1. フィアレス
ジェフ・ブリッジスが醸し出す不思議な雰囲気に惹かれるものはありましたが、今一つピンとこなく退屈でやっとこさの完走でしたが、死生観について考えさせられたところに観た甲斐があったかと。デルトロ出演に「へぇ・・」 [DVD(字幕)] 6点(2023-12-05 14:07:07) |
2. フェノミナン
動画 change the world を見て興味が湧いたので鑑賞。 歌にドンピシャのキャラクターを演じるトラヴォルタ。私的に彼のベストパフォーマンスであり驚きと共に拍手を。 愁嘆場を見せない演出に好感。 何と言うことはない役柄でも印象深い存在感のフォレスト・ウィテカーにも拍手。 沁み入る良作でした。 [DVD(字幕)] 7点(2023-05-30 12:57:30) |
3. ファースト・ワイフ・クラブ
女性3人のドタバタもでのダイアン・キートンは似たような他作の時と同様に大根芝居が見てられなくイライラする。 男性3人の振る舞いに怒り心頭、以降は退屈で目を開けてるのがやっとの状態。 シンシアも男性3人も活かされていないお粗末な脚本で女性3人がギャアギャア喚いてるのに萎える。 マギー・スミスの出演理由を知りたいところ。 ゴールディ・ホーンの51歳には思えない可愛い姿に点数の全てを。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-04-28 13:19:32) |
4. フィラデルフィア
命の灯火が徐々に消えゆく体型に仕上げたトム・ハンクスは賞賛に値するものの(+4点)アンドリューから魅力は何も感じられず、ミラー弁護士も然り。エイズ、ゲイへの偏見はダメよという分かりきったテーマを工夫もなく見せられて、生暖かい裁判風景と相まって冷めたままでお開きとなりました。念願叶っての鑑賞だっただけに残念さもひとしおです。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-02-04 01:38:21) |
5. フライド・グリーン・トマト
80歳過ぎて一本筋が通ってカラリとしたジェシカ・タンディに接して自己嫌悪でヘナヘナするキャシー・ベイツが覚醒してゆく。演技を超えた素の二人(特にキャシー・ベイツ)に、同じくヘタレの自分は魅入ってしまいました。(+7点) 回想シーンは逆に淡々と眺めており、フランクに同情は皆無にせよゲスいやり口に吐き気がしました。 [DVD(字幕)] 7点(2021-01-19 02:37:05) |
6. プリシラ(1994)
《ネタバレ》 リジー・ガーディナーのオスカー受賞作という理由での鑑賞。オープニング曲 I've Never Been To Me にキューンとなり、クレジットのテレンス・スタンプにキュンキュンキューン。更に共演がヒューゴ・ウィービング、ガイ・ピアースというのにワクワク感急上昇。それが、ドラァグ・クイーン3人のロードムービーだったとは。若い2人はまだしも、50歳半ばのテレンス・スタンプがよくぞ引き受けたものだ(理由を伺いたいものです)と驚きが無限大。お目当ての衣装はメイクと共に突き抜け過ぎてドン引きものだけど、それを纏って踊る3人にやりきった感を見る。流石にスタンプのダンスはキレに欠けるモッサリしたものだったが、それを補って余りあるステージ以外の衣装・メイクでの立ち居振る舞いやボブとの距離が徐々に縮まる模様に於ける熟年の色気に見惚れる。「血と怒りの河」での美し過ぎる顔立ちが思い浮かぶ。マイノリティであっても胸張って堂々と生きる3人が眩しい。トリハダものの Mamma Mia を始めとする楽曲にもキューンのツボを刺激されまくる。まさに掘り出し物の快作。 [DVD(字幕)] 8点(2020-05-24 15:24:44) |
7. ブロンクス物語/愛につつまれた街
価値観の異なるロレンツォとソニーに愛情を注がれたカロジェロがどのように成長するのかが描かれていないので、通り一遍のホームドラマのようでした。男盛りデニーロの魅力溢れる姿に久々に接し、素敵だと改めて思う次第。「待ちくたびれましたで」「えーっ、一瞬やんか(泣)」のジョー・ペシはそれでも輝いておりました。 [DVD(字幕)] 7点(2019-11-16 12:54:31) |
8. フォー・ザ・ボーイズ
《ネタバレ》 物語の導入部分からエンディングまで長さを感じさせない見事な展開。ディクシーとエディの二人に「腐れ縁とは、切ろうとしても切れない鎖縁」が思い浮かぶ。初めて観るベット・ミドラー(太地喜和子さんを彷彿させる)は魅力的でしたが、それにも増してジェームズ・カーンに惚れ惚れしました。ソニー・コルレオーネの印象しかない彼の魅力を発見出来たのは大きな収穫。ディクシーが授賞式でエディを助けるように遅れて登場した姿、二人の絆に涙が溢れた。 [DVD(字幕)] 7点(2018-02-08 15:19:27) |
9. 不機嫌な赤いバラ
テスとダグの関わりに退屈さで欠伸が出た途端の降って湧いた誘拐騒動。見続ける気にはなったものの、あまりのとってつけた感と犯人のしょぼさに白けてしまう。本人の言うとおり元大統領夫人の警護にべらぼうな税金が使われているのにビックリ。公の場におけるテスの立居振舞に加点。 [DVD(字幕)] 5点(2017-12-31 01:05:31) |
10. プライベート・ライアン
臨場感は凄いです。確かに。リアルさを窮めて悲惨さを訴えようとしているのでしょうが、そこは人殺しの道具を持った者同士が殺しあう、言うまでもない狂気の場。これみよがしで執拗過ぎる描写。ミッションはおらが軍の人道主義を誇示するプロパガンダ。二つの相乗効果で味わう不快さが特筆に価します。 [ビデオ(字幕)] 0点(2009-11-22 03:07:51)(笑:1票) (良:4票) |
11. フェイク
情よりも重い掟、情よりも重い任務。組織の一員としての責任を果たす厳しさを互いに理解していた二人の姿に胸が痛みます。レフティが小引き出しに一つ一つ身に着けているものを置いて部屋を後にする姿はパチーノ名場面集の中でも1,2位を争うシーンです。己の不明さを悔いているのか、一花咲かせようと挑んだ事に悔いなき想いなのか、何時も考えさせられます。私がパチーノにのめり込むきっかけとなった記念すべき作品です。 [DVD(字幕)] 9点(2005-01-01 07:50:10)(良:1票) |
12. ファーゴ
《ネタバレ》 ウィリアム・H・メイシーが印象深い。小心者で小ずるく事態が最悪の方向へ向かうのに戸惑う様子がよーく表現されていた。それゆえにあっさりと何の台詞も無く捕まった脚本はお粗末に過ぎてとてもとても腹立たしい。映画って映像だけではないと思う。それと二人とも初めて見たけれど、フランシス・マクドーマンドの演技の何処をどう見てオスカーが与えられたのか理解できない。彼女が獲れてメイシーが獲れなかったのは信じられない。間違ってる。腹立たし過ぎる。コーエン兄弟って偉大らしいから他の作品に期待しよう。 3点(2003-12-14 01:56:36) |
13. 不眠症/オリジナル版 インソムニア
《ネタバレ》 リメイク版を先に見ていたのでストーリーの展開の面白さの半減は仕方の無いところ。リメイク版にはあった過去の証拠の捏造が無かった事と、女性刑事がうすうす感づいていたけれど、犯人が死んで結局同僚誤射殺はうやむやのまま帰国してしまう点でオリジナル版のほうがずっと良かった。作家役がロビン同様ショボかったのにはがっかり。不眠に苦しむ様子だけリメイク版に軍配。 5点(2003-12-02 00:11:36) |