1. プロデューサーズ(1968)
《ネタバレ》 メル・ブルックスは嫌いではないのですが、公演を失敗して大儲けする仕組みが理解出来なかったので、何が嬉しくて何が悲しいのかさっぱり伝わってきませんでした。あとジーン・ワイルダー以外の登場人物がみんな気持ち悪い。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-08-15 23:37:27) |
2. フライトプラン
《ネタバレ》 他の乗客の迷惑を顧みず居なくなった娘を探す母親の必死の姿、それは夫を失ったショックから起こる妄想なのか、さらにハイジャック犯の登場へと進んでいく展開がうまくどんどん惹き込まれて行く。母親と機長や乗客とのやり取りも心理描写はとても良い。ところが棺桶にはX線を通さない事から、航空機の構造に詳しい女の夫を選んで殺すところなど用意周到な計画性を持つ犯人の割りに機内ではジョディ・フォスターにあっさりとやられてしまい最後が全く盛り上がらない。犯人とのアクションで賭け引きする場面がもう少し長くあったほうが方が良かった。救いは娘が実在したことでラストでは幾分気が晴れる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-15 17:56:40) |
3. 2つの頭脳を持つ男
《ネタバレ》 空回りが続く寒いギャグを最後まで見ているのは少しばかりの忍耐力が必要でした。ただし恋した脳に合う死体探しに奔走して次第に狂気じみて来る所では、かのフランケンシュタイン博士が乗り移ったような面白味を感じていくぶん救われます。あと彼女はなぜ太っちょになっちゃったんでしょうかねえ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-11 15:22:07) |
4. ブラザー・サン シスター・ムーン
持たざることの自由、何にも属さないが故の自由。宗教について何にも知識が無くても最後までちゃんと観て富と権力を非難する製作者側のメッセージをよく理解できる。そして宗教の汚い部分と信仰の美しい部分を示し「清貧」という言葉の意味をより解りやすく丁寧に映像で教えてくれる佳作。 8点(2005-03-05 22:01:16)(良:2票) |
5. ブラボー火星人2000
アラ探しする気は無いんですが、火星人が火星人に変身するガムを持っている訳ない。だからガムを拾った博士が火星人に変身するのはオカシイ。あれは地球人に変身するためのガムだったはず。ノリが教育テレビで時々やってる外国から買ってきた子供向けの連続テレビシリーズと変わらないのでちょっと物足りないなあと感じてしまう。 5点(2004-12-05 16:43:38) |
6. ファイナルファンタジー
哲学を持たないコンピューターオタクを世界中が嘲笑う。映画として見るとツッコミどころ満載なので、とっても綺麗なイメージビデオとしてお店などで流しておくのがこの作品の正しい活用法です。 3点(2004-06-06 19:58:26)(笑:1票) |
7. 復活の日
ひとつの作品に24億円も掛けるなんてこの時代の角川映画にしか出来ない事だろう。確かに掛けた分だけの価値はある。物語のスケールの大きさや兵器開発を批判したテーマの強さも映像からガンガンにじみ出てくる。が、どうにも納得できない部分がある。それはソ連から報復攻撃を受けて飛んできた核ミサイルによって、アメリカ特にワシントンは全滅しているはずで吉住が生き延びられるはずがないと思うのだが、原作ではこの辺りの経緯についてどのように書かれていたのだろうか。日本の映画も結構やるじゃないかと思える数少ない映画で、この編集のまま海外でも公開出来ていたらこのあと作られる邦画にもっと世界配給のチャンスが与えられることになっていたかも知れないと思うと残念。 7点(2004-05-05 23:35:39)(良:1票) |
8. ブルース・ブラザース
何度観てもその度に新たな衝撃を感じます。これはただの馬鹿映画ではない、笑いも音楽も楽しめるまさに「これぞ映画」と言える比類なき傑作。 9点(2004-05-01 23:12:20)(良:1票) |