1. ブラジルから来た少年
《ネタバレ》 なかなか面白かったですね〜。 メンゲレ博士がヒトラー復活のために複製を何十人も作るという。 70年代ですでにクローン話を持ってくる斬新さ、ナチスというヒストリーとSFの噛み合わせ、 そしてまた終盤の展開や終わり方なんかはホラー的ですらある。 いろんな要素の組み合わせで、一つの映画としてとても面白く見ることが出来ました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-04 18:15:44) |
2. ブルース・リーの生と死
《ネタバレ》 葬儀シーンが収められていることを知り、鑑賞してみました。 ブルース・リーのこれまでの映画シーンの数々、古い貴重な映像がダイジェストに収められています。 そして彼の友人、人の繋がりも見えてきますね。いろんな人たちが彼を慕っていた。 映画俳優として、ものすごく強烈な個性を放つスター。絶頂期に突然この世を去るだなんて。 でもその数々の作品の中で、彼は永遠に生き続けることでしょう。 [DVD(字幕)] 6点(2016-11-27 21:48:16) |
3. ファントム・オブ・パラダイス
久々に見返しました。いや〜、いいですね。やっぱりこのアニメ的なキャラ設定が素晴らしい。 オペラの怪人をベースにロックミュージカルで再構築ということだけど、ここまで魅力的に舞台とキャラを移し替えるというのは天才的だと思います。 特に化け物化したウィンスローがすごくいい。鳥っぽい仮面、銀歯、そしてボコーダーボイス。 私も、ウィンスローのコスプレしたいぐらいです(笑)。 それから、マモー、、、、じゃなかったスワンの見た目もインパクト絶大。この二人の戦い、そしてフェニックスの交えた三角関係。 デ・パルマの初期作ですけど、大好きなヒッチコックのオマージュなんかをやりながらもすでに彼自身の作風がこの時点で確立されているのも必見。 [地上波(字幕)] 7点(2015-08-03 15:01:19) |
4. フェイズIV/戦慄!昆虫パニック
《ネタバレ》 なんとなく、巨大な昆虫が人類をワ~っと襲うパニック映画を想定していたのですが、全く想像とは違っていましたね。知能を持った蟻と科学者が地味ながらも頭脳戦を繰り広げていくという、他に類を見ない内容。語り口もシリアスで、「カルト」作品と言われるのもわかるような気がします。ただ、個人的にはシュールすぎて入り込めない面も。どアップで映し出される蟻たちのシーンだけ見ると、なにかの教育映画みたいですけど(笑)。今だったらCGでなんでも写実的に表現されるんだろうけど、当時はそういう技術もないからか、冒頭やらラストやらの表現がサイケデリックなのよね。こういうのもまた時代を感じさせます。 [DVD(字幕)] 5点(2014-07-19 19:58:21) |
5. 富士山頂(1970)
《ネタバレ》 人間関係や葛藤等、極力省いた淡白な内容なので、ストーリー的にはそれほど面白味はないのだが、富士山頂にレーダードームを設置するという前人未到の工事が行われたんだという、その出来事それ自体がドラマチックだと言えるわけです。それまで、高所に設置されれているレーダー施設はアメリカにある2600mの山頂にあるものが世界で最も高かったのだが、それを1100mも上回る高さに作り上げた、もうこれ自体が一つの冒険といってもいい。高山病、頭痛、倦怠感といったものに悩まされながら、そして期限内に工事を完了させるという時間との闘いの中、試行錯誤しながら、物資を運び上げ、建物を作り上げる。こういう地道な努力は、普段生活しているとその恩恵の中にいて忘れがちだけど、あぁ、あの建物も、この交通機関も、なにもかも先人たちの努力の積み重ねの上に成り立ってるんだなって、そういうのを思い起こさせるための映画。最近はこういうタイプの映画がまったく見当たらないので、そういう意味でも貴重な作品。 [DVD(邦画)] 7点(2013-06-01 01:34:20) |
6. 復讐するは我にあり
《ネタバレ》 実際の事件を元にした作品らしいですけど、主役を務めた緒形拳は、本当にこの役の人間が乗り移ってるんじゃないかと思うくらい見事な熱演だったですね。演技してるというより、その人そのものになっているというような感じ。そんなわけで、序盤2人の男性を殺害するシーンはとても生々しくて見応えがありました。今村監督の映画ですから、随所にまぐあうシーンが出てくるのですが、そういうまぐあいと殺しが、ある種同列に感じとれる様な、そんな印象です。主人公は、真っ当な理由もなく赤の他人を殺めてしまう。だけど、本当に殺したい父親は殺せない。そのへんが面白いですね。人間を人間として紋切り型に見るのでなく、人間を「いきもの」として捉える。そうすることによって、人の奥深さと、そこからくる慈しみが生まれでてくる。今村さんの作品は、どれもそういうメッセージが込められています。 [DVD(邦画)] 7点(2012-03-04 01:56:57)(良:1票) |
7. フェリーニのローマ
《ネタバレ》 2000年前の遺跡壁画が外気に触れ瞬時に消えるその様は実に切なく、それでいて皮肉たっぷりの教会ファッションショーは大いに笑える。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-10-11 00:24:44) |
8. ブレージングサドル
《ネタバレ》 この作品がいまだ名作として語り継がれる所以は、やはりギャグの際どさにあろう。下ネタは今のお下劣ムービーの方が上だが、ほぼ全編にわたる「人種差別」ネタは他の追随を寄せつけない。このまんまじゃ劇場にも出せないしTVにも流せないよというので試しに際どいシーンを全部カットしたら作品の尺が9分になってしまったという逸話もあるそうな。終盤に至ってはもはや西部劇であることを辞め、ハチャクチャ、ぶっ飛び、超現実の世界にまでいってしまうが、その呆れるほどのハチャメチャの向こう側にほんのりと希望の光が見いだせるのは、この作品の根底に「人間賛美」の精神があるからに違いない。 [DVD(字幕)] 6点(2008-08-10 01:03:15)(良:1票) |
9. ファンタスティック・プラネット
ドラーグ人の不気味な半魚人顔、気持ちわるぅぅぅぅぅい!!ほんと、脳みその記憶装置にきっちりこびりついて離れなくなるとても印象的な映像ですね。ストーリー自体はたいしたもんじゃないと思いますよ。カルトっ気ある妖美さと毒っけ。これでもうOKです。ルネ・ラルーの3部作ではやっぱ一番かな。 [DVD(吹替)] 7点(2006-03-03 01:43:53) |
10. フリーキー・フライデー
ジョディ・フォスター若いなぁー、、、、。最初のアニメーションがよかった。 5点(2003-08-13 04:50:50) |
11. フューリー(1978)
「キャリー」と比べると、凄みにかけるっていうか、あっちはストレートだったからねぇ、ちょっと劣るよなぁ。たぶんあれがヒットしたから超能力続けできてると思うんだけど、こっちはあんまりヒットしなかったみたいだし、、、。僕もさかQさん同様、なんであいつは宙に浮いてられるのに転落したんだ?って疑問でした。それにしてもあのラストはコメディでしょ?あの人間爆発。あんなに多角度から何度も繰り返してさ、、、、やっぱコメディでしょ。 5点(2003-05-14 23:11:05) |
12. ブラックホール(1979)
なんか深淵なテーマっていうか、そういうのをやりたかったのかもしれないけど、全然描けてないよね。それでいて娯楽としてもいまいち。まぁブラックホールの中なんて誰もいったことないからさ、想像は自由かもしんないけどさ、でもあの天国と地獄ってのは、やっぱどうかなって思うよね。 3点(2003-05-10 21:35:52) |
13. フレンチ・コネクション2
面白かったけど、異国で会話ができなかったり、麻薬を注射されたり、なんかハックマンがみじめっぽかったなぁ、、、。前作よりリーダーシップ性はないよね。確かにラストの切れ味はいいけど、そもそも前作の終わり方があんな感じだから、続編をつくらなくてもよかったのでは、とも思う。ドキュメンタリー・タッチは前作同様でしたね。決して悪い作品ではないですよ。 6点(2002-04-04 05:25:30) |
14. フレンチ・コネクション
ラフな感じの映画ですね。ドキュメンタリー風を出す為でしょうか。話とはそれと会話や行動や人、そんなのがいいですね。やはり犯人を追っかけて撃つまでの一連の追っかけシーンが見せ場ですね。ハックマンよく走る。 7点(2002-04-03 19:52:28) |
15. フィスト
《ネタバレ》 だからどうなんだと言いたい話だ。最後にスタローンが死ぬのは意外だったけどね。あの法廷劇あたりが「ゴッドファーザーパーと2」を意識してんのかな。途中で急にスタローン年取るのもどうなぁ、、、 4点(2002-01-29 21:40:42) |
16. ブラック・ムーン
こまったな、、、、、考えちゃいけないかな、、、? 5点(2001-08-30 23:58:40) |