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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) 《ネタバレ》 
初めて見たのは小学生の頃。けっこう怪獣映画としては異色な映画ではあるけど面白かった。フランケンシュタインが怪物ではなくただの巨大な人間なのでバラゴンとの対決シーンはウルトラマンを彷彿とさせていた。
[ビデオ(邦画)] 7点(2022-05-22 23:08:31)
2.  フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ 《ネタバレ》 
「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」の前後に見た。ほかの方も書いておられるが空港に現れたガイラが逃げ惑う人々をパクパク食べるシーンは夢に出てきそうなくらいトラウマになったシーンだ。闘っていた2匹の怪獣が海底火山に飲み込まれるラストは子供ながらにとても印象的だった。そして自衛隊のメーサー殺獣車はやっぱりかっこいい。
[ビデオ(邦画)] 8点(2022-05-22 23:04:36)
3.  武士道残酷物語 《ネタバレ》 
ある家系の戦国時代から現代までの歴史を7話のオムニバス形式で描いた今井正監督の映画で、各エピソードに登場する先祖代々七人の主人公を錦之助が一人で演じているのが見所。現代のパートでは錦之助は普通の会社員を演じているのだが、今まで現代劇での錦之助を見たことなかったのでちょっと違和感を感じた。それでも七人を見事に演じ分ける錦之助はやはりうまいと思うし、武家社会に対する忠義をこんな手法で描いた構成は新鮮だった。それぞれのエピソードがとても完成度が高いのだが、とくに第4話はいちばん力の入ったつくりで、内容もかなり重苦しいのだが、この話が個人的にもっとも見応えがあった。第3話の錦之助に言い寄る森雅之演じる殿様や、第5話明治篇の加藤嘉もインパクトのある熱演で印象に残る。第6話の太平洋戦争篇だけはちょっと唐突に感じられるんだけど、一話一話に今井監督のメッセージのようなものが感じられる作品になっていて、予告編を見ると主演俳優一人七役ということが最大のウリになっているみたいだが、それだけではない映画だと思う。でも、僕も敢えて他人にすすめようとはあまり思わないなあ。
[DVD(邦画)] 7点(2021-02-03 18:38:19)
4.  復讐の歌が聞える 《ネタバレ》 
7年ぶりに出所した男(原田芳雄)が、父が社長を務める会社を乗っ取り、家族を自殺に追い込んだ城戸(内田良平)一味を次々と殺していく姿を描いた復讐劇で、話の筋としては同年に加藤泰監督が同じ松竹で手がけた「みな殺しの霊歌」と似ているところがある。ただしこちらは背景のドラマを丹念に描くというよりは、主人公がどんな方法で一味を殺していくかという見せ場に重点が置かれた作品で、「みな殺しの霊歌」よりも娯楽性が強い。殺しのシーンがバラエティに富んでおり、自殺の替え玉や、標的三人が乗っているセスナを故意に墜落させるのはまあ普通なのだが、ラーメンを食べている標的にコショウといって毒を渡したり、入浴しようとした女性の標的を煮えたぎる浴室に閉じ込めて殺すシーンはつい笑ってしまうし、ゴルフクラブの暴発で殺すシーンもあり、とにかく見た目のインパクトを狙った殺しのシーンが多いのが印象的で、二人いる監督のうちのひとりがのちに「必殺」シリーズを手がけることになる貞永方久監督なのだが、ちょっとなるほどと思える部分もある。(永田靖がレントゲン中に刺殺されるシーンで、刃物がレントゲンに映りこんでいるのはとくに「必殺」っぽい。)最後の標的である城戸は激しい殴り合いの末に殺されるのだが、そのシーンを演じる原田芳雄と内田良平の迫真の演技が見ごたえじゅうぶん。ところで、主演の原田芳雄はこれが映画デビュー作とのことだが、既にギラギラした存在感を放っていて、デビュー作らしい初々しさがなく、元々むさ苦しいアウトロー的なイメージのある俳優だが、それがデビュー作から確立してしまっているのがすごい。(当時27歳だったらしいが、これがデビュー作だとは言われないとわからないかも。)一方の内田良平も悪役を好演しているが、この人はやっぱり「十三人の刺客」の鬼頭半兵衛のほうが悪役としては印象深い。「十三人の刺客」といえば菅貫太郎も本作に内田良平の元部下のトランプ占い師役として出演しており、一緒に画面に登場することはないが、時代劇である「十三人の刺客」とは立場を逆転させて現代劇である本作に二人そろって出ているのが面白い。でも、もう一度言うが、やはり本作はデビュー作にしてそのキャラを確立させてしまっている原田芳雄につきる映画だと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2013-07-25 19:04:06)
5.  フレッシュマン若大将 《ネタバレ》 
前作で大学を卒業し、シリーズも終わったかに見えたが、社会人編として新たにスタートを切った最初の作品。ヒロインが星由里子演じる澄子から酒井和歌子演じる節子に交代し、様々な新しい試みも導入されていて面白かった。節子は澄子に比べると見ていてかなり好感が持てるキャラクターになっているし、いつもは久太郎(有島一郎)が若大将を勘当しているが、今回はめぐみ(草笛光子)にうつつをぬかした久太郎をりき(飯田蝶子)が勘当する展開も面白い。めぐみに惚れた久太郎はいつものがんこ親父ぶりが無くなり、なんだかかわいらしささえ漂う。この映画の公開と同じ年に「男はつらいよ」シリーズが始まっているが、久太郎がめぐみにふられ、失恋する展開はそれを彷彿させるものがある。ふられた久太郎を若大将が慰めるシーンも学生編にはないシーンでこれも新鮮だった。
[DVD(邦画)] 6点(2012-02-06 19:06:12)
6.  笛吹川
木下恵介監督が「楢山節考」に続いて深沢七郎の原作を基に手がけた時代劇。戦国時代が舞台になると武将や剣豪を描いたものが多い印象だが、この映画では、ある農民の家族の歴史を通して戦国時代を描いている。母親が戦になど行くなというのに対して、息子たちは親方様のためにと戦場へ赴く。この映画はさっきも書いたとおりもちろん戦国時代が舞台なのだが、「親方様」を「天皇陛下」に置き換えれば第2次大戦を描いた反戦映画のように見えるし、木下監督は間違いなく戦国時代の時局にあの戦争の記憶をダブらせて撮っているのだろう。とにかく重い内容で、見終わった後の無常感ももの凄いのだが、木下監督の反戦メッセージがストレートに伝わってくる秀作で、演出的にも合戦シーンでずっと鳴り響く鈴の音の不気味さや、一家の家の前の橋を通る人馬のひづめの音ははなにかを暗示しているようだ。映像的にも実験的な白黒映像に部分的に色をつけるパートカラー(タイトル前の松竹マークのバックのお馴染みの富士山からもうそうなってる。)も効果的で、白黒画面にポツリと浮かぶ赤い炎などが美しく印象的。クライマックスの行列に我が子たちを説得に来た高峰秀子扮する母親が加わってしまうシーンはこの映画の中でいちばん木下監督のメッセージが込められているような気がした。それにしてもこの映画を見ると戦国時代の戦も近代の戦争も庶民の目からすればあまり変わらないのだなと感じられてちょっと恐ろしくなる。ちなみにこの映画は岩下志麻の実質的な映画デビュー作だが、とてもそれを目的にミーハーな軽い気分で見られる映画ではない。
[DVD(邦画)] 8点(2010-04-29 01:34:00)
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