぎ。あえてコメディタッチな演出をもうけているようですが、完全空回り。さっぶ。恐怖演出は論外。サービスショットには魅力を感じません。 『ゾンビもの』にするのか『エイリアンもの』にするのかはっきりしていないのもだめ。 『スケールが小さい』のは良いんだけど、『スケールがなんかしょぼい』と感じさせるのはだめ。B級ならではの良さ、味ってものが感じられないんですよね。 ただ、唯一のメリットを挙げるとしたら、ここまでしょぼい映画を見たのが久しぶりすぎて、最後まで飽きなかったことでしょうか。ある意味新鮮でしたね。こーゆー映画、もしくはこれ以下の映画もいっぱいあるんですよね、世の中には・・・。 エピローグは完全に蛇足。 [DVD(字幕)] 3点(2020-01-04 02:20:41) |
160. フィクサー(2007)
《ネタバレ》 うーん。正直全然面白くなかったです。そんなに複雑でもないストーリーを、わざわざ小難しく見せている感じがします。『お金に困っている主人公、正義と現金、どっちをとる?』というありきたりの天秤プロットが、なぜこうもわかりにくくなっちゃうのでしょう。 『フィクサー』という邦題を信じてしまったがために、マイケルのプライベートの割合が大きすぎると感じて、テンポの悪さを感じます。それにマイケルが優秀なフィクサーであるというエピソードが全然出てこないのも問題があります。周りの人間が口で言うばっかり。『奇跡の仕事人』とか、『君は優秀だ』とか。いやいや、そうじゃなくて、その奇跡の仕事人ぶりを見せてくれないと。正直マイケルがどれだけ優秀なのかさっぱりわかりません。それどころか『フィクサー』って具体的にどう、何をもみ消すのかもわかりません。 序盤で、マイケルの凄腕フィクサーならではのパフォーマンスを見せてくれることで、『おお、こいつはすげー奴だ』という先入観が生まれます。そうすれば、そのマイケルでさえ苦戦する農薬訴訟や、アーサーの説得、その他もろもろのエピソードをより感情移入して見ることができると思うんですよね。 冒頭のシーンなんか、個人的にはなくて良いんじゃないかと思えます。終盤で、『ああ、このシーンにつながるのか』って驚きがないから意味がない。むしろ爆発に巻き込まれないことを先にネタバレしちゃっているので、ハラハラもできない。 この作品は作り手の自己満足映画だと思います。まあ、創作物ってたいてい自己満足の世界ですが・・・ [ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-09-27 12:36:44) |