1. プレッジ
ショーン・ペンは実に情景描写が上手な監督だ。何かにつけ差し込まれる風景は物語の波も、主人公の心の動きも全て表現している。主人公のジュリーが「約束」に囚われ、真実を求めて擦り減ってゆく過程に美しい風景をしつこいぐらいに差し込んだために、逆のベクトルに残酷さが増していった。こうしてショーン・ペンは風景の描写をスパイスに、非常に見事に廃人のレシピを見せつけた。 9点(2004-06-06 16:14:31) |
2. フォーン・ブース
撮影はほぼ一箇所で行われているのにこの臨場感とスケールを感じさせる作りはどうだ。コリン・ファレルの演技力は映画を大きく見せる力がある。動きまくるカメラワークも臨場感を際立たせるのに一役どころか二役も三役も買っている。この映画が10日間で作られたと誰が信じられる?ただ、ラストのthe callerの位置づけがわかりにくく、驚きも少ないので-2点。 8点(2004-04-11 22:18:24) |
3. ファイナル・デスティネーション
本当の意味で怖い、というのも下手したら現実に起こりうる、というものだから。観ている方はキャラに死が迫ってるのに教えることもできないもどかしさを持ったり、急に、意外なところで死んだりの連続でハラハラしっぱなし。発想がすごいわ、これは。 8点(2004-01-22 06:56:24)(良:1票) |
4. ブリジット・ジョーンズの日記
《ネタバレ》 まずヒュー・グラントが嫌な奴を演じていたのが新鮮でした。作品の至る所に細かい笑いが散りばめられていて、レニー・ゼルウィガーもほんとにリアルな(?実態を知らないのでわからないですが)30代女性を演じていて最後には何だかほっこりさせられました。 7点(2004-02-19 12:24:43) |
5. フレディVSジェイソン
やはりジェイソンはフレディ以上に良いコメディアンだ。殺戮シーンが多く、それが全て笑いに昇華されるのだからすごい。企画自体、数年前から言われてきて、それが実現されたというだけでもすごいこと。ハイテンションの殺戮ショーはまさに笑いの楽園となっている。お見事! 7点(2004-01-22 04:17:38) |
6. ファイティング×ガール
ファイティング・ガールというか最早ファイティング・ウーマン 6点(2004-09-23 02:04:55) |
7. ブルドッグ(2003)
バッドボーイズ2でマーティン・ローレンスが言っていたように改めて見ると、ヴィン・ディーゼルはホントに後ろに手が回らないほどムキムキだね。アレにキレられたらそりゃ麻薬組織もおしまいだ。 6点(2004-05-20 21:53:56) |
8. ファインディング・ニモ
ずいぶんこじんまりした内容に収まっていて感覚的には半時間ほどの映画という印象。面白くて時間を忘れて短く感じたというのではなく、内容が非常に稚拙で物足りないという感じでした。 5点(2004-06-25 11:23:13) |
9. ブルース・オールマイティ
純粋にいい話である。だから、それだけにジム・キャリーのおおげさな演技と台詞回しがそれを劣化させているように感じられた。 5点(2004-05-20 21:50:45) |
10. ブラック・ダイヤモンド
ジェット・リーのプロモ映画といえばそれまでだけれど、テンポはいいし観ていて爽快なアクションもよかった。 5点(2004-01-24 04:50:30) |
11. 15ミニッツ
マスコミの卑しさを描く作品が最近多いような気がしますが、この映画ほど言いたいことが曖昧に終わってしまう作品はあまり見当たらない。 4点(2004-02-09 01:03:32) |
12. フル・フロンタル
大変だ、これは事件ですよ!作り手の意図がさっぱりわからない!ていうかここまでくるともう怪奇事件だよ!モルダーに相談しなきゃ!モルダー!・・・ひぃっ、死んでる・・・ 3点(2004-06-03 22:38:51)(笑:1票) |
13. BROTHER
《ネタバレ》 最後オマー・エップスが「シット」って言いまくってたけど正直この映画が「シット」だよ。 3点(2004-01-28 12:34:54) |
14. PLANET OF THE APES/猿の惑星
SFアクション映画にしては「これは」という見所もなく単なるリメイクになってしまったのが痛い。オリジナルがなけりゃ結構たのしめたんですが・・・。 3点(2004-01-24 04:27:05) |
15. ブラックホーク・ダウン
別にこれはこれでいいと思うんだけど、何だかカメラワークや演出のおかげで演技が殺されてる感じがして仕方なかった。映画的にはそれなりに楽しめたと思う。 2点(2004-01-22 06:06:33) |